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2014年1月

2014年1月11日 (土)

NW-ZX1とCDウォークマン・D-NE920を比べてみた

 先日ちょろっと触れたNW-ZX1D-NE920を比較した件、そんなにたいしたことではないんですが、だ日記だと埋もれてしまう部分もあるのでとりあえず分けてみました。

 とりあえずこんな環境。
Cimg1065
 ZX1とD-NE920をCD900STで、ディスクはXLO Test&Burn-In CDを使い、ZX1側ではこれをWAVで転送したものと聞き比べました。
 14トラック目の『シャイニー・ストッキングス』で聞き比べてみたんだけど…D-NE920で聞くCDの方が音が気持ちいいです…繊細で緻密かつダイナミック、音場・空気感ともに上。
 双方ともに条件を合わせたかったので電源はACから供給で聞いたんですが…バッテリー(D-NE920はeneloop単三型1本)でやっても結果は同じです。
 出力自体はZX1が15mW+15mWでNE920が5mW+5mWだからZX1のが上なんですが、ZX1だといまひとつ詰まったような音に聞こえて、NE920のがクリアで澄んで聞こえます。
 D-NE920のが、ブラスやドラムスの質感も全然リアル。ZX1だと、差はほんの少しで、多分NE920と比べなきゃ気がつかないレベルだとは思いますが、もんやりとベールの向こうから聞こえてきてる感じです。
 ただ、再生のレンジ感に関しては、低域についてはZX1の方に分があるようです。極低域はZX1の方が出ているのですが、NE920はある程度の低域はばっさり落とされています。
 DAPの音質としてはZX1は良いのですが…持ち歩くもので利便性も考えなきゃいけないときたら、そういう選択肢の中ではZX1は現状ベターなものではあるのですが、今敢えてCDに戻るという選択肢ならNE920もありなのか…と。
 ZX1だとピアノもサックスもNE920のそれと比較して微妙に不鮮明です…NE920だとえらいクリアでダイナミックレンジも大きく取れてる感じで聞こえて気持ちいいのに。
 難しいですが、聞き比べしてもらったらほとんどの人が多分D-NE920の音の方を選ぶのではないだろうか?というほどの差はあると思います。
 こんなこと書いちゃっていいのかどうかは…比べてそう思ったという個人の感想レベルで一笑に付されてもかまわないんですが、ZX1オーナーでD-NE920を持ってるという条件が狭いのですが、そういう人がいたら試してみていただけると、わたしが書いてることがご理解いただけるかとも思います。

 ここで詳細がさほどあきらかではないであろうNE920の内部について考えてみました。
 手掛かりはないものか…と、捜してみたら、ありました、NE920のサービスマニュアル。
 NE920のブロックダイアグラムを見てみると、音声はボード上のIC603という位置に配置されるSYSTEM CONTROLLERという型番不明のカスタムIC?で1bitのPWMかPDMにして出力されて、NJU8713V-TE2というNJRの1bitスイッチングアンプで増幅してヘッドホン出力されています。
 要はソースのPCM信号を素直に1bitの信号としてデジアンに突っ込んでるから音が良いという仕組みなのでしょうか。
 対してS-Masterは、ソースを入力段で出力段のクロックに合わせたサンプリングレートコンバーター(ここは仕様不明)でレート変換して、そのあと改良型PWMというC-PLMにして増幅して出力する構成です。  S-Masterの技術資料はこちら…って、ソニーがサイトを再構築してリンク切れしてた…アーカイブ化されたものがあったのでこちらで。
 ここでそれぞれの方式についていくつか推測というか妄想を巡らせてみます。
 NE920の場合はCDの素の44,1kHz16bitの信号をカスタムICで素直に1bit化して、それをそのまま素直にアンプに入れているので信号の鮮度の劣化が少ない、と。
 ZX1の場合はソースがS-Masterに入った時点でサンプリングレートが変換されて、変換された信号が内部でC-PLMになり増幅され出力される、と。
 素人的な疑問なのですが、内部のサンプリングレート変換って必要なんだろうか?と思うわけです。S-Masterの説明としては『デジタルオーディオ信号はさまざまなサンプリングレートで記録、作成されたものが存在している。CDの場合は44.1kHz、ハイサンプリングレートの高音質ソースの場合は192kHzの場合もある。そこで、これらのサンプリングレートをアンプ最終段のクロックの周波数に合わせるため、元の信号のサンプリングレートをアンプのクロックに変換する、いわゆるサンプリングレート変換を行う』とありますが、これ、アンプのクロックが非公開なので何とも言えないんですが、要はレート変換を行ってる時点でソースとは異なる信号をアンプで増幅しているわけで、この時点で考え方としてはNE920の素直な出力との大きな差ができていると思われます。いくらサンプリングレート変換の精度においても高くしているとはいえ、整数倍ではない変換を行った時点でソースとの差は大きくなりますし、整数倍変換したとしてもソースの素直な再生からは多少なりとも遠ざかっているわけで。
 アンプのクロックを再生するソースのサンプリングレートに瞬時に合わせるということは技術的に難しいんでしょうか?とか思ってしまいます、それができるなら別にサンプリングレートを変換する必要はないわけで。
 また、ソニー的にはC-PLMはPWMの改良型という認識なのはわかるんですが、サンプリングレート変換を行わずNE920のような流れで1bit変換を行い、それを1bitアンプに入力する…という設計で音を出したらどうなのか?という部分、そういう設計での音を聴いてみたいとも思いますね。というか、そういうアプローチでZX1並みにアナログにこだわったウォークマンが出たら間違いなくまた買いますね。

 そういえば…思い出したように書きますが、デジタルアンプ搭載のDAPでよく話題になる『無音時の『サー』というノイズ』、確かに過去ではKENWOODのHD20GA7からHD30GB9HD60GD9ECまで聞いていて確かにありましたし、ウォークマンのS-MasterでもA847からA857ではまだかなりありましたし、A867でも低減されたとはいえ多少はあり、そしてF887とZX1でもかなり気にならなくなったとはいえ完全に発生が抑えられたわけではなかったりします。が、デジタルアンプ搭載という意味でならNE920も同様にデジタルアンプ搭載が売りのプレーヤーですが、NE920ではそういうノイズはないんですよね。
 NE920のデジタルアンプ搭載の文言が指しているのがNJU8713V-TE2だとするなら、これが相当か相応に優秀で、それ以降の各社開発のデジタルアンプがそれに及ばない…という認識でよろしいのかな?とも思ってしまいます。
 理屈よりも何よりも、実際の出音がそれを雄弁に物語ってしまっているので。
 なので、実際にZX1とNE920をお持ちの方がいたら、比較試聴してみてもらえると面白いんじゃないか?と思うわけです。
 NE920でなくても、D-NE20でも同様の感想を得たとの意見もあるようだったので、そのあたりの時期のソニーのデジタルアンプ採用ポータブルCDプレーヤーと比較してみると、だいたい同じ結果になるのかもしれません。うちにも他にD-NE730があるはずなので捜せばどこかに…と思うんですが、メインをNE920にしてからどこかに片づけてしまってみあたらない(涙)。
 見つかれば同様に聞き比べてみたいんだけど、あれはあれで操作にリモコンがないとディスプレイすらない仕様なのですさまじく不便だったりするしリモコン通したらあきらかに音質劣化を起すし。
 うちではCD再生時はNE920をメインに使うことにした理由はそのへんです。

 以上、長々と書いてきましたが、単純に聞いた感想ではNE920に軍配が上がります。とはいえ、いまどきのデジタルメディアプレーヤーとしてはそれだけじゃない利便性や操作性やストレージサイズも重要なわけで、それらのトータルパッケージとしてのZX1には、ほぼ満足していたりもします。
 実際、最近は音楽聞くだけでもほぼZX1がフル稼働だし。問題なのはバッテリー持続時間くらいか…これは本当に何とかして欲しかった。すでによく指摘されてる『背面のデザイン的なふくらみを平らにしてそこにバッテリーを搭載して欲しかった』これは切実にそう思います。実際、先日試してみましたが、音楽再生(MP3で320kbps)を連続で行ってどうかというので9時間で約50%のバッテリー消費だったので、連続使用でおそらく18時間前後でバッテリー切れになるかと…画面操作しながらだとさらに消費が極端に激しくなるので、バッテリーそのものはおそらくF880と共用(電源ラインや保護回路はF880とは別だそうです)だと思われるので、容量の小ささが如何ともしがたい感じで…個人的にはZX1で一番残念なのがPCDPに音質面で敵わないことよりもバッテリー持続時間なので。それとときどきメディアプレーヤーのサービスが暴走してフリーズするのが残念なくらいでしょうか…たぶんデータベースのサービスが暴走してるせいで、リブート後にライブラリ再構築されるのが厄介な感じですが(おかげで『最近追加した曲』にライブラリ内の全曲が上がってきちゃうのが…一応、ファイルを追加した時間軸は読んでくれるようなのでまだいいんだけど)。
 ここらは開発者さんたちがトークショーでもくどいほど繰り返していた『このサイズでやり残したことはない』というところが気になるわけで、つまりウォークマンでこのサイズという制約さえなければもっと何とかなったんじゃ?ということです。
 さすがにZX1は長く作り続けて欲しいモデルではあるんですが、実際に製品を手にして運用してみていろいろわかってくることもあるので、たとえばPCM-D100を再生専用に特化したモデルにしたものをウォークマンとして出してみるとか、そういうモデルにZX1のアナログ的工夫を混血させてさらに音質特化のプレーヤーに仕上げるとかいった方向性での動きを期待したいな、とは思います。
 現時点ではZX1は良いものだし、なんやかや言われていてわたしもPCDPと比較してこんな記事を書いていますが、実際にZX1で音楽を聞いているとそんなこと忘れられるくらい没入できるので、買って後悔しないモデルなのは間違いないと言い切れます。
 あとは保護カバーなんですよねぇ…早くどこかがTPUケース出さないかなぁ…バッファローには何度か問い合わせを送ってるんですが、今のところは製品化予定はないとか何とか。今出せば多分独り勝ちできる状況だと思うんですけどねー。バッファローのF880用のTPUケースが良かったので期待してるんですが。早くどこかが出してくれませんかねー。


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2014年1月 6日 (月)

だ日記(ry (~20140105)

 はたらきたくないでござる~
 はたらきたくないでござる~

 これだから長期休暇が入るとダメなんだ…ごろごろして動かないから鬱気味にもなるし(自分が悪いんじゃ…)。

 Googleの件。
 これ、以前に一回、Googleウォレットのアカウントが停止されて書類も送ったのにダメだったときに、一度消費生活センターへ行ってるんですよね。
 相談したら、センターでも電話番号とか掴めない、総務省からなんとか手に入れた番号にかけてもつながらない(この時点で日本にあれだけ大きく構えてる企業としてどうなの?ってのはあります)、電話がつながってもまともに対応されずなんでもかんでもすぐに「まずはメールを送れ」という(というかそれしか言わない)、その電話番号もちょくちょく変えるみたいですぐにつながらなくなる…という話をされて、結局、本気で困っているなら、もっと強制力を持ったしかるべきところへ相談するしかないんじゃ…的なところで相談が終わっちゃった、と。
 こっちも本当は警察なんかこんな話で行きたくないですが、Googleがいつまでたってもいつまでたってもいつまでたってもいつまでたってもユーザーを無視した対応しかしないからやむをえません、というわけです。
 わかってるんですけどね、厳密には詐欺にはあたらないと言われそうな話だし、逆に警察からは消費生活センターへ行けとか言われそうな気もしてますが、さすがに泣き寝入りっていうのはないねー、と。額の問題じゃない。相手の体勢に一撃加えてやりたい。こんな舐めた対応する企業がのうのうと商売続けられていていいはずがないので。
 …と、そこまで考えてるわけじゃないんですがねー。とりあえず使えるようにしてくれれば、まあいいかと。ただ、それをいつまでたってもやる気がないならこっちもいろいろやるよー、というわけです。起こってることは全部事実で、それにユーザー的所見を加えて書いてるにすぎないという。

 そういえば。
 まだZX1D-NE920の比較してない。
 F887のときは、デジタルオーディオプレーヤーとしては音質良くなったけど、F887に入れたFLACとD-NE920直結で聞くCDの音が、CDの方が不利なイメージだったのに音良かったんですよね。
 まあ、前回はCDとFLACで聞き比べてるなんてこともあったし、今回はWAVとCDでやってみようってことで。
 さて、くらべてみるか…ヘッドホンはいつものCD900STで。
 あるぇ~?
 やっぱり…やっぱりかーorz
 音源はXLO Test&Burn-In CDの14トラック目の『シャイニー・ストッキングス』これで聞き比べてみたんだけど…ZX1に入れてあるファイルはWAVです、やっぱり、D-NE920で聞くCDの方が音が気持ちいいわ…繊細で緻密かつダイナミック、音場・空気感ともに上。F887とD-NE920で比較したときと同じ感想に。
 双方ともに条件を合わせたかったので電源はACから供給で聞いたんですが…バッテリー(D-NE920はeneloop単三型1本)でやっても結果は同じです。
 うーん…出力自体はZX1が15mW+15mWでNE920が5mW+5mWだからZX1のが上なんだけどなぁ…なんだろう、ZX1だといまひとつ詰まったような音に聞こえる。NE920のがクリア。
 あーあーあー、この結果が怖いからやりたくなかったんだよなぁ。
 D-NE920のが、ブラスやドラムスの質感も全然リアル。ZX1だと、差はほんの少しで、多分NE920と比べなきゃ気がつかないレベルだとは思うけど、もんやりとベールの向こうから聞こえてきてる感じ。
 ティヒヒヒwww
 やっちゃいましたw
 聞き比べなきゃよかったorz
 DAPの音質としてはZX1は良いなぁと思ってたんだけどねぇ…こりゃPCM-D100に期待するしかないのか…そりゃ持ち歩くもので利便性も考えなきゃいけないときたら、そういう選択肢の中ではZX1は現状ベターなものではあるんだけど。
 ぉぉーぅ、ZX1だとピアノもサックスもなんか不鮮明だー…NE920だとえらいクリアでダイナミックレンジも大きく取れてる感じで聞こえて気持ちいいのに。
 あー…なんていうかこれ、難しいんだけど、聞き比べしてもらったらほとんどの人が多分D-NE920の音の方を選ぶと思うよ?ってほどの差はあると思います。こんなこと書いちゃっていいのかどうかは…ま、比べてそう思ったという個人の感想レベルで鼻で笑ってもらう程度でもいいんだけど、ZX1オーナーでD-NE920を持ってるなんて条件が狭いんだけどそういう人がいたら試してみて欲しいところ。わたしが書いてることがわかってもらえるかと。

 こうして連休最後の日はがっかりしながら終わりましたとさ(やれやれ)。
 D-NE920のDAコンバーターとアンプを採用したポータブルデジタルメディアプレーヤーが出ないかなぁ…出るわけないっすね、今もうソニーはハイレゾ押しだし。


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2014年1月 5日 (日)

Googleウォレットチームの対応がとんでもなく頭悪い件

 Googleウォレットのアカウントが止まってる件で、ヘルプから免許証とdocomoの請求書の画像を送ったんですが、こんな返信が来ました。

Hello,

During a recent review of your Google Wallet account, we were unable to verify your information, as you have provided documents printed in Non English Language.

