音楽

2012年9月27日 (木)

細江慎治WORKS VOL.1 ~ドラゴンスピリット~ 届きました

細江慎治WORKS VOL.1~ドラゴンスピリット~

待ち遠しかったですよー、これぞ【どらすぴ】サウンドトラックの決定版ですね。
届いてびっくり、まさかディスク2枚組だとは思ってませんでした。
ほぼ各2ループ、ばっちり収録されてます。
音質面はひとまず急いで聞きたいってことでポータブル環境ですまないのですがD-NE920MDR-EX800STで聞いての感想ですが、これはすごいわ…待った甲斐がありました。
今まではわたしが手持ちの基板から自主録音して作ったサントラをずっと聞いてたんですが(もちろんビクターのVGG Vol.2も持ってるし好きではあるんですが、それはそれ)、何せ素人の録音だし、録音したのがもうかれこれ十数年以上前なので、その頃はケーブルとかあまり音質にもこだわってなかったんですよね(そのかわりマスターはCDで作ってたというのが何とも…当時はマランツの業務用CD-R録音機を持ってたので)。それでも当時で個人的に満足し納得のいくレベルでは録音できてました。
しかし。
やっぱりスィープはすごいですわ、これまでにスィープから出たサントラにももちろん不満のあるものはほとんどなかったわけですが、この【どらすぴ】においてもとても満足です。
クリアかつストレートなサウンドは、基板から自主録音したときに、ごく僅かに混入してた『ジリジリ…』といったようなノイズもなく(基板のスピーカー配線の接続から直接聞いても聞こえていたので当時はやむなくそのまま録音してました)、音の力もしっかり録れていて、一音一音がメリハリも鮮度もグッと迫ってくるままにパックされてる感じです。
たかがゲーム音楽の録音と侮るなかれ、真面目に仕事されたものでないとろくでもないことになるのはコナミのグラディウス箱とかシューティング箱で痛い目を見てるので(あれらの商品は本当にひどかった、ダメ録音としては反面教師的な見本ですね)…しかしそこはやっぱりスィープはさすがプロです。というか、グラ箱・シュー箱のスタッフと比べること自体が失礼ですね…。下手なケーブルや機材で録音されたときにわかってしまうような窒息感とか閉塞感はまるでなくて、がっつり大元からのダイレクトに極めて近いと思われるサウンドを堪能させてくれます。
ていうか…逆に自主録音のもまだまだ甘かったんだなーというのは当然なんですが(そりゃ素人の録音ですから)、VGGを聞いたときでも気がつかなかったような音にさらに気付かせてくれたりとか(ポータブルCDとイヤホンという環境なのに!)、【どらすぴ】ってまだまだこんなに奥が深いんだ!こんな音で鳴るんだ!と、感動してしまいました。
過去形じゃないのは、細々とながら、まだプレイしてるからなんですけどね(苦笑)。
収録内容は、ほぼ各2ループは入っていて…というのは、エリア1とかエリア6のBGMって当時VGGでも書かれてましたが未完成なので、エリア1はともかくエリア6は展開のおかしな部分をカウントに含めて真面目に2ループさせるとえらい長くなるので、ということで。しかしその未完成なところもそのままきちんと収録してくれたのはうれしいですね。ゲームをプレイしていて聞こえてたBGMはこれだ!ってことで。エリア6にしても、その、展開がおかしくなる部分までしっかり収録されていて、実にありがたいです。エリア6をミスらず通しでプレイしてるとちょうど氷壁の中盤あたり、アイスピックを数本やり過ごして、崩す氷壁を1~2か所ほど抜けるあたりで曲の展開がおかしくなることがわかるんですが、そのあたりもちゃんと入れてくれているのがうれしいです。
ボーナストラックも実においしいです。
エリア1のロングバージョン、基板のデータだと未完成といわれていた部分がきっちり作り込まれたものでしょうか、いろいろ豪華になってていい感じです。X68000版の深夜ロードBGMの収録もありがたいです。そういえばX68K版には、深夜起動時にこんなの入ってたっけなぁ…と(内蔵タイマーを見てロード画面が変わる仕掛けがありました、電波新聞社のX68000用の移植では他にスターラスターでもそういう仕掛けがありました)。
アレンジトラック、米光亮氏のエリア6BGMは、往年のナムコVGG系に入ってたアレンジのノリをよりアグレッシブにした感じで、めっちゃよいです。ナムコに限らずファルコムなどでもおなじみの米光氏のアレンジの特徴?だと思うんですが、ソリッドでスピード感と広がりを感じさせるサウンドは、いつ聞いても気持ちいいですね。JEET SINGH氏のエリア3BGMも熱くてよいです。これまでエリア3のアレンジってメインのメロディーがシンセメインなのが多いように思ってたんですが(リッジレーサーズの影響も少なからずあるかも知れず)、こういうギターメインでガチでロックなアレンジも熱くてよいですねー。

2枚目のアサルトについては…これも同様にいい録音です。
わたし個人的にはアサルトについては、細江氏の…というよりは、野口氏の曲のイメージが強いんですよね。というのも、やっぱりBGM1の印象は大きいなぁ、と。これ、何度聞いても飽きないんですよね、アサルトのBGM1って。独特の緊張感があって。
クエスターは正直なところ現物にお目にかかったことがほとんどないので、あまり思い入れはないんですが、VGGで曲だけは聞いたことがあったかなーという程度だったんですが、スペイシーでいい曲です。これも同様にやたらいい音で収録されているので、聞いていて気持ちいいです。


