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2015年3月21日 (土)

モバイルオーディオの究極の音質を目指して作られたウォークマン・NW-ZX2

 ずいぶん出遅れた感がありますが気にしない。
 今春、急に発表されて急に発売になったウォークマンの現時点での最上位機種、NW-ZX2です。
 1月ごろに書いていたかと思うのですが、予約して発売日購入でした。
 現時点でもう400時間くらいは鳴らしてるかな?
 とりあえず箱から。
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 わたしがはじめてNWタイプのウォークマンを買ったのもソニーストアだったんですが、そのころのソニーストアの梱包箱って、プレゼントみたいな箱だったんですよね。輸送用の梱包箱も凝ってるなーって感動した覚えがあったんだけど、近年はもうこんな茶箱です。残念。
 で、これまでのウォークマンよりも送られてきた箱そのものがやたらずっしりしてる。
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 箱を開けると、ソニーストアからのご挨拶が。
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 納品書。3年ワイドはサービスでもらえるのだからつけるのが基本というか、これがあるからソニーストアで買ってるんですよね…いくら量販店で値引きされても、量販店の保証はあんまり信用してないんで。
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 箱。正面から。
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 箱、横から。
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 箱、背面。
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 NW-ZX1の箱と並べてみる…ZX1の箱も結構大きいんですが、それよりもさらにという感じですね。
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 外箱を開けたところ。保証書が入っています。
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 内箱。
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 内箱を開けたところ。本体がお目見え。箱そのものが保護用の布のようで、ビニール等にはくるまれていませんでした。
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 本体の乗っているトレイを外した下段。付属品が入っています。
 WMポートキャップ…結構なくなりやすいと思うんですが、これはソニーのサービスセンターで1個税抜100円で取り寄せできます。それと付属の本革ケース、これもサービスセンターで取り寄せできますが、1個税抜7800円です…実際それなりに作りは良いですが、個人的にはこのケースで電源スイッチ部と画面部分も開いてたらよかったのになーと思います。
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 付属の冊子類です。ほぼ読んでませんが、Androidのスタートガイドとか簡単な使い方とか。説明書は本体を起動できれば読むことができるので、付属の説明書はあまり使わないかもですね。でも、それでも付属してくれるのは親切です。紙の説明書を片っ端から省くメーカーも増えてるので、こうして付属してくれるのはありがたいことですね。
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 起動直後の画面。ホームのセンター側はこんな感じです。
 音楽プレーヤーらしく、プレーヤーのガジェットがセンターにありますが、今回少し小さいサイズのものも使えるようになったため、それがまずセットされていて、空いたところにブラウザ関連やストアのアイコンがきていました。
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 センターから左側の画面。ほとんどアイコンありません。
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 センターから右側。電源周りのガジェットやWiFi設定、その他設定や説明ファイルのアイコンが並んでいます。
 音楽プレーヤーなので必要最低限といった感じですね。

