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2013年4月 7日 (日)

NW-Z1070を買ったのでNW-A867やNW-F807と比べてみた

 前から気になってたけど先にNW-F807を手に入れてしまったので、似たようなものなら買わなくていいかな?とずるずるここまで来ていたNW-Z1070なんですが、どうもFよりは音がいいらしいとかいう噂を耳にしたので買ってみました。
P1002316
 となれば、気になるのはやっぱりNW-A867との比較です。
 …とはいっても、今さらのネタでもあるし、そんなにがっつりとはやりません。
 あくまでもさらっと色々聞き比べてどうだかなーという程度で。
 各機の設定はすべてノーエフェクト、DSEEとかクリアステレオやClearPhaseは入れない、ZとFのイヤホン設定は『その他』で。ちなみに…ZとFのイヤホン設定、付属品を使っている時でも『その他』に設定しておく方が音質的にはいいんじゃないかなーと。『付属/MDR-NWNC33』とかで設定しているとClearPhaseの設定を使えるようになったりはしますが、どうにもイヤホン設定を変えることで音質がいじられているので設定を切ります(いろいろ変えてみた結果、『その他』であれば付属イヤホンでも濁りが一番低減されるので)。イコライザーとかDSPをかけた(余計なロジックを通した)ときに音が濁った感じがするのが、このイヤホン設定でも起こっているな…と、聞き比べて感じたので、付属でも設定は『その他』の方が良いようです。もっともイコライザーで調整しまくったりClearPhaseなどで化粧した音に違和感を持たず楽しめるという人においては、その限りではありませんが。
 FとZで使ったプレーヤーアプリはNeutron Music PlayerGoneMAD Music Playerです。基本的にはNeutron~の方で。ただし両機種ともスペック不足と思われる処理の重さで操作性に難があるので、常用ならGoneMAD~のがおすすめかも。
 参考までに、VLCもベータで動作はまだまだですが、今後に期待したいプレーヤーとしてちょっと注目してたりします。
 それはさておき。
 ファームウェアは全部現時点での最新のものにアップデート済み。なのでZもFもICSになってます。
 イヤホンは基本的には付属で、あとEX800STも使ってますが、本体の比較において評価が変わるものではありません。ウォークマンの付属イヤホンは、このくらいの機種だとそれなりに良質ですから。

 結論から。
 F807のがZ1070より音良くない?
 っていうか、似たり寄ったり?
 まさか…でした。ある意味では当たり前な結果なのかもしれませんが…。
 FとZの比較では、イヤホン・ヘッドホンの駆動力はZ1070のがあります。そのおかげで鳴りっぷりは余裕があります。音場的にもF800よりは全体的に広がりがあります。ですが、以前A867とF807を比較したときにF807の再生レンジが狭いんじゃないか?って指摘した部分、聴感上ではZ1070はさらに狭かった…。なんだこれ?WAVソースで聞いてるのに圧縮音源を聞いてるような音質…ねーよ!って思いましたね。まあ、Fも似たり寄ったりなんですが…Z1070で聞いていて苦しくなる部分でF807はわりとストレスなく鳴らしてくれてたり。ただ、根本的にレンジ狭い!ってのは変わらないんでどうしようもないんですが。
 具体的には低音が沈んで欲しかったり高音がより上へ伸びて欲しかったりする(CD直で聞いたりA867だと普通に聞ける)ところで、F807やZ1070だと沈みきらず伸びずに詰まったような音になっちゃうんですよ。ただ、そのストレスがZとFとの比較では、Fのがまだなんぼかマシ。
 こうなるとA867とは比較するだけ無意味かなーと思ったんですが、一応、全部の印象を書いておくと、A867では各音の輪郭や空気感なんかクリアに描き出すんですけど、FやZはNeutron~やGoneMAD~でも、ふわっというか、もやもやっとした音で、つかみどころがない感じ。クリアネスが足りないというか、以前のA867とF807の比較でF807がベールかぶせたような音だとわたしは書きましたが、そのまんま。

