だ日記(ry (~20130504)
秘密く・だ・さ・い<挨拶
今の今までメガゾーン23をろくに見たことなかったんですよ、当時はVHSでOVAを買えるほど裕福な家でもなかったので。
で、今更ながらに見たんですが、きっかけはえびてんの第11話です。実に面白かったわけですが、これは元ネタ知らないんでちゃんと見なきゃダメだなー、と。TV放映分はほぼ一通り元ネタわかってるからよかったんですが、11話は買って見たのはいいけど元がわからんというので、連休だしOVA見てみるかー、と。
そんなわけでメガゾーン23PARTIIを見たわけです。
…
なんというか、すごいもの見たなぁ、と。
まず作画や背景動画がすごいのなんのって、これ、今のアニメじゃ絶対無理だわ…ってレベルの熱量を感じました。
そして、よくこんな内容を考え付くなぁっていう…良くも悪くも80年代のOVAだなって感じではあるんですが、あの頃はこういうの多かったと思うんですよ。
今のアニメに足りないのは、こういった熱や発想力と、それを実現させてしまう無茶さ。うる星BDなんかもそうなんだけど。80年代のものって、よくこんなものを考えるなぁっていうものがたくさんあったと思うんですよ、アニメにしてもゲームにしても特撮にしても。
で、アニメのえびてんのスタッフってすごいですね、と感心したわけです。
本当にあの頃のアニメやなんかが好きなんだなーというか、メガゾーン23PARTIIとしての再現度が高くてびっくりでした。元ネタを見ていてシリアスなOVAなのに笑えてくるというのは…ちょくちょくほぼ一緒だし。それをうまいこと本編にちゃんと組み込んでいるあたり、えびてんのスタッフは本当に力量高いんだろうなって思って見てました。
廣松がガーランドっぽいものから出てきて「知らねぇなぁ」ってやってるカットとか面白すぎで。アレンジもうまいことやってるなー、と。響子がハバムートから出るときの謎なメカの動きも元ネタの再現が上手いなと思ったし、省吾がライターに火をともすところがフィルムを貼った懐中電灯だったりするところは天悶部らしいうまいアレンジだなーと思ったり。元ネタのエッセンスで「お?」と思えるところをうまく咀嚼・要約して組み込んできてるあたりは、さすがだなぁ…と感動してしまいました。
響子=省吾、泉子=由唯、廣松=ライトニング、伊勢田会長=白鳥、大庭先輩=イブ、大森先生=BDという配役もハマっていて上手いなぁ、と感心してしまいました。
このえびてん11話、エンディングというかスタッフロールがブルーバックに白文字だけというのも当時のOVAでときどきあったスタイルなので、ああ、踏襲してるんだなぁって感動してたんですが、その最後の方で不自然に巻きが入るので「おや?」と思っていたんですが、そこも元のビデオのままなので、えびてんスタッフさすがです。そんなところまで(苦笑)。細かいなぁ。
まかり間違って2期はないかとは思いますが、もしやるなら全力で応援したいですねー。改めて1話から見返してみても、そのスタイルにブレがないという。こういうのはさすがだな、と。
正直な話、序盤は確かにつまんないなぁ…と思わなくもなかったですが、見進めていくにつれて、3話くらいからぐいぐい引き込まれていき、結果最終話までみたらすっかり感動してしまったという。内容的にはバカバカしい部分もたくさんあるわけですが、それをバカ正直に最後までがっちりやりとおしたところはすごかったなぁ、と。こんなにいい作品にあえて良かったと今では思ってたりします。
惡の華、ぼちぼち見ましたが、うーん…原作者は絶賛らしいからそれはそれでいいんだけど、なんか原作読者的にはこれは違くね?という気もしないでもなく。そりゃテーマ的にはあってるとは思うんですよ、ただ、なんだろう、やるならやるでもうちょいやりようがあったんじゃないかなぁ、と。同じ実験作やるならやるで、原作なしでオリジナルでやってくれたら素直に楽しめたのかもしれないのが非常に残念。試み自体は買いたいだけに、とはいえ、BDは買わないですが。
まあ、原作のもつ『気持ち悪さ』が、意味合いは多少違うにしろ出ているとは思うので。原作自体、面白いかって言われるとそこまで面白がって見るものではないですし。娯楽作ではないので。ただ、あの絵柄で狙ってないという言い訳はないな、とは思ってますが。ゆえにこのアニメ化はどうかなー?と読者としては思うわけで。
絶賛はしないけど試み自体は面白いとは思いますね。
「面白いな。わたしは認めんが、面白いな」こんな感じ?