 で。
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 こんな感じでヘッドホンにタオルを巻いて、なるべく音が漏れないようにしてバーンインしてました。今回は新品のCD900STの慣らしも兼ねていたので。
 バーンインしてた時間はスマホでメモとってたので、それでだいたいどのくらい経過したか大雑把に記録してました。
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 こんな感じですかね。
 実運用は200時間超えたあたりから開始していて、それまでの経過はそれぞれ区切っているところでちょっとずつ聞いていますが、購入直後の音は、ZX1の経験からの予想通り、低音がぼわついておさまりが悪く、高音が刺さり気味な感じで粗さを感じさせるものでした。これがわりとおとなしくなるのがだいたい100時間経過くらいのあたりだったんですが、そこでもまだ低音は締りがない状態で、かつちょっと出すぎな感じでしたが、徐々に落ち着いて、200時間超過したあたりでようやくバランスが取れてほぼ落ち着いた感じになり、現在に至ります。
 プリロードされている高音質ガイドには100時間とありますが、200時間は欲しいところだな…と思いました。
 基本的に試聴はMDR-EX800STと、後述しますが4極化改造済みのCD900STで行っています。
 CD900STの4極化改造については別エントリーで述べていますが、ノーマルよりも明瞭度は増します。うちではZX2使用時は、ヘッドホンならもう基本的にはこの専用化したCD900STで、イヤホンではEX800STで聞く…という感じです。EX800STも4極化したいのですが、これはまたいずれ別の機会に。
 ちなみに極性については基本的にGNDなんでL/Rどちらに落としても良いんじゃないの?と思われていましたがそんなことなくて、実際にはL/RのGNDの戻りが逆だと結構変な音になったりします。
 正しい極性は、名古屋でのトークショーで、アンオフィシャルでという形で回答されましたが、L/R/L(GND)/R(GND)で正解とのことで。つまり同社ヘッドホン・MDR-1Aとのストレート結線とは異なります。逆接続だと音質にあきらかにおかしな影響が出るので、もし4極化するなら正常な結線で接続した方が良好な結果を得られます。
 トークショーの話を出したのでついでになんですが、これはそのときに電気設計の吉岡氏から語られた内容で、4極はもともとはリモコンを実装しようということで採用する前提だったようです。それが実際にリモコンを付けてみるとあきらかに音質が劣化(これは素人目にもそりゃそうだろって思います)、そのためリモコンの採用は見送られたそうですが、4極接続自体はLとRでの戻りを分けると音質上がるのでは?ということで実装してみた…という由来だそうです。もしかしたらそのあたりに、今回の4極接続に違和感を持っている人の答えがありそうな気がしなくもないです…分けられているGNDに電位差があって音変わっちゃったりするんじゃないの?とかいう。
 ここらの4極ジャックについては諸説あるのですが、それらに基づいて聞いてみるとなかなか興味深いことが起こっていることがわかります。
 それは4極ではなく通常の3極ステレオミニプラグで接続した場合ですが、本体を画面側を上に台に置いた状態にして、プラグを上方向から下に向けて押さえると音圧が減ったような歪んだ音になり、プラグを下方向から上つまり画面側に向けて押さえると、音がしっかりします…ってこれ、分離したGNDの片側の接触抵抗が大きくなって音に影響を与えてしまっているのでは?と思われます。一応、通常に使用している分には中立状態では画面側に向けて押さえているのと音が変わらないため普通に使っているときは問題なさそうですが、もしかしたら接触不良が起こりやすくなってきたときに音にもそこそこ影響が出るかもしれない恐れはあります。
 それから音質云々の話に入る前に、もう一つ。
 これも諸説ありますが、どうやらメモリアクセス時に、ごくわずかですがノイズが発生します。
 楽曲の再生時、これは再生開始時と再生中に断続的に、ファイルサイズに応じて?ノイズの鳴る長さも変わったりします。また、ライブラリ更新処理のときとかは盛大に鳴りっぱなしになったり。
 ノイズの言語化的表現では『ピー』とも『ジー』ともつかない音が鳴っています。
 これ、PCにイヤホンなどを接続していて、IEなどのブラウザをスクロールさせると『ぴぎゃ』とか鳴ってしまうのと同類のノイズだと思われます。要は電子機器が処理をしているときに発生させているノイズかと。
 それと相変わらずですが、『サー』といった感じのホワイトノイズとかとも表現される残留ノイズがあります。高音質ガイドに記載されている電源投入時やイヤホン接続時等のチャージによる音ではないノイズです。
 これらはEX800STなどではあまり気にならないですが感度の高いイヤホンを接続していると、かなり気になることがあると思われます。たとえばDENONのAH-C710なんかがそうです。^
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 その他、ドライバーがBA型の高感度なイヤホンなどでも気になる方もいるようです。そういったイヤホンを使われている場合は、もしかしたらその手のノイズが気になることがあるかもしれません。
 ちなみにうちではE500でも聞いてみてやっぱりそういうノイズがあることを確認しましたが、E500よりもC710のが格段に感度が高いらしく、それらの音を拾ってきました。
 C710は音も良いイヤホンなんですが、こういうときにプレーヤーの質を判断するのになかなか役に立って面白いので、ひとつ持っておくとよいと思います。HDP-R10で残留ノイズがZX1よりあるよって気がついたのも確信を持てたのはC710のおかげだし。ノイズ自体はEX800STでも聞こえていましたが。

 本体ケースは上で書いたように付属品があるのですが、これ、部品で取り寄せると7800円もするので、本当は付属品の予備を買って運用しようと考えていたけど別売りケースの市販での売価がだいたい9000円くらいなので、そちらを買ってしまいました。
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 確かにそこそこいい値段しますが、買って実際に手にしてみると、もうこれで良いか…と。本当はNW-A860シリーズの別売りケースみたいに、蓋を上に跳ね上げるタイプがあればよかったんですけどね。ZX2のサイズだと厳しいかな?
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 箱の裏側。説明書きになっています。
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 ケース表。こだわって作られたとのことで、質感はかなり良いです。
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 ケース裏。ZXシリーズのデザインアイコンである底面のふくらみが活かされたデザインになっています。
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 空で開いたところ。内側は本体を保護する手触りの優しい仕上げになっています。
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 開いたところを表面から見るとこんな感じになります。
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 本体を装着した表面。こんな感じです。
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 装着した状態の背面。ロゴの処理とか、良好です。
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 ちなみにケースを外している状態の背面だとこんな感じで、実際に裸運用も考えてたんですが、せっかくこだわって作られたケースが出てるなら…ということもあって買ってみました。
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 ケースの説明書。しっかりこだわって作られていることがわかるよう書かれています。
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 説明書裏は注意書き等です。