 音質面ではこれ以上書いていても虚しくなるだけなので、モノとして触れた部分での感想でも。
 まず、デカい(苦笑)。
 操作しづらい…両手操作前提かー。F800のサイズは片手で操作できるちょうどいいサイズだったのだなーと実感させられました。
 Z1000、画面が大きいのはいいんですが、Z1070発売の段階でこの画面サイズなら、液晶の解像度は800×480ではなく、せめて1024×600か1280×720は欲しかったところ。表示が粗く見えちゃうのはマイナスだなぁ…。
 あと、購入直後から、個体差の不良なのかなんだかよくわからないんだけど、タッチの反応が安定しない…画面がブレまくったりとか。保護フィルムを貼ったらかなりマシになりましたが。
 ボリュームボタンがカタカタ揺れてて組み付けというか部品の精度がいまひとつかな?と…。
 それから、ハードウェアのスペック的にはF800とほぼ同様のはずなんですが、なんだか動作にいちいち引っかかり感があるんですよね。よくわからない。
 あと、ファイルの転送速度はこんな感じ。
Nwz1070_201304061211
 実際に転送してるときはこんな感じ。
Nwz1070_201304061237
 うちの現状ある音楽ファイルを全部転送するのに2時間以上かかりました…遅い…速くはないですよね。
 今一つ使っていて気持ちよくない…これだったらF800で十分かなぁ?という感じ。
 せっかくケースとフィルム揃えたのに、残念です。
 そしてA860の代替になるとうれしいなと思って音楽プレーヤーとして使う気で買ったのに、音質的にはF800と似たり寄ったりか…という部分でも目的を達せられず残念。
 某所ではZ1000やF800がA860より音が良いというような話もあるようですが、まあ、そう思うならそう思っていればいいんじゃないでしょうか?というのはうちも似たような感じなのですが(苦笑)。ずっとA860のが良いって言い続けてますから。いくらZやFのが良いという人がいようとも、『それでも』と。
 単体で、またはスマホや他のAndroidプレーヤーと比べてZやFの音が良いというのならともかく、A860と比較してZやFが良いというのはないな…と。
 アップデートしようがアプリを変えようが設定をいじろうが、根本的にダメなものがよくなりはしません(厚化粧をしてごまかすことはできるでしょうが)。かつ、システムやアプリケーション側のイコライザーやエフェクトを通したり外部接続でポタアンを通したりというのは余計なロジックを通して音を濁らせている行為に他ならないので、個人的にはそういうやりかたで音が良いとかいう考え方が主流になるのは、なんか違うんじゃない?と思っていたり。基本はやっぱりソースの信号に余計な手を加えずにできるだけ素直に出力させることで得られる音こそが、鮮度を失わない良い音だと思うので。加工した後の音は『好みの音にした』と表現はできても、『良くなった』とは書くべきではない、と。
 なんやかやでわたしもメモリタイプのウォークマンを使い始めたのはA847からではあるんですが、音質重視のモデルとして過去にHD60GD9ECを使ってその設計思想をみていたり、ウォークマンでも音質重視ではない廉価帯のNW-S756を買ってNW-A857との比較した経験などで感じるのは、おそらくS-Master MXの音を一番素直に出せてるのはA860だろうなぁ、ということ。Z1000やF800はソースをデコードしてからのアンプに送る前段階か、もしくはアンプの後の部分で、おそらく余計なものが挟まってる感があるんですよ。処理または回路的に。でなければあんなにもやっとした濁った音にはならないし、レンジも狭くはならないです。これはイヤホンが付属だろうが別のもっと高めのだろうが判別はつくことです。低廉なAndroidハードの音声出力段にS-Master MXを入れただけの製品なんじゃないかな?という感じなんですよ。ハードウェア・ソフトウェアの両輪で音質にこだわって作ったとは思えないのがZ1000、F800なんですよ。A860を低音強調気味だとか音が濁ってるなんて感想を持っている方もいるようですが、そういう人ってまともなオーディオやDAPから出る音を聞いたことがないんじゃない?って思いますね。それでZ1000やF800がクリアだとか、冗談も休み休み言えと。
 まあ、A860でもDSEEやクリアステレオを使って音が良いなんていう意見は唾棄すべきだとわたしは思っていますが。ノイズキャンセルについては実用上それでいい人にとってはある程度の音質とトレードオフでは良い機能だとは思いますが、DSEEやクリアステレオは蛇足です。見かけ上の化粧で良くはなったように思える人もいるのでしょうが、実際には出音が濁るので。
 ソニーさんには、A860の音質重視路線を引き継げるような後継機を期待したいですね。音が良いからで売ってるはずのウォークマンがF800シリーズが現状で最高みたいなていたらくでは、いつまでたってもA860を使うしかなくなってしまうので…。
 DSPやロジックで音をいじって高音質だと化粧するのではなく、ハードウェア的な面からもソフト面からも余計な処理を挟まずシンプルな出力で綺麗な再生を…という方向で開発してもらえればいいのに、とは思います。S-Master MXにしてもつくりを見ると思想自体はそのはずなのに、ZやFでの使われ方を見ると決してそうはなっていないので。
 ちなみにS-Master MX初搭載だったA860で低音が強くなったという感想はわたしも持ちましたが、実際にはあからさまに強調されるほどに低音が強くなったとは思わないんですよ。どういうことかというと、手持ちでセパレートのオーディオでDACをより処理の少ないNOS-DACにしたときに、聞きなれたCDや音源でも低音が増したと感じることがあったので。要はソースそのものの低音がかなり強いことに気づかされた、と。今あるその他のDACではその部分が痩せて再生されるのでは…実際、他の高度処理を売りにするようなそこそこのDACを使っていたときにそう感じたことはありました。本来であれば信号を極力いじらずに出すということが理想であるはずですが、現在ではNOS-DACやS-Master MXのような考え方はオーディオハードの情勢としては珍しいとすると、今のありがちなハードで再生する前提で作られたようなソースはその段階で低音が強調されてるから、NOS-DACやA860で再生すると低音が増し増しになったように感じるのは当然かと。ZやFでわたしが音が濁ったと感じるのは、そこらの出音をいじってるからなんじゃないかな?ってことです。実際、ZやFはA860ほど低音が出る機種ではなくなっているので。ゆえにS-Master MXの特徴が一番よく出ていてかつ一番よく聞かせてくれる、S-Master MXの恩恵を一番受けられる機種はA860をおいて他にはない、と断言してしまうわけです。