Hence request you to provide either of these documents printed in English and Not Hand Written (copy of Passport / Driving license / National ID card containing Date of Birth, Your Name & also which has not expired).

As a result, your account has been temporarily suspended and you'll be unable to place orders. To resolve this situation, please provide us with the requested information within 3 business days by filling out this form:

https://support.google.com/wallet/contact/account_verification

Please note that failure to provide us with the requested documentation may result in account closure.

Yours sincerely,
The Google Wallet Team

 …
 バカじゃないでしょうか?
 こちらは日本に住んでいてヘルプの言語も日本語で表示されていて当然書類は日本語で送るわけで、英語の書類じゃないと受理しないなんていう注意書きはありませんでした。
 っていうか英語で送れと書いてあったとしてもそれに応じる義理はないですが…つか、日本在住の相手に免許証や請求書などの公共書類を英語のものを送れって、頭悪い要求をしてるって認識は向こうにはないんでしょうか?なんだろう、世界は全部英語だけで回ってると思ってるんでしょうか?
 書類が英語じゃなかったから確認できませんでした、だって?
 だいたいなんで日本のユーザーの対応を向こうの人間が英語でやってるんでしょうか?
 ていうか、居住地域は日本で登録してるんだから日本語で対応しろよって話です。海外進出しておいて英語の書類送れとか、それは対応できてないGoogle側の不備でしょうが。
 それとGoogleの日本法人って何のためにいるの?
 ユーザー相手にメールで問い合わせろって繰り返すだけのためにいるんでしょうか?
 ときどきオサレなオフィスで楽しそうにしてるGoogle社内の様子とかTVの番組とかで流されてますけど、あの連中は何の仕事をしてるんでせうか?
 ユーザー対応部署もろくにつくらないでイメージ戦略とユーザーから見えないことだけやってたら虚業いわれてもしゃーなしだ。
 頭おかしいんじゃないでしょうか、この企業。
 というわけで、コンビニで買ったGooglePlayのギフトカードがほぼ半月使えてない状態です。
 ギフトカードにはGoogleウォレットアカウントの件については注意書きは一切ありません。GooglePlayのアカウントが有効なら使えると思うでしょ、これ。注意書き読んでてGoogleウォレットアカウントに問題がある場合使えないならハナっから買ってないっての。詐欺だよこれ。
 そもそもGoogleウォレットの対応部署がいまだにこの体たらくなのが問題ですが。日本でサービスインする姿勢が全然整ってないじゃん。
 …もう警察行くわ、話にならん。


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ただの日記です。過度な期待はしないでください。(~20140104)

 あらためまして、遅まきながらあけましておめでとうございます。
 ことしもよろしくおねがいします。

 えーと、では…一年の計は元旦にあり、というなら、ことしはダメダメだわ…年の初めから諸事情あって寝込んでしまい、友人宅へ行くよーって言っていたのも行けなくなってしまったり。寝込んでるところに追い打ちのように頭痛がくるとか、もうなんもやる気しない(かなり鬱気味です…コミケ楽しんできた分リバウンドしたかもしれず)。

 えと、ZX1感想エントリーのSide B的なことをこれからやります。
 がんばったエントリーほど検索にも引っかからないしPVも出ない。だから何でZX1の記事よりもF880や銀座での試聴記事のが上なんだよっていう意味不明さ…どこかでリンクされてるんだろうなぁ、F880の記事の方が。
 まあ今回のZX1の記事は多分に暴走気味だし、書いてる途中でZX1よりもCD900STをいじることの方が楽しくなっちゃったからしゃーなしだ、という一面もあり。
 それからこれまでもちょこちょこ出してきましたが47研のことを今回は大っぴらに書いてますので、読む人によってはアレルギー的に嫌悪感を催す人がいてもおかしくない記事になってるしなーと書いてて思ったのは事実。
 ぶっちゃけものすごい心酔してます、47研
 まあ、思想が良いなぁと思っていてもコンポーネントは高くて手が出ないんですけどね(本音です…信楽DACくらいなら欲しいなぁというのも本音)。ずっと昔になりますが、そのとき勤めていた会社に47研のFlat FishとGemini、Power Dumpty等で組まれたシステムがあって、それで聞かせてもらっていた音がすごくよくて。そこではそれ以外にも別のフロアでB&W Original NautilusをP-0とJeff Rowland CoherenceとModel8TをPAD Dominusでつないで鳴らすシステムもあったんですが(DACは覚えてないです…担当の方がフルDominusで組んだシステムだと説明されていたのは覚えてるんですが)、わたしが心酔したのは47研のシステムだったのです。47研以外だとLINNのCD12をはじめとしてKLIMAXで組まれたシステムもかなり好みでしたが(好みの音はLINNからのNautilusの構成だけど音の質としてはやっぱりP-0からJeffのとNautilusをフルDominusで構成したセットの方が高いなとは思いました)、47研の方が小ぶりながら鮮烈な印象が強いですね。
 そのコンセプト…『最もシンプルなものだけが、複雑さを受け入れることが出来る』…良い思想だと思います。
 ほら、イデオン発動篇のラストでもドバとズオウの会話であるでしょ、ものごとは単純であらねばならぬ、って、あれ(それとは意味が違くね?)。
 あと、現行フォーマットの再生技術が未熟なままで新しいフォーマット…つまりハイレゾですね、それを扱ったっていい音出るわけないじゃんっていう点。大いに賛同します。
 そういう意味ではNW-F887もZX1も、ウォークマンサイズという枠内で極力既存フォーマットの再生技術を磨いた上で新しいフォーマットを普及させようという意志にあふれた製品であることは十分感じられるので、今回のこの2機種については多少のシステム面の不備には目をつぶってでも持ち上げちゃう感じ。
 それと思いますに、実際ハイレゾのファイルと現行CDフォーマットのファイルって結構聞きわけ難しかったりします。一応空気感とかそういうので既存のCDレベルかハイレゾかはわかるんですが、ハイレゾのソースから現行CDフォーマットのソースを作って聞き比べた場合、ZX1では相当聞きわけが難しい…この理由として、現行フォーマットでの再生技術がかなり高いレベルにあるからだとわたしは考えます。逆説的には、こうしてわたしが採ったのと同じ方法で比較試聴した際でも既存フォーマットとハイレゾソースが容易に聞き比べられるような機器は、フォーマットに頼って基本的な再生技術を疎かにしている機器だといえるのではないかなー?と(47研的には『再生技術の未熟さを省みず、音の悪さを録音フォーマットに責任転嫁』している機器だといえると思われ)。別にどこの機器がどうとかどこの記事がどうだとかまでは言いませんが、その手の記事やそういう書かれ方をしている機器があったら用心するに越したことはないといいたいですね。
 そういえばトークショーのときにZX1の音質設計の方が「これまでの曲も良い音で聞いていただけるハードになっています」とコメントされてたですよ、そういうところがZX1の良いところです。ハイレゾを広げたいからとそちらに傾倒するのではなく、あくまでもまずはプレーヤーとしての再生技術をウォークマンのサイズに惜しみなく投入してきたというところがすばらしいです。
 で。
 47研のコンセプトで『測定器に依存せず、自分達の耳で判断する』というのがありますが、これもまさに今回ZX1のスタッフが実践したと伝えられていますよね。パーツの吟味からレイアウトまで試行錯誤を耳でも繰り返して良いものを採用していった…こういうものの作り方、なかなか大手じゃ難しいと思うんですが、それをプロダクトとして届けてくれる形に仕上げられたのは本当にありがたいことです。
 また、ZX1のスタッフさんのインタビューを見ていると、47研的にいうならば、『レコードやCDといったソースには「原音」は存在せず、それゆえ「正しい音」も空虚な概念でしかありません。私達のプロダクツは、リスナーをエクスタシーに導くための道具です。「より楽しい」音こそ、より「正しい音」なのです』…音質設計の担当の方の『ひとことで言えば、できるだけ色付けのないフラットないい音。世の中にあるさまざまなヘッドホンの個性を生かすサウンドを目指しました(中略)ピュアオーディオの血が入っているようなHi-FiサウンドがZX1の個性だと思います』…これだけだといまひとつ「??」かもしれませんが、音質設計・佐藤氏のインタビューでのコメントを読んでいただければ、結構近い線なんじゃないかなぁ…と。氏はトークショーでも、ものすごく楽しそうに内部パーツとか紹介されてましたし。そして、その意図どおりに、ソースに従ってきっちりとイヤホン・ヘッドホンをドライブしよう、そういう意志を感じさせる再生音だったのが心動かされたところでしょうか。実際に手にして、慣らし込んで本気になったZX1の音で、さらに心動かされるという…。
 というわけで、寝込んではいたんですが、なんやかやでずーっと音聞いてたりもして。
 聞いてる暇があったらCD捜して取り込み直せば…とかも考えたんですが、こたつあたたかい(ダメ人間)。
 そんなわけでコミケで買ってきたCDもいまだに取り込めてません…こっちは急務だな。

 あと、記事を書いているあいだにCD900STをいじる方が楽しくなってしまった件。
 アンブレラカンパニーさんのCD900STチューニング関連記事、『SONY MDR-CD900STドライバーユニット 「くるっとチューニング」』と『SONY MDR-CD900STヘッドホンの「ぷすっと改造」』、これなら特に複雑な工作なしですぐにできるなぁ…ということで、ZX1の感想のエントリーを書いている途中でいろいろいじり始めてしまい…アンブレラカンパニーさんのベストなチューニングという内容に納得してしまいました。
 びっくりしたというか…確かにドライバーの角度を左右あわせてセッティングして、ポートの通気調整をしただけなのに、音像が明確になり音場的に広がりとくっきりした定位感を得られて、低音も量感豊かになりました。これは本当にびっくりというか。それでもって音色や特徴自体はCD900STのそれをしっかり維持してくれてる。これはたまらないですね。めちゃめちゃ楽しい。
 元々CD900STの成り立ち自体が商売度外視で音質優先というところでは、今回感想を書いたZX1がそれに似ているところもあり、やっぱりこういう製品好きだなぁ…と思ってしまいます。また、そういうものだからこそ、こうしていろいろ手を入れたり長く使われるものなのだなぁ…と、感動してしまいました。
 4芯ケーブルを使用したリケーブルによるチャンネルセパレーション改善の改造とかは、これは個人的にはリケーブルすることによる音質変化がまずあるんじゃないの?という疑問があるので、これにはまだ手をつけられないでいるのですが、いずれ試してみたいとは思っています(そのときはただリケーブルだけするためのものとチャンネルセパレーション改善の効果を確認するために完了まで組むため2個分のCD900STを用意できてから…と考えてます)。

 …というわけで。
 見た目ケーブルが短いだけなうちのCD900STが、すごい気持ちいいことになってます。リスニングに向かないなんて言わせねー(大きく出たね)。
 いや、でも、ZX1とF880と3DSとPSPで使っていて改めて思い知らされましたが、CD900STって本当に鳴らしやすくて、でもそれだけじゃなくて、上流やソースの特徴などを素直に出してきますね。面白い。
 でもってZX1との組み合わせだと残念な録音は残念なまま聞こえてくるので、曲は好きなんだけど音は残念だなぁっていうのが結構如実にわかっちゃうのが…そりゃこんな音ばっかりだったら、良い音で聞こうなんて考える人が減るのもCD売れないのもしゃーなしだな、と思ってしまうよ。
 ていうか一般で売られてるシングルCDが同人のテクノのCDよりずっとずっと音悪いとか恥ずかしいと思うんですが…というと同人で活動されてる方に失礼ではあるんですが、今の同人CDってそのくらい録音良いのがあるので。ランティスとか何とかせぇよって感じはしますね。ハイレゾへ行くのはいいんですが、なんかこう、CDの作り方ももっと考えてよとは思いますね。あとe-onkyoも値段がなぁ…ハイレゾを普及させたいならもっとそこらへん考えようよって思うんですけどね。ハイレゾ音源だからって、はたしてあんなに高額なものでいいの?っていうね。たとえばCDメディアを買った人にはDL用のコードを印刷した紙を入れておくとか、SACDのSACD層とCD層みたいな形でCD層とハイレゾデータを入れたDVD的な層を入れておくとか…もしくはCDとハイレゾデータを入れたDVDをワンパッケージで売るとか。そういうかたちで対応はできないものかなぁ、と。戦メリのDSF 5.6MHz1bitの金額はさすがに引いた…あれはないわ。ていうかフォーマットごとにばらばらで値付けしてるシステムはLINNもそうだったんだけど、なんとかならんものかなーと。そりゃ一番上のものを買って、DRMついてるわけじゃないから自前で変換すればいいんでしょうけど、だからってアルバム1枚7000円とか、ないわー、ないわー…。こういうのを見てると、ハイレゾを盛り上げようとか普及させようっていうのは口先だけですか?とか思ってしまうよ。
 ちなみにわたしが47研の思想に心酔していることは前述したとおりですが、かといってハイレゾ否定というわけではないんですよ。むしろ歓迎。やるならちゃっちゃと普及させて欲しいとは思うわけです。なんでかっていうと、やっぱりCDフォーマットの限界が見えてるっていうこともあるし、こと個人的趣味の面で申し訳ない話ですが、ビデオゲームのサントラにおいて基本的には電子楽器でPSGだったりFM音源だったりというものが主なものになるわけですが、CDフォーマットだと収録しきれなくて音が変わっちゃう…っていうのがあるですよ。これまではなんとなく聞いていたけど違和感をもっていたようなものは、ハイレゾで改めて録音・リリースしてもらえたらなぁ…というのが結構あるわけで。ハイレゾの特徴として空気感や細やかさが上がるとかありますけど、そういうのだけじゃないですよ。でもって、コミケなんかでもFM音源の楽曲をそういう理由から96kHz24bit録音で頒布してるサークルさんがあったような気がするんだけど。
 というわけでやるなら本気で普及させて欲しいんだけど、誰が見てもe-onkyoの戦メリはそれはねーよって値付けだと思うんですね。まあ、わたしがe-onkyoで買ったMore-more LOVERS!!のシングルも、結局、配信前に予告されていた未発表音源のおまけもなく、やたらでかいカバーアートがついてくるだけでシングル1枚全曲で1600円とか、本気で普及させる気があるのか疑わしいと思ってしまったので。一応moraのエヴァサントラなんかは1枚3000円だから文句があろうはずもないんですが(これにしてもメディア売りじゃないんだから安くしろという人もいるくらいで)、moraのは大丈夫だったみたいだけどe-onkyoのはファイル破損起してたらしいし。本当にやる気があるのか…なんかそういう権利商売してる人の考えることはわからんわー、と。

 あんまり流行り廃りとか気にしない方なので(というより興味がない)、じつは『あまちゃん』ほとんど見てません。そりゃ普通に仕事してたらみられない時間に放映されてたしねぇ…。録画してまでってほどでもなかったし。
 あと、『半沢直樹』だっけ、これも全然見てない。最終回だったかだけは見たんだよなぁ…あんまりピンとこない話でした(最終回だけ見てるんだからそりゃそうだって話もありますが)。堺雅人さん相変わらずあんまり上手くないなぁとか思ってしまい。OVA雪風のときにこの人が零の声を当ててたのでインタビュー映像とかで見てたんですが、そのときも演技微妙だなーとか、この人は始終楽しそうな笑顔の人なんだなぁ(わりと毒薄めに表現してます)、と思ったんですが、そのあともちらほらとチーム・バチスタか何かの映画で出てるのを見てたり、今回の半沢なんですが、相変わらずシリアスなのに笑顔な人だなぁ…と。そこらへんのサイコっぽい雰囲気で採用されてるのかなぁ、と思ったり。ただ、上手くないなーとは思いましたが、雪風のときよりはマシなのかなぁとも思ったり。なんかこれだけじゃ失礼な感じなのでアレですが、氏の演技がすげー上手いなと思った映画があった気がするんだけど思い出せない…いや、本当にあったんですよ、上手いなぁ…と思って見てた映画が。クライマーズ・ハイだったかなぁ…。
 いや、上手い上手くないはさておき。倍返しだー、とか、流行ってたらしいですが、正直どうでもいいというか、倍じゃなくて普通でいいです、みたいな。
 前置きが長かったですが、要はそれを言いたかった、みたいな?
 倍とかじゃなくていいです、要はやったことに対してそれなりにきちんと相応のものが返ってくるということが大事なんじゃないかなぁ、と。

 ちょっと話題戻ります。
 CDソースとハイレゾソースの比較について。
 フォーマットの比較をしなければいけないわけで、CDで出てるものと同じタイトルだからといって安易にそれで音質比較してる記事はあてにならないと言い切っていいと思います。
 マスタリングの差なのかフォーマットの差なのかをはっきり書かないでいる記事も同様に信用ならないです。
 ハイレゾのファイルはDRMフリーで配信されてるものが結構多いので、そういうファイルを元にCDレベルまでにダウンコンバートしたものと比較しているものでないと、フォーマットの比較をしたとは言えないです。
 で、実際に比較してあからさまに差が出るような機器は、ハイレゾのために作りこまれたのではなく、単純にフォーマット頼みで再生しているだけで、『CDソースとハイレゾソースの差が明確にわかるくらい音がしっかりと作り込まれている』なんてことはまったくなくて、基本的な再生技術がない機器だと認識してよいといえるでしょう。
 良い音について頭使わないで聞いてる人だと差があればわかりやすいから騙されるんだろうなあ…ということで、どうにも高額ヘッドホン商売とか高額ポータブルオーディオ商売には懐疑的な部分が。
 ZX1はそういう意味では音質として携帯機で最高だとは思いませんが(PCM-D100がありますから…ZX1は現行ウォークマンとしては最高に良いし音も大好きですけどね)、そういった市場やユーザーに一石を投じる存在にはなってくれるんじゃないかと思います。ぼったくりが横行しているとしか思えない高額ポータブルオーディオ市場から、そういったインチキくさい機器類やそれを崇め奉っているユーザーを駆逐してくれたらなーとか思ったりはします。
 ソニーが本気出せばそのくらいはやれそうだと思うんですけどね、音響やってきた歴史がまず違うし。
 ただ、ソニーもプロオーディオから撤退してたりとかいう部分はあるから、そこは痛いなとは思いますね。なんで撤退しちゃたんだかなぁ…あのストリンガーとかいうおっさんがガンで害悪だった印象はぬぐえませんが。ソニーはあのおっさんのせいでかなりのものを失わされた感じですね。残っている社員さんは大変だとは思いますが、またプロ機材の市場を拓いていくとかがんばってくれたらなー。

 ガールフレンド(仮)のTVCMがバンバン打たれてて、改めてログインしたら前よりもさらに廃課金仕様になってて笑った。こりゃもうついていけないわ…。
 ミス・モノクローム目当てでやってたゲームだけど、これはもうあかん…。


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2014年1月 3日 (金)

至上のメモリー内蔵タイプウォークマン、NW-ZX1

 昨年の12月7日に、うちにNW-ZX1がやってきてからようやく1カ月近くたちました。
 発売直後の狂騒はある程度落ち着いたかとは思いますが、ここからだと思います。ソニー的にもこれは長く売っていきたいモデルだろうし。おそらく従来の1年でモデルを更新するラインには、この機種は入っていないと思われます。
 それはさておき。
 XLOのバーンイントーンを用いてのバーンインにだいたい150時間(一応、取り込んだWAVそのままとチャンネルの左右を入れ替えたものをつないでループさせています)、その間にもちょくちょく使っていたのですが、それから常用開始してすでにだいたい200時間は優に超えている状態になり、ようやく落ち着いたかなー?というところで、肝心の音についての感想も書けると思ったので今回の記事に至ります。
 一応メーカーとしては100時間の使用による安定を示唆してはいますが、個人的には100時間以降もまだまだ変わって行ったなーと感じました。おおよそこのくらい?ということでなら、150時間あたりが目安になりそうな印象です。
 今回のこの機種で購入直後のファーストインプレッションを敢えて行わなかったのは、その時点での感想は「この音は違うだろ」という印象があったからです。9月末、わたしが銀座ソニービルで試聴したときの鮮烈で衝撃を受けてF880との比較で思わずニヤリとしてしまった、その音ではない、と。それについては後述します。

 まずはパッケージから。
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 ZX1とF887との比較になりますが、箱は結構大きいです。
 本体サイズにはそんなに差はないんですが、F880などまでは本体はある程度の緩衝用トレーに入っているとはいえほとんど外箱と内容物がぎりぎりに詰め込まれた箱なんですが、ZX1の箱はある程度余裕をもって作られています。
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 正面。
 見てわかるように箱の加工自体も違うんですね、F880シリーズの場合はよくあるボール紙なんですが、ZX1のは一応箱の表面がマット加工されているものになります。わりとどうでもいいような気がする部分ですが。
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 箱の背面はこんな感じです。
 対応フォーマットや動作環境等はF880シリーズと同等なので、表記自体も同じですね。
 シリアルは一応伏せていますがZX1の方は200番台です。
 予約順で…というわけではないと思いますが、結構早い方でしょうか。
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 こんな感じで内箱が入っています。
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 内箱を開けると、まず本体が現れます。
 本体が収納されているトレイは手触りのいい布で覆われています。
 トレイの下に説明書や付属品があるため、トレイを取り出しやすいようにタブが出ています。
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 タブを引いて付属品類を取り出したところです。
 タブがついているのは説明書箱です。
 付属品は専用のケースに転送・充電用USB接続ケーブル、WMポートキャップと、ポータブルアンプ等との接続を考慮した背面の段差を埋めるためのラバーパーツが入っています。
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 説明書類は結構多いです。Android機ということもあり、初期設定の手間は基本的にはPCとかとあまり変わりません。買ってすぐに音楽を楽しめる…というプレーヤーは、カセットやCD時代までだったなーという感じではありますが…DMP(デジタルメディアプレーヤー)は、それにはそれのメリットもありますのでしゃーなしというところでしょう。
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 本体のw.のロゴはF880シリーズとは違って点灯したりというアクションは採用されていません。これはこれでよいのでは?とは思います。ただでさえ通常使用でバッテリー消費が多いモデルなので(後述します)。
 ドットを中心にした波紋のような加工は、質感的には良好かと。
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 購入直後に電源を入れて初期セットアップが一通り完了した時点でのホーム画面がこれです。
 w.ミュージックのほぼ全画面分のウィジェットで埋められています。
 こうしたことからも、ZX1を音楽プレーヤーとして送り出したという作り手側のメッセージが見てとれますね。
 F880だと、こうではないですから。
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 その初期状態で、センターからの左側(右にスワイプさせたとき)の画面がこれです。
 ストアのアイコンしかありません。潔いですね。
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 さらに左へ…当然のように何もありません。
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 今度はセンターから右側の画面。
 こちらは利便性に影響するような電源管理関係のウィジェットや設定関連のアイコンが並べられています。
 これでもF880の初期状態より全然少ないです。
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 そこからさらに右。
 こちらも当然、何もありません。
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 ストレージは内蔵がこんな感じ。
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 USBストレージ扱いがこれ。
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 参考までに、端末情報の画面です。
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 こんな感じでバーンインしてました。
 このときに使ったヘッドホンはMDR-V6ですが、ある程度経過させてからMDR-CD900STに換えてやったりもしてます。
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 何をするというわけではないんですが、root権限取得済みです。
 発売日に友人宅へ持って行って、その場で友人とおしゃべりしながら2ちゃんの某スレでツール作者の方とやりとりして、発売日である12月7日の21時前にはroot化出来てました。といっても、わたしは作者の方の検証をさせていただいただけで、すごいのはツールの作者であるキューブキューブさんなんですけどね。
 情報の一次ソースを探れる方とドライバーのinfファイルの書き換え方を理解していてAndroid SDKを入れてadbのパスを通すといった環境を自力で整えられる人じゃなければこんなことやっちゃダメです。作者さん以外のところでroot化の説明をしてるブログなんかも見ましたが、ドライバーの導入方法とか環境の組み方とかもろくにまともに書いてなくていい加減な記事だったので、そんなものを見てうっかりやらかしたらえらいことになりますよ。
 わたしはというと…前提条件が以上のようなものなので、わたしからは取得方法やツールについては説明は一切書きません。自己責任の世界だし、そういうものは自力で情報を得られて自分で何とかできる人がやってください、としか。むしろ何とかできる人じゃないとやっちゃダメです。この件への質問も一切受け付けません。コメントされても公開と回答はしませんので予めご了承ください。
 恩恵としてはスクリーンショット取得時のシャッター音を強制で無音にできるとか、SD扱いのUSBストレージへのアクセスを高速化できるのでライブラリ更新が出荷時状態よりは多少早くなるとか、そんなところでしょうか。
 一応、完全に文鎮化しない限りは初期化で出荷時状態に戻せるわけですが、ただやってみたいとかだったら絶対にやめておいた方がいいです。別にroot化必須な端末ではありませんので。

 ZX1とF887を比較してみました。
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 サイズはZX1が縦に若干長いくらいで基本的にはF880と同様ですね。
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 ハードウェアキー周り。
 ZX1は電源スイッチが横にレイアウトされたため、上辺にレイアウトされているF880とは若干異なります。
 これはこれで慣れれば使いやすいです。
 ただしこの手の機器はもうしょうがないと思うんですが、完全に右手操作前提ですね。
 あと電源スイッチが横に来てしまったことで、スクリーンショットがいささか撮りづらい…F880だとそこらへんは片手でも何とかなるんですけどね。ZX1は両手でやらないと無理ですね。
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 背面。
 ZX1の特徴的なふくらみが見てとれます。
 スピーカーやアンテナ関係のレイアウトはZX1とF880でほぼ同様です。
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 底面です。
 レイアウト的にはほぼ同様で、これもまたZX1の特徴であるジャックが目立っています。
 このイヤホンジャックですが、見た目はしっかりしていますが、プラグを挿したときのホールドの具合としてはいささか緩い感じです。
 プラグを傷つけないようにとの配慮があったとは聞いていますが、プラグがジャックにがっしりと固定されるのはF880の方です。
 ZX1は使用していてふとした拍子でプラグがわりと半抜けになることがあり、そこはちょっと残念に思っています。

 装置そのものの外観面の感想としては、アルミ削り出し筺体ということである程度エッジは立っていますがきっちり面取りもされており、持っていてある程度の鋭さを感じると同時にエッジが鋭いがゆえにケガをするようなことはないです。仕上げも良好で、背面のエラストマーのテクスチャーのおかげで剥き身で手にしたときのホールド感も良好です。
 スイッチ類も押しやすく緩すぎない圧で、うっかりでの誤操作等はあまりない感じ。
 金属筺体でブロックなので今みたいな冬だとひんやりしますが、それがまた本機の味になっていると思います。
 見た目のイメージほどに重量はなく、手にして若干がっしりした手ごたえがある程度ですが、見た目なりからイメージできる質量感はユーザーに与えてくれます。

 外観面の感想が一通り終わったところでの機能や操作性といった部分についてですが、基本的にはAndroidなのでZ1000F800を踏襲し今期のF880とほぼ同様です。
 プロセッサーがOMAP4と、詳細なスペック表記はオフィシャルのプレスリリースをご覧いただければと思うのですが、プレーヤーとしては順当に枯れたハード構成できたかなーという気はします。メモリ1GBは旧機種からすると512MBでは不足すぎると言われていたので当然ですが、おかげで動作自体も旧機種より俄然きびきびしていて良いです。いまどきのハイスペックスマホとは比較するものではないです、あくまでデジタルメディアプレーヤーとしてこのくらい動いてくれれば…というところでは不満はありません。で、そのプロセッサーについても、少なくともZ1000登場時のTegra2採用当時でさえ不満が多く、ユーザーもベンダーも双方の評判が非常に悪かったNVIDIAのTegra系を搭載してこなかっただけでも良好でしょう。Tegra3も結局ダメダメだったようですし。
 実際のZX1(F880)の動作はというと…Tegra2を採用していた旧Androidウォークマンに比べて格段に快適です。比較にならないレベル。動画もフルHDのMP4(h.246)のファイルを入れてコマ落ち等の問題なくスムーズに再生できてます。おー、Tegraじゃなくてよかったー、と思った瞬間がここにあります。F807を使っていてとにかくフリーズやらアプリ落ちが発生していたとき、これ絶対メモリ不足だけのせいじゃないよなぁって思ってたんですよね。やっぱりか…ということで、OMAP4の搭載は歓迎したいところです。
 とはいえ、確かにwebブラウズで複数のタブを開きまくったりいろんなアプリを動かしたりしながら音楽再生とかのあれやこれやをやらせると当然のようにフリーズしたり重くなったりはしますが、そういうことをやらせるハードでは本来ありませんので。それでも、ある程度のマルチタスクは当然可能です。どのくらいまでいけるかは使いながら探るとよいでしょう。

 ディスプレイはトリルミナス液晶ということですが、854×480ピクセルのWVGAディスプレイです。色温度はF880のものよりも高めの設定のようで、並べるとF880の液晶が若干黄色みがかっているのに対してZX1のディスプレイは白が青っぽい感じです。印刷所で業務についていた友人の話だと、ワールドワイドな製品としてはF880の液晶の方が標準的なのでは?といったような話でしたが、そのあたりはわたしは詳しくないので、なるほどなと思いました。
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 白いめのカバーアートの表示で並べてみましたが、わかりますでしょうか?
 個人的にはこの製品はオーディオ周りでハイレゾを押しているのだから、画面もハイレゾで、せめてWXGA、できればフルHDは欲しかったなぁ…というのはあるんですが、音楽プレーヤーとしてはこのくらいの表示ができれば使用上十分なのかなーと思ったりもします。あと、このディスプレイがとにかく電池食いです。表示してると容赦なくもりもりバッテリーの残量を食っていきますので、連続再生時間は画面を表示しているときは極端に落ちると思って間違いありません。友人が1時間ほど操作しながら試聴していてバッテリーが100%だったのが75%以下くらいに急激に落ち込んでいたのを見てびっくりしてました(苦笑)。動画再生とかをさせたいなら、モバイルバッテリーの携行は必須ですね。

 ハードウェアキーを搭載したことで、再生や曲送り・停止の操作については非常にやりやすくなったといえます。キーを押してからの反応に若干の遅れが見受けられることはありますが、そこは別にビデオゲームでシューティングやアクションゲームをやっていてコントローラーの操作遅延がシビアに影響するようなものでもないので(苦笑)、音楽プレーヤーとしてこのくらいなら…というレベルでは操作性は良好といえます。

 転送ソフトはわたしは使っていないので何とも言えませんが、ただのファイルコピーで平均的には秒間10MB程度の速度で転送できるようです。状況によって速度の多少の増減はあります。
 ちなみにMediaGoは使ってないということでCDからの取り込みは、わたしの場合はEACでWAV化かFLAC化、もしくはLAME連携でMP3化しています。ハイレゾソースのコンバートについてはAudioGateを使用しています。タグ付け及び編集はMp3tagSuperTagEditor改 Plugin Version (Nightmare)を使っています。

 標準で使用することになるw.ミュージックも、曲選択の機能や操作性がZ1000やF800といった旧機種からは大幅に向上しており、楽曲の文字入力からの検索機能もあり、精度はところどころ疑問符が出なくはないですが悪くはないです。ただ、再生中の曲のアーティストから関連でそのアーティストの分類を開いて行けたりといった操作を手軽にできる機能は搭載してほしかったなぁとは思います(HD60GD9ECで搭載されていたアーティストサーチみたいな機能ですね)。それと検索した曲を再生したときに、その曲のアルバム再生に容易に移行できたらもっとありがたいのになーというところで、そのあたりはちょっとかゆい所に手が届かない部分はあるかなーとは思います。しかしZ1000やF800のときのように、そもそも日本語タグをまともに解釈しないで文字化けしまくるとか、再生音質が話にならないレベルではなく、音質的にははっきりいって他のプレーヤーソフトを導入する意味がほぼ無くなったといっても良い状態までに向上してくれた時点で、かなりありがたいことではあります。
 若干気になる点としては、ハードキー・ソフトキーに限らずですが、停止しているトラックを再生再開させたときに頭欠けすることがあるかなー?くらいです。ここらはアップデートでなんとかなればよいのですが。
 ギャップレス再生に関してはWAV、FLAC、MP3では問題なく機能することを確認しています。設定等は特になく、ギャップレスのCDから取り込んだファイルならそのままCD同様にギャップレス再生するようです。残念だったのはWMAファイルではギャップレス再生が機能しないこと。ここは今後アップデートで何とかなるなら対応してもらいたいところです。
 機能というわけではないかもしれませんが、w.ミュージックの再生画面ではカバーアートの色合いを読んで再生ボタン周りの色合いがそれに合わせて微妙に変化するのはなかなか面白いと思いました。こういうところのセンスの良さはさすがソニーかなー、という気はします。
 惜しい点としては、売りの機能であるDSEE HX、これの設定変更画面へのパスが遠すぎます。せっかくの売りの機能なのに、手軽に入れ切りを試せないのはつらいです。それとDSEE HXが有効か無効かなのが視覚的にわからないのが標準プレーヤーとしてどうなの?というのもあります。ここらはハイレゾのHR表示と同様に、機能をONに設定して有効になっている場合はインジケーターを表示して欲しいのと、そのインジケーターの部分をタップするとON/OFF切り換えを即時でできるくらいの操作性はw.ミュージックに搭載して欲しいところです。
 ※一応そこそこのメジャーどころなNeutron Music PlayerやGoneMAD Music Player、GooglePlayミュージックなどでも聞いていますが、基本的にはZX1(F880も同様ですが)の場合は、標準のw.ミュージックを使えばいいと思いました。OpenSLの使えるプレーヤーでそのON/OFFも試して聞き比べしましたが、今回は他のプレーヤーを使えば音質的に良くなるというほどの有意差はあまりありません。むしろw.ミュージックでそれらに匹敵する音を出してくれていますので、あとは操作性等の好みの問題で選べばよいかと。そもそもオーディオシステム自体がAndroid標準のものではなく書き換えられているため(ZX1開発者トークショーのエントリーを参照願います)、他のプレーヤーソフトを使った場合にそのソフトがデコード処理や出力で変わったことをしていない限りは、そんなに差が出るものではないんですね。

 あと、旧機種と比較して非常に非常に残念な点がひとつ
 これ、ウォークマンクラシックスを搭載してないんです。
 実に残念。
 だって、せっかくハードウェアで操作キーが復活しているのだから、それっぽく楽しみたいじゃないですかー。
 ウォークマンですよ?
 ソニー製品らしいこういう遊び心、好きだったんですけどね。ZX1やF880ではハードキーもあるし収録機種を増やして搭載されていたら嬉しいなぁって思ってたんですけど、トークショーの質問でも回答があったように、締め切りに間に合わなくて搭載されなかったという…アップデートでぜひ何とか搭載して欲しい機能です。
 開発者トークショーでこの件について質問された方がいて、開発スタッフさんも要望があれば搭載を検討したいとのことだったので、ユーザーのみなさまはソニーにウォークマンクラシックス復活の要望を出しましょう!

 それからイヤホンを挿したときに『ぷしゅぅ~』といった音が鳴るのは仕様のようです。イヤホンとの通電時に出る様子。それとデジタルアンプ搭載の携帯デジタルプレーヤーでよく話題になる無音時の『サー』といったノイズですが、この機種でも非常に低いレベルですが皆無ではないです。ただ、かつての、これまでの機種に比べればずっとずっと低いレベルで、注意して聴かなければわからないほどには低減されています。基本的には無視して良いところまで来たのではないかなー?と。

 それとZ1000やF800で気になっていた『無線関係をONにしたときの音質劣化』は、ZX1では皆無ではないにしろ無視して良いレベルにまで抑えられていると思われます。実際に使用していてF800で違和感を持ったとき同様にWiFiもBTもGPSもONでというのと全て無線関係を切った状態を比べましたが、無線関係ONでもそんなに気持ち悪い感じの音になることはなかったです。若干やっぱり影響はあるのかな?と感じたこともありますが、有意差はほぼ無いと思ってよいのかな?と。どうやって影響を抑えているのかは興味あるところですけどね。開発者トークショーに行ったときに質問してくればよかった…すっかり忘れてました(苦笑)。

 ※その他、一部スペック的なもの(ファイルの転送速度とか)については基本的にF880と同様のハードウェア構成となるため、F887購入時のエントリーを参考願いします。

 それでは音質面に…と、その前に、ハイレゾ対応について。
 F880も同様なんだけど、ハイレゾソース再生時には画面表示にハイレゾファイル再生中であることの表示が出ます。
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 再生画面の下の方、小さく『HR』って表示されているのが見えますね。これが表示されているときは、ハイレゾと判定された曲が再生されている…ということです。判定基準は24bit以上…ということでよさそうです。44.1kHzでも24bitのファイルならハイレゾ判定されますし、32bitのwavファイルも再生したらちゃんとビット深度表示等も32bitで出て音も再生されましたので(足切りしているのかどう再生しているのかは何とも言えませんが)。
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 カバーアート表示中の画面だとこんな感じになります。再生しているファイルがwavなのでカバーアートが出ていませんが。e-onkyoで買ったファイルなんだけど、wavだとタグでの整理と運用が面倒くさいので結局これFLACにしてあとで入れ直してます。

 それでは音質面で…基本的にはエフェクト及びイコライザーは全てOFFです。DSEE HXも、記事中でONと明示してない限りはOFFで聴いています。
 まずはハイレゾ対応のヘッドホンってうちにあったっけなーと思いつつ、わたしの手持ちではAH-D7000AH-D5000がスペック的に該当するんですが、ここは余計な変換プラグを使わずにZX1に接続できるD5000で試してみました。
 ※ここで一応。ハイレゾ対応ってソニーが宣伝文句としてスペックにある程度の範囲を設けてそれで売っているものだとは思うので、一応手持ちのヘッドホンでも30,000Hzも出れば十分じゃないかなー?とは思います。そういう意味では別に現行の他のヘッドホンでも全然良いんですけどね。
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 響きはきれいで心地よい音場空間表現もあり音量も取れますね。据え置きのヘッドホンアンプ(うちだとHD-1L Limited Edition Winter Versionになります、簡易的にはAT-HA20でもおk)に接続した場合は結構深みのある重い低音がぐっと鳴るヘッドホンなんだけど、というかD5000の低音に特徴があって低音が豊かなことはヘッドホンをそれなりに数聞いてきている人なら知ってるとは思うことなんですが、ZX1での低音はそれとはまた質の違った低音になります。そこそこ薄味になる感じ。とはいえ緻密で繊細な響きを聞かせてくれてはいるのですが、駆動力不足のときに感じるような息苦しさや窮屈さがほんの少しある感じ?音に芯は感じるんですが細いというか、他の機種で低音がごりっとくる曲でも軽い感じが…。
 おそらくですが、ZX1の出力部は従来のウォークマン(F880も含めて)よりもかなり強化はされていますが、この手の大型ヘッドホンを駆動できるほどの駆動力は持ち合わせていない…と思われ。
 開発者さんのトークショーでも大型のヘッドホンは駆動しきれない恐れがあるからその場合はPHA-2を使ってくださいということだったので、そういうことだろうなぁ…と(ちなみにデジタル接続でPHA-2とつないでの印象はソニービルでの試聴レベルの感想だけどZX1の持ち味が無くなってもっさりした印象になるので個人的にはあまりおすすめできないです)。
 鳴る音自体はZX1とD5000の組み合わせでかなりきれいなんですけど、どうにも力強さというか芯が弱い印象があり、これが鳴らせたらD7000で…と思っていたのですが、残念。
 値段にかかわらず鳴らしづらいヘッドホンはZX1との組み合わせではお互いに真価を発揮できないと思われます。ここはポータブル機器なのでやむを得ない部分かと。
 なので、ZX1とヘッドホンという組み合わせは、ある程度限定されてくると思われます。基本的にはポータブル向けとうたわれていて音量を取れても、鳴らしづらかったり駆動力不足を感じさせるようなヘッドホンは組み合わせとして向いていないといえるのではないでしょうか。ヘッドホンとZX1ともに実力を発揮できず、その状態での評価というのは良くないのではないかなーと、わたしは思います。大なり小なり、相性はありそうということです。
 わたしもポータブルでの使用を想定されたソニーのいうハイレゾ対応ヘッドホンは持っていないことになるので、それならここは乗せられてMDR-1RMK2を買ってみるのもいいのかなーと思ったりしました。
 いずれ買うつもりではいましたけど、まあ良い機会かなーと…そのうち買ったら組み合わせでまた感想を書いてみたいかと。まあ、普通はわざわざ対応ということでヘッドホンを買い足す必要はないと思われます。それは後述します。

 次に、うちの手持ちのBAではどうかな?ということで、今や懐かしの機種となってしまったであろうE500で聞いてみました。
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 もともとE500自体がものすごい豊潤な鳴りのイヤホンではあるんですが、これで写真にも出してるLILIUMを聴くと…良いですねー。解像感も音場も申し分なし。声や楽器の音の響きも豊かに出ていて、芯を感じさせる厚みもしっかりあります。音域のバランスはE500といえば低音がリッチだったような印象があるんですが、かなりフラットに聞こえます。全体的にバランスがよく取れた鳴り方をしているかと。機種的に古くても良いものは良いです。
 あと、以前のプレーヤーでNW-A847からNW-A867のころだとこのイヤホンでは音が窮屈な感じがして合わないなという印象だったんですが、ZX1ではそういう違和感なく鳴ってくれます。周波数特性の問題からBA機がハイレゾ対応になることはまずなく、このE500も例外ではないんですが、それでも可聴域内でこれだけ豊かな音場とキレの良い響きを聞かせてくれるというのは、ありですね。
 BA機の特徴というか、確かに音域というか空気感的な広がりとしての窮屈さはなくもないんですが、それを濃密な空間で埋めて内からぐいぐい音場を広げていくような印象の良い音です。これはこれで気持ちいいなぁ…。こういうのを聴いてしまうと、わたしのイヤホンスパイラルって終わったと思ってたんですが、今どきのBA機も欲しくなりますね(多分買わないとは思うんですが…)。
 ちなみにではありますが、過去使っていたプレーヤーでこのE500を気持ちよく聴かせてくれたなーというのはHD60GD9ECですね。もう手放してしまいましたが、これはこれで良いプレーヤーでした。さすがに対応フォーマットやUIや容量の関係で今使えといわれたら厳しいプレーヤーではありますが、良いプレーヤーでした。
 繊細さはかなりのものなので、プレーヤー・イヤホンともにバランスのとれた良好な組み合わせなのだと思います。F887で聴いたときは合わないなぁと思ってたので結構心配だったのですが、これなら…ケーブルの皮膜硬化による断線とかがなければ常用したいのになぁ、と思わせてくれる音でした。
 注意点としては感度が高いゆえに無音時で若干『サー』といったノイズが聞こえます。気になる人は気になるでしょうし、ここは感度高めのBAだとしゃーなしですね。

 次はソニー渾身のEXシリーズフラッグシップ・MDR-EX1000で聴いてみます。
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 E500と同様にまずLILIUMで聴いてみました。
 …根本的な質は非常に高いだけに惜しいなぁ、というのが何とも。解像感ではE500に勝るとも劣らず、音場感も空間表現も広くてイヤホンとしては素晴らしいんだけど、低音も相変わらず薄めとはいえEX1000としてはかなりグッと出てるので組み合わせとしては悪くないかもなんだけど、高域が…どうあっても高域がきつすぎる。50秒あたりからの弦の響きがヒステリックになりすぎてキツい。
 EX1000については、わたしは購入後からしっかりバーンインしたあとも高域きついんじゃない?とは思ってましたが、やっぱり高域きついんですよね。どの音源でも。ドラムロールとかハイハットもシャンシャンパシャパシャしちゃって、聴いていて結構つらいです。斑鳩のChapter1とか、無理ですね。どうにも高域寄りで腰高な音なので、響きそのものはきれいなんだけど、大編成のオーケストラとかを聴いても響きは良いのですが、高域寄りゆえに軽くなってしまい、壮大さや迫力を感じられないのが非常に残念。
 これでbears tea boysを聴くとEX1000らしからぬガッツリした低音が出るから、これはこれで楽しいんですが、やっぱり高めの音がみんなチンシャン鳴っちゃってきついんですよね。本当に残念。
 あと、EX1000の特徴ではあるんですが、音量取りづらいです。他のイヤホンよりも音量は上げ気味になりますね。

 イヤホンではうちの常用で真打であるMDR-EX800STでの感想はここからです。
 ちなみにこのイヤホンでなら購入初期やバーンインの各段階でも聴いているので、それらの感想も交えて紹介します。
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 まず、購入直後の記憶している感想から。
 正直な話、買った直後の音は「これ、やっちゃった?」と思ったくらい、まずい音が出てました。
 基礎力の高さは垣間見えなくもないんですが、出音自体が雑というか粗いというか。低音はぼわぼわぼんぼんと出て中域が引っ込んでもそもそしていて高音が粗く雑にささくれだって響く感じで、正直この時点でそれまで1カ月以上使いこんできたF887の方がバランス取れていて良い音してるんじゃない?って印象でした。
 そんな感じだったので、発売日直後にたくさん出ていた他の人の絶賛の感想がまるで信じられなかったというのがあるのと、購入直後のファーストインプレッションを避けていた…というわけです。
 もしかしてわたしの耳とか感性が悪いのかなー?と思いつつ発売日当日に友人宅に持って行って何人かにも聴いてもらったのですが、当日の感想は誰もが「これならF887のが良いんじゃない?」と、首をかしげるような意見をくれたのを覚えています。
 いずれにしても、発表後に銀座のソニービルで試聴して鮮烈な印象を受けて、少し聴いただけで思わずニヤリとしてしまった、それと同じものだとはとても思えなかったわけです。事前の情報としても、およそ100時間のバーンインは必要というようなことがあったので、これはすぐに常用するのではなく、しばらく慣らし込みをした方がいいのだろうなーと判断しました。
 で…だいたい50時間ほど経過して聴いたときの印象。
 当初のバランスの悪さと粗さはだいぶおさまった感じで聞きやすくはなっていましたが、まだ低域と高域が粗いなーという感じがありました。あと全然低域寄りで、このプレーヤーはそういうキャラだっけ?みたいな。
 100時間経過後…ぼわぼわと張り出していた低音がずいぶんおさまって、全体的には低音寄りだけど締まりのあるスピード感を感じさせる低音に落ち着いていました。高音も雑な響きが無くなりきれいに伸びきれいに引くようになり、引っ込んでいた中域がぐっと存在感を増して、芯のある音を聞かせてくれるようになってきました。
 ただ、まだまだ低域寄りなのが気になったのでもう少し慣らせばまだ変わるかな?と続けたところ、だいたい150時間くらいでバランスに関しては落ち着いた気がします。若干の低域寄りではあるものの、EX800STの個性自体が低域寄りであるので、プレーヤーそのものの出音のバランスはかなりニュートラルに近いんじゃないでしょうか。
 現状では冒頭にも書いたように200時間は軽く超えていて、低音寄りなのはEX800STの個性がよく出てるだけかなーというくらいまで落ち着いたと思います。先に書いたようにE500なんかでは非常にバランスの良好な音を聞かせてくれてますので。
 それでは他の機種と同じように、LILIUMから聞いてみます。解像感、音場はE500に匹敵するかそれ以上。響きは深みと厚み、濃さがあり、音に芯があることもしっかり感じられます。若干低音寄りなのはEX800STの個性が出ている部分だと思うのですが、EX1000で問題になった弦の高音の響きもEX800STでは穏やかかつ上品に響いて、ストレスにならず気持ちよく聞けます。これといって誇張や強調された音域がなく音色も地味ではあるんですが、そのおかげで非常に気持ちよく聞くことができます。
 次にbears tea boysですが、銀座ソニービルで試聴したときの感動がよみがえりました。濃い低音がごっつり来る実に低域寄りの鳴りになるんですが嫌味じゃない感じで、硬質なパーカッションがこれでもかとゴツゴツ鳴って各音のアタックとキレがすさまじいので非常にスピード感ある再生で、これは楽しいー!
 次いでサントラでTHE FUGITIVE(逃亡者)の1枚目からHELICOPTER CHASEを聴いてみると…しっかりと広めの音場を感じさせてくれます。低音から中域含め高音までバランス良く鳴り、イヤホンやプレーヤーがそれらの個性をことさらに主張することなく曲が伝えようとする情景が浮かんでくるようです。
 写真にも出ているサイレント・イヴですが、これもボーカルがくっきりと浮き彫りになり、サビで伴奏が入りきれいに合わさってとてもバランスよく聞こえます。実はこれ、かなり昔にCDから取り込んだファイルだったのでWMAで96kbpsというビットレートの低い状態のものだったんですが、それでもあまり違和感をもたせずに聞かせてくれるのはすごいです。ZX1は実際にはビットレート差もものすごくしっかり出すので正直これはFLACで取り込み直したいところですがCDが見つからない(涙)。そのビットレート差が出るのに低レートの曲が良く聞こえるのは…つまりソースからの再生能力・再現力が非常に高いんだといえます。これよりずっと前に取り込んだシングルCDで夏の月があるんですが、これなどはMP3で96kbpsという、これも取り込み直したいなぁ…という感じで。ですが、それでもものすごくきれいに聞こえるんですよ。いろいろ削れているのもわかってしまうから残念ではあるんだけど、現状のMP3の96kbpsのままで聞いてもすごくきれい。初めて聞く人にぱっと聞かせてレート当ててって質問したら多分絶対はずすというレベル。96kbpsの曲にもこんなにも情報量が入っていたのかと驚かされるわけです。ここでDSEE HXをONにしてみると…響きがかなりなめらかになり、空気感があらわれて、音像はシャープなままなのにふんわりした雰囲気になります。これはさきほどのサイレント・イヴでも同様でした。開発者さんのトークにもあったんですが、DSEE HXという機能は補間機能ではなく予想復元の機能ということで、録音が良いものであればそれを元に戻すように作用するそうです。イメージとしては圧縮音源やCD音源は袋に入ったインスタントラーメンでお湯をかけるのが再生時のデコード及びDSEE HXということになるんですが、元がおいしいインスタントラーメンならそれなりにおいしいものに戻る、というわけです。つまりDSEE HXをONにして効果があるものは元々の録音が良好…と考えてよさそうです。逆にONにしても効果があまり感じられなかったり逆効果のもののあるので、そういうものに関しては素直に素のままで聞くのがよさそうです。実際に具体例はあげませんが、DSEE HXを有効にして逆効果だったものもありました。これはストレートに聞いた方が良いなーと思えるソースですね。
 それからEX800STの特徴のようにいわれ、わたしも低域寄りと書いてはいますが、サイレント・イヴや夏の月を聞いていると、特に低音に寄っているとは感じないんですね。他のイヤホン・ヘッドホンと比較するとあきらかに低音の厚みが変わるので、イヤホン自体が低音寄りであることは事実でしょうが。ZX1もEX800STも本来はバランスが良くて(いや、まあ、EX800STは何度も書きますが若干低音に寄ってるとは思いますが…)、近年のソースそのものが低音寄りに記録されていて、プレーヤーもイヤホンもそれに忠実に再生しているだけじゃないのかな?と考えてしまいます。サイレント・イヴのアルバムも夏の月のシングルも、若干低音寄りとはいえ、すごくバランスよく聞こえるんですよ。もっと前の録音だとどうなんだろう?と、NEW SEASONを聴いてみると、やっぱり同様なんですよね。バランスよく気持ちよく聞ける。A860のときやNOS-DACのときにも似たようなことを書いた気がしますが、要は近年で低音寄りと評価される機器は、一般的な再生環境と想定される『低音が弱く再生されるであろう環境に合わせて低音が強調されて記録された近年のソース』に忠実に再生しているだけなんじゃないか?と思います。S-Master MX以降のウォークマンやEX800STはそれに逆行しているつくりなので低音がやたら濃く聞こえる、という理屈です。NOS-DACなんかもそうですね、設計や理屈の面では時代に逆行してますから。でも、わたしはそれが本来のあるべき姿なんじゃないかな?と思いますけど。
 個人的に思うのは、EX800STくらいの価格設定で音域バランスをCD900STに近い調整にしたEX810STとか、型番的にあり得ないんだろうけどEX900STとか出たら買っちゃうんだけどなぁ…と。
 ただ、現行のイヤホンではZX1との組み合わせではEX800STでベストかなーとは思っています。これ以外に変える気がしないですね。

 それではうちでのヘッドホンの真打、MDR-CD900STで聞いてみます。
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 ※一応捕捉で、このCD900STはポータブル向けにケーブルの丈詰めとステレオミニプラグ化、折りたたみ化の改造をしていますが、音質的には標準のCD900STと同等になるように、スライダーの湾曲具合とかプラグの選択を考えて改造を行っています。そのため音質面では通常のCD900STと同等です…というか、改造後もそうなるようにしました。でなければCD900STを持ち歩くという目的が満たされないので。ちなみにわたしは自前で作業しましたが、最近はそういった工作を請け負ってくれる業者さんもいるようなので、興味をもたれた方はそういうところでCD900STをお求めになるとよいかと思います。丈詰め・プラグ変更ではオフィシャルの修理先でもあるメイクアップカンパニーさん、折りたたみ等も含めるとカルトノードエンジニアリングさん、その他の音質面での面白いチューニングではアンブレラカンパニーさんがあります。特にアンブレラカンパニーさんの改造記事はわりと誰でも簡単に効果が確認できて後戻りもしやすく効果の大きい加工もあるので、試されてみると面白いかと。
 ちょっと脱線しましてすみません、それでは聴いてみた感想を。
 まずはこれまで同様にLILIUMから…ぉぉぉ…なんかすごい気持ちいいんですが。ボーカルの存在感がハンパない。これは…時間が許すなら、そして装着感さえよければ、ずっとZX1とCD900STで聞いていたい気分に。音域のバランスとしてはEX800STがやはり低音寄りであることがわかるフラットなバランス。そしてEX1000で気になっていた、50秒から1分前後付近の弦の高音の響きも、やはりCD900STではヒステリックになることなく自然にきれいに心地よく響きます。
 サイレント・イヴでは…これもボーカルがのびやかに鳴り、音域が偏ることなくバランス良く全体が合わさり、曲全体を包んでいる響きが過不足なく再生されるのでひんやりしつつも暖かい感じがたっぷり伝わってきます。DSEE HXをONにすると、なめらかさが格段に向上して聞こえて空気感も増し、実に気持ちいいです。
 夏の月でも同様に、芯のあるボーカルと抑えめに響くきれいなピアノがグッときます。そして2コーラス目のサビからのベースがしっかりした低音で全体を支えてくれる…ほんと、ずっと聞いていたいですね。これもDSEE HXを入れると、より臨場感が上がります。
 写真にもある回レ!雪月花ですが、これ、別にネタとして写したわけではなく、実際に買って聞いてみて非常に良かったのでここで書いてみようと思って写真に収めてました。F887で普通に聞いていたときも、わりとコンプかかってる感じなんだけど録音は良いんじゃないかな?と思っていたんですが、ZX1で聞いてみて「やっぱりこれ録音良いんじゃないかなー?」と思って、DSEE HXをONにして「おぉ」と驚きました。三姉妹の声で奥行きなども含めた位置関係がより鮮明になるという…えー、DSEE HXってそういう機能じゃないんじゃ?とか思ったんですが、ここまであからさまに効果があると面白いなぁ、ということで。このシングルは全曲どれも良かったです。これのOPのシングルは実に残念だったのに…(あっちはランティスだからしゃーなしだ、という話もあり)。OPの方はDSEE HXをONにすると確かに楽器演奏やボーカルの生々しさは向上したりするんですが、低域高域ともにものすごい窮屈感が出て、OFFのままの方がまだ聞ける…という感じでした。
 いろいろ聞いていて思ったんですが、ZX1とCD900STの組み合わせはいろいろ面白いんですが、良い録音・普通な録音は良いんですが、ダメな録音はとことんダメだとわかるのはなかなか…厳しいですね。やっぱりというかなんというかなんですが、本のおまけのDVDのおまけについてきたCDとか、そういうのは結構厳しいのが多い感じで。それと近年のシングルCD…良いものもある、悪いものもある、って感じですが、良い物の方が圧倒的に少ないっていうのは何とかならないものか…。ここ最近の当たりだと、ほんと上記であげた回レ!くらいなのがねぇ…。曲は良いし好きだけど音は…というのが多すぎ。
 ハイレゾについてはe-onkyoで購入したMore-more LOVERS!!を元々CDでも持っていたので聞き比べてみたんですが、ハイレゾかそうじゃないかよりもマスタリングそのものの差が大きいんじゃないの?ってことで、購入した元のハイレゾのファイルからAudioGateを使ってダウンコンバートしたファイルを作成して聞き比べてみました。メインの曲よりもTwinkle night starの方がわかりやすい感じですが、多分元が元ってことで判別が難しく…一応、ハイレゾだと空気感とかなめらかさ、生っぽさはあるんだなーという感じなのですが。というわけで、手元にあるSACDを元にハイレゾのONGAKUの176.4kHz24bitファイルを作って、さらにそれを元に44.1kHzで24bitと16bitのFLACのファイルを作って聞き比べしてみました(SACDからPCMのWAVファイルにするには、うちのBDプレーヤーがBDP-S380だったので、SACDのPCM変換出力機能があってよかった。他の方法もあるらしいですが…それはまた別の話)。比較した感じだとビット深度の差だけでもずいぶん変わるものだと思いました。16bitだと響きがずいぶん単調になるというか、こぢんまりして硬い感じになるんですが、24bitだと広がりがあり鮮明さは上がるんですがふんわりとして空気感といったものが感じられるようになり、そこからサンプリング周波数が上がればなめらかさといった情報量がさらに増えてくる印象ですね。これであればある程度はブラインドでも当てられる感じです(やり方としては画面OFFでシャッフルプレイにして何回か曲送りしてしばらく聞いて当ててみる、的なものです)。それでも結構集中して聴いてわかるかな?という感じではありますが。MP3の320kbpsとFLACを聴き比べるほど容易ではなかったりします(わたしの場合は、ですね)。

 ここまで聞いてきて…ZX1とCD900ST、ベストマッチなんじゃないか?って気がしますね。CD900STはハイレゾ対応じゃないですけどね。でも合ってる。良い音を聞かせてくれる。
 一応、姉妹機のMDR-V6MDR-7506も試してみたんですが、V6と7506はZX1ではドライブしきれない感じが…音量もとりづらいんですが、なんか音も窮屈なんですよ。で、F880でやったときと同じように、ZX1とヘッドホンの間にAT-PHA10を挟んでみたらどうかってことでやってみた…やっぱりー、V6と7506ってポータブルで鳴らしづらいヘッドホンだったんですね。AT-PHA10経由だと、直結時と同じくらいの音量にしても窮屈さがないんですよ。でも、やっぱり間に挟んでる別の感覚は音に乗ってしまう…ということで、ZX1では鳴らしづらいヘッドホンなのだなーと。V6・7506とCD900STのドライバーの差なんでしょうね。市価的にはV6や7506の方がCD900STよりもずっと安いのに鳴らしづらいということで、鳴らしやすい・鳴らしづらいといったプレーヤーとのマッチングは、ヘッドホンの値段ではないのだなーと思わせてくれる試聴でした。
 それで思ったのが、CD900STって面白いヘッドホンだなぁ、と。
 意外と上流がなんでもそれなりにきっちり鳴っちゃうんですよね…3DSでもPSPでも。で、音源なりプレーヤーなりの上流の良し悪しもしっかり描きだしてしまう。とはいえ、だからリスニングに向いてないなんてことはまったくなくて、むしろその逆ですね。上流がZX1のような良いプレーヤーで再生すれば、録音の良し悪しとかはわかってしまいますが、それなりにとてもきれいに聞けるので。それでわかったのは、バーンイン後のわりと安定しているであろうZX1は低域寄りではなくほぼフラットだ、ということです。鳴らし始めから約110時間前後くらいまでは、まだまだ低音寄りの印象はCD900STで聞いていても感じたのですが、200時間超の現在でCD900STで聞いた限りでは、ZX1はフラットです。
 CD900STは、よく偏見や誤解で低音が出ないとかリスニングに向いてないとかいわれていますが、ZX1で聞いているとまったくそんなことはない、と思いますね。厚みもあり、豊かな響きを聞かせてくれる。低音もしっかりしたものがガッツリ出ますし、高音も綺麗に伸びて響きも良い。こんな質の良い、しかも頑丈で壊れても自前で直せて、モデルチェンジによるディスコンを心配しなくてもいいヘッドホンがわりと手ごろな価格で手に入ってしまうのだから使わない手はないです。
 ※一応ですがわたしがCD900STを常用にしているのは、その音を気に入って使っているからで、スタジオユースだからとかプロが云々とか関係なかったりします。もっと高価でもっと良いヘッドホンがあるじゃんという話もありますが、D7000まで買ってみてその他もいろいろなヘッドホンに手を出したのに結局CD900STに戻ってきてしまったのは、いわゆる高級ヘッドホンと呼ばれている製品や市場に疑問を感じてしまったから、というのもあります。ヘッドホンはどうせ耳元のユニットが音を出しているわけで、それを不自然に音場感を設計するのって、ロジックでやるサラウンド効果と何が違うの?という疑問とか、ヘッドホン自体の音作りで美音に聞かせているものってその影響でジャンルによって合う合わないがあったりしたのだけど、CD900STはそういうのがなかったので。それと長く作られていておそらくは今後もモデルチェンジやディスコンによる音の変化をほとんど心配しなくていいという点。根がずぼらなので(苦笑)、変えなくても良い・変わらないものに魅かれるんですよね。

 それとZX1の音質について感じたことを。
 端的にいうと『ソース(ファイル)どおりにイヤホン・ヘッドホンをドライヴしようとしたらこういう音になった』ということをこれまで以上に感じるストレートなプレーヤーになった、と思います。そこには作為的に『こういう味付けにしよう』といったような局地的な音域への強調感やチューニングは一切感じません。むりやりにメリハリを出そうとしているような不自然さも感じません。もしそれがあるとしたらイヤホンかヘッドホンの問題です。ZX1はそういったイヤホン・ヘッドホンのクセすら曝け出すほどに素直です。
 そういった特性はF887のときも同様だったんですがZX1はさらにその傾向が強いのは、今回のアンプには左右別でさらに正負別電源を搭載しているとのこと。これが意味するのは、音を発生する出力だけではなく音を止めるための出力も持っている(ちょっと語弊を招きそうな言い方かとは思いますが)、なので、アタックもくっきりするんですが音の引きもはっきりする。ゆえに記録されているソースの再現度を高めることに寄与しているのだと思います。ソースの音が小さくなるタイミングでイヤホンやヘッドホンのドライバーを遅延なく音を下げるようにドライブできる。要はソースへの追随性の高い動作をイヤホンに出力できる。ZX1の音が結構硬質なのにそんなにデジタルっぽい硬さを感じさせないのは、その動作精度の高さでソースの再現性が高いからだと思います。
 あとはS-Master MXからの考え方…基本的にはシンプルに行こうというのが功を奏しているのではないでしょうか。
 わたしが据え置きで使っているDAコンバーターがNOS(ノンオーバーサンプリング)-DACは実にシンプルなDAコンバーターなんですが、なぜそれなのかというと47研究所の考え方に多分に共感しているからなんです(残念ながら47研のコンポーネントはひとつも持ってないんですけどね…欲しくても手が出ないのと、家で据え置きで聞ける機会がかなり減ってるので…音自体はずっと昔の職場でほぼ毎日聞いていて惚れ込んだので知ってるんですが…いずれ信楽DACからでも欲しいなぁ、と…もしですが、47研がポータブルオーディオを出したらぜひ欲しいですね)。ソースから出口までは極力シンプルでなければならない。ポータブルオーディオはそれを叶えられる方法としてはひとつの良いプラットフォームだと思うんです。デジタルのソースを余計なデバイスやロジックを介することなく音として出力できる。それにはデジタルアンプというのは最適解なのではないか?と。S-Master MXのロジックを見ていると、これもまた極力余計な処理を経由させずシンプルにソースを解釈し増幅出力して…という考え方。わたしがA867を聴いたときに自宅の据え置きに近いなと思った印象は、こうした理屈の裏付けもあったりします(信号経路の意味では自宅の据え置きの方がよっぽど複雑ですが)。「現在の音楽ソースそのものが低音強調に寄り気味なのでは?近年の低音寄りと評価されてしまう機器は、実はソースに忠実に再生しているだけなのではないか?」と感じたのもそのころです。
 そして、その考え方によるならば、本来はDSEE HXのようなロジックを経由させる聞き方は邪道ではあるんですよ。従来のたとえばA860までのDSEEは、ONにすると確かに高域が付加されて響きがよくなったようには聞こえるんだけど、それ以前に全体的に音が濁ることを感じたので使いませんでした。鮮度が落ちている、というものですね。イコライザーやVPTやClearAudio+といったエフェクトなどもってのほかです。
 ですが…ZX1(とF880)にて実装されたDSEE HXは、使ってみてそういう音の濁りを感じなかった。厳密には若干でも無いとは言い切れない気もするんですが、機能の有効時に多少エッジが甘くなりシャープネスが落ちるような印象はハイレゾソースからCDフォーマットへ落とし込んだファイルとの比較試聴でちょうど逆の状態を確認しているため、別にデメリットとして発生しているものではないことを理解しているので、機能上で有効にしたときのデメリットというような現象は聴感上無視して良い領域に低減されていると思いました。そして機能をONにしたときの、ソース依存ではあるんですが効果の大きさ。これは予想復元の技術で補間や本来無いものを安易に足しているというものではないとするのなら(実際には記録されているソースに含まれている信号にはないものを付加して出力している時点で邪道と言えなくもないですが)、鮮度の劣化もほぼ感じないので、ここは開発者の意思も汲んで積極的に使ってみたいなーと思いました。

 また、上の方で96kbpsのMP3なんていう低ビットレートのフォーマットでも驚くほど良い音で聞かせてくれたことを書いていますが、それこそがZX1の基礎再生力の高さの証明でしょう。情報の再現力の高さというか…47研のメッセージにあるように『現行フォーマットの再生技術を磨かずして音の悪さをフォーマットのせいにして新しいフォーマットへの移行をユーザーに促すとは何事か』ということです。ZX1はその現行フォーマットの再生能力をしっかりして、低レートの非可逆圧縮音源から非圧縮のCD音源までをかなりきれいに聞かせてくれます。現行の普及機器というのはCDフォーマットをまだまだ活かし切れていないのだなーというのはNOS-DACをシステムに組んで聞いたりBlu-spec CD2などを聞けばすぐにわかるんですが(一般的に現行の他のハードだとオーバーサンプリングやフィルタなどでソースに化粧をしてごまかしていること、BSCD2についてはプレス技術でCDフォーマットの可能性がまだまだ高いことを現行の機器でも確認させてくれる)、S-Masterのシンプルな考え方は他のDAC+アンプといった構成よりも比較的NOS-DACに近いかと(ただしS-Masterも入力段で『出力段の周波数に合わせるためのサンプリングレートコンバーター』を搭載しており、そのあたりの仕様が非公開なので何とも言えない部分ではありますが…演算での誤差を最小限にしているというのを信用するしかないです)。そういった足回りの技術の確かさが、現行フォーマットの再生能力として発揮され、新規フォーマットの下支えにもなっていると思うのです。ハイレゾ対応という点では47研の思想とは根本的に正反対ではあるんですが(わたし思うに47研の主宰はこの手の大手メーカーのやり方は嫌いなんじゃないかなぁ、と…)、これは今期の販売戦略上でやむを得ずでしょう、時代の要請でもありますし。わたし個人的にも実際ハイレゾで録音されたFM音源の曲なんかを聴いていて、CDフォーマットでは録音しきれない音があるのを知ってフォーマットの刷新は必要だとは思っていますし。ただ、フォーマット更新=高音質化に直結するものではないことは、このように基本的な再生技術・再生能力の向上がなければ意味がないことは確かであることも理解しています。
 それに加えて上の方で書いた正負別に電源を用意して電源周りにもこだわり(電源は大事、電源は重要です)、アナログ伝送系にも気を配った結果、ソースへの追随性が高く繊細で精緻、非常にシャープで芯のがっしりしたソリッドなサウンドなのだけれど、デジタルっぽい冷淡さのない厚みのあるサウンドを獲得した、というのがZX1の出力周りである、と、わたしは思います。また、それは味付けとして何かが付加された音ではなく、極力ソースの再現性を高めようとして出力(イヤホン・ヘッドホン)への経路から余計なものを排除した結果で得られた音でもあると思います。

 ときどきですが古い音源をなんとなく聞いていても「ハッ」とさせられることがZX1だとすごく多いです。古い音源でもいろいろと聞き直したくなるという。聞き直すのがすごく楽しいです。

 音質的にはこんなところでしょうか。まだまだいろいろありますが、気になる方は実際に手にされるのがよろしいです。百聞は一見に如かずといいますが、まさにその通り。それもZX1の場合は買ってすぐにその真価が出る機種ではないので、じっくり付き合っていくつもりで楽しんでいくのがよろしいかと。

 わたしが思うに、ZX1というウォークマンは、これまでウォークマンを使ってきたユーザーへの、開発者さんたちからのひとつの回答ではないかと思うんですよね。
 今期のソニーの流れを見ていて、据え置きからポータブルまでハイレゾオーディオというものを展開して広めていきたい、その中でカジュアルな層にはF880シリーズを手にしてもらい、それ以上に音にこだわっている層にはZX1を…という志向が見えるように思います。つまり、これまでウォークマンを使ってきて、もっと良い音質にならないのか?と求めていた層への回答ではないか?と。そう思った理由は、わたしがF800を手にしたときに、もっとアナログ部分にこだわって作りこんでほしいとかOSの音声周りのシステム面の問題もあるんじゃないの?と疑問を持ったところ、その疑問はわたしに限らず他の人も指摘していた部分であり、ZX1はそのサイズ制限の中でも徹底して詰め込んできてくれたからです。
 つまり、海外製の高額なポータブルオーディオ市場に近い価格設定でありながら、そういった市場への参入を狙ったものではなく、あくまでもハイレゾオーディオという市場を広めるためのウォークマンのトップとしての製品づくり。これはトークショーで開発者の方のコメントからも感じました。しきりに主張されていたのが『このサイズで出来ることはやり切った』『現時点でこのサイズでやり残したことはない』そして音質担当の方の『サイズを度外視できるならもっとやりたいことも…』というお話。これらのことから、ウォークマンとしてやりたいことを詰め込めた作品というのがZX1なのではないかな?と思うわけです。
 だからといってこれまで海外製の高額なポータブルオーディオを買ってきた層がZX1を手にしてはいけないわけではなく、もちろんひとつの製品として興味をもたれるならそれはそれで良いと思うのですが、ZX1の登場によってそういった高額なポータブルオーディオ市場のユーザーが広がるとかいったことは、ほとんどないんじゃないか?と思うわけです。なんでか?というと、乱暴な例えですが、ファミコンで楽しんでいた人がPCエンジンを手にして感動しているところに「ゲームセンターへ行けばそんなのじゃなくて本物が遊べるぜ」って無理やり誘っても、多分ほぼ確でその人はゲームセンターには来ない、というわけです。ほんとに乱暴な例えなのでウォークマンの従来機をファミコンだといいたくはないしZX1がPCエンジンという例えも海外高額ポータブルオーディオをアーケードゲームというのも違うだろ!って例えではあるんですが(個人的には『定評ある既存デバイスを寄せ集めてアセンブリーしただけにしか見えない、アナログまわりの設計にもこだわりの見えない現在の海外製高額ポータブルオーディオ』をオーディオとして本物だなんて言いたくもない…現状わたしがその意味で認められるのはKENWOODのHDシリーズとF880、ZX1だけです)、雰囲気としてはなんとなく理解していただけるかなぁ、と。別の例えをするなら、TVドラマやアニメや映画を見た人に「原作小説ならもっと描写や設定が詳細に書かれていて面白いぞ」といっても、原作本を手にする人がそんなにはいないというのと同じじゃないかな、と。コミカライズとかなら多少は手にする人もいるかもですが。つまりそういうことで、元々興味がある人なら、元々そっちの方向には手を出していて、逆に興味がなかった人はそういう接点ができたとしても元々興味がないので、現状で満足できていればそれ以上をと言われても動かない、ということです。

 ただ、ZX1の音質担当の方が『大きさの制約さえなければ…』と、もっとやりたいことがあるようなことも匂わせていたので、『現行のウォークマンサイズで』という制約が外された製品でソニーが高額ポータブルオーディオ市場に参入する動きがあるのなら、それは注視したいし楽しみなことでもあります。たとえば現時点でも実はZX1より良い音出してるんじゃないか?と思われる(少なくともわたしはそう思いました)PCM-D100、これの録音機能を排してプレーヤーに徹したモデルをこのスタッフで作ったらどうなるのかとか、そういった部分での興味は尽きません。PCM-D100の音質がすさまじいのはヘッドホンアンプ周りの電源がZX1とは比較にならないレベルで強力だったり新開発DSD/リニアPCM対応32bitDAコンバーターの投入といった物量がなせることなのだろうから、バッテリー込みの重量でZX1が約140gに対してD100が約400gといった差や物理的なサイズ(実際に見て手にすると物理的な威圧感がすさまじいです)の差を考えるとある意味ではその差も当然ですね。ただD100はプレーヤーとして常用するにはUI周りが厳しい…レコーダーだから当然なので、このあたりをプレーヤーとして転用したハードをソニーが作るとまた面白そうだな、とは思いませんか?初代ウォークマンが業務仕様であるプレスマンからの転用だったように。


 大変長くなりましたが、ひとまずはZX1への感想はこんなところです。
 現行のウォークマンの上位機種としては、実に良好です。
 開発の方のコメントでも、制約として現行のウォークマンのサイズでというものの中でやりたいことを詰め込めたという面白い製品なので、製品内容的にもソニーストアでの価格が74800円なのですが、クーポン適用5%引きくらいの価格になったりもするんですけど、この価格で妥当というかむしろ安いかな?という印象です。
 モノブロックのアルミシャーシに配されたアナログにもこだわったパーツ類ということで、現行のメモリータイプウォークマンのひとつの完成形とはいえるかもです。
 35周年記念モデルは出さないという話とこれでやり残したことは現状ではないという話もありましたので、それが本当なら当分は後継機などは出ないと思われます。Android機なので進歩の早い世界だから、そのあたりはどうなるか何とも言えないところですが…個人的には末長く製造されるモデルになって欲しいですね。
 それと現状のZX1に望むこととしては、w.ミュージックのユーザーインターフェイスやタグ認識の部分やウォークマンクラシックス等のソフトウェア面でアップデートさえしてもらえたら最高かなぁ…という感じですね。
 高いものでもあるし、しばらくは入手が難しいようですが、面白い製品なので多くの人に手にしてもらい、この音を聴いてみてもらいたいですね。
 ハイレゾ対応も大きなポイントですが、音質担当の方が語られていたことで『従来のみなさんがお持ちの音源でも良い音で聞いていただけるように作った』という内容のコメントが印象深いです。
 
 わたし個人的にはとりあえずこれで海外製の高額なポータブルオーディオは買わなくても良いかなぁ、と思いました。操作性やサポートの面も含めてこれで十分です。
 ただ、もし手を出すとしたら、他の製品とはアプローチが違うものでHM-602 Slim、これは買ってみたいかなぁ…というくらいですね。ポータブルにしては珍しいNOS-DAC搭載機なので。
 当分ないとは思いますが、機会があれば…という感じで。
 あと、ちょっと上でも触れましたが、もしソニーが現行ウォークマンのサイズの枷を外したガチのポータブルオーディオで高額機の市場へ向けた製品を作ってきたら、それはそれで手にしてみたいと思います。
 以上、ここまでお付き合いくださいました方はおつかれさまでした、ありがとうございます。


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2014年1月 1日 (水)

コミックマーケット85(C85)3日目に行ってきました

 みなさまあけましておめでとうございます。
 いつもご覧いただいている方は今年もよろしくお願いいたします。
 はじめてこられた方は、こんなところですが今後ともひとつよろしくお願いいたします。

 さて一発目の更新は、旧年中に更新が間に合わなかったC85三日目の件。
 なにせ帰宅したのが21時半過ぎ、それからいろいろあって年があけてしまいました。
 それはさておき。
 乗り遅れるとなんだかくやしいという心理が流行り流行らせ流行りに乗らせ…くそう、くそう!
 やっぱり素直に乗っておけばよかった!
 …いや、なんでもないです。

 3日目、本命なわりに軍資金が2万ありません。
 27日にCT撮ったりなんだかんだで入り用だったのでしゃーなしなんですが…。

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 朝。4:71AM頃に到着し、それからだいたい30分後。
 例年の冬よりは過ごしやすい体感だったと思います。寒いですけどね。つまさきとかかとから冷える冷える。
 見ての通り西館待機列から東館へ向かいましたが、東館へ向かうホイホイ手前で開場の拍手を迎えました。
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 今回まずまっさきにここに向かいました。
 あいうら本です。
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 夏のときは島中で列がえらいことになっていましたが、今回は一応壁だったんですけど柱寄りなのでやっぱり館内で列がとぐろを巻いてえらいことになってました。並んで買えて脱出するまでに約20分前後。
 あとで会場で読みましたが、読みごたえのある原画集でした。ただ絵が掲載されているだけではなく、それぞれの絵にそれぞれ詳しくコメントが振られていて、本当に面白かったです。
 あいうら、2期あるといいですね。
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 それから三級河川さん、その他へ。いろいろ行きたいところはあるんですが、なにせ軍資金が…ということで、三級河川さんとにぽにぽさん、MIEOWさん・あっぷるきゃっとさんにF宅さん・パンダ大将さん・NIKOPONDOさん(写真はすみませんが諸事情により省略)を最大速力で回って、そのままの勢いで西館へ。
 西館に到着したのが10時40分前後だったような…。
 そして西館最大の目的のひとつ、MOB SQUAD TOKYOさんへ。
 夏コミよりあとに出た新譜で気になっていたアーティストさんのものをまとめ買い。
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 DJ SchwarzeneggerさんのトラブルメイカーEPとDJKuraraさんのMashcore Punishment。
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 AKIRADEATHさんのState of confusionと3R2さんのPrismatic Sounds。
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 Round Wave CrusherさんのUnhinged E.P.と撲殺少女工房さんのHardcore Chiptune.Isdsng、J-CORE MASTERZ VOL.14。
 これ以外にものどから手が出るほど欲しかったけれど知ったのが遅かったため半ば手に入れるのをあきらめかけていたdie!!die!!color!!!さんのPHOTONOISEが旧譜箱に入っていたので(これまで何回も旧譜箱は漁っていたのですが入ってなかったんですよね、今回入っていたのは運がよかったとしか)…と、それ以外に何枚か。ここだけで1万500円…手持ちはすでに心許ない状態に突入しつつ、次の大目標へ。
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 えーでるわいすさんのアスタブリード、PlatineDispositifさんのFallendom。どちらも期待大だったのですが、アスタブリードは体験版のときからすごかったんだけど、ものすごい大作になって登場してびっくりでした。そして2500円…ヤバい死ぬと思いつつPlatineDispositifさんへ向かったのでした(涙)。
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 RebRankさんのC.C.S.B.体験版。これも完成版がどうなるか、まだまだ期待してます。RefRainとRedRiveは今でもときどきやっていて、いい作品を作るサークルさんだなぁ…と。絵も音楽も素敵なんですよねー。カッコイイ。
 残念だったところでは、天空時計さんのルミナステラ…開発凍結?とか書かれていたような。これも楽しみにしているので、完成版を待ちたいです。

 そんなこんなで西館でほぼ燃え尽きて、友人との暫定待ち合わせの東館へ向かいました。
 東館で改めてカタログを見直していて、うっかりで回り忘れていた!と、しあわせまんじゅうさんへあわてて向かいました。
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 夏コミよりあとの新刊をということで2冊買ったのですが、こちらがキルミー本でした(もう1冊の写真は諸事情により以下略)。
 まさかしあわせ1500さんのところでキルミー本を読めるとは思ってなくて…すごく面白かったです。
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 やっぱりソーニャちゃんはかわいいねぇ…やすなはやっぱりバカでした(苦笑)。あぎりさんの出番がほぼなかったのが残念でした、もしまたキルミー本が出るなら、あぎりさんもいっぱい出てくれると嬉しいですねー。
 結構あぎりさん好きだったりするので。
 あぎりさんについては、アニメ版の声の力も大きいですねw

 それから、今回の公式の紙袋。
 大の方はデザインが非常にイカしてるということで先日に紹介していましたが、小もなかなか面白い絵柄だったので。
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 氷山がビッグサイトになってるんですね。氷上のみんなも会場内でよく見かけるような格好をしていて楽しいです。
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 裏面は夜になっています。これは家に帰ってから…の光景でしょうか?