メタルホークやオーダイン、ファイナルラップなどなど、細江氏の楽曲でということで新譜が出るとうれしいので、今後の展開が楽しみになるCDでよかったです。
それから、細江氏の楽曲だけでなく、ナムコのシステムI・II時代の曲は傑作が多いので、メルヘンメイズやデンジャラスシード、フェリオスにバーニングフォース、スプラッターハウスやベラボーマンなどなど、そのあたりのものも、こういった再収録でのCD化に期待したいですね。システム86とかそれ以前でもいい曲は多いので、たとえば中潟氏のモトスやサンダーセプターやバラデュークや源平討魔伝、川田氏の妖怪道中記やワルキューレの伝説あたりも改めて今できる録音の技術でCD化されるとうれしいですねー。


ひさびさにCDですごい満足できました。
心の底から買ってよかったと思えるCDをリリースされたスーパースィープに感謝します。


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2011年7月18日 (月)

GRADIUS ULTIMATE COLLECTIONの感想(個人の感想です)

GRADIUS ULTIMATE COLLECTION、つまりグラディウスの集大成っぽいものを狙ったCD-BOXなのですが、なかなかまとまった時間を作れなくてがっちり聞きこめなかったんですが、少しずつでもちゃんと聞こうと環境もできるだけ整えて聞いてみました。
もちろんこれはアーケード初代のトラックを楽しみにしていて買ったので、その他移植版とかも豊富に入っていたら面白いだろうしなーという半面、ULTIMATEと言いつつ過去のグラディウスのリリースされた本数から考えるとコンプリートなんてまず無理なんじゃ?ということで、どのくらいのレベルで集められているのかという興味もありました。
先日から書いているところでは、とにかく1枚目のアーケード版初代の音質がひどい、と。録音が不安定で音質もひどい、これが気のせいなら収録されたスタッフの方にも申し訳ないことを書いていることにもなるし、わたしも別に嘘でネガキャンしたいわけじゃないので、改めてしっかり聞き直そう、ということで、聞き直してみました。
商品構成としては正直ダメダメだと思うところやULTIMATEとして不足すぎるだろっていうのは追々書いていくとして、まずは音質面から。
こちらの環境はいまさらなんですがCDプレーヤー(D-NE920)から光ケーブル(PURE AV PAV50000ja08)で出して(ビクターの丸角変換(AP-XN100)付けてます)、それを同軸に変換(AT-HDSL1)して、同軸ケーブル(オヤイデ DR-510)ノンオーバーサンプリングのDACで受けてからRCAケーブル(ORTOFON SILVER Reference RCA)ヘッドホンアンプ(HD-1L)へ入れて、ヘッドホン(AH-D7000)へ。DACはACアダプターではなく電源を別に用意し(EL SOUND 12v汎用電源)、DAC用電源とヘッドホンアンプの電源ケーブルも付属品ではないもの(Zonotone 6N2P-3.5 Blue Power)に交換してあります。
※機材名について気になる方はリンクをクリックしてみてください。
一応、上記環境で聞いた感想で始めます。
ここまで上げれば普通にはいい音に聞こえるわけですが、粗があればそれも描き出すので…というわけで。はじめにパッと聞きでおかしいなーと思ったときはCDプレーヤーにイヤホン(MDR-EX800ST)直挿しだったんですけどね。

ディスク1のアーケード版初代のトラックから聞いていきます。
序盤のボイスカウント、中途半端に入っていてカウントそのものがまるで入ってないのは残念。ここは別トラックで50から0までカウントさせて収録すべきだったんじゃないかと。もちろんボーナストラックかなにかで。
曲そのもののトラックは…基本的にはエフェクト無し、素での録音だと思われ…ますが、妙な違和感が。
元々モノラルだからというのはさておいて、どうにも音に張りがないです。詰まり気味のこもりがちな音質で、鮮度がありません。全体的にもやもやというか、もわっとした鮮明ではない音質です。レンジも狭い、閉塞した感じの息苦しい音になってしまっています。しかも楽曲中で音質が不安定に揺れてます。これは基板の問題というよりは収録環境がしょぼいのではと疑わざるを得ません、安物の接続ケーブル使ってるとか。基板直なら出るべき音がしょぼく詰まってしまっています。わかりやすいのがトラック4の2面のBGM、もちろんそこに限らず1トラックからずっとそういう音質なんですが、特に揺らぎがわかりやすいのがその2面とか。
で、初代を聞いていて、ヘッドホンがAH-D7000ではわりとよく聞こえてしまうかなーと(多少の悪録音でも綺麗に鳴ったりするし)、そんなわけでヘッドホンを交換してMDR-CD900STで聞き直すことに。なるほど粗はこちらの方が取りやすいですから。もちろんものがよければちゃんとよく聞こえるので、別に粗探しのためだけにってわけではないです。
…で、改めてトラック1から聞き直しましたが、やっぱりダメなものはダメです。聞ければいいやってレベルならこのCDではなくても、先日書いたアポロンの録音盤か、アーケードサウンドトラックでいいわけで、ノーエフェクトだから許されるのかというと、エフェクト入ってなくても録音の質にはこだわらなきゃダメだろというわけで、素人でも多少なりとも環境に金かければここまでひどい録音にはならないと思われます。音質の不安定さはおそらく配線とか録音機材・使用メディアなどがよほどしょぼいと思われ。でなければ、ここまでひどい音質にはならないはずです。
で。
肝心な音質がろくでもないくせに、トラックに効果音を中途半端に入れてみたりとか、そのセンスのなさがもう涙出そう。いろいろ中途半端すぎてもうね。そのくせ沙羅曼蛇が全面的にハブられてるから、収録順的にグラディウスからいきなりグラIIへ行って微妙な感じに。これは作ってる人の自己満足BOXですか?みたいな。
ただ聞ければいいやという人や、ノーエフェクトでやってるって評判を盲目的にありがたがるだけなら別にいいんでしょうけど、この音質でこの収録内容ではとてもじゃないけどありがたがれない、というのが正直な感想です。
まったく残念ですよ。
なんでこうなった。
究極と銘打って出している以上、今後当分はグラディウスの初代のまともな音質での録音盤は望めないと思うと、いい加減な仕事してくれやがってと腹立たしいことこの上ないですね。
経年の問題で正常に動作する基板の確保も今後難しくなるでしょうし。それを考えると、今回のこの損失はあまりにも大きいです。このレベルで製品としてGOサインを出した企画者やエンジニアは耳おかしいんじゃないかと。わからないリスナーが無邪気に喜んでる分には問題ないですが、製品を作ってお客様から金取って売る立場の人間が、この程度の突っ込みを素人であるわたしにされてしまうような製品を作ってるようじゃダメだろってわけですよ。特に今回は究極と銘打って出してるんだから。
それでこの音質ひどいって問題はこの初代に限らず、1枚目はほぼ同じ感じです。
基板直接録音なら、もっとマシな音質になるはずです。
ナニコレ?なんじゃこりゃ?
これが1枚目の偽らざる感想です。ほんと残念。
出鼻をくじかれた感じでゲンナリきているので、ここから先はつまみ食いで、もう突っ込みだけ入れていきます。
ディスク2、外伝とIVです。音質的にはそこそこで特に文句はつけないけど外伝のOPムービーの曲がないのはなんでだ?究極じゃなかったのか?
ディスク3、Vメインです。OPの音がなんか変と思って過去のCDを引っ張り出して聞いてみたんだが、やっぱりBOXの方の音は、なんか変。そのあとのトラックも同様の傾向。具体的にいうとディスク1の初代アーケード同様に詰まった感じの音がする。レンジが狭い印象。耳おかしくなった?と思って元のCDを聞き直してみると、やっぱり元のCDはもっとレンジが広くて音に広がりと伸びがちゃんとあるんだよね。もしかして今回のBOXの方針ってわざと全体的にナローにしてるとか、そんなん?余計なお世話っていうか…。
ディスク4、MSXのディスクなんですが、MSXってことは当時友人宅で「MSX版はファミコン版よりレーザー長くてすごいだろ」なんて言われて(わたしは当時はファミコンしか持ってなかったので)、MSXのPSG版は結構聞かされてて、なつかしいなーなんて再生したら、なんか波形メモリっぽい音が…ほぅ、SCC版ですか、あんまり聞いたことないですね、レア音源なんだね、で、PSG版は?え?未収録?みたいな。そりゃレア音源入れてくれるのはいいですよ、でもさ、多くのプレーヤーに馴染み深いであろうPSG版がまるまる全然入ってないってのはどうなのよ?と。よくこれで究極なんてBOXにつける気になれたなーと。企画者脳味噌膿んでるよ。確実に膿んでる。音質的にはこれもディスク1よりマシではあるけど、レンジ狭いというか、詰まった感じがするのは相変わらず…それでもディスク1よりはマシなので、聞いていて不快になる…というレベルではないんですが(要するにディスク1はそういうった我慢のならない音質なわけで)。グラ2、エピIIについてはSCCがデフォなんでまあいいとしても、合わせる意図があったのかもしれないけどPSG版未収録ってのはどういう了見だよ?と。初代のSCC版は、逆に馴染みがないんで、すごい微妙な感じが。PSG版初代~グラ2~沙羅曼蛇~エピIIでボーナストラックで初代SCC版、とかいうならまだわかるんだけど、PSG版完全にハブってどういうことだよ?と…。
ディスク5、ファミコン版関連(初代とII)、SFCのグラIIIにPCエンジンの初代です。ってか、ファミコン版入れるならMSXよりこっちのディスクのナンバーが先にしないかね?と、ここでも企画意図がいまいちわからんことに。音質としては、悪くはないけど…録音、アナログなんですかね、立ち上がり・フェードアウト時にふわっとノイズが入ってるのが聞こえたり。昔のサントラや素人の自主録じゃあるまいし、まさかそんなことないですよねー?とか思ってしまうよ。演出的に入れてるSEがぶつ切りなのもちょっと気になる。自己満足で入れた演出なら、その収録くらい綺麗に収めろと。グラIIに関しては概ね問題ないかと。サントラとしてこれを聞けるならまあいいかって思ってしまった。昔ビデオ出力とイヤホン出力をできるようにピンジャックとイヤホンジャックを付けて改造したファミコン(元々四角ボタンだった本体のものです)からMDに録音して聞いてたんだけど、今回のはこれはこれであり。グラIIに関しては拡張音源のせいもあってか実機の発音からしてノイズっぽい部分があるので、これはこれで問題なし。ま、このBOXの中では、というレベルではあるけれど…。SFCグラIIIもまあまあ。全体的に音のバランスが微妙に右に寄ってる気がしなくもないけど、気のせいということにしとこうかと。このディスクに限らないんですが、やっぱり曲の前後にSE入れられてるのは、サントラとしては邪魔だなーと思ってしまう。曲聞きたいのにトラック回してるとSE入ったりするっていうのは…かといってSE集があるわけでもないので。PCエンジン版初代はCDとしてはこれが初めてのような気がします。エンジン版はもちろん当時やっててPSアーカイブスの配信でも買ってPSPに入れてたりするほど好きなんですが、収録自体は良いとして、ボリュームがね…同じディスクの中でボリュームのバランスが取れてないってのはどうなんだろう?このディスクの中でエンジン版だけ、やたらボリュームでかいんですよ。ディスクを通してのバランス調整とかしてないんですかね。エンジニアがダメすぎな気がします。エクストラステージ前にまたSE入れたりしてるし、やめれっての。百歩譲って、やってもプリギャップに収録するとかしてくれたらいいんですがね、タイトーDJステーションみたいに。それはそれでプリギャップ部のSE込みでリッピングしたい人にとってはちょっと面倒になるのか…なんだかなぁ。で、このエンジン版はEDでSEが長くて30秒近く入ってて、これがまた音量大きいから結構やかましくて、ED曲が始まるまで長い長い…だからSEは入れなくていいのにと思うんですがね。雰囲気の再現って意味では悪くないとしてもサントラとして聞くと邪魔くさいというか。で、エンジン版グラIIに至ってはOPデモ曲と追加面の曲だけしか収録がないというバッサリしたカットっぷり。ま、元がアーケードからの録音だったからといえばそれまでなんですが、WAVEMASTERのBOXものの企画なら問答無用で全曲収録したでしょうね。ちなみにこれも音でかいです。それと音が妙にシャリついちゃってます。なんだろ、これ…こんな音だったっけかな。昔のことだから忘れてるし、まあいいかってことに。
ディスク6、ゲームボーイのネメシスと同II、WiiウェアのGRADIUS ReBirthなんだけど、ネメシスについてはゲームボーイ持ってなかったしやりこんでもいないので割愛。相変わらずSEが突っ込まれてたりはしてますがIIのゲームオーバー前には入ってない半端っぷり。グラリバは…単品版サントラ持ってなかったならありでしょうね。単品版持ってるならそっち聞けばいいか、という感じ。あと、単品版ならメドレーアレンジも入ってるしね。それにまだ廃盤になったわけじゃないみたいだから、グラリバ単品版ならまだ手に入るので。
ディスク7、X68000版をメインに各パソコン版。まあ、X68000シリーズはパソコンではなくパーソナルワークステーションなのですが…というのは一部の人以外にはどうでもいいことなのでさておくとして。あれ?と思ったのは、ここでなぜかX68版出たビーからバブルシステム起動音を持ってきてること。いや、別に、X68版グラディウスに入ってないんだからそれはいらないでしょう、と。何この勘違い収録。入れてやったぞ的なドヤ顔してそうでいや~んな感じ。しかもそのあとのグラディウスってSPS製だからね、余計に違和感が…X68版出たビーはコナミ製だから。なんだかすごい違和感。で、グラIIはMIDI版なんだけど、MIDI POWERに収録されてたのとはまた別。しかしこれMIDI版で入れるなら、冒頭の出たビーのバブルシステム起動音もMIDIで収録すればいいじゃんかーと思ってしまう。ほんと中途半端だな。で、このグラIIもMIDI版は入ってるけどX68Kの内蔵音源版は未収録という半端さ。いや、まあ、そういう方針なんでしょうが、なんかレア音源拾ってやったから感謝しろ的な企画者の自己満足的な面があからさまに見えてイヤらしいなぁ、と。これ、WAVEMASTERだったら、アウトランのCD-BOXなどを知ってる人にはわかるでしょうが、たとえばセガマークIII版ならPSG音源版もFM音源版もどちらの曲も入っているといったように、同機種異音源ならそれらもすべて収録するとか、極めてクリアな音源で音質的にもほぼ文句のつけようがないレベルで出してきているのを見ていると、後発のこのグラディウスのBOXが如何に半端でファンの足元を見た商品化なのかってのがわかってしまって悲しいですよ。そこらへんは後述するとして。入れるならまず元音源版を基本にしてMIDI版を複数入れられるなら入れるとか、そういうこだわりも見せずになにが究極かと…。あと、気のせいならいいんですが、これもグラIIMIDI版はなんだかバランスが右に偏ってるような気がします。SFCのグラIIIもだったから、うちのヘッドホンとかラインのバランスが悪いのかと思って確認してしまいましたがそんなことはなくて(少なくともSFCの入ってたディスクのエンジン版だとか、このディスクでも直前の初代はまともに聞こえてる)。ほんと、気のせいならいいんですが、なんかわずかに右に偏ってる気がするんですよね。聞いてて気持ち悪いっていうか。同じ環境でマスタリングしたとかならそいつがガンだってことなんでしょうけど。で、あいかわらずタイトルごとのボリュームのバランスが取れてないから、こんどはネメシス'90改の音が妙にでかかったり。っていうか、これをMSXグラ2のいいアレンジを期待して聞くとダメだってのを思い出しました。あまりに音楽がひどいので、当時有志でBGMの差し換えパッチが出回っていたのを思い出しました、そういや自分もゲームやるときはそれ使ってたっけなぁ…。そっちはX68Kの音源でできるだけグラ2の曲を再現する方向に持っていってるアレンジの演奏データ(そう、当時はフルPCMとかの録音データのストリームじゃないんで、FM音源とPCM使用での演奏用の差し換えデータでした、しかもPCM自体を多重演奏できるドライバーを組み込むタイプのパッチになってたんじゃなかったっけかな)で、それを本ソフトの起動前にかませて起動するという…Physician(内科医)というシステムでのパッチあてが一部で流行ってたような。バッ活とか、懐かしいですね。それはさておき。ネメ9改はディスク書き換えかPhysicianでのパッチあてで音楽変えないとしょぼすぎてってのが当時の認識だったんで、元の曲なんざすっかり忘れてました。改めて聞くと…ま、多くは語るまい、という感じで。音質的には一応このBOXの中ではマシな方です。とはいえ、このネメ9改も微妙に右に偏ってる気がしますが…グラIIほどの違和感は感じませんでした。なんだろう?で、PC-8801mkII SR以降版です。これはプレイどころか実物を見たこともないので割愛…と思いましたが、あれ、これはバランスちゃんと聞こえるな…。BGM自体は結構独特な音色になってるけど、スコアとしての再現性はアーケードにかなり近い感じで好印象。ところどころ音痴になってますが、それは愛嬌ということで(ネメ9改の後の収録だからよく聞こえる不思議?)。これで音質さえ不安定じゃなきゃなぁ…。いまいち収録されてる音に揺らぎがあるんですよね。で、X1版ですが、なるほどX1版を入れてるからMSXのPSG楽曲は我慢せいというわけか…んなわけあるかー、と。もし本当にそういう意図だとしたら企画者は頭おかしいぞ。ほんとやることが半端だな、両方入れなきゃダメじゃんかーと思うのはわたしだけかな。
で、ディスク8ですが、ソーラーアサルト…当時やりたくても近場にまるで入荷されなかったっていう、実際にやってみたら、それほどでも…というゲームだったんですが。そんなわけで音質は実機をほとんど聞いてないからなんともってところなんですが、収録的にレンジ狭くて詰まっちゃってるのは同様。状態としてディスク1の初代に近い気がします。どうなんだろう。曲的にはこういうの、グラディウスの曲が好きで買ってる人にはダメっぽい感じですが、個人的にはこういうの好きですね。最近聞いたのだとマイルシューとかに近い、テクノですね。聞きこんでないんであそこまでいいかどうかって判断はさておいて、悪くはないと思います。個人的にはこういうの、ありですよ。もっと音質が良けりゃ、ねぇ…惜しい。あと、ゲーム自体やってないから思い入れのなさがっていうのが惜しい。こういうのはせめて映像もいっしょに欲しいですね。あまり見かけなかったってことは出回り悪かったんだろうし(昔、出回り悪かったといわれていたナイトストライカー)でさえ近所で見かけたのに、ソーラーアサルトは稼働してるところなんてとんと見かけませんでしたし。そんなだからトラック15・16・17冒頭でぶつぶつ入ってるのが曲だかノイズだかいまいちわからない(苦笑)。後の方を聞いていると曲なのかなーと思えなくもないんだけど、なんかノイズっぽい気もするんで保留。ノイズかなーって気もするんですけどね。なんか共鳴しちゃってるとか。どうともいえません。が、トラック19では全般的にそのぶちぶちといった音が入ってしまってるので、ノイズかなー?と。基板由来だったらどうしようもない気もしつつ、収録状況で発生したものならエンジニアの怠慢のような気も。で、そのあとの携帯アプリのグラディウスNEO、このへんもやってないんでなんとも。一応コナミのサイトは会員になってるから、やろうと思えばやれるんですけどね。どうも携帯電話ってゲームやるデバイスとしてはキーがいまいちでやる気になれないですよ。面白そうだなーとは思ってますが…それはさておき、音質はとりあえず可も不可もなく。ボーナストラックは…まあいいや、というところ。ていうか、ボーナストラックとかアレンジだけでも複数枚やれるボリュームはグラディウスならあるんじゃないの?という感じなので、正直ソーラーアサルトや携帯電話アプリと一緒に入れられてるのは、構成としてどうなんだろう?という感じ。

ざっくりってわけでもないですが、音質について一通り書いてみました。
パッケージとしては、これ、買って開封した直後から書いてますが、ブックレットが曲名リストとして以外はほとんど役に立たない同人作文集なので、これでいくらか金取られてるかと思うとガッカリします。過去の作曲者へのインタビューや開発者・作曲者などの解説は一切なし。ここらへんもWAVEMASTERあたりが手掛けてるサントラだったりすると、きっちり作曲者や開発者を呼んできて記事もらってたりというのは見るんですけどねぇ…なんだかなぁ。そんなていたらくだから、演奏している基板や音源についての詳しい解説もなし。つまりこれのブックレットの作文には資料性はほぼないと言ってしまっていいと思われます。コナミオフィシャルの商品でこれはひどい。過去作のキービジュアルをある程度見ることができるのは良いんですが、それぞれのキービジュアルの掲載ページが収録曲のページと一致していないちぐはぐさなので、当時を知らないとどれがどのシリーズのビジュアルなのかがいまいちな人っているんじゃないかと。ちなみに掲載順としては初代~II~III~IV~外伝~ポータブル~V~NEO~NEOインペリアルなんですが、なんでポータブルが入ってるのか…ああ、沙羅曼蛇またはグラディウスジェネレーションをハブったから足りなくなったのか…ってのは、邪推ですかね。で、曲目リストですが、本当にトラックと曲名があるだけで、どの曲を誰が担当したかなどといった詳細なデータの掲載がほぼありません。これで究極、ねぇ…。