 で。
 このZ1070、どうしようか…中古屋に持って行って3DSに買い換えてしまおうかとかいろいろ考えてたり。
 余計なもの買っちゃった感が半端ない(涙)。

 一応フォローしておくと、Z1000もF800も単体で聞く分にはそれなりに良い音ですよ。A860と比較さえしなければ
 現行機のDAPの中では良い部類には入るんじゃないでしょうか。ただ、過去にA860というウォークマン史上最高音質を謳い実際にそれをなしていた機種を手にしていると、どうにもZやF程度で音が良いといわれてそれ以上のものが出なくなるというのは残念だし、あまつさえZやFの音質がA860を超えてるなんて勘違いも甚だしい意見が大勢のようになるのは我慢ならないところで。
 ソニーもウォークマンを音質で売りたいなら、次期機種はもっとがんばってほしいところです。
 まあ、どんなのが出ても一応は買っちゃうんでしょうけど。ええ、多分買うし(涙)。
 願わくばA860を聞いたユーザーをも納得させてくれるくらいの良音質な後継機を期待したいですね。


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コメント

ブラシーボ全快万歳\(^^)/

投稿: らりるれろ | 2013年11月27日 (水) 20時53分

らりるれろ(210.138.208.233)さん、コメントどうも。
具体的になにがどうなのか、あなたのコメントからはさっぱりわかりかねます。
改めてわたし自身記事を読み返してみましたが、別に気のせいでもなんでもなく感じたことをそのまま素直に書いただけですが?
感じ方は人それぞれあるかと思いますが、他人の感覚をただ単にプラシーボと断定できるあなたは、すべてが気のせいではない真の感覚として感じられるような、よほど素晴らしい感覚と感性の持ち主なのでしょうね。
うらやましい限りです。
さぞ楽しい人生を送られていることでしょう。
わたしなどとは違う次元を生きられているようなので、もうこんなところを見ない方があなたのためにも良いと思いますよ?

投稿: 釘町阿梨 | 2013年11月27日 (水) 21時45分

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