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 見づらい写真ですみませんが、画面の色合いというか色温度は、ZX2はZX1よりもNW-F880に近くなっていますね。ZX1のときは白がくっきりした白でF880は若干黄色みがあるかな?と思ったけど、ZX2はちょっと戻ってF880寄りになっていますね。




※工事中※
※Under Construction※

※後日追記修正します。

 音質面では、とてもストレートで、誤解を恐れず言うなら、ZX1の路線を継承したピュア寄りな音に、さらに磨きがかかって、かつ素直な音になったと思います。
 なめらかでふんわりしていると感じる部分もあるんですが決して分解能が低いわけではなく、むしろZX1より向上していることが聞きやすさにも寄与しているかと。
 その音の鳴り方からZX1よりもジャズクラ向きだとか、ロックやテクノはZX1のが…とか言われていたりもするようですが、これまでいろんなジャンルを聞いてきて、何向きだとか何寄りだとかはなくて、ZX1よりもさらに何を聞いても楽しめるようになったと思います。
 雑味は一層減って、どの音源を聞いていてもほぼストレスを感じないのは楽しいです。
 ZX1のときに別エントリーで書いたことですが、ポータブルCDプレーヤーのD-NE920と比較してZX1の音が若干くぐもっているというか鮮度感が足りないという件ですが、ZX1までは48kHzのクロックしか載せておらずサンプリングレート変換を行って増幅してたとかで(当時わたしが書いた推測が当たってました…orz)、ZX2でCD系の44.1kHzのクロックが追加されたということで、既存のCD系の音源がほぼストレスなくすっきり聞けるようになり、D-NE920との比較でも引けを取らないどころか、ようやくポータブルCD以上の音をこの手の携帯デジタル音楽プレーヤーから聞けるようになったんだと感動しました。
 これで残留ノイズとかさえなければねぇ…(苦笑)。
 ですが、ZX2の残留ノイズや処理時に発生しているノイズはよほど感度の高いイヤホンでなければ問題にならないレベルなので、わたしの手持ちのイヤホンではEX800STやEX1000だとまずほとんど問題ないです。EX800STよりもEX1000のが気にならないですね。個人的な好みでZX2でもEX800STが常用ですが。
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 4極接続については、正常に結線すれば確かに分離感も向上してより明瞭度が上がり音場感や空間表現もはっきり聞き取れるようになるので、個人的に自己責任でやる分には面白いギミックだと思います。
 もはやノーマルからどんどん離れつつあるうちのZX2専用化CD900STですが、そのうちイヤーパッドも可能ならMDR-1Aのものに付け替えようかと。CD900STで1Aの装着感を実現できたらかなり美味しいんじゃないかと。
 常用はEX800STなので、こちらもいずれ4極化したいですね。

 それから音源については、FLACやWAVやDSDだと良く聞こえるのは当然ですが、MP3やWMAなどで96kbpsなんかの低ビットレートな音源でもディテールをしっかり拾って気持ちよく聞かせてくれるのがすばらしい。そういった取り込んだ時期の影響で古かったりでビットレートの低いファイルでも良い音で聞かせてくれるというのがなかなかに良好。

 モバイルオーディオとして究極の音質…とまでは言いませんが、現時点でのwalkmanとしては間違いなく最高峰であり、その価格に見合った作りこみもなされていると思います(諸説ありますが)。惜しいのはいろいろ指摘されている欠点部分ですが、それらも実際に銀座ソニービルなどで試聴してみて判断してみてもらえると良いかと思います。また、開発スタッフさんたちもネット上やその他などで指摘されている残留ノイズやメモリアクセスなどの動作時の問題や4極で分離したGNDやジャックの引き起こすとされている点などは、今後の機種への参考にして、より改善された機種を出してもらえるとありがたいなあ、とも思います。特にノイズまわりはソニーのイヤホンだとほぼ聞こえないという状態でも他社イヤホン(C710など)だと敏感に拾ってしまったりすることなどから、それらでもそういうノイズが聞こえないようにいろんな条件でのテストをもっとしっかりとお願いしたいところではあるけれど、現時点のZX2でも、よくここまで作りこんで…ということで、とてもいいものだと思います。
 かなり高額ではありますが、相応の良いものだと思います。
 ※後半分できたので、そちらもよろしくです。


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