正直な話、大事なことだから繰り返してますけど、グラディウスシリーズとして沙羅曼蛇が完全にハブられてるのが気にいらないっていうのはあります。沙羅曼蛇もグラディウスシリーズのはずなんですけどね。で、あからさまに毛色が違うパロディウス系みたいに分岐してその後もそこそこシリーズが出たというものではなく、せいぜい2までしかない、家庭用の移植版も曲的に大きく違うものといえばファミコン・MSX・X68000・PCエンジン版くらいしか出てないのに、なんで未収録というか別物扱いかなーというのが納得いかないです。流れとしては初代~沙羅曼蛇~グラII~IIIという風に聞けたら、まあIIIは曲が多いからディスクがわかれてもしょうがないかなというくらいの気持ちではいたんですが、沙羅曼蛇まるまるハブられてるってのはどうなのよ?と。ボリュームとしても収録できないレベルじゃないでしょうに。ブックレット巻末見るとほとんど同人CDといわんばかりの外注体制でコストどんだけケチったんだか知らないですが、それでこのお粗末な半端さ加減というのは…収録内容だってSEがあるタイトルもあれば入ってないのもあったりと不徹底でいい加減だし(できればこういう形で入れてほしくないというのが本音)、収録構成にしてもその録音の質にしても、これが仮に同人で3000円程度だったらよくがんばったなって思えるかもしれませんが、メーカーオフィシャルの製品で12600円なんてプライス取って専売で値引きも期待できないのにこのざまではねぇ…。法務的な制約はいろいろあるかとは思うんですが、こういう企画をやるのならそこをなんとかがんばってでもWAVEMASTERなりSweepRecordなりに制作協力を依頼するとか、社内のメンバーでもっとマシな仕事ができる人はいなかったんでしょうか?外注の同人に頼り切るほかなかったんでしょうか?で、この内容で突っ込まれたら、同人にやらせてるからしょうがない、で、逃げ切るつもりだったんでしょうか?そんなんで納得できるかっての。
音質的にもこのBOXでは問題ないとか書いてきましたが、全体的に詰まってしまってっていうか、要するに素の情報量で収録されてるとは思えないしょぼさなんですよね。意図的に削ってんじゃないの?というか、圧縮音源でダメな音質になってるとこうなるよねっていう感じなんですよ、もうBOX全体が

とはいえ。

この商品が買いじゃないのかといえば、非常に情けない話ではありますが、現時点でグラディウスの音源を網羅していて容易に手に入るものがない以上は、ひとまず過去作をひととおり聞いてみたいという人にとっては、しょうがないけどこれでいいんじゃないの?と言わざるを得ない結果となってしまったのが、非常に非常に悔やまれます。
グラディウス初代の基板の音は本当はこんなにしょぼくないですよー、と…ほんと涙出そう。こんなことなら基板手放すんじゃなかったよってね。実際、バブルシステムはでかい基板なので保管が結構面倒でソフトも飛びやすくて、ソフトが飛んだらもう書き直しもしてもらえないからただのガラクタになるんで、手放したことを後悔したことはあまりなかったんですけど…一時期は2セット持ってて、片方は純正シールドケース付いてたから、でかくて邪魔くさくてしょうがなかったんで手放したんですが。とはいえ基板のサウンドテストから容易に録音できるのかというとそうでもなかったりするんですが、それはさておいて。
実際に中古なりなんなりで手に入れられることができるのなら、アポロンの録音盤か、アーケードサウンドトラックを聞いてみてくださるとよいかもー…ま、このいずれにしても、それはそれでいろいろと不満がないわけではないんですが。
特に、グラディウスではなく沙羅曼蛇なんだけど、オリジナル・サウンド・オブ・沙羅曼蛇のシングルCDや、グラディウスIIIのCDは、聞かれたことがない人には聞いてみてもらいたいですね。特にアポロンのシングルCDのグラディウスと沙羅曼蛇はまだゲームサントラが黎明期だったころのサントラの作り的なものがわかって面白いと思いますし。今では当たり前の基板からの余計なエフェクトを付けない収録というものが、当たり前になったのはこういうのがあったからでもあるし、そうなった今としては逆に貴重な音源だとも思いますし。当時はそのシングルCDでも全然わくわく出来てたわけですから(もっとも当時はシングルCDというよりはカセットテープでのリリースで、もちろんカセットで聞いてました)。逆にその収録内容自体も、今聞いても面白かったりするので、今回のBOXがULTIMATEというなら、そういった音源も版権関係の許諾をなんとかしてくるとかで網羅すべきだったんじゃないかなと。実機収録を主旨としているなら音質的に甘すぎるし、かといってSE入れたり変な演出での自己主張はしてみたりとか、ボーナストラックの選曲とかも、とにかく今回のBOXは手放しで喜べないどころか、この程度ではありがたがれない、残念な出来になってしまったな、というのがトータルとしての感想です。ま、制作に関わった同人の方たちは、大好きなグラディウスのオフィシャルのCD-BOXを直接好きなようにいじりまわせた上に、ブックレットでの売名もできたからうれしいでしょうけどー(棒)。妬んでるとかそういうのではなくて、仕事として受けたのなら同人だとかいう甘えは捨ててお客様からお金を頂いて売る品物だということを念頭に置いたしっかりした仕事をしてくれよって言いたいんですけどね。その上でちゃんとやってるつもりなのがこのBOXなのだとしたら、仕事なめてるというか、耳腐ってるだろとか、そういう罵倒も当然受けてしかるべきだと思うんですけどね。
とにかく残念なBOXになってしまっていてガッカリです。
究極と銘打った以上は、もう当分はグラディウス初代の録り直しはないんだろうなぁと思うと、本当に残念です。
なんでこうなった…。
コナミは今後、KONAMI SHOOTING COLLECTIONとかいうCD-BOXも出すようで、沙羅曼蛇はそちらに一通り入るようですが、ほんとそっちで2枚使うならグラディウス箱の方に入れて10枚組にして出せよって話で。むしろシューコレは8枚でいいだろうと。で、こちらの収録も今回のグラ箱同様に下請けというか同人に丸投げするのだったら、音質的には期待できなさそうだなぁというのが…結構いい値段するんですけどね、これ。グラ箱は見落としてたんで最近買っただけでシューコレの方は予約しましたが。買いますが、聞いて音質がひどかったらまたこういうことの繰り返しになるのがイヤだなーと思ったりしてます。ちゃんと良録音で発売してくれるといいな…このグラ箱と同じスタッフだと期待できないけど。

以上、グラ箱の感想はガッカリでした、で、オチです。
もうほんと残念です。


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2008年6月25日 (水)

新・萌えるヘッドホン読本 刊行おめでとうですね

えー、以前商業版がでるよってエントリー書いた、萌えるヘッドホン読本ですが、このたび装いも新たに商業版としてリリースされてました、ええ、もう店頭に並んでました。そうですよ、amazonで予約したのにamazonが27日発送とかわけのわからんことをアカウントサービスのページで表示してたので、一昨日(月曜)に友人が「もう秋葉原のとらのあなに並んでたよー」って教えてくれてたので、急いじゃいなかったけど遅れるのは許せない!ってことで結局昨日買いに行ってきました。
べっ、別にフラゲしたかったわけじゃないんだからねっ!
ただ発売日までは待てたけどそれより遅くなるのは許せなかったってだけなんだからねっ!!
(なんか言い訳がましい気がしてきた…)

さて、商業版です。待ち遠しいと言えば待ち遠しかったし、同人版に掲載されてなかった機種が、何が選定されてどれを誰が描くのかとかも楽しみでしたよ?
まずは同人版を買えなかった人へ、商業版でも同人版に掲載されてた機種の内容はそのままだからご安心をー。
カバーをはぐと同人版の表紙が!って心憎い演出も。印刷とかの処理は違うけど、まあこれで買えなかった人もおk、ですよ?
レア本として煽ってるあたりはわたしがそういうの嫌いな人なんで、なんだかなーと思うところはあるにせよ、これでちゃんと商業本として広く読まれてくれるなら、いろいろな意味で本にとっても読者にとっても、オーディオ関係にとっても幸せなことなんじゃないかなぁ。
で。新規掲載の機種から興味あるところをピックアップするなら、MDR-EX90SLKH-K1000ATH-ESW9SE530ですねー。
レビューに関してはもう機材の好みの傾向がわかりやすいというか、あいかわらずうなずける信用できる内容だと思います、そりゃ音のことだから当然主観は入るにせよ、わりかし客観的なジャッジがなされてる気がするんだけど、聴いたことのある機種についてはどれも納得いく評価がなされてるから、これはあてにしていい本だとおすすめできます。基本的にどの機種も褒めて批判なしって方向性はそのままだからマイナス要素は書かれてないけど、そこはかとなくグラフやレビューから読み取りましょう(を)。ああ、なるほどなーそういう意図かってニヤニヤ邪推するもよし。サイテーだな、わたしはw
んで、レビュー読んでて新規掲載で特に欲しくなったのがMDR-EX90SLとKH-K1000ですよ?
MDR-EX90SLは以前からMDR-CD900STを構想のベースにして作られたってところで興味津々のイヤホンだったんだけど、レビュー読んでるとMDR-CD900STのようなキャラクターを継承しつつ、より扱いやすくなったモデルって感じで、普段通勤とかおでかけではCD900STを愛用してる身としては、コンパクトなCD900STとして欲しいなーって欲求が…しかも価格的にもお手頃。夏場でパッドの消毒とかに頭を悩ませつつあるところでもあったので、これは買っちゃうかもしれないですよ?
それから、実はわたしも一押ししたいKH-K1000が、この商業版ではべた褒めですよ?
もう驚きましたね、そりゃいいヘッドホンだとは思ってましたが、いろいろ聴いてるライターさんからもこんなに高評価なんだーってことで、ド素人な自分の耳も間違ってなかったなーとかちょっと「ふふーん♪」なんて思ってみたりして(イヤなやつですね?)。
実はぶっちゃけちゃうと先月AH-D5000を買った帰りに、それまで気にはなってたけど機会がなくて聴けなかったKH-K1000を聴きに行って、聴いた瞬間激しく後悔したってことがあってですよ、いや、もちろんAH-D5000は楽しい機種だし今は家で聴くときは2度目以降とかはほぼ全部D5000なんだけど(確認とかで聴くときはもちろんCD900STなんですが)、KH-K1000は、なんていうか、こんなにも自然でくせのない音のヘッドホンってないなぁって思ったのは初めてで、かといって特徴がないかっていうとそんなことなくて、密閉型なんだけどすっごい開放感のある気持ちいい音が出て、それがしかも作為的じゃなくてすごく自然で。D5000の広がりもとにかく凄いんだけど、K1000の衝撃はそれを上回っちゃったなぁという…(苦笑しつつ涙目でしたね、いや、マジで)。ただ、D5000のキャラも大好きな方向性なので、これはこれで使い分けるんだろうなぁって気がします、つか、今週末K1000買いに行く、もうダメだ、我慢できないわ(ダメヲタですよ、ダメヲタさんですよー!)。
SE530は、これは型番変更前のE500PTHを持ってたりするんだけど、まさか音が変わってるなんてことはないよね?というか、それはないと思うんですが。イヤホンだけどやたら豊潤で深い音が出るし、遮音性も高くて集中して聴ける機種ですよ?
好みとしては同じくShureのE5cなんかもすごいやんちゃな魅力があって面白いんですが、ここらへんはキャラが強すぎておすすめするのは難しいかなぁと。
ATH-ESW9は、これも持ってるのでどういうレビューになるか気になってたんだけど、おお、なるほどなーというか。これもいい機種です、わたしにはちょっと低音が重い機種かなって感じはするんだけど、気軽に持ち出せる木製ヘッドホンとしては貴重な存在。音ももちろんいいし、他のオーテク機で感じるような高音のきつさがこの機種ではあまり感じなかったのもいいところかな。

