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2014年9月

2014年9月27日 (土)

銀座ソニービルでNW-A17を試聴してきました

 銀座のソニービルでNW-A17を試聴してきました。
 前置きを。
 試聴機のバーンインが不十分な可能性があることと、展示されている先行品が最終仕様の機体ではないことは念頭に置いてください。

 まず本体ですが、かなり小さくて軽いですね、NW-A847とかを思い出します。
 操作性も似たような感じで、Sシリーズなら今でもおなじみでAシリーズではひさしぶりの操作系なんですが、これがひさしぶりに操作してみると、NW-A867NW-F887NW-ZX1のタッチパネル操作に慣れてしまっていると、選曲とかオプション操作が結構面倒くさい(苦笑)。
 ハードキー操作のwalkmanが復活してくれると嬉しいなぁとか過去に言っておきながら、実際に戻ってみると…慣れとは恐ろしいもので、もっともこのハードキー操作も慣れればたぶん大丈夫かと。面倒くさいのは変わらないですが。
 曲数が多くなると大変そうなのと、再生中のシーク動作だけはどうやっても面倒くさいのは仕方がないと思います。
 あと物理的な部分で、キーのデザインはやっぱりミッキーのが操作しやすかったな(苦笑)。再生キーも黒の機体を見てると展示二日目にしてもう手垢が角について目立ってたし、ボタン自体もいわゆる方向キーもミッキーの耳にあたるファンクションキーも、ちょっと押しづらい感じ。ボタンサイズの面からも、ミッキーのが押しやすかったなーとは思います。そこは昔に戻る感じでも良かったのに。
 音量はやはり30段階で、結構粗めな感じで音量調整となります。もっと細かいと良いのですが。

 画面はSとかとあんまり変わらないです、いわゆるここ何年かのハードキー操作タイプのwalkmanの画面です。


 音質について。
 前提として、エフェクトやイコライザー類はすべて切った状態です。
 イヤホン・ヘッドホンは展示機の付属品とMDR-CD900STMDR-EX800STで聞きました。
 試聴したのは、持参SDを使おうとして一応フロアのお姉さんに確認したら「持ちこみのSDの使用はご遠慮ください」とのことだったので(ヘッドホン・イヤホンは持参機の使用もOKとのこと)、手持ちのF887とZX1にも入っている同じ曲、Blue Rondo à la Turk(the Dave Brubeck Quartet・アルバム『Time Out』・FLAC・24bit96kHz)、Harder Than Mine(Freshman 15・アルバム『Here's To Feeling Good』MP3・16bit44.1kHz256kbps)。ファイル自体もそれぞれの機体で詳細情報を参照し、同じであることを確認しています。

 まずA17だけで聞いてみた感想から。
 スッキリしていて明瞭、分解能も高く見通しの良い爽やかな音です。
 キャッチコピーの『聴けば戻れなくなる、濃密な音』は言い過ぎだろうと思いましたが、濃いというわけではないけれど密度感は高い、緻密で繊細な音だなと思いました。
 響きはZX1の血を受け継いでることも感じさせるような部分もありつつ、傾向的にはF887にも近いかなーという音なんですが、上で濃いわけではないと書いたのは、A17の音からは密度感はあるんだけど軽いんですよ。軽薄…までは言わないにしても、かなり高域寄り。というか中高域はしっかり出てるんだけど低域が薄い。薄くて軽いから軽薄なのか…ってわけでもないんですが、低音はあまりぐっとこない感じです。音域バランスとしてはフラットとかではなく高域寄りということになるのでしょうか。鋭い高音は目立ちます。ただ、刺さったりというような下品な響きにはならないので、そのあたりでZX1の血をひいてるなとか感じました。

 それではZX1やF887との比較を。
 こちらは個人的なわたしの感想ですが、ZX1やF887の音域バランスはかなりフラットだと思うんですよ。特にバーンインがこなれて良好な状態のZX1は、購入直後に低音がモリモリだろと言われていたようなのがぐっとスッキリしてくるという感じでどんどんフラットになっていくので。結果的には非常に良いバランスになる、と。
 それで同じ曲をA17とZX1とF887とで聴き比べてみると、ZX1とF887でしっかりと出ている低音がA17ではやっぱりかなり薄かったり出てなかったりなんですよ。このあたりはちょっと意外というか、事前に公表されていたA17のハードウェアの情報からは、音的にはZX1やPHA-2のノウハウも投入しているのでF880シリーズ同等かそれ以上かなーと想像していたのですが、少なくとも現時点においては、低音が決定的に足りないという部分で残念な感じでした。
 展示開始から二日目だし、試聴機のバーンインが不十分だとか、フロアスタッフの方の話にあったように最終仕様じゃない先行展示品なので、もしかしたらまだ調整中という可能性も(生産間に合うのか?ってのはわたしは知らないですが)、そう考えると、もしかしたら実際の量産機ではもっとバランスの良い音で出てくる可能性は十二分にあり得るかなー?そうだといいなーと思っています。

 一応、こんな感じでした。
 前述したように先に公開されていたハードウェアの情報から、A17に対して過度な期待をしてしまっていたかもしれないなーとは思うんですが、それを差し引いて客観的に聞いてもやっぱり低音が出ていないというのはどうしようもなくて。EX800STで低音が出てないなって感じるんだから、たぶんEX1000とかだとすかすかになりそうな気がしなくもないです。
 それとSDについては試せなかったのが残念ですが、これは購入してからのお楽しみにしておこうかな、と。
 なにせ発表されたその日に予約自体はできているので。
 展示機は2機あって、一つはシルバーでハイレゾ曲だけ5曲ほど入れてあってその収録曲のポップが機体の後ろに展示されているものと、黒い方にはハイレゾ曲だけじゃなくてF887やZX1にもデフォで入っていたようなMP3での楽曲類も入っていたので、今回はわたしはその黒い機体で試聴してきました。
 展示機ではダメと言われたので今後行く試聴でも内蔵曲で試聴してくるつもりですが、わたしが試聴してる隣で展示機に勝手にこそこそとSDを取り付けてる人はいましたね。なにやら写真を撮ったりもされてましたが、そのあとでシルバーの方が空いたので、その時点ではまだそっちの状態を知らなかったのでどんな曲が入ってるかな?と操作しようとしたら、OSがフリーズ気味になっていて、かなり操作が重くて音も途切れ途切れで、操作キーから電源を切ってリブートしても直らない感じだったのでスタッフさんを呼ぼうと思ったらまた別の人が触ってしまってて…ということがあって、自分のじゃないからというか展示機だからってそういうことをやって放置していくっていうのは良くないんじゃないの?と思ったりもしました。せめて充電コネクターに挿し戻していくくらいすればいいのに外しっ放しで放置してその場を離れていきましたからね、そのSD挿してたりした人。なんだかなぁ…。
 試聴機を扱うにもマナーとかあると思うんですけどね。


 そういえば今回は当然A17だけじゃなくて他のラインナップも出てるわけですが、軽く他のものも聞いてきたので、その感想を。
 まずはNW-S15、S-Master HX搭載ではないスタミナ重視のwalkmanの普及タイプですが、以前わたしはNW-S756を使っていたことがあったんですが(NW-A857と並行して使ってました)、そのときはSシリーズの音はAシリーズに比べてかなり靄がかかったようでかつ窮屈な音だなという認識だったんですが、今回S15を聞いてみたところ、かなりA17に迫る感じで、なかなかがんばってるんじゃないかな?と、ちょっと感動してしまいました。もちろん厳密に比較すると確かに差はあって、S10シリーズの方が若干くぐもり気味というか息苦しい感じはしなくもないんですが、ドンシャリにしたりといった方法ではなく素直な音で基本的な再生音質を向上させてきたなというのがわかる音で面白かったです。新Aシリーズが持っているようなSDでの拡張とかハイレゾとかはありませんが、この容量と価格帯でここまでの音質のものが出るというのは素直に面白いしすごいなーと感動しました。これでは確かに日本でNW-A15を出したら、S10シリーズの上位機と食い合ってしまうんじゃないかなと。容量的な部分でも内容としても今回のラインナップの分け方はうまいんじゃないかな?と思います。
 それから、ヘッドホンでMDR-Z7、組み合わせとしてPHA-3を聞いてきました。まずはMUC-B12SM1での接続で、ソースはわたしが持参したZX1をPHA-3にデジタル接続なんですが、これでも当たり前なんでしょうけどかなり良い音してましたね。不自然感がかなり少なくて、印象的にはEX800ST的な地味な感じでハッとするようなものではないんですが、逆にそう思わせるところがすごいんじゃないかな?と。そこからMUC-B20BL1での接続で聴くと、やはり差があって左右の分離感が良くなり、どちらかというとヘッドホンではなくスピーカーでのオーディオを聞いているような感覚に近くなり、良い感じだったんですが、このZ7の地味な印象の音の原因はPHA-3にもありそうな気がしました。なぜかと言えばZ7をMUC-B12SM1でZX1に直結した時の音は、当たり前といえばそうかもしれませんがパワー不足を感じさせるものの、鳴りとしてはピュアオーディオのシステムのそれに近い音を感じさせてくれたので、PHA-3の音がそういう作りじゃないんだろうなーという気はします。PHA-3自体は素直に良いものだなーと思ったので、PHA-2のときに感じたようなもそもそしていてあんまり良い音じゃないなっていうものではないんですが、そこからの発展形的な感じの音ではあって、ZX1がピュア寄りの音を目指したのであれば、PHA-3はそういう方向性ではなく、あくまでPHA-2からの発展なのかな?と。ただ、今回はこの不自然感のない音、欲しいなーとは思いました。でもそれだったらZX1にZ7直結とか、PCM-D100にZ7直結の方が良い音してるんじゃないかな?という気もしてしまったり。PHAシリーズの開発者の方には悪いんだけど、どうにも『良い音』という感じがしないんですよね…これ買うならPCM-D100単体でも十二分に良いんじゃない?って感じで。ZX1単体でも良いです。
 ただ、ヘッドホンそのものはZ7はすごかった…これはちょっと感動。装着感も良いしね。ケーブルの良さというのもあるかも。

 そんな感じで、銀座ソニービルでA17を試聴してきました。
 一応、経時変化も見込んで、また来週行けたら行ってこようかなとは考えています。
 どうせ買うのは確定なんですけどね。
 買ってからじっくり聞けばいいじゃんとは思うんですが、結構力のはいってそうな機種だけに楽しみにしてたところもあるので、やっぱり何回か試聴に行きたいなーと思っています。


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2014年9月24日 (水)

ただの日記です。過度な期待はしないでください。(~20140923)

 仕事がない日は引きこもり(ダメ人間)

 よほどの用事で出かけざるを得ない日以外は結構そんな感じです。
 かといって、家にいるのにいろいろたまったコンテンツの消化がままならないという…しょうがないというか疲れてるから寝ちゃうんで。
 この1年間くらいずっとそんな感じです。
 特に今年に入ってからが酷い。
 TVの新作ほとんど見てなかったり(というよりクールごとの新番組情報に興味がなくなったりしてる時点でかなり枯れてる…友人宅へ行って、おすすめだよーって言われたのを気力があるときになんとか借りて見たりとかが精いっぱい。というか、それだったら買ってるBDやらCDやら本をまず楽しみなさいよ、と。
 今年になってから溜まってるもの…ガンダムビルドファイターズのBD、機巧少女BD、のんのんびよりBD、ライジンオーとかクリィミーマミとか…こんなにあるのに今月ターンエーとか買うし。いつ見るんだよ…。
 マンガでは極黒のブリュンヒルデがアニメ化されたとか聞いて5巻まで読んでた(一応アニメ化を知る前にそこまでは読んでた)んですが、6巻以降は積ん読状態…あとBTOOOM!も12巻まで読んで止まってる(一応15巻までは買ってある)、なれる!SEのコミカライズも4巻未読(web連載時は全部読んでました)、こっちは原作も10巻・11巻が手元にあるのに手つかずな状態。
 ほんと、どーすんだよ…。
 あとコミケで買ってきたCDが20枚近くあって、取り込みも開封も出来てない…まだわたしの夏コミは終わってないんだ(違
 仕事が…件数が決して多いわけでもなく実は減ってたりするはずなのに、いろいろ精神的にきついというか、なんや知らんが追い詰められてる感じが。そんなこんなで休日はぐったりしてて、いろいろやらなきゃいけないことがあってもギリギリまで動き出せなかったりとか。
 そんな中でどっかいこうとか連れ出してくれる友人は貴重です。

 全然関係ありませんが。
 CDプレーヤー、もう一個買いました。
 D-EJ002、一応ソニー製の現行モデル。
 一番安いということでこれまでわりと眼中になかったりとかなんですが、改めてヨドバシとかの店頭を見て回ると、いまどきポータブルCDプレーヤーってもう店頭でもほとんど絶滅危惧種なんだな、ということに気がついて、今月頭にノリと勢いだけでオーム電機のCDP-380Zを買ったついでに…というわけじゃないんですが、このD-EJ002も以前は店頭で安PCDPとして結構見かけるはずのモデルだったのに、いつの間にやら全然見かけなくなっていて、ソニーのサイトでも生産完了モデル扱いにはなっていないもののソニーストア自体で在庫完了しててネット上でもいつのまにやらなぜか6000~7000円くらいに値上がりしてて驚いて、とりあえず一番安くで手に入りそうなところでなんとか買いました。
 んで。
 手元のD-NE920とかと聞き比べてみた…この3機種の中だと再生停止時のすーっといったノイズは、D-EJ002は真ん中くらい。D-NE920が一番小さく(ほとんどないと言って良いレベル)から、CD-P380Zが一番大きくて気になる。
 筺体の作りはNE920は値段も設計も別格として、EJ002と380Zでは、最安だったころの売価は似たり寄ったりな感じだけどモノの作り的にEJ002は腐っても?ソニーということで見た目やデザイン面は結構しっかりしてるなーと思いました。あとディスクをホールドするラチェットのつくりとかもそんなに安っぽい感じはしません。380Zは良くも悪くも値段なりというか、結構な安っぽさを感じる作りで、ボタンの配置とかも意図はわかるんですが微妙に残念な感じはしなくもないんだけど、現行で手に入るポータブルCDプレーヤーってこんなものなんだなぁ…というのが。どちらも製造自体は中国で、EJ002にしてもソニー製といいつつ中国メーカーのODMらしいとかなんだけど、一応ブランド製という部分でのクオリティはそれなりにあるとは思います。
 音については、NE920はG-PROTECTIONを1の設定でその他はすべてOFF、EJ002はG-PROTECTION含め音質に係る調整項目は全部OFF、380Zも同様にしてざっくり聞き比べてみました。電源はすべてACからとってます。
 某所ではEJ002は音質についてあまり良い話をされてなかったりとかですが、エフェクト類をすべて切ってMDR-CD900STで聞いてみると、そこまで言われるほど悪くない気はしました。てか、HDP-R10の記事でも書きましたが、正直このCDからのダイレクトな音には現行のハイエンドDAPなんてハナクソ霞んで聞こえる感じで…ただ、現実問題からもはやCDを持ち歩くとか正直厳しいという中での選択ならDAPも止むを得ずという利便性とかの面でメモリタイプの携帯音楽プレーヤーを選ぶというのはありとして、単純にミニマムなオーディオシステムとしてはPCDPの方が良い音出すなぁ…と、感動してしまったり。
 オーディオ的に単純に良い音出してるなぁ…と思うのはこの3機種の中では当然NE920でトップで比較にならんなーと思った次第なんですが、お手軽にCDを楽しむという意味ではEJ002も良い線行ってるのではないかと。
 じゃあCDP-380Zはどうなの?というと、音は良いんですよねぇ…この安っぽい筺体のどこからこんな音が?と思うんですが。面白いもんです。もっとも音飛びが凄まじいので(音飛び防止を入れた途端にやたら音が悪くなるので音飛び防止を使えない)、基本的には持ち運びで聴くというより卓上でお手軽にサッとCDを聞きたいときに…的な用途ですが。EJ002とは甲乙つけがたい…音だけなら僅差で380Zという感じがしなくもないのが何とも。
 とりあえずソニーは会社苦しいのはわかるんですが国産他社がもうほとんどいないポータブルCD市場でうまいことやれば廉価市場でも音質重視でも独り勝ち出来るチャンスなのでなんとかがんばってほしい気が。
 
 さてそのハイエンドとか言われてたHDP-R10ですが、WMAとかMP3で音飛びというか尻切れする現象が酷くて、いくら音が良いとか言われていても余韻がブチ切られたりギャップレスでセパレートじゃないアルバムとか聞くに耐えない状態なのでヒビノに問い合わせたら中国から折り返しの電話がきて、『DAPをリセット』って操作をして再起動してから20分ほど放置してライブラリが構築されきってから再度聞いてみてくれというのでやってみたら以前と変わらないかより酷くなった気が。音楽再生機として普通に欠陥商品なので、返品交渉に移ります。ま、金銭的な話は店とヒビノの問題だというから、うちはもう店舗にこんなもん使えませんとつっ返す次第です。
 これをハイエンドだなんて持ちあげていたオーディオ関係のマスコミやブログは罪深いと思いますよ、本当に。
 音質以前に基本的な再生機能がダメダメじゃんか。
 まあ、音も悪いとまでは言いませんがハイエンドと言って憚らないレベルではないんじゃない?とわたしは認識してますので…なんだろう、確かに厚みがあって濃い音だからちょっと聞きでも良い音って感じさせられる要素はあると思うんですが、微細な濃淡が描けていないなというのが残念で…そこらへんはHDP-R10はNW-A867と良い勝負で、NW-F887には完敗してます。walkmanのF880シリーズといえば普及価格帯のプレーヤーなわけで、R10と同容量のF887なら40000円もしないモデルですが、てことは音楽聞くだけでもF887のが操作性安定性ファイル認識等々、SDでの容量拡張が出来ない点を除けばほとんど上です。
 F887の方が、かつてハイエンドとか言われてたらしいR10というプレーヤーをあらゆる点で上回ってます。
 NW-ZX1はもっと良いんだけど、というわけでR10は必要ないなーということになったので、うまいこと店舗と話がついて返品できるとよいのですがー。
 ちなみに中華DAPすべてがダメと言いたいのではなくて、手持ちの中でもHM-602 Slimは素晴らしいと思います。UIとか操作性とか微妙な部分があるけど、SD使えて認識早くてレスポンスもそこそこに良好で音も生々しくて、個人的に言わせてもらうなら総合でR10とは比較にならん感じで良いので。ファイル名の先頭付近に『暴』という文字さえ入っていなければライブラリ構築の不具合も起こらない感じでちゃんとメディア認識してくれるので、これは良いです。
 どこかHM-602のようにDACにTDA1543を採用したAndroid搭載でZX1みたいな志向の作りの携帯音楽プレーヤー、作ってほしいものですね。


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2014年9月16日 (火)

MDR-CD900STのプラグをFURUTECHのFT-735(R)にしてみた

 ちょっと前のFURUTECHのF35(G)を使ってみたところで、ポータブル向けに改造した方のMDR-CD900STのプラグもFURUTECH製にしたくなり、結構勢いで注文してしまいました。
 ヨドバシで夜中の四時過ぎに注文して、当日二十時過ぎくらいに配送されたので、さっそく換装してみました。
 まずはこれまで使っていたオヤイデのP-3.5 SRHPを取り外し、ケーブルをむき出しにします。
 これまで使っていたP-3.5 SRHPはこんな感じ。
Cimg2085
 …じゃなくて(ひえたビ…って、ぉぃw)
 ※いいんです、対象年齢が80年代にビビッとくる人向けだし
 気を取り直して。
Cimg2111
 こんな感じ。上のが一番初めに使っていたもので、このあいだまで使っていたのが下のものです。一度オヤイデさんに持って行って交換してもらったことがあるんですが、どうにもプラグが黄ばんでくるんですよ…二つ目の方はそこまで黄色くはならなかったんですが、それでもなんとなく黄色っぽい感じに。
 ひとまず取り外しが済んだので、新しいプラグを用意。
Cimg2102
 FT-735(R)です。
 わたし個人的にはデザイン面ではオヤイデのP-3.5 SRHPの方が抜き挿ししやすいんじゃないかなーとは思うんですが、これはこれで見た目は良い感じ。
 また、わたしがP-3.5 SRHPを選んだときのポイントとした『携帯ハードウェアにカバーをかぶせている状態でもプラグがカバーに干渉しない』という作りになっているので、これも問題なし。最近の機器に使うためにプラグ交換をするのに支障ない形状で良いです。
Cimg2103
 結線はこんな感じでやってます。
 半田付けがうまくなくてお見せするのは恥ずかしい状態ですが…ちなみに以前までは半田ごては20Wのもので作業していて、なかなかうまくいかないなーと結構苦労していたのですが、今回は60Wのものを投入しました。おかげで作業がすいすい進む。もっと早くから変えておけばよかった、炒飯と同じとは言わないですがやっぱり火力は大事ですね(違くね?)。
 ここらの結線は3.5ステレオミニプラグ製作例(oyaide.comさん)が、かなりわかりやすく記述されているので、わたしの汚い半田付けや作例よりも参考になるかと思います。
 ここまで結線できたら、ショートしてないかどうかとかをテスターで確認して、問題がなければプレーヤーに接続して音を確かめます。色的には問題なく結線出来ているはずですが、一応テストトーン等を使って左右のチェックを行います。こういうときにもXLO Test&Burn-In CDがあると便利ですね。1トラック目にチャンネルテストが入っているので、Left、Right、と、センターバランスが問題ないかを簡単にチェックできます。
 半田付けがうまくいったら、次はケーブルクランプで被膜を締めます。
Cimg2107
 以前の初めての換装後に、実際に使用していてたびたび断線したことがあったので、二度目の換装からやってる加工なんですが、このあたりは断線防止の工夫です。素人考えな小細工ではありますが、ケーブルが引っ張られたときに、半田されている部分に直接テンションがかかって引っ張られないように、コネクター内部に入るケーブルを多少ゆるませてあります。CD900STのケーブルの被膜は結構柔らかいので、ケーブルクランプで締めても中の線が引っ張られてしまったりするので、こんな感じでたるませた状態で、さらにこれをスミチューブとかの熱収縮チューブで固定します。
Cimg2108
 こんなふうにかぶせて…
Cimg2109
 こんな感じに収縮させて固めます。グルーガンで固定とかも考えましたが、あんまりしっかり固定できないし、換装しなおすときに糊を除去するのも大変なので、ということでこんな方法を使っています。透明の収縮チューブにしておけばよかったかな?と思いますが、プラグのカバーを取り付けたときに外に出る部分のことも考慮してこの色です。
 ここまで出来たらある程度ケーブルを引っ張ったりして、簡単に断線しないかをチェックして(この段階でも何回か試聴します)、問題がなければカバーを閉めます。
Cimg2110
 完成です。
 手前みそですが見た目もそこそこで良い感じかと。
Cimg2112
 完成した全体像はこんな感じです。折りたたみの改造はこちらを参考にどうぞ。よくよく考えたらこのCD900ST、もう4年以上も使ってるんだな…よくがんばってくれてますよ。1回左右のドライバーを交換してますが。
Cimg2118
 鳴らしてみる。
 ノーマルのCD900STにFURUTECHのステレオミニへの変換プラグF35(G)をつけた音とは若干異なり、少し濃くて厚めの音ではあるんですが、解像感が向上しCD900STノーマルやオヤイデのプラグではベタ塗りに聞こえていたような部分のディテールも聞きとれるようになり、すっきりして良い感じです。元々ソリッドな印象の音のヘッドホンですが、さらにソリッドさが増してます。実際かなり気持ち良いです。
 CD900STの傾向はそのままに、ソースが持っている音色をより判別しやすくなっています。ここらへんはこういったプラグ換装をせずとも、ノーマルにF35(G)を取り付ければ比較的近い状態にもなるので、ノーマルでケーブルを切るのがもったいないと思われる方はF35(G)を試してみてもらうと面白いと思います。ステレオミニプラグになっちゃいますけどね。今回の換装に近い音を体感できます。
 今回のでわたしのCD900STは結構いじってますが、比較的な感じではノーマルにF35(G)をつけたものに近い音の状態ではあるかなーとは思います。ただ、アンブレラカンパニーさんのCD900STチューニング関連記事にあるように、ポータブル化してある方は『くるっと』と『ぷすっと』のチューンは行っています。これによってバランスや音場感がより安定し、低音の響きも良くなっています。ノーマルと比べるとそれだけでも結構な改善を感じられるものですが、ありがたいのはそれでいてCD900STそのものの音色等を損なうことなく、ノーマルでわりとテキトウに作られている部分をさらに良くできるというところが良いチューニングだなーということで参考にさせていただいています。
 さてさて。
 プラグ交換でさらに明晰的になりましたが、これでじっくり聞いてみたんだけど、やっぱり別に聞き疲れするということはなく、逆により鮮明になった分、不自然さなくずっと聞いていられる気持ち良いヘッドホンになってくれたなーという印象です。
 写真にも載せていますが、これで聴くティンクリング・ハンドベルが気持ち良いのなんのって。かなり古いCDで(ジャケット見るとCBSソニー時代のものです…リリース自体が1987年でして…当時、日本橋三越でこれのカセットテープとダライアス写真集を買ったりファミコン版沙羅曼蛇の宣伝用未完成ROMの試遊台で遊んだ記憶があって思い出深かったり…あんまり関係ないですねすみません)、とっくに廃盤になってしまっているのが残念でならないんですが、これの原盤があるならハイレゾでリリースしてくれたらぜひぜひ欲しいんだけど。
 今回写真は撮っていませんが、NW-ZX1HM-602 Slim、これらをWMC-NWH10GT2 Proで接続して聴くティンクリング・ハンドベルが極上でね。
 この使い方だとZX1のバッテリーがもりもり消費されるのでそうそう長時間楽しめるものではないのでなかなかやらないんですが、ZX1単体と今回組んだCD900STとの組み合わせでも、かなり気持ち良いです。
 でもって、これで3DSでアウトランとかやると、もうタイムは縮むわスコアは伸びるわでいいことづくめ(言い過ぎ、しかもそれヘッドホンもプラグも関係ないし)。

 そんなわけで、ひとまずわたしの手持ちのポータブル改装MDR-CD900STは現時点での完成をみた感じですね。ただ、これでケーブルの4芯化(グランドをプラグまで左右別の線でもってくる)とかもしてみたい気もするんですが、それは以前にも書いたんですが標準ケーブルからまるで変えることになるので4芯化した効果なのかリケーブルした効果なのかが分からなくなるから、その検証をするとなるとCD900STがさらに2本必要になるのでやってない…という感じですね。
 ぶっちゃけHDP-R10を買ってなければ、そういう実験もできたんじゃない?という気もしますが、とりあえずまたの機会に…と。使いたいプラグも現状でFT-735(R)じゃないと…ということでリケーブルに際してのハードルも自分で上げてしまった感じなので(苦笑)、予算が結構厳しいので余裕があるときじゃないと無理っぽいです。
 なので、今のところはこれでかなり良い音を楽しめてますし、満足しておこうかなぁ、と思います。


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2014年9月15日 (月)

FURUTECHのF35(G)を使ってみた

 ずっと昔に変換プラグネタをやりましたが、今回はシンプルに一点で。
 FURUTECHのF35(G)を買いました。
 以前から興味はあったんだけど、なかなか思いきれる機会がなく…先日秋葉原へ行ったときに友人がヘッドホンを何にしようか迷ってるというので、1万円以内という予算を提示されてはいたものの、本人的にもMDR-CD900STが気になるようだったので、長く使っていきたいならこれにしておけばあとあと損はしないと思うよってことでCD900STを買うことになり、用途としてPCで使いたいということだったから、変換プラグが必要だねってことでここで定番的なJVCのAP-304HFを選んだんだけど、それとは別にわたし自身も気になってたということで変換プラグを買い足したくなり、わたしもCD900STでの常用はAP-304HFだったんだけど、前から気になっていたF35(G)を買ってしまいました。
Cimg2077
 以前に聞き比べネタを更新しようと思って買ったモノたち…ですが、今回はこれ全部はやらないです。
Cimg2078
 普段使いのAP-304HFとF35(G)を並べてみました。パッケージからしてもうメーカーのプラグに対する扱いが違うんですが、値段的には3000円くらいを覚悟していたので意外と安かったので驚きました。
Cimg2079
 単体で写してみました。良い箱です。そして中身も良い。
Cimg2080
 箱の背面です。こういう説明書きは好きですね。
 さて、実際にCD900STに取り付けて、ZX1で聞いてみました。
 とりあえず比較は普段使いのAP-304HFになるんですが、もう、少し聞いただけで驚きました。
 効果絶大。
 買ってよかった。
 音でというと表現が難しいんですが、単純に分解能が数段上がった感じです。視覚的に表現するなら、色数がぐっと増えたイメージです。たとえばAP-304HFでは黒は黒でべたっと黒一色で表現されていたように思えていたものが、F35(G)だと実はそこにも細かい明暗や濃淡があって、それを見分けられるようになった…という感じで、細やかな部分が聞き分けられるようになりました。その分若干腰高なイメージの音にはなってくるんですが、そう思って改めて聞き直すと決してそんなことはなく、これまでベタだと思っていた低音の沈み込む部分はより鮮明に沈む表現を聞けて、そうでない部分の音もこんな音だったのかと発見できる鳴り方に変ってより面白かったです。
 ケーブルをショートカットしてオヤイデのP-3.5 SRHPをつけて折りたたみ化したうちのポータブル向けCD900ST(改造記事はこちら)、これと比較しても鮮明度がかなりわかるレベルで違う…うちのポータブル化した方も悪いわけじゃないんですが、F35(G)をつけたノーマルと比べると、そこそこわかる程度で音像が甘いんですよ。F35(G)を付けているノーマルの方は、「うわー、プラグ変えたくなるわー、というわけで、さっそくFT-735(R)を発注してしまいました(あわてすぎ)。とりあえずP-3.5 SRHPをFT-735(R)に換装しなくては。たぶん特性的には近くなるはず。
 ただ、これだと標準のニッケルメッキプラグとの比較がわからないじゃん、というわけで、HDP-R10の標準ジャックとステレオミニジャックとの音質が同様であろうと仮定して、標準とF35(G)の音を聞き比べてみました。そうすると、本来は余計な接点が増えている分、F35(G)を付けた音の方が不利なように思うのですが、実際にはF35(G)が付いているときの音がわずかにですが前述したような色数が増えたように感じる効果がありました。ポータブル化している方は以前紹介したアンブレラカンパニーさんのCD900STチューニングで”くるっと”と”ぷすっと”を施してあるんですがノーマルの方は本当にいじらずノーマルのままなので、それと比較してもF35(G)を付けたノーマルの方がよく聞こえたということは(音像のねじれとか低音の出方の差は別として)、プラグだけで得られる明瞭感の向上にそこまで効果があるのか…ということで、P-3.5 SRHPからFT-735(R)に換装してその結果を聞いてみるのが楽しみです。プラグ付け替えは結構手間なんですけどね。

 以上、F35(G)を使ってみた感想でした。
 ステレオ標準プラグのヘッドホンをポータブルで使う際の参考になれば幸いです。というか、こんなに良いものが2000円もしないで手に入るというのは、大変ありがたいことだなーと思いました。
 これを聞いてしまうと、ちょっと他のプラグは使えなくなりますね…間に合わせとかならともかく、しっかり聞きたいとか常用したいときには、F35(G)じゃないとダメだなとは思いました。変換プラグひとつにもこれだけの差があるのは面白いものです。


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HDP-R10を150時間ほど鳴らしてから聴いてみた

 よろしくチューニング<あいさつ

 さて。
 HDP-R10を買ってからだいたい150時間くらいバーンインしてみました。
 やりかたはXLO Test&Burn-In CDのトラック9のバーンイントーンをWAV化して左右チャンネルを入れ替えたものを後ろにも付けて長尺化・左右のバランスをとったものを延々リピートして流す…という感じ。試聴前に消磁トラックを流してひとまず消磁もしておく。
 …ただ、これで心配なのは、R10に使われているオペアンプ・OPA627が実力を発揮できるまでには約10日間かかるっぽい話も別機種(単体DAC)ではあったんだけど、バーンインしていて100時間を超えるかどうかのところで一旦聴いてみたら購入直後のどうにももそもそしたダメな音より格段に良くなっていたので、ここからしばらく鳴らしたところでじっくり聴いてみようかなぁ、と思ったわけです。幸い休みもあることだし。
 それで聞いてみたR10の音は…その前に。
 一応、設定はイコライザーはOFF、デジタルフィルターはSlow Rool-Off、サンプリングレートコンバーターはNative play、GainはHiです。イヤホンはMDR-EX800ST、ヘッドホンはMDR-CD900STで聞いてみました。
 鮮度感あるなかに厚みのある音、かといって厚ぼったいわけではなく解像感もそこそこにあって良好。
 ただ、響きの伸びはないと感じます。本来伸びてしかるべき音も詰まって再生されてるように聴きとりました。
 全体的にはやっぱり内へ内へとこもった印象での響きになるんですが、そことの印象は合致する感じです。
 場合によってはそれが生々しさを削いでいるのだけど、厚みというかウォームな感じがそれをフォローして良く聞こえるように思います。
 さだまさしの線香花火とか南佳孝のモンロー・ウォークを聴いてみたのですが、そんな感じで聞こえてました。CDから直聴きだともっとのびやかで綺麗な音の印象だったんだけど、R10では声に艶がなくひとまず鳴ってるだけのように聞こえつつ、不自然感はなくそれなりには聞こえるのであんまり悪い感じはしないかも。
 機器そのものの味付け的なものは感じないんだけど、ディスクに…違うな、ソースに込められた魂みたいなものは感じない音に再生されてしまってる気が無きにしも非ず。
 解像感的にそこそこと書いたのはここで、ボーカルからの息吹を感じないのっぺりとした再生音だなと思うことがあったんですよ。生々しさが足りないというか、聴いていて「おー、良い音だねぇ」とは感じるんですが、そこから魂がぐっと揺さぶられるような熱くなる感じじゃない。なんでかな?と思ってよくよく聴き直してみたら、CD直聴きだったり別のDAPで聴いたときに聞こえていたボーカルのブレスだったり息の抜きどきのふっとした細かい音が埋もれてしまってるんですよ。あー、そういうことか、と思いました。
 そこらのことから、言われているほど音質良いわけじゃないんだなーとも思いました。
 南沙織の17才を聴いていても、声を伸ばすところでCD直だともっとのびやかに聞こえるところが詰まって息苦しく聞こえたり。レンジ感の狭さを感じてしまいました。カタログスペックや搭載デバイスの性能からはそんなこと起こりそうにないはずなんだけど。
 ただ、厚みとウォームさはあるので、そいう方向が好みならゆるめのリスニングとしては楽しめるなぁとは思いました。解析的に聴くというよりは、ゆるゆるまったり聴く感じですね。
 あー、じゃ、新しめの今のソースだったらどうですかね?ってところでナノのSAVIOR OF SONGとか聴くわけですが、同じ感想です(こっちは録音自体があんまり良いものじゃない気はしますがCDだともうちょっと気持ちよく聞けます)。
 ハードコアテクノとか分解能が不足しているのか音が混濁して団子に聞こえるのでキレの良さは感じませんが、厚みがあるので迫力は出ます。緻密さは感じないものの迫力がある分、楽しく聞けるかなーとは思いました。
 ハードコアじゃなくて、じゃあ昔のは…ということで、わりとゆるいめに楽しめそうなところでSolid State Survivorとか流し聞きしてみましたが、これはこれでよい感じ。ほう、こういう風に使えば楽しいなぁ、と。

 閑話休題。

 それでは本音で。
 他を知らなければR10で満足しているかもしれませんが、わたしはちょっと無理かなぁ、と。
 ポータブルの音楽プレーヤーとしては、個人的にはこれだったら持ち歩かないなあ…という。とりあえず操作性が劣悪すぎて話にならないです。AndroidじゃないwalkmanとかKENWOODのHD系にも劣る操作レスポンスと動作安定性は2012年に作られたDAPとは到底思えません。
 いちいち操作するために画面をつけなければいけないのに画面のON/OFFで都度ノイズが乗るし、それで表示させたあとのレスポンスが快適かというと快適とは真逆のもっさりした反応なので。プレーヤーの機能もいまひとつどころかまるで洗練されていなくて使いづらい。ただゆっくり音楽を聞くだけなら問題はないけど、問題はない…というレベルなので、ライブラリーを入れて快適に楽しめるとかいうものじゃないです。
 これでそれらを帳消しにできる音質ならある程度は仕方ないかと思わされる面もあるのでしょうが、ぶっちゃけ正直に言うとNW-A867より厳しいよ?これ。対応フォーマット的にA867では不可能なFLACとかを再生できるのは強みですが、サイズも大きければレスポンスも悪い、音も圧縮非圧縮問わずA867より厳しいのでは、ちょっとうちでは出番がないですね。
 じゃあどうなのかというと、音だけだったら確かにスマホよりは良いよね、という程度だとは思いました。
 以前にwalkmanやiPodを酷評していた人たちが音質が良いとかでやたら持ち上げていたDAPがこの程度とはね…ハイエンドDAPが聞いて呆れます、ハイエンドDAPなんてそんな市場あるんだー?みたいな。
 ここからは多少ひねくれた書き方をします。
 いわゆる海外(といってもほとんどが中国・韓国製品)の高級ハイエンドDAPって、わたしも当然興味がないわけじゃないので試聴とかはしてるんですが、実際に比較とか具体的に感想を書くのは買ったものをしっかり聞いてからにしようと考えていたのでこれまでそこらは書かずにいた部分があるんですが、今回その一翼であったR10を買ってみてわかったのは、あー、あの市場やらあのあたりで持ち上げられてるものってハッタリでぼったくりだったんだなーと。ソニーがウォークマンで容量ぼったくり商売的に言われてたりしましたが、まだまだ全然良心的だよ、と。
 どこでどういう意図や力が働いて携帯音楽プレーヤー市場が今のような状態になってしまったのかはどうともいえませんが(スマホの台頭とかもあると思うけど個人的にはスマホにいくら良いイヤホンをつけたところで聞ける音はたかが知れてると思ってますので…実際にやってみた上で言ってますし)、はっきりいってこのレベルならKENWOODはがんばっていたしソニーはいまでもがんばってます。そしてトップクラスの機種なら、海外勢が言うハイエンド機にも決して勝るとも劣らないんではないかなー、と…もっとも、わたしは今の海外機でハイエンド機として話題のHM-901AK240は聞いていないのでそれらについては語りませんが、少なくともR10についてはちょっと…と言いきれます。walkmanがA867の時点でもR10との比較でならA867は音質をメインに操作性や携帯性も含めてストレージの容量以外では負けてない。つまりNW-F887NW-ZX1とは比較にもならないし、R10とZX1なら、わたしは誰にでも自信を持ってZX1を薦めるでしょう、と。
 あと、これまでWAVやFLACフォーマットでだけ聞いてきましたが、たとえばWMAの96kbpsなんかのずっと昔に作ったライブラリーなんかでも聞いてみました。それなりには聞こえるんですが、あくまでそれなりなんですよね。ZX1で聞いた時みたいに「このフォーマットとビットレートでこんなにも情報量を拾って再生できるのか!」という再生能力への感動もフォーマットの可能性へも感じられないし、ファイルによっては他のプレーヤーで正常に再生できるのに曲の終りの方が欠落して次の曲の再生が始まってしまったりするのもマイナスですね。
 そして解像感…分解能といってもいいし、そのソースへの追随性はR10は結構甘いと思いました。その意味ではA867にも敵わなければF880やZX1との比較は話にならない状態。CD900STなんて正直鳴らしづらいわけでもないヘッドホンで比較をしているのにこれでは厳しいですね。
 せめてもうちょっとZX1と互角かそれ以上の性能や音楽性を聞かせてくれたら、一言でも感動したと言えればよかったんだけど、個人的に感じたのはこれで発売当初88000円程度で話題になってそれなりに売れたのなら代理店やメーカーは笑いが止まらなかっただろうなぁ、と(かなり底意地の悪い書き方をしてますが本音です)。
 ハイレゾの再生も同様ではあるのでZX1で堪能できるような緻密な鳴り方をR10はできないのですが、逆にZX1では聞けないようなアナログ的なゆるーい鳴り方にはなるので、そういう意味では既存音源の再生では不利でもハイレゾ音源だとなめらかに聞こえるという点ではR10に分がないわけでもないと言えるかもしれませんが、繰り返して言うとそれは緻密に鳴らせていないから丸まって甘く聞こえているだけなので。
 あと、同じ中華DAPということで比べてみて面白かったのがHM-602 Slimです。解像感的に甘い機種という認識はあったんだけど、それでもR10よりはいいんでない?というのと、鳴り方の生々しさでは比較にならないレベル。音質面だけでどっちが高級DAPかと言われれば、わたしならHM-602 Slimを挙げるところです。
 使い勝手の面でSDを挿し換えてからのライブラリーの認識がファイルの量にもよりますがやたら遅いのもR10のダメなところ。これでは気軽には使えません。HM-602 Slimなんかは挿し込んですぐにSDに入ってる曲を再生できるんですがね。32GB中20GBほどファイルを入れたSDを挿してライブラリーが正常に表示されてプレーヤーが動くようになるまで20~40分もかかるようでは、かなり話にならないです。