ただ、じゃあこの原作のアニメ化としてこれがいいのか?っていうと疑問ではあります。ほんと、オリジナルでやってよ…とは思いますね、いまだに。
話題性を狙ったんだとは思いますが。
手法としてはいいんですが、その素材にしている役者さんが普通にかわいいのに絵にしたときの不細工具合がひどいのが…手法の意味を履き違えてやるとこうなるのかっていう悪い見本になっちゃってると思うんですよ。原作の持つ気持ち悪さとは別の気持ち悪さになってしまっているということです。同じ手法でもディズニーの白雪姫といったものもあるわけで。写真をまんまトレースすることがこの手法のキモなわけではないのだけど、それを勘違いしてやってしまってる感がすごく強い。要はやってること(コンセプトというか狙っているターゲット)が中途半端不明瞭すぎるんですよ…実験するにしても。
これだったら素材の役者さんで普通に実写でやってくれよって思いましたもん。でなければ原作の絵を活かした上でちゃんとロトスコープという手法を活かして動きをつける方法もあっただろうし。
つまり、実写をそのままデグレードしてトレースしてるだけなので、手抜き感がひどいんです。手法を手段として活かすんじゃなくて、手法をアピールするために手法に使われちゃってる感が強いともいえるのかも知れません。
漫画的やアニメ的表現を否定してっていうのなら、じゃあなんでアニメ化したし?ってことにもなりますしね。
逆に原作が今のアニメ化同様の絵だったら、同内容でヒットしたか?って話。
あの絵柄であの内容だからウケたんじゃないの?だからアニメ化にもこぎつけたんじゃないの?ということですよ。
どうもそこらへんをも履き違えて作られてる気がするんですよ、原作の物語がもつ意味とはまるで違う気持ち悪さが全体を支配していて、好感は持てないのが残念です。
手法としては面白いですけど。なので、一応は見るんですが。原作のあのある意味いっちゃってる話をこの先どう描いていくのかは気になりますし。
はたらく魔王さまの方は、快調に面白いですね。
BD全巻予約しました。
キャラが全員表情豊かに描かれていて、演出も構成も見事で見ていて楽しいです。飽きないので結構リピートしてますね。
1話のエンテ・イスラから地球へ来る流れからパトカーに乗せられてカツ・ドゥーン、アパート探しして救急車で運ばれて履歴書書いて…の流れからして秀逸だったんですが、それ以後も演出も作画も見事で面白いです。
勇者かわいいよ勇者って感じですが、「あぁん?」とかって悪い目つきをしてしまうあのガラの悪さもなんだかいいなぁ(苦笑)。
ああならざるを得ない過去があったんだなっていうのも5話までにしっかり描かれているので、納得の上で楽しめるあたりも面白いです。
異言語の演出も凝っていて面白いです。見せ方もうまいし役者さんの演技もすごいので。
なんやかやで今期1番楽しんでる気がします。
原作もそのうち買ってこようかなぁ。読みたくなってきました。コミカライズもよく出来ていて面白いようだし。
あいうらも毎回楽しみにしてたり。
ものすごい短いんだけど、そこがよかったり。さらっと見て楽しめるのがいいです。
それゆえに何度も何度もリピートして見てたりします。会話のズレっぷりがたまらないですねー。
原作は原作で面白いんですが、アニメはそれをうまいことアレンジしてますよね。
これもBD予約済み。いろいろ楽しみです。
OP・EDのCD買っちまいました、OPのCDは、勢いがあっていいなぁ、と。中EDの歌ってCD出てないんですよね、残念。あれをじっくり聞きたかったのにー。BD特典とかですかね。
エルフェンリートにつづいて、ノノノノも全巻読みました。
これまた良かったです。
野々宮の正体がバレそうになるところとか何度となくあるわけですが、その緊張感がなかなか楽しかったり、岸谷とかとのラブコメ要素もなかなか…オリンピックやその後などの後日談も読みたいなぁと思わせるところで、きれいにまとめられて終わってるところがまた爽やかでいいです。この辺はエルフェンリートの読後感にも似ていて、読者の想像にお任せ…というところなんでしょうけど、良かったです。ジャンプの競技シーンの迫力や緊張感も白熱して読めたし、尻屋の実際の性格と普段の行動のギャップとか、キャラみんなの葛藤もぐっときて面白かったです。
これはアニメ化されても面白いんじゃないかな?って思ったんですが、エルフェンリートみたいに丁寧に作ってくれるところじゃないと…っていうのを期待してしまうので、じょしらくの手寅さんのせりふじゃないですが「マンガはマンガとして読めばいい」でも十分かなぁ、と思ったり。
RGのゼータガンダム(エゥーゴ仕様)を組み立てましたが、MS形態で完成するまでにパチ組みで6時間半、そこからウエーブライダーへ変形させるのに約30分…MGほどじゃないけど厳しかったです。パーツ多いし。
