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2012年3月24日 (土)

RAP.NX(ソウルキャリバーV対応スティック)について知っている二、三の事柄(セイミツ化換装・MadCatz SoulCalibur V FightStick TEとの遅延比較)

春眠暁をなんたらかんたら<挨拶

眠いです。
遅くなりましたすみません。
どうにも『帰宅する→疲れていて眠いのでそのまま寝る』が連日で続いてしまい、素材とか収録はしていてもなかなか加工できなかったりとかで…なんか今年はダメですねほんとすみません。

今回はRAP.NX(ソウルキャリバーV対応スティック)ネタで二本立て。
セイミツ化換装と、MadCatzのSoulCalibur V FightStick TE(以下SCTE)との遅延比較実験。
まずはセイミツ化換装からです。
分解することでメーカー保証がなくなります、自己責任で壊れても文句言わない・あきらめがつく方だけどうぞ。



セイミツ工業さんから購入した交換用のパーツは以下の通りです。
・LS-32-01 毎度おなじみのレバーです。レバーボールはスモークで取りました。ベースはSSベースを指定して注文します…というか、LS-32-01は標準でSSベースなので、初めての注文で心配な人は注文時に確認程度に聞いておくくらいでよいでしょう。
・PS-14-K 30φの差し込み式のスケルトンボタン。今回は標準カラーに合わせて、グリーン・レッド・ブルー・イエローを各1、スモーク×4を用意しました。
・PS-14-DN-K 24φのねじ式のボタン。スタートボタンももちろん交換します。スモークです。
P1001212
用意する工具は以下の通りです。
・#2のプラスドライバー
・5~7mm程度のテキトウなマイナスドライバー
・4M(ピッチ0.7mm)のタップとタップハンドル

今回、プラスドライバーは動画ではベッセルのNo.220 ボールグリップドライバーの(+)2×150を使っています。毎回毎回毎回毎回毎回毎回、100均のドライバーで突っ込まれてるので、今回は普段仕事で使ってるドライバーを使ってみました。別にダイソーで売られている単品のドライバーなら100円でも構わないんですが(何本かセットになってるものはダメです、必ず単品のものを)、それで納得されない方とかいらっしゃるようなので。一応