で。実機の話ばかりでもあれなので、本についてなんだけど、イラストはどれもわりと好みですねー。
その中からお気に入りのをピックアップして感想など。
絵を見てもらえると一番いいかなと思ったんだけど、さすがにページをスキャンして貼るわけにもいかないので、本に掲載されていた絵師さんのサイトのリンクをはらせていただきました。問題ある場合は絵師さんからコメントにてご連絡いただければリンクをはずしますのでよろしくです。
CD900STが本編以外に試聴環境紹介でも描かれていて、CD900ST好きとしてはニヤニヤしてしまいましたよ?
どちらのコもいい感じですよ、Sodyさんの調整中っぽい子も、月神るなさんのレコーディング待ちの子も好きですね。やっぱりCD900STはこういうシチュエーションで、またこのギャップがたまりませんねー。っていうかお二方の絵とも実機っぽいリアルさがたまりませんね、ぞくぞくします。CD900STといえばドルアーガの塔アニメのKENNさんのCDのCMとかもいいよね(って、脱線すんなw)。
前のページからぱらぱらめくっていくと、のっけからHP-RX500の滝美梨香さんの学生さん?いい感じです。
KH-C711の藤真拓哉さんの和服の子もいいし(和服の柄もきれいでいいですよ?)、MDR-EX90SLの10moさんの子も活発っぽくていいですねー。
えれっとさんのBose around-ear headphonesの子は、聴かせてもらってるって雰囲気がいい感じですね。
黒鷲さんのSuper. fi 5 EBの子も、表情とか質感とか機械の感じもいいですよー。UEだったら5Proや10Proじゃないんだ?ってのは意外でしたけど(Shureは掲載機種がSE530だったからね)。
弖國天音さんのZ900HDも機体の艶の感じがすごいし、ああ、こんなシチュ見てみたいなーって絵ですね。
ゆきみさんのKH-K1000の子も窓際ってシチュエーションと相まっていい感じですよ?
ノンシュガーさんのPRO650の子は音のキャラから絵を起こしたってことで、おぉっって感じの絵になっていて面白いですねー。
お山さんのPROline2500の子はうさぎさんな感じがたまりませんよ?
安倍吉俊さんのSE530は、これ質感出すの大変だったんじゃないかな、って。あ、いまでもlain好きですよー(NieA_7もね)。
まりりんさんのAH-D5000の子、この絵が一番のお気に入りですねー。表情とか黒のインナーもいい感じなんだけど、D5000そのものも本体にヘッドバンドが傾斜して付いてる独特のデザインの感じがうまく出てる気がして、これ描くの難しかったんじゃないかなぁ。っていうか商業化前からだけどセーラー服率がうpですよ、10moさんのMDR-EX90SLの子もそうだし、やっぱりオーソドックスに白地で青っていいですよ?
鶴崎貴大さんのATH-W5000の子もかわいいし実機の感じもよく出てるし、皆村春樹さんのSR-4040Aの子は華奢で繊細な感じがいいですねー、全体的に白でまとめてあるのもきれいな感じです。
玄鉄絢さんのSR-007Aの子もはかなげでいい感じです、この子も和服がいいです、すごくきれいですよ?

アンプ紹介はエントリーモデルとしてUSBオーディオのUA-4FXとDAC内蔵のAT-HA25Dが掲載されてますが、わたしが持ってるのがこれらの前の機種でUA-3FXとDACなしのAT-HA20なんですよ?
ローランドのUSBオーディオでこのシリーズは結構録音とかにも使えて楽しめるし音もそこそこのいい機種だからおすすめね。AT-HA20は実売1万しないお手頃なヘッドホンアンプとしておすすめ。もっといいのも欲しいんだけどね。
で、PCで音楽聴いてるときって、わたしもMALINOさんの絵の、こんな感じのまんまですよ?
それにしてもアンプコーナーの試聴機もKH-K1000って、K1000よっぽど気に入られたのか、それともK1000がやっぱりすごいヘッドホンなのか…まあ、普通に使うにしてもそのくらいすごいヘッドホンです。CD900STファンだけど、K1000はやっぱりすごいと思うし。
アンプの続きで、iQubeHD53R Ver.8.0.は、実は前から気になってたアンプ。
試聴したことはないんだけど両方とも結構味付けのない素直な音が出るらしくて、とすると、わたし好みの機械だなーってことで(アンプとかで暖かみのある音がといった味付けがあるのはあまり好みじゃないのよ)、いずれこれらの機種を普段使い用に欲しいなーって思ってたりしますが、エントリー機のところでUA-4FXが上がってたので、izoのiHA-1 V2を取り上げてくれてても面白かったんじゃないかなーって思ってます。
フジシマさんの絵の姉妹も透明感があってかわいいですよ?
高額機の方はわりと興味なかったりして…基本、小型で高性能が好みなわたしとしては、あんまり重厚長大なのは苦手で、オーディオにしてもある程度は可搬性がないとダメなのよ。
LUXMANはセパレートのオーディオと傾向が同じなのかどうかは気になるけど、同じ傾向ならやっぱりわたし好みじゃないなあってのはありますね。レビューでは味付けはなさそうなコメントになってるから聴いてみたいとは思うけど、なにせでかいので欲しくはないかも。

インタビューはそれぞれプロの方がどんなふうに音や音楽、ヘッドホンをとらえてるかを知ることができて面白いですね。結構いろんな機種を使い分けて音作りする人もいるんですねー。
それとやっぱり川井憲次さんのインタビューは面白かったので必読かも。特に”高性能なモニタースピーカーで調整するんじゃなくて、自作の平均的と思えるスピーカーでうまく鳴ればどの環境でもいい音がでるだろう”っていうのは面白いですねー。
ソニーとSTAXの開発の方のお話も読みごたえあります。

それから試聴曲ですが、追加機種に関しては、トライアングラーとかもってっけぇぇぇぇー!(ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時 Don't be late)が入ってるのがいい感じですね、っていうか、いまどきで評価軸にするなら、このへんが楽しく聴けるって評価が入ってるのは参考になるんじゃないかなぁ。同人版からの機種のレビューもこれらを含めた形で改訂されてるとまたよかったかも。


…というわけで、同人版を持ってる方にも、持ってない方にも、これは結構おすすめな本になったんじゃないかなと思います。読みごたえもアップしてるし、本屋で見かけたら手に取ってみて、興味がわいたらヘッドホンそのものもいろいろ聴いてみてくれると面白いと思いますよ?

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