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2015年5月 4日 (月)

ガンダム THE ORIGIN I見た

 バンダイビジュアルからやたら大きい箱が届いたなーと思ったら、THE ORIGINでした。
 そういや限定版予約してたんだっけな…と開けてみたら、過剰包装もいいとこで、デカい箱とコンテで3000円…ちょっと次回は考える必要がありそうだな、と。
 ちなみにポイントはBD本体分しか付きませんと注釈があって、本体って要は通常版が帯などもそのままで入ってるから、ビルドファイターズ系のプラモ付き版とも異なる扱いで。仕方ないっちゃそうなんだろうけどorz
 本編、見ました。
 気になった点が序盤からいろいろ。
 演出が派手でコメディチックすぎて違和感がすごかったです。TVもしくは劇場版初代ガンダムの前の話として見ると、これは無いな…と。
 ガンダム初代が面白かったのって、その人物の描写がリアルで…ってところだったんじゃないか?ってわたしは思うんですが、THE ORIGINのそれは、いちいちマンガっぽすぎてといっても元がマンガだろって言えばそうなんだけど、ちょっとこれ違うだろ?っていう大げささが鼻につきました。キャラの表情とかしぐさとかタッチを変えて紙芝居的に入るカットとか。ドズルの描写とかもいちいち気に入らない…どこの志々雄真さんですか?とか、傷の縫い目がほどけて血が噴き出して血まみれとか。
 それから、初代との年代設定の齟齬がすごく気になった。キシリアとかTVで24歳じゃなかったっけ?って見てたら、劇中年代のUC68年でザビ家の連中がTHE ORIGINの年齢とかありえないんですよね。なんだそりゃ?って調べてみたら、THE ORIGINではその辺が”再設定”されてるんだと。ほー…いやいや、ねーよ(苦笑)。これ、なんだかんだ言いつつも初代の設定を受け入れて楽しんできたファンや、その初代そのものへの冒涜だと思うんですよ、わたしはね。マンガでこれは別物ですってやる分にはいいですよ、でもガンダムって”映像化されたものが正史”なんでしょ、サンライズ的には。だとすると、この時点でいろいろ歪みが生じてしまっていることになるんですよ。というか、いまさら、もう、TVのが世に出てから35年もしていまさら、変更しましたとかやるのは強引すぎるし、それまでその設定で楽しんできたファンへの裏切りでもあると思うんですよ。思い出した、ヤマト2199でもあった違和感や傲慢さと同様。こういうととげが立ちすぎるとも思いますが、正直な感想。
 年代的設定としてなら、あのころにサイド3にガンキャノンが配備されているという違和感も。そもそもモビルスーツってジオンがザクを出してきて、それに対抗するためにV作戦としてUC78年以降に出来たのがガンタンク…って認識なんですが。それより前では呼称そのものすら無いはずなんですな。そしてEFSFが戦車を保有しているとしても、あんなに背が高くて的でしかない戦車をコロニー内に配備する理由がないんですわ。ま、後付けでなんとでもするんでしょうが…と考えると、かなり萎えるんですけどね。
 …と、初代作品内のリアリティから考えても、いろいろおかしいだろ!ってことが山積していて、素直には楽しめなかったというのが正直な感想です。
 2199同様に、後年に作られた『公式の出した同人アニメ』という印象が払拭できませぬ。マジ残念。
 マンガの時点でも、あれは安彦氏の同人ガンダムだから…的な言われ方もしてはいましたが、あれはあれでマンガだから楽しめましたっていうのもあるとは思うんですよ。あくまで別媒体の別作品としてね。
 しかし、サンライズ・バンダイと組んで公式でアニメ化されちゃうってことは、”映像化されたものが正史”という暴論がまかりとおるのであれば、正直それはないんちゃう?というのが素直な感想ですね。

 さて。
 いろいろ書いてきましたが、実はそれほどイライラ怒ってもないんですな。
 だってこれ、そもそも後付のパラレルじゃん。
 いくらこれが出たからって、初代のフィルムそのものや、それに付随してこれまで出ていた膨大な設定がひっくり返されるわけでもない(もっとも、サンライズが躍起になってザビ家側の設定などをTVシリーズ分などまでも書き換えようとするならそれはひどいことだと思いますが)。
 と思えば、パラレル同人作品というかファンムービーとしては、かなり面白いと言っていいレベル。さすが業界の一流どころが集結して作っただけあるなあという、見応えある映画に仕上がっています。
 序盤のシャアのCGを織り交ぜた戦闘などもスピード感あり迫力満点で、シャアというパイロットのすごさを十二分に表現している。
 若きランバ・ラルの精悍なカッコよさや人柄の良さ、胆力の強さを感じさせる描写もなかなか。彼の乗る車まで青くする必要はないんじゃない?と思ったけど。そこは狙いすぎだろう、と(苦笑)。
 子供たちの…といっても、アルテイシアやガルマなんかですが、その無邪気さは安彦氏のマンガの魅力を十分に引き出して動かしているのも楽しいですし、むさくるしいながらも個性的でカッコいい男性陣、色気のなかにチャーミングさを感じさせる女性陣の作画や演出も素晴らしい。ハモンさん、たまらんです。
 ザビ家の面々の十分すぎるくらい個性的な表情もしっかり描かれていて面白い。キシリアのどうでもいいところでの、それはいらんだろ(苦笑)というサービスカットはさておき、デギンの性格をも含めた大きさや安定感などはよくできてるなーと思いました。ギレンのファッションセンスはちょっとどうなのよ?的なのはありますが(苦笑)。
 作中、CGモブとかキャラ・メカや背景との縮尺がいろいろおかしいのはミスなのか狙ってやってる効果なのか今一つ判断つきかねるんだけど、それはそれで笑えたのでまあよし、と。
 メカのCGでのアクションについては、今後こういう方向でガンダムもやっていくのかな?と、そこはちょっと新しいかな?とも思いました。手描きのメカが激しく動きまくるという魅力がなくなってしまうのは残念ですが、これはこれであり。

 なんやかやで、そこそこ面白かった…という感想となりました。
 昔のTVや劇場版を意識せず、これはこれ…と、分けて考えれば、十二分に楽しめるものに仕上がってるなーとは思います。
 音楽もよかったですし、トータルとしては次回も気になる面白さで、良かったです。
 秋の2話が楽しみですね。


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