で、アムロ機(3号機)を組むための予行だったんだけど、3号機のキットを見て唖然。
成型色でカラーリングする都合なんだけど同じライナーが2枚とか3枚とかあって、不要パーツがかなりたくさん出るので、とりあえず組み立てる前に心が折れました…(ひどい)。
いや、連休中には組み立てたいですが、というか、3号機目当てでRGを待ってたっていうのがあったので。でも、MGやRGのマーキングシールって、グリーンダイバーズのとは違うのが残念なんですよね。2パターン封入されてたら嬉しかったんですが、どうやらMG以後はMGのマーキングが基準になってるようで。グリーンダイバーズのマーキングのはHCMproしかないようで。あれはあれで今ではプレ値ついてて手に入れるの大変だし(持ってますが)。
変形機構とかゼータのキットの中ではかなり良好で、MS自体もがっしりとしていて良いんですが、サイズゆえに華奢なせいで肩まわりのフレームが弱いっぽくて、ウエーブライダーへの変形のときにすでに肩フレームの基部が白化してて、これは変形を繰り返してると肩フレーム逝くな…と思いました。ゆえにMSでもWRでも出来はいいのだけど、それぞれの形態にする用に1つずつ組み立てるのがよさげな感じなのと、やっぱりゼータの変形って結構無茶なんだなぁと感じてしまったり。本編設定に則した変形というRGでこのややこしさなんだから、無茶なんですよ、機構的に。やっぱりVF-1バルキリー系は変形ロボットとして良く出来てたんだなぁと思う次第。
全然関係ないですが、エルフェンリートでマリコ(35番)の体内爆弾の起爆装置に使われていたPHS、わたしもあれとまったく同じPHSを使ってたなぁと思いだしました。KX-HV200、いい機種でした。いろいろ工夫が盛り込まれていて、使っていて楽しい機種でした。後継機のKX-HV210も予備機でいくつか買うほどに気に入って使っていたいい機種でした。背面の7色LEDとかが良かったんですよー。それと本体色、HV200のブラック&ガンメタリックも良かったんだけど、HV210のスノーシルバーっていうのがとにかく良い色で。こういう色の携帯がまた出たら欲しいのになぁってくらい。デザインも良かったし。
ドコモなんかでもP901iなんかいい機種だったなぁと思うんですよ。
あの頃の携帯は楽しい機種が多かったと思いますね。また、ウィルコムがスマートフォンを始めたころのW-ZERO3や、Advanced/W-ZERO3[es]なんかは、面白い機種でしたね。今のAndroidスマホとか、全然わくわくしませんから。なんだろう、やれることが当たり前になってしまうと全然面白みがなくなるっていうのがどうにも。というか、ガラケーの場合は基本的にiモード使用前提なこと以外は各社ギミックに工夫を凝らした面白い端末が多かったなぁと思うんですが、それをガラケーと揶揄して、必要なのか?とも思える国際競争力とかいう絵にかいたモチのために無理やりAndroidスマホ化を押し進めた今の携帯には魅力をまったく感じないんですよね。いつから携帯電話ってこんなにつまらないアイテムになっちゃったんだろうなぁ、と。
いや、まあ、Androidでもテンキーとスライド式のフルキーボード搭載のAd[es]みたいなハードウェアの端末が出たら喜んで買うんですけどね。今ならフルHDでそういう機種出せそうな技術的なハードルも下がってるだろうし、シャープあたりが出してくれたら買うんだけど。やらないだろうなぁ。
できればAndroidじゃなくてWindows Mobileが更新されて今のAndroidくらいの軽快さを得てくれていればもっと面白かったんですけどねぇ…Microsoftはなんか違う方向へ行っちゃったし。あれはあれでつまらないというか。Windows8とかね。処理自体は向上してるのは認めるけどUIはどうしようもないくらいダメなOSだなぁ、と。
ないものねだりもほどほどにしないとあかんね。
F-07Cのメモリが倍になって処理速度がもうちょっとマシになるだけで全然違うんですけどねー。富士通もあれが最後の悪ふざけって話だから、もうああいう尖がったマシンはつくらないでしょうし。
寒い時代だと思わんか?
オチません。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ただの日記です。過度な期待はしないでください。(~20150716)(2015.07.17)
- だ日記(ry (~20150530)(2015.05.31)
- だ日記(ry (~20150504)(2015.05.04)
- だ日記(ry (~20150427)(2015.04.28)
- だ日記(ry (~20150327)(2015.03.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント