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2014年1月 5日 (日)

ただの日記です。過度な期待はしないでください。(~20140104)

 あらためまして、遅まきながらあけましておめでとうございます。
 ことしもよろしくおねがいします。

 えーと、では…一年の計は元旦にあり、というなら、ことしはダメダメだわ…年の初めから諸事情あって寝込んでしまい、友人宅へ行くよーって言っていたのも行けなくなってしまったり。寝込んでるところに追い打ちのように頭痛がくるとか、もうなんもやる気しない(かなり鬱気味です…コミケ楽しんできた分リバウンドしたかもしれず)。

 えと、ZX1感想エントリーのSide B的なことをこれからやります。
 がんばったエントリーほど検索にも引っかからないしPVも出ない。だから何でZX1の記事よりもF880や銀座での試聴記事のが上なんだよっていう意味不明さ…どこかでリンクされてるんだろうなぁ、F880の記事の方が。
 まあ今回のZX1の記事は多分に暴走気味だし、書いてる途中でZX1よりもCD900STをいじることの方が楽しくなっちゃったからしゃーなしだ、という一面もあり。
 それからこれまでもちょこちょこ出してきましたが47研のことを今回は大っぴらに書いてますので、読む人によってはアレルギー的に嫌悪感を催す人がいてもおかしくない記事になってるしなーと書いてて思ったのは事実。
 ぶっちゃけものすごい心酔してます、47研
 まあ、思想が良いなぁと思っていてもコンポーネントは高くて手が出ないんですけどね(本音です…信楽DACくらいなら欲しいなぁというのも本音)。ずっと昔になりますが、そのとき勤めていた会社に47研のFlat FishとGemini、Power Dumpty等で組まれたシステムがあって、それで聞かせてもらっていた音がすごくよくて。そこではそれ以外にも別のフロアでB&W Original NautilusをP-0とJeff Rowland CoherenceとModel8TをPAD Dominusでつないで鳴らすシステムもあったんですが(DACは覚えてないです…担当の方がフルDominusで組んだシステムだと説明されていたのは覚えてるんですが)、わたしが心酔したのは47研のシステムだったのです。47研以外だとLINNのCD12をはじめとしてKLIMAXで組まれたシステムもかなり好みでしたが(好みの音はLINNからのNautilusの構成だけど音の質としてはやっぱりP-0からJeffのとNautilusをフルDominusで構成したセットの方が高いなとは思いました)、47研の方が小ぶりながら鮮烈な印象が強いですね。
 そのコンセプト…『最もシンプルなものだけが、複雑さを受け入れることが出来る』…良い思想だと思います。
 ほら、イデオン発動篇のラストでもドバとズオウの会話であるでしょ、ものごとは単純であらねばならぬ、って、あれ(それとは意味が違くね?)。
 あと、現行フォーマットの再生技術が未熟なままで新しいフォーマット…つまりハイレゾですね、それを扱ったっていい音出るわけないじゃんっていう点。大いに賛同します。
 そういう意味ではNW-F887もZX1も、ウォークマンサイズという枠内で極力既存フォーマットの再生技術を磨いた上で新しいフォーマットを普及させようという意志にあふれた製品であることは十分感じられるので、今回のこの2機種については多少のシステム面の不備には目をつぶってでも持ち上げちゃう感じ。
 それと思いますに、実際ハイレゾのファイルと現行CDフォーマットのファイルって結構聞きわけ難しかったりします。一応空気感とかそういうので既存のCDレベルかハイレゾかはわかるんですが、ハイレゾのソースから現行CDフォーマットのソースを作って聞き比べた場合、ZX1では相当聞きわけが難しい…この理由として、現行フォーマットでの再生技術がかなり高いレベルにあるからだとわたしは考えます。逆説的には、こうしてわたしが採ったのと同じ方法で比較試聴した際でも既存フォーマットとハイレゾソースが容易に聞き比べられるような機器は、フォーマットに頼って基本的な再生技術を疎かにしている機器だといえるのではないかなー?と(47研的には『再生技術の未熟さを省みず、音の悪さを録音フォーマットに責任転嫁』している機器だといえると思われ)。別にどこの機器がどうとかどこの記事がどうだとかまでは言いませんが、その手の記事やそういう書かれ方をしている機器があったら用心するに越したことはないといいたいですね。
 そういえばトークショーのときにZX1の音質設計の方が「これまでの曲も良い音で聞いていただけるハードになっています」とコメントされてたですよ、そういうところがZX1の良いところです。ハイレゾを広げたいからとそちらに傾倒するのではなく、あくまでもまずはプレーヤーとしての再生技術をウォークマンのサイズに惜しみなく投入してきたというところがすばらしいです。
 で。
 47研のコンセプトで『測定器に依存せず、自分達の耳で判断する』というのがありますが、これもまさに今回ZX1のスタッフが実践したと伝えられていますよね。パーツの吟味からレイアウトまで試行錯誤を耳でも繰り返して良いものを採用していった…こういうものの作り方、なかなか大手じゃ難しいと思うんですが、それをプロダクトとして届けてくれる形に仕上げられたのは本当にありがたいことです。
 また、ZX1のスタッフさんのインタビューを見ていると、47研的にいうならば、『レコードやCDといったソースには「原音」は存在せず、それゆえ「正しい音」も空虚な概念でしかありません。私達のプロダクツは、リスナーをエクスタシーに導くための道具です。「より楽しい」音こそ、より「正しい音」なのです』…音質設計の担当の方の『ひとことで言えば、できるだけ色付けのないフラットないい音。世の中にあるさまざまなヘッドホンの個性を生かすサウンドを目指しました(中略)ピュアオーディオの血が入っているようなHi-FiサウンドがZX1の個性だと思います』…これだけだといまひとつ「??」かもしれませんが、音質設計・佐藤氏のインタビューでのコメントを読んでいただければ、結構近い線なんじゃないかなぁ…と。氏はトークショーでも、ものすごく楽しそうに内部パーツとか紹介されてましたし。そして、その意図どおりに、ソースに従ってきっちりとイヤホン・ヘッドホンをドライブしよう、そういう意志を感じさせる再生音だったのが心動かされたところでしょうか。実際に手にして、慣らし込んで本気になったZX1の音で、さらに心動かされるという…。
 というわけで、寝込んではいたんですが、なんやかやでずーっと音聞いてたりもして。
 聞いてる暇があったらCD捜して取り込み直せば…とかも考えたんですが、こたつあたたかい(ダメ人間)。
 そんなわけでコミケで買ってきたCDもいまだに取り込めてません…こっちは急務だな。

 あと、記事を書いているあいだにCD900STをいじる方が楽しくなってしまった件。
 アンブレラカンパニーさんのCD900STチューニング関連記事、『SONY MDR-CD900STドライバーユニット 「くるっとチューニング」』と『SONY MDR-CD900STヘッドホンの「ぷすっと改造」』、これなら特に複雑な工作なしですぐにできるなぁ…ということで、ZX1の感想のエントリーを書いている途中でいろいろいじり始めてしまい…アンブレラカンパニーさんのベストなチューニングという内容に納得してしまいました。
 びっくりしたというか…確かにドライバーの角度を左右あわせてセッティングして、ポートの通気調整をしただけなのに、音像が明確になり音場的に広がりとくっきりした定位感を得られて、低音も量感豊かになりました。これは本当にびっくりというか。それでもって音色や特徴自体はCD900STのそれをしっかり維持してくれてる。これはたまらないですね。めちゃめちゃ楽しい。
 元々CD900STの成り立ち自体が商売度外視で音質優先というところでは、今回感想を書いたZX1がそれに似ているところもあり、やっぱりこういう製品好きだなぁ…と思ってしまいます。また、そういうものだからこそ、こうしていろいろ手を入れたり長く使われるものなのだなぁ…と、感動してしまいました。
 4芯ケーブルを使用したリケーブルによるチャンネルセパレーション改善の改造とかは、これは個人的にはリケーブルすることによる音質変化がまずあるんじゃないの?という疑問があるので、これにはまだ手をつけられないでいるのですが、いずれ試してみたいとは思っています(そのときはただリケーブルだけするためのものとチャンネルセパレーション改善の効果を確認するために完了まで組むため2個分のCD900STを用意できてから…と考えてます)。

 …というわけで。
 見た目ケーブルが短いだけなうちのCD900STが、すごい気持ちいいことになってます。リスニングに向かないなんて言わせねー(大きく出たね)。
 いや、でも、ZX1とF880と3DSとPSPで使っていて改めて思い知らされましたが、CD900STって本当に鳴らしやすくて、でもそれだけじゃなくて、上流やソースの特徴などを素直に出してきますね。面白い。
 でもってZX1との組み合わせだと残念な録音は残念なまま聞こえてくるので、曲は好きなんだけど音は残念だなぁっていうのが結構如実にわかっちゃうのが…そりゃこんな音ばっかりだったら、良い音で聞こうなんて考える人が減るのもCD売れないのもしゃーなしだな、と思ってしまうよ。
 ていうか一般で売られてるシングルCDが同人のテクノのCDよりずっとずっと音悪いとか恥ずかしいと思うんですが…というと同人で活動されてる方に失礼ではあるんですが、今の同人CDってそのくらい録音良いのがあるので。ランティスとか何とかせぇよって感じはしますね。ハイレゾへ行くのはいいんですが、なんかこう、CDの作り方ももっと考えてよとは思いますね。あとe-onkyoも値段がなぁ…ハイレゾを普及させたいならもっとそこらへん考えようよって思うんですけどね。ハイレゾ音源だからって、はたしてあんなに高額なものでいいの?っていうね。たとえばCDメディアを買った人にはDL用のコードを印刷した紙を入れておくとか、SACDのSACD層とCD層みたいな形でCD層とハイレゾデータを入れたDVD的な層を入れておくとか…もしくはCDとハイレゾデータを入れたDVDをワンパッケージで売るとか。そういうかたちで対応はできないものかなぁ、と。戦メリのDSF 5.6MHz1bitの金額はさすがに引いた…あれはないわ。ていうかフォーマットごとにばらばらで値付けしてるシステムはLINNもそうだったんだけど、なんとかならんものかなーと。そりゃ一番上のものを買って、DRMついてるわけじゃないから自前で変換すればいいんでしょうけど、だからってアルバム1枚7000円とか、ないわー、ないわー…。こういうのを見てると、ハイレゾを盛り上げようとか普及させようっていうのは口先だけですか?とか思ってしまうよ。
 ちなみにわたしが47研の思想に心酔していることは前述したとおりですが、かといってハイレゾ否定というわけではないんですよ。むしろ歓迎。やるならちゃっちゃと普及させて欲しいとは思うわけです。なんでかっていうと、やっぱりCDフォーマットの限界が見えてるっていうこともあるし、こと個人的趣味の面で申し訳ない話ですが、ビデオゲームのサントラにおいて基本的には電子楽器でPSGだったりFM音源だったりというものが主なものになるわけですが、CDフォーマットだと収録しきれなくて音が変わっちゃう…っていうのがあるですよ。これまではなんとなく聞いていたけど違和感をもっていたようなものは、ハイレゾで改めて録音・リリースしてもらえたらなぁ…というのが結構あるわけで。ハイレゾの特徴として空気感や細やかさが上がるとかありますけど、そういうのだけじゃないですよ。でもって、コミケなんかでもFM音源の楽曲をそういう理由から96kHz24bit録音で頒布してるサークルさんがあったような気がするんだけど。
 というわけでやるなら本気で普及させて欲しいんだけど、誰が見てもe-onkyoの戦メリはそれはねーよって値付けだと思うんですね。まあ、わたしがe-onkyoで買ったMore-more LOVERS!!のシングルも、結局、配信前に予告されていた未発表音源のおまけもなく、やたらでかいカバーアートがついてくるだけでシングル1枚全曲で1600円とか、本気で普及させる気があるのか疑わしいと思ってしまったので。一応moraのエヴァサントラなんかは1枚3000円だから文句があろうはずもないんですが(これにしてもメディア売りじゃないんだから安くしろという人もいるくらいで)、moraのは大丈夫だったみたいだけどe-onkyoのはファイル破損起してたらしいし。本当にやる気があるのか…なんかそういう権利商売してる人の考えることはわからんわー、と。

 あんまり流行り廃りとか気にしない方なので(というより興味がない)、じつは『あまちゃん』ほとんど見てません。そりゃ普通に仕事してたらみられない時間に放映されてたしねぇ…。録画してまでってほどでもなかったし。
 あと、『半沢直樹』だっけ、これも全然見てない。最終回だったかだけは見たんだよなぁ…あんまりピンとこない話でした(最終回だけ見てるんだからそりゃそうだって話もありますが)。堺雅人さん相変わらずあんまり上手くないなぁとか思ってしまい。OVA雪風のときにこの人が零の声を当ててたのでインタビュー映像とかで見てたんですが、そのときも演技微妙だなーとか、この人は始終楽しそうな笑顔の人なんだなぁ(わりと毒薄めに表現してます)、と思ったんですが、そのあともちらほらとチーム・バチスタか何かの映画で出てるのを見てたり、今回の半沢なんですが、相変わらずシリアスなのに笑顔な人だなぁ…と。そこらへんのサイコっぽい雰囲気で採用されてるのかなぁ、と思ったり。ただ、上手くないなーとは思いましたが、雪風のときよりはマシなのかなぁとも思ったり。なんかこれだけじゃ失礼な感じなのでアレですが、氏の演技がすげー上手いなと思った映画があった気がするんだけど思い出せない…いや、本当にあったんですよ、上手いなぁ…と思って見てた映画が。クライマーズ・ハイだったかなぁ…。
 いや、上手い上手くないはさておき。倍返しだー、とか、流行ってたらしいですが、正直どうでもいいというか、倍じゃなくて普通でいいです、みたいな。
 前置きが長かったですが、要はそれを言いたかった、みたいな?
 倍とかじゃなくていいです、要はやったことに対してそれなりにきちんと相応のものが返ってくるということが大事なんじゃないかなぁ、と。

 ちょっと話題戻ります。
 CDソースとハイレゾソースの比較について。
 フォーマットの比較をしなければいけないわけで、CDで出てるものと同じタイトルだからといって安易にそれで音質比較してる記事はあてにならないと言い切っていいと思います。
 マスタリングの差なのかフォーマットの差なのかをはっきり書かないでいる記事も同様に信用ならないです。
 ハイレゾのファイルはDRMフリーで配信されてるものが結構多いので、そういうファイルを元にCDレベルまでにダウンコンバートしたものと比較しているものでないと、フォーマットの比較をしたとは言えないです。
 で、実際に比較してあからさまに差が出るような機器は、ハイレゾのために作りこまれたのではなく、単純にフォーマット頼みで再生しているだけで、『CDソースとハイレゾソースの差が明確にわかるくらい音がしっかりと作り込まれている』なんてことはまったくなくて、基本的な再生技術がない機器だと認識してよいといえるでしょう。
 良い音について頭使わないで聞いてる人だと差があればわかりやすいから騙されるんだろうなあ…ということで、どうにも高額ヘッドホン商売とか高額ポータブルオーディオ商売には懐疑的な部分が。
 ZX1はそういう意味では音質として携帯機で最高だとは思いませんが(PCM-D100がありますから…ZX1は現行ウォークマンとしては最高に良いし音も大好きですけどね)、そういった市場やユーザーに一石を投じる存在にはなってくれるんじゃないかと思います。ぼったくりが横行しているとしか思えない高額ポータブルオーディオ市場から、そういったインチキくさい機器類やそれを崇め奉っているユーザーを駆逐してくれたらなーとか思ったりはします。
 ソニーが本気出せばそのくらいはやれそうだと思うんですけどね、音響やってきた歴史がまず違うし。
 ただ、ソニーもプロオーディオから撤退してたりとかいう部分はあるから、そこは痛いなとは思いますね。なんで撤退しちゃたんだかなぁ…あのストリンガーとかいうおっさんがガンで害悪だった印象はぬぐえませんが。ソニーはあのおっさんのせいでかなりのものを失わされた感じですね。残っている社員さんは大変だとは思いますが、またプロ機材の市場を拓いていくとかがんばってくれたらなー。

 ガールフレンド(仮)のTVCMがバンバン打たれてて、改めてログインしたら前よりもさらに廃課金仕様になってて笑った。こりゃもうついていけないわ…。
 ミス・モノクローム目当てでやってたゲームだけど、これはもうあかん…。


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