 …と、書いているうちに意図せず酷評になってしまった感じが。R10ファンのユーザーの方がいたらすみません。
 しかし実際に買って手にして聞いてみて、これでハイエンドだとか『聞かない方が良い』とかハイスペックとか言われてたの?マジで?と首をかしげざるを得ず。アップサンプリングも予想通りで、処理を加えた音は個人的には聞くに耐えない音で。だからソースは極力素直に出さなきゃダメだと。化粧してごまかしたところで音質というものはソース以上にはなりはしないので(大抵の場合は劣化する、それも鮮度が極端に落ちる)。
 今回聞いたプレーヤーたちはこちら。
Cimg2072
 左からZX1、HM-602 Slim、R10ですね。
 左から運用度の高い順…というわけではないんですが。
Cimg2073
 CDとの比較は基本はこれ、D-NE920でやってみましたが、ちょっと以前から気になっていたものも用意してみました。あんまし関係ないですが、D-NE920の購入当時のお値段は1万円前後くらいだったような。発売直後はもっとしてたかな?でもR10ほど高くはありません。
Cimg2074
 えー…これ、ヨドバシで3000円で買ったCDプレーヤー。一応企画は日本のオーム電機製のCDP-380Zなんですが、実際には中国製なので中華プレーヤーということで並べてみました。
Cimg2075
 中に入ってるピックアップ固定シートが良い味だしてます。
Cimg2076
 アップにしてみた。
 フォントのサイズや並び方がガタガタなのが笑えます。
 ちなみに音質的には…電源入ってると常に『サー』とかいうようなノイズが出てますが、演奏時の音質自体は「意外とやるなぁ…恐るべし」という感じ。往年のポータブルCDってこんな感じの音だったっけなー?というイメージ。音飛び防止のESPが入ってると、いかにも気持ち悪い再生音になって聞いていてしんどいんですが、ESPを切ると、ちょっと濃いめですがかなり気持ち良い音で鳴ってくれます…さすがにこれとZX1との比較だと当たり前にZX1のが良いかなーと思う部分もあるんですが、CDから直接再生での窮屈感のない鳴りっぷりでは380Zのが良いかもと思わせるあたりでは、やはりメモリタイプのプレーヤーはなぜかまだCDに敵わないのかと思いつつ、もしかしたら人によってはZX1よりも、このCDプレーヤーの方が良いという人がいてもおかしくない音だな…と、比較していて思いました。ではということでR10と比べてみると「んー、微妙だなぁ…判断難しいなw」といいつつも答えは出ていて、380Zのが良いじゃんか、と…いやー、ないわw
 ただ、380ZのがR10より良いというのは冗談にしても(でもこれ、人によっては本気で380Zに軍配を上げる人がいてもおかしくないぞと思わせるあたり微妙なんですが)、D-NE920との比較ならR10は完敗だろうなと思わせられる音だったのがいろいろと残念でした。
 やはりポータブルとはいえCDプレーヤーには、メモリタイプの携帯音楽プレーヤーはいまだに敵わないのか、と。日本の各メーカーがポータブルCDプレーヤーの開発をやめてしまったのが本当に残念です。
 ていうか、これだったら見た目の安っぽさは我慢するとして、手に入るうちに380Zをいくつか確保しておきたいなぁ、という気分になってしまったり(幸いそんなに高くないし赤とか黒のカラバリも良いなぁなんて思ってたので)。
 SL-S550なら昔持ってたと思うんだけど、どこに行ったかな…壊れて使わなくなったのかMDに乗り換えたので使わなくなったのか、いまいち覚えていません。もしかしたら、SL-S550も、今の高音質を売りにしたデジタル携帯音楽プレーヤーよりも音が良いかもしれません。なにせCD全盛期に作られたハードだし。
 それはさておくにしても、やっぱりいまどきの携帯音楽プレーヤーは、安物とはいえポータブルCDに敵わないのか…というと言い過ぎかもしれませんが、疑問を持ったら試してみることは必要だなというのは絶対にあると思います。
 特にいわゆる高級DAPとかいわれる部類に分類されるものとポータブルCDプレーヤーを比較なんてしたことない人の方が圧倒的に多いと思うので。わたしの場合は、ある意味では偶然やうっかりではあるんだけど、ZX1とNE920を比較する機会があったから、もしかしたら…ということでCDプレーヤーも大事にするようにして機会があれば頻繁に聞き比べするようにはしてますが。

 そんなこんなでHDP-R10、結論は、個人的にはハズレだったかなぁ、と。ハイレゾ対応でこのレベルのデジタル音楽プレーヤーを買うなら、普通にwalkmanでF880シリーズだとか、ZX1を買えば良いんじゃないでしょうか。HM-602 Slimが良かったのでもしかしたらHM-901とかも良いのかもとは思うんですが、iBassoのはもうないな、というのが個人的な感想です。なんでか?というと、HiFiMANからはその姿勢から一応は音に対するこだわりが製品から見えてくるっていうのが買ってみてわかったわけですが、R10は既存のコンポで定評のあるデバイスを組み合わせてみました…というようなところにしか売りを感じないんですよ。Androidのシステムを通さないプレーヤーソフトとかは以前からシステム的にも注目していたので面白いと思うんですが、ことハードウェア面の音づくりにおいては、そういうメーカーなり設計者なりの道というか哲学というか、そういうものを感じない音だったので。R10はデバイス自体は定評あるものを採用していてそれを売りにもしていますが、実際の音を聞くと全然そんなふうに感じられませんでした。2013年で賞をもらえてるとか搭載デバイスが良いとか、わたしの場合はそういうの全然関係ないし興味もないんで。出てくる音がすべてでしょ。あの手の受賞は出来レースって部分もあるし(素直に信じるほどウブじゃないんで)。搭載されている部品はよくてもアナログ周りの作りで損してるんじゃないですかね?と思わざるを得ません。あと2013年での賞ということはウォークマンだとちょうどNW-Z1000NW-F800といった音質的にも性能的にもハズレ機首が跋扈していた時期なので、そういうタイミングであればあるいはR10は高評価されたのもうなずけます。実際にはわたしはもうZ1070もF807も手放しているので厳密に比較できるわけではないですが、A867以下と斬り捨てたF807/Z1070なので、同じくA867より微妙と判断したR10とだと良い勝負かもしれません。個人的にはちゃんと比較したら、当然だけどR10の方がF807やZ1070より全然良いとは思いますけど…あの時期のAndroidウォークマンはどちらもダメな音だったので。

 そんなこんなでR10を聞いてみました。
 150時間程度じゃバーンインが足りんのじゃー!というご意見もあるかとは思いますが、これ以上慣らしをしていてこれからさらに化けるかというと疑問もあったので(やってみなければわからないとは思いますが…)、この時点での感想をと思い書きました。
 あー、もう、ハイエンドDAPとか言っちゃってる人は信用できないなと。中華DAPや韓国DAPはぼったくりじゃないんですかね(HiFiMANは除く…ここは値段なりの仕事はしてるとHM-602 Slimを聞いて実感したので)。
 日本もソニーだけかと思ったらTEACがこの手のプレーヤー市場に参入してくるみたいなので、国内メーカー製で改めてこの手の携帯音楽プレーヤーが盛り上がると良いですね。
 walkmanもNW-A17といったmicroSDXC搭載可能な音質重視のプレーヤーが出る予定のようだし、そういう意味では海外産ぼったくりプレーヤーよりも国産のそれなりに良心的な価格でリリースされるプレーヤーに期待してみたいです。


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2014年9月 9日 (火)

だ日記(ry (~20140908)

 おはようじょ(違

 HDP-R10のバーンインのために、R10にMDR-EX650をくっつけてXLOのバーンイントーンをそのままのと左右反転させたのをくっつけたWAVを鳴らしっ放しにしてたはずが、帰宅したら劇パト1のOSTの『夏の嘲笑』がかかっていた…何を言っているかわからねーと思うが(ry
 ※面倒くさいので、本体メモリにバーンイントーンだけ転送して、SDは抜いてそれだけで再生させるようにしました…というか、こんなことをしなければいけないこと自体が面倒くさいorz

 ようじょつながりで。
 報ステのディレクターが自殺したらしいですが、どうやらその前に『自分が死んだら殺されたと思ってくれ』と知人に漏らしてた模様。
 このディレクター氏、原発の手抜き除染とかの取材や番組制作にかかわっていたというか、むしろ積極的に報道しようと動かれていた方らしく。
 当該の岩路ディレクター氏からに取材を受けた知人は「身の危険を感じている。私が死んだら殺されたと思ってください」と彼から聞いたという。
 「このような事件を皆で注視すること、多くの人が知ることで、抑制になるし、警察にもマスコミにもプレッシャーをかけることができる」とも話をされていたらしく。
 今はこのような情報を残し格さん…じゃない(誤変換)、拡散することもできる時代なのですべてが削除消去されるということはないんだろうけど、なんとも薄気味悪い。
 わたしがそれを知ったきっかけは板尾創路氏のツイートがネットのニュースで報道されていたからだけど(デング熱報道がなんらかの隠蔽として使われているらしいとか)、政府というか要はお偉いさんが何らか自分たちに都合の悪いことを隠したいから、そういう動きをしている人を消そう…なんていうと綺麗すぎる、もっと生臭くいこう、殺して口止めしてしまおうということなんでしょう。
 嫌な世の中になったものです。
 どこが”ようじょつながり”なのかと?
 お偉いさんが絡んだ殺人口封じ事件が10年くらい前にあったじゃないですかー。
 プチエンジェル事件とかいう。
 日本の警察も、税金泥棒とか言われたくないなら、時の権力者が転覆しようが日本が大騒ぎになろうがお構いなしにそういう犯罪はしっかり暴いて司法にかけて欲しいものですが。
 もっとも、そのあたりのお偉いさんまで顧客だったらしいとかどうとかこうとか、わたしは知りませんがね。
 そのロリ売春の顧客リストがかなりヤバいものだったらしいとか、都市伝説的に言われてることくらいしか知らない。
 というわけで、ようじょつながり。

 ここで自ポ法がやたら強化されそうなバックボーンが見えてきそうな気がします。
 そう、お偉いさん方はたぶんまだ影でロリ売春してるんだろうなー、と。
 そういうのの隠れ蓑にするために、やったら刑罰ひどいよ?って一般向けには締め付けをやたらきつくして近寄りがたくする…ということかも、と邪推してみる。
 権力とお金持ってる人たちはやりたい放題でいいですね。
 ちんこもげろ。
 ていうか、『YES!ロリータNO!タッチ』でしょうに。
 日本のお偉いさんがたは理性のない鬼畜ですね(決め付けかよ)。
 コワイコワイヒー(›_‹)

 ズンズン運動で男児死亡?
 ずんずん教だ!ずんずん教だ!(違
 『赤子をひねる』という表現はありますが、マジでひねっちゃダメでしょ。
 …『赤子の手をひねるよりも簡単』だっけか、すみません。

 99%じゃ駄目だ、100%じゃなきゃ駄目なんだ!
 …ということが世の中よくあるわけで。
 ファジーででたらめである程度できていれば完璧じゃなくてもいいということもありますが、100%じゃなきゃ絶対ダメ!っていうこともあるわけで。

 原発再稼働。
 動いてない状況でしっかり電気足りてるのに再稼働させる必要あるんですかね。
 原発産業で糧を得てきた人のことはこの際無視するとして。

 新型ウォークマン…NW-A16/17、国内版はまだ発表されていませんが、去年のNW-F880のときは9月下旬くらいにソニースタイルで予約受付が始まって、10月中旬発送開始だったので、そのくらいのタイミングだと良いなぁと思ったり。
 R10買ったけどこちらも買いますよ。そりゃ待望のハードキーオンリーのwalkman、しかもmicroSDXC対応とかいうことは、容量だけならNW-ZX1を超す運用が可能だし。音質はたぶんZX1には敵わないと思いますが。
 あと、TEACも携帯音楽プレーヤーを出すらしいですねー。そちらもとても気になる。TEACなのでESOTERICのようなピュアよりな音だと良いなーとか思ったり、ソニーがやめてしまった業務用オーディオでも実績を積み続けているメーカーだから、そのあたりは期待したいなぁ、と(なんでソニー撤退してしまったん…)。
 そんな感じで、音質重視の携帯音楽プレーヤーは海外産(というよりはほとんど中国・韓国とか)に押されていた国産勢ですが、ここらで盛り上がりをみせてくれると面白いんじゃないかなぁ、と。
 操作性や利便性の面では(いまだ不足している面はあるとはいえ)海外産とは比較にならないレベルで国産携帯音楽プレーヤーは実装できてるのだから、後は音質さえしっかりしていれば…という流れで、昨年はF880やZX1あたりがようやく本命が来たか!という感じでしたが、それがより普及価格帯へ下りてくる…ということなら、もっともっと面白くなるんじゃないかと思います。
 音楽なんてスマホで聞ければ良いじゃん的風潮は個人的にはどうかと思いますし。
 実際、スマホの音が携帯音楽プレーヤーと同等または超えているならそういうのもわからんでもないですが、実際にはスマホの音楽再生の音質なんてゴミでハナクソもいいとこなので(言い過ぎだなんて思ってないので絶対撤回しない)。いくら良いイヤホンをつけたところでソースが糞ならろくな音になりゃしません。良いイヤホンは良いプレーヤーでこそ実力を発揮しますのだ。そこらを無視して、音の変化は出口が一番大きいからとプレーヤーではなくスマホ向けにイヤホンだけをすすめたりとか、そういう風潮はオーディオを冒涜してるとしか思えないです(言い過ぎ)。そこまで言わないにしても、プレーヤーなんか変えなくても良いイヤホン使えば良い音で聞こえるとかいう論調には意義を唱えたいわけで。スマホの糞音質では、どんなに良いイヤホンを使ったところで宝の持ち腐れです、そのイヤホンが実力出せなくてもったいない。ある意味ではイヤホン自体はソースのダメな音どおりに鳴るのでその力は出してはいるわけですが(苦笑)。
 というわけで、NW-A10シリーズなりTEACの新機種なりが、それなりにリーズナブルな価格でリリースされると良いなーと思ってます。

 仕事で新幹線に乗ってたら『増税で消費大幅減』とかニュースが社内電光板に流れてたんですが、とりあえず今夏の増税について思うのは、どうせやるんだったらとっととというより、ハナから10%にしとけよって話。
 計算ややこしいんだよ、腹立つなぁ。
 どうせいくら反対したところで上げるのは上げるだろうし、それが再配分されないことも今を見てたらわかるんだけど、まあ自分らはとりあえずバブル期それなりに雰囲気だけは楽しんだし、今の政府が再配分もしなけりゃ格差広げるようなやり方しかしないなら(要はみんな自分さえ良ければそれでいい的なことしかしないなら)、とりあえずやりたい放題やれるとこまでやってみ?とか思ったり。
 でもって、どうせ今でも無理やり好き勝手やってるんだから、民意なんか気にせず景気の冷え込みなんかも無視して消費税もとっとと10%にしておけばよかったんだとは思ったりしてます。
 いろんなところの値札の改訂とか掲示変えとか、そっちの業界には特需になるとはいえ、はっきり言って無駄。どうせやること決まってるなら始めっから10%でやれよ、とは思いますね。
 消費が冷え込んでるというのは良いニュースだと思います。
 少子化も手伝ってこれから日本はどんどん急坂を転げ落ちるように貧乏になってくんじゃないかなーと。
 なるようにしかならんのであれば、その成り行きを観察するのも面白いんじゃないかなあ、と思ったり。
 どうせそれが良かったのか悪かったのかを決めるのは、うちらが死んでからずっと後の人たちでしょ、ってことで。その『ずっと後の人たち』がそれらの時点で存在するのか、それ以前にそんな世界が存在するのかどうかはさておいて。
 死んだあとのことなど知覚できないんだからどうでもいいです。
 どうにもならないんだし。

 PCとかなら調子の悪いパーツをパージして捨てて…とかできるのに、人体って不便。
 人体なんてデバイスなければいいのに。

 テニスブーム。
 おまえら言うほどそんなにいつもテニス見てたのかよ。
 これ、何かがブームになるたびに、いつも思いますね。
 応援するのは良いことだけど、それが行き過ぎた行動に出るのはいろいろおかしい。WOWOW契約がやたら増えてるとか、おまえら普段そんなにテニス見てたのかよ?と。
 やれやれだ。
 

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2014年9月 8日 (月)

HDP-R10をいまさらながら買ってみた

 おはヨーデル(違

 NW-ZX1を買っておおよそ9カ月程度、その間にHM-602sとか買ってますが、メインは相変わらずZX1なんですが、飽きたわけじゃないんだけど、HDP-R10が生産終わって徐々に値上がりしてるとかで、これ以上値上がりしたら買いづらくなりそうだなぁと思ってしまい、前から興味がないわけでもなかったので買ってみました。
Cimg2066
 デフォでSimejiが入っていて、アンインストールもできないのが印象悪い…これ止めるにはroot化しないとダメなんだろうなぁ、とか。いろいろ面倒くさそう。
Cimg2067
 ま、ガチの音楽プレーヤーだし基本的には通信させる気はあまりないので個人情報入れるわけでもなければそれでいいのかもしれないけど、なんだかなぁ…という気分にはなりますね。
 それはさておき。
 音質面とか超ざっくりと。
 もうみんなわりと知られてる情報だと思うので。
 あと、まだ購入してから20時間も聞いてないので、バーンインがほとんど不十分という状況だから、他とのがっちりした比較はいずれの機会で。
 イヤホンはうち常用のEX800STで、EOはOFFで、フィルターはSlow Roll-offで、SRはNative Playで。GainはHiです。
 あと、内蔵メモリじゃなくてmicroSDHCからの再生です(東芝製Class4のmicroSDHCで32GBのものです…型番詳細は忘れました)。
 何を聞いてもわりとウォームな厚みのある印象。
 解像感はまずまず良好、なるほど評判よかったのもうなずける感じ。
 瞬発力には若干欠ける感じで、これはアンプの性能じゃないかなーと…EX800STでそう感じるということはアンプが若干もっさりしてるのかな?とは思います。
 で…もちろん良い音なんだけど、聞いた瞬間に「ハッ!」とさせられるような音ではないかなぁ、と。
 こういうとR10ファンの人から怒られそうというか、まだバーンインがすんでない状態だからだろうといわれるかもしれませんので、早計かもしれないけど、現時点では正直な話、そこまで過剰に良い音のDAPかというと、いわゆる良い音のDAPの中のひとつなんだろうなぁ、というイメージです。
 現状では個人的には、好みでいえばHM-602s単体やZX1の方が好みな音は出てるかなぁ…という感じです。
 あと、音質的にはR10は解像感ではHM-602sを上回りますが、みずみずしさではHM-602sに敵わないと思いました。それと、わたしはときどきですが据え置きピュアオーディオの試聴とか行くんですが、それとかつて(もうずっと前ですが)、ダイナミックオーディオの5555最上階で聴いたコンポーネントの印象に近い手持ちのDAPは、意外なことにZX1でした。ZX1があの試聴展示フロアで聴いた音の雰囲気に一番近い感じで。そりゃもうぜんぜん別物ではあるんですが、あくまで『音の良いDAP』というより『ピュア志向な音づくりをしてる』のはどれか?というと、ZX1なのかな…と。
 楽器音のみずみずしさや生っぽさ、それを再現するべく追及されるオーディオ的な聴いていて気持ちの良い音づくり…という面では、最後発でありながらZX1の実力というものを思い知らされた感じです。次点でHM-602s、これはやっぱりNOS-DACの力が大きいです。ZX1をデジタル出力ソースにしてHM-602sをDAC/アンプとして聴くのが最高なんですが、この組み合わせはポータビリティがかなり厳しいので今回は除外で。
 音質面では、HDP-R10自体が、使用開始から20時間程度の感想だということでご容赦を。ある程度しっかりバーンインしたら、またZX1やHM-602sと比べてみます。
Cimg2068

 さて、実際に使用してみて操作性の面から。
 デフォルトで入っていたファームウェアは8.0.2でした。
 まず、ひとつひとつの操作がタップから若干ずれて反応したり…というのがありまして。アプリケーションが止まっている時のOSの設定操作とかはそうでもないんですが、アルバムリストをスクロールさせるのも結構遅いし、16GBほどファイルを入れたmicroSDHCを挿してから搭載されたプレーヤーのアルバムリストに楽曲が反映されるまで10分以上かかってる感じで…場合によってはメディアスキャン自体がフリーズしてアルバムリストがいつまでたっても空白だとか、速度やレスポンスは決して良いとは言えない感じです。microSDHCを挿し直ししたりしたら、しばらく放置しておいて、忘れたころにプレーヤーを起動するとリストにアルバムが並んでる…という感じです。これはちょっと…。内蔵メモリで使えということなのかもしれませんが。使ってるmicroSDHCも東芝製で速度的に問題があるものというわけでもないので、本体及びOS側の問題かと。
 ホーム画面のセンスは良いなぁと思います。黒のビロードを壁紙に、プレーヤーの操作用ガジェットが半透明でホームのセンターに配置されていて、左右へ画面を移動すると壁紙が遅れてゆるめにスクロールするのが、なにげに高級感あふれてて良いんじゃないかと。
 バッテリー表示はかなりあてにならないです。100%で表示し続けたかと思うと突然減るし。
 画面解像度がそこそこ粗いので高解像度のカバーアートとか使っていてもあまり意味がない感じですが、他機種と共用で高解像度のカバーアートを埋めてあるファイルでもわりと問題なく表示してくれるのは良いかと。
 画面はめちゃめちゃ指紋が残りやすい…これは何かテキトウな防指紋で反射防止なフィルターを貼りたいです。
 本体は見た目の印象ほど重たくはないですが、それなりの重量はあります。ちょっとズシッと手のひらにくる。本当はもっともっと重たそうだなぁと見た目から想定してたのでちょっと意外。260gってこんなもんなのね。
 その他はファームウェアを9.0.3やロシア開発のものとかに入れ替えてどうかとか、そんなところですね。

 …で、9.0.3を導入してみました。
 やっぱりアルバム認識が遅いというか、メディアスキャンのダイアログ自体はすぐ消えるんだけど、そのあとが長い長い。っていうか20分経過してもリストに曲が上がってこないorz
 ほったらかしにして40分強、ようやくアルバムリストにカバーアートの読み込みの不完全なリストが上がってきました(苦笑)。
 STEPとかで編集したWAVのタグもしっかり認識するのはありがたい…て、これはZX1とかも同様ですが。
 画面が消えたり点いたりしたときのノイズは…あるとは聞いていましたが、結構きついですね。静かな曲とかだとかなり耳障りで、これは惜しいけどマイナス。
 電源投入時のノイズほど盛大じゃないんですが、そちらもこれも同様に『ボツッ』という音が一瞬入るので、やっぱり雰囲気を阻害してくれたりはするので。
 HM-602sでも思いましたが、再生音がいくらよくても、こういう細かいところの出来が良くないと結果的にそれが累積していって、気軽に使うという用途が主たる携帯音楽プレーヤーだと出番が極端になくなるわけですが。
 画面は普段は消灯されているからそのあたりは気にしなければ良いと言えば良いのですが、消灯されているとハードウェアキーが実装されていない装置だから音量以外の操作がなにもできなくなってしまいますので、それを考えると画面の点灯消灯でのノイズくらいは動作テストすればすぐ気がつく問題なんだからなんとかならなかったのかとは思いますね。
 あとこれ音質面とは別で、次の曲へ切り替わるときに前の曲が尻切れになってブツッって音がすることがありますね。再現性も確認したけど特定ファイルでとかじゃなくて発生頻度的にはそこそこあるのが難点。
 プレイリスト作成が死ぬほど大変なのと、作成後に再生順を編集できないのも素晴らしい仕様だと思いました。このあたりも実運用すればすぐに「これでいいの?」って気がつく点だと思うんですけどね。
 その他、MP3のギャップレス再生は正常に行えたので、この点はよいかなーと。若干スムーズじゃない感じはしますが、一応つながってるかな?と。
 音量調整がやたら細かいステップでできるのは良いですね。ここはZX1とかのソニーにも見習ってほしいところ。

 現時点では正直ZX1のがいいんじゃない?と思いつつも、しばらく慣らし込んだら、また感想を上げてみたいと思います。


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