 そんなこんなで、しあわせまんじゅうさんを回ったところでほぼ資金切れ、その時点で11時ジャストでした(涙)。
 1時間かい…とはいえ、一応、最低限ここは!と思っていたところは、実は少々漏れはあるんだけどほぼ回り切れたので、それなりに満足もしてたりします。

 そのあとは何をしていたかというと…3DSのすれちがい広場のために、会場内をふらふらしては3DSを開いて…といったことを繰り返してました。この機会だからこそ、あったことのない県の人とすれ違えたらいいなぁ、と思って。結果は…一県だけですが、新規追加ありましたー。この日だけですれ違いした人はのべ60人くらいいけたかなぁ?と。MAX10人までしかすれ違いできたMiiをストックしておけない仕様なのが本当に残念。
 まあ、日本が埋まっても、他にアメリカとフランスとスペインの人とすれ違ってるから、地図が染まることはないんですが(涙)。

 とりあえず閉会まで会場にいましたので、会場内でいろいろ撮影してきました。
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 今回の森林保護募金ポスター。
 今回で40回、反省会で出た話なんですが、諸事情あって(壁に直貼りできないからという理由だったそうで)掲示できなかったお蔵入りのものもあるとの話があって、そのうち準備会発行でポスターの総集編みたいなイラスト集でも出してくれたらなぁ…と思ったり。
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 なんだかよくわかりませんが、東3の出入り口付近に貼られていました。なんだこれ?
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 これもです。ひつじのしつじ…。
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 正面から見るとこんな感じ。一体何のことなのだかさっぱり…。
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 入口担当さんと場外救護担当さんの詰所ポスター。
 これ、上のひつじやおとうさんの横あたりに貼られてました。
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 こんな感じです。

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 インフォーメーションが表示されている館内パネル。
 東館分の案内ですが、コミケ一色です。
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 こちらは西館。こちらも当然のようにコミケ一色です。
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 会議棟の案内は救護室となっていました。

 今回の自販機は…
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 てぃんくるさんの絵です。ドリンクもグッズ類も。
 今回はグッズ類は何も買ってないので、自販機の写真だけでも。
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 こんな感じで。
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 初日か二日目に買っておけばよかったなぁ…。

 さて。
 今回は撤収作業は未参加でした。
 悩んだ挙句、反省会だけ出てみよう、と。
 理由は昨年冬のときに、撤収に参加したものの、準備会スタッフさんが異様に増えていた気がしたのと、人余りの状態になっていて、スタッフ以外の人がちょろちょろしているのはかえって邪魔になるんじゃないか?と、気が引けてしまったからなんですが、反省会に出たときに、やっぱりちょっとでも撤収作業に参加すればよかったなぁ…と思ってしまい。うーん、さじ加減が難しいです。
 というわけで反省会。
 まずは安田氏から黒子の件、ひとまず犯人も捕まってなんとか無事開催できてよかったねというところから。実際まだまだいろんな問題はあるにしても、ひとつ大きな問題が解決したのはよかったのではないかと。
 筆谷氏が3つほど雑誌編集長をしているというのは知らなかったんですが、年末進行で心が病みそうなところをコミケットに救われたという話、ハレの場としてみんなから元気をもらえる…という挨拶が印象的でした。
 はっきり言って今回わたしも実は参加どうしようかといろんな問題から悩んでいてかなり鬱気味だったんですが、やっぱり来てみると楽しいんですよね。なんだかんだいって、この場の一体感みたいなのは他で得られないものがあるというのは…初日・二日目でまだ懐疑的だったんですが、三日目実質1時間程度しか買いものしてないにも関わらず、やっぱりこの場に来るだけでも楽しいというのを改めて再認識できたのは貴重だったかなと思っています。
 市川氏からは、わいせつや児童ポルノの問題等いろいろありますが、これからも続けていくために皆さまのご協力を…といったごあいさつ。主に描き手さん側だとは思いますが、今回は直前にあった問題のために規制関係などいろいろ厳しかったようですが、買ってきた本を見る限りでは旧来から大きく規制が変わったか?というと、そうでもなく、普通に修正をかけてあれば問題ないレベルだったのかなーとは思います。その普通とか程度がどのくらいか、ということについては商業誌に準じるとあるわけですが、ここらが結構あいまいなので、なかなか難しいのかな、と。ただ思うにそれそのものが描かれていても残念ながら熱くないものは熱くないし(どんな表現だw)、逆に修正の必要が少ない描かれ方をされてるものでも見せ方やコマ・話運びでものすごくいやらしい(苦笑)熱いものもあるわけで、そこらは描き手さんのマンガ描きとしての力量なのかなー?とも思います。
 筆谷氏から今回のまとめとして参加人数のまとめについて。これまでの計数はなんとなーくやっていたという話に会場から笑いが出ましたが、会場には出入り口にカウンターがあるそうで、ただ、それだと一人でも大人数のカタマリでも1とカウントされてしまうとか、出入りで動いた人数も述べでどんどん加算されてしまうので1日で25万や30万といった不思議な数字が出てしまう(ここでまた笑いがw)、それはないだろうということでだいたいの数字を出していたそうですが、会場側が画期的なカウント方法(!)を編み出し、人が多く通るであろうところに日本野鳥の会みたいなカチカチやるカウンターでのカウントを最初から最後までやったそうです(!!ここで会場内拍手がw)。それで会場側が出した数字と準備会でのカウントの数字を照らし合わせたところ、それぞれおおよそであってたというのがすごいなーと。初日18万人、二日目16万人、三日目18万人でトータル52万人ということでした。
 天気はひさびさに好天に恵まれ海風もなく、夏コミのような天候でえらいことになることもなく実に過ごしやすいコミケだったのと、そのおかげか救護室の利用も1日当たりが20~30人あたりで前回の夏コミの300以上はカウントできませんみたいなことがなかったのはよかったなーと。対前回比95%OFFとかで。確かに今回の冬コミは過ごしやすかったですね。わたしが朝から来たのは今回は二日目三日目だけなんですが、そんなに極寒でもなく、防寒対策甘いかな?という状態だったんだけど、かなり快適に過ごせました。懐かしい話で台風をそらしたようにという話が出ましたが、これからもこうあるように祈りましょう的な(w)。
 安田氏からは献血について。すごい人数の献血があったようで、三日間でおおよそ1600人で400ml献血がほとんど、何トン?何千キロ?リットル?みたいな話が(w
 あと各携帯会社さんの出張基地局とかとか。今回はソフトバンクのWiFi忍者が本当に忍者みたいで目立ってなかったので、ソフトバンクさんお金持ってるから次なにか面白いことやってくれると~というような話が。
 紙袋についてはサークルさん企業さんのいかがわしい紙袋については一時期問題になっておさまっていたのがまたちょっと…となってきているので、改めて企業さんや各方面に抑えるようお願いしていきたいというところで、市川氏からうちの紙袋も宣伝しないと、と(w)。わたしも初日ので書いてますが、今回の紙袋はひさびさにかなりコミケらしい遊び心の入った紙袋で、それに対してサークルの配置担当の方の熱いコメントも公式に掲載されていたりします。とても面白く興味深く読ませていただきました(w
 ちなみにこのコンテナ紙袋に書かれている対荷重等の数字は、実際に前の紙袋で測って出した容量で正しい表記だそうです(笑)。たまにはこういうのも…ということで、このクオリティを維持するのはなかなか大変だとか(苦笑)。
 コスプレはざっくりですが初日9000人くらいいたらしく、1日9000人で公式な入場人数からだと20人に一人がコスプレやってるという割合みたいでびっくりです。筆谷氏「扶桑型のコスプレいいなーと前に回ると『艦むすこ』だった」とか(笑)、市川氏も「砲塔ついてるよー」みたいなコメントをwww
 コミケの女装レベルは極めて高いなーとかいう話がw
 実際すごい人いますしねぇ…本当に。
 市川氏からは問題としてわいせつの件。twitterで嘘の情報が出ていた何百枚もという発売停止の紙はそこまで出てないんですが普段よりは多かったようです。商業誌の方でも修正が大きくなってきていて、コミケでもここから逮捕者を出したくないということでその範囲内で頒布できるように厳しくなったようです。先にも書きましたが、修正についてはわたしが買っているところは普段からもともと商業誌よりも修正については大きくやってるようなサークルさんばかりだったと思われて、見ていてこれまでと特に変わったような印象はありませんでした。市川氏からは、商業誌の動向を見て描いていってもらいたいとのことでした。
 それから明るい話題としては初日に映画のロケがあったそうで、来年のクリスマス時期の映画なので今ロケがあったそうです。役者さんが演技しにきたのではなく風景のロケだったそうですが、これだけの人が動くものは実物を撮った方が(笑)ということらしく。ただ、会場内のシーンなんかはこれから作るらしいんですが、役者さんが15mも歩けばだいたい30サークルくらい、その机の上には同人誌があって、どこも一つとして同じ展示はないのでそれを全部作らなきゃいけないのはこれからがんばってもらってー(笑)みたいな話でした。まだ何の映画かはわからないんですが、気になりますねー。
 あと海外の取材も多くきていたそうで参加者にも海外の方が増えていて、実は準備会にもドイツのハーフさんがいてほとんど金髪の長身のイケメンで彼が調査兵団のコスプレするとずるいくらいカッコイイ(w)とか。
 森林保護募金のポスターについては上でも書いていますが20年やっているということで、次回カタログあたりで森林保護募金の活動内容の紹介等をしてみたいという安田氏のお話がありました。
 市川氏からスペシャル6についての話があり、幕張開催とのこと。
 海外にもこの手のイベントがあり、そこの主催者さんをお呼びしてもっと輪を広げていこう的な感じで主催する模様。そこでも、設営はあります、サークルもあります、もちろん反省会もありますとのことでよろしくおねがいします、と。それと40周年にもなるので、30周年でも本が出てましたがここ10年をまとめて何か出せればということでした。
 そのあと質問のコーナーでは、黒子の犯人に対して損害賠償請求とかはしっかりやるのか?ということで、これは被害を受けたのがコミケだけではないので、時間はかかりますが同人の方も各主催関係とあわせてどーんとやります、そこはあとあとに模倣犯を出さないためにもしっかりやる、とのことでした。やられたら、やりかえす?というか、この場を守るためにやることはしっかりやる、ということだそうです。
 それから、以前のCDカタログにあったおもしろ映像コンテンツなどがDVDになってからは無いんですが、というのがあって、あれは共進印刷さんの社長さんが作られているので今後に期待しましょうという回答でした。
 あと設営のときに筆谷氏がスタッフIDを紛失してきたそうですがそういう場合は?という質問に対して筆谷氏「失くしてない!うち帰って荷物見回せばたぶんそこらにあってすぐ見つかるよ!(w」的な。「代表でも顔パスとかは絶対無くて入場に際してスタッフIDが必要なこと、そこは徹底しているので、この人(市川氏)怖いんで言いに行きました」(苦笑)とのこと。市川氏からは「なんかないんだよって来ましたねw」で、再発行部署でも大ウケだったらしくw
 そんなわけでスタッフIDが手書きだそうですが、他の方からも「今年から手書きなんですか?」とかつっこまれたとか(苦笑)。
 他では市川氏やスタッフさんが着てるパーカーなんかで「館これ(館内これくしょん)」とかいろいろあるんですが、これはどうしてるんですか?という質問で、スタッフみんなこうやって楽しむの大好きなので公式で作っているわけじゃなくてみんな企画して有志の自前で作ってるそうです。筆谷氏は仕事先でのオフィシャルで作られているアルペジオのBLUE STEELのパーカーでしたが、企業ブース一切手伝えなくて非常に会社に行きづらいとか(苦笑)、今日の夜挨拶に行ったら一応編集長で責任者なんだけど「何しに来たんだよ?」くらいに新入社員に見られるとか(苦笑)。市川氏からはこれまでにもスタッフさんで新撰組だったり医者の格好だったり紛らわしいからやめろと言われたり(苦笑)、これからもスタッフこういうのやるので、みんなもそれを見て楽しんで欲しいとか。いやもう毎回毎回スタッフさんのパーカーだったりコスチュームには楽しませてもらってます。いろいろよく考えるなぁとか、絵ネタでも文字ネタでも面白いの多いですから。それを見るのも会場に行く楽しみでもあったりしますよね。
 質問者の方からは共同代表を巻き込んでの艦これブームなんですねって話からは市川氏が巻き込まれたわけじゃなくて我々は独自でというか好きでやっててということで、そんなこんなで両代表とも早く帰って続きやろうよという感じで質問コーナーが終わりました(苦笑)。

 質問コーナーが終わったあとは棟梁からの撤収等の報告。今回は机等の不足はなかったようですが、なぜか余った?らしく(苦笑)。間違えてビッグサイトの備品が混ざっているのでは?ということであとで調べてみるようですが、これなくなると結構痛い金額を請求されるので撤収される方はよく見て積んでねーとのこと(苦笑)。それから撤収作業では特にけが人等なく、安全に終われてよかったですねー。棟梁からも「ヘイ提督早く帰ろうよ」(笑)ということで一本締め。

 そんなこんなで楽しい反省会も終わり、おつかれさまのドリンク配布の待機列形成と棟梁からの設営マニュアルをいただいて会場をあとにしました。
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 いつもですが撤収後の会場。こうしてみるとあの開催時の喧騒がうそのように広く静まり返っています。これを見ると、今回も終わったんだなぁ…と、しみじみ実感できます。夏はこれをやらなかったから、なんかモヤモヤしてたのかなーと。
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 まだ未練が…(苦笑)。いや、そういうわけじゃないんですが、反省会は東1での開催なので、会場を出たところです。
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 昼はここも待機列でいっぱいになるんですが、もう静かなものです。
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 夜、外から見るエントランスホール。写真が下手なのでアレですが、実際目にするとこれはこれできれいですよー。
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 外から見たホイホイ。
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 ゆりかもめの駅の方から。
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 ちょっと寄ってみました。
 今回もこれで終わりです。無事終わってよかったー。

 それにしても、代表もだけど、なんやかやで艦これだった冬コミという気はしますね。わたしはほとんど買ってませんが…というか、ゲームできないんだからしゃーなしだ(苦笑)。もうちょっと入りやすければねぇ…というわけで、一応わたしもやってみるかなーと(釣られてますか?)。何事もやってみないとわからないというのはあるので。
 それでは次回も、楽しく参加できるといいですねー。
 がんばったみなさん、おつかれさまでした。
 また、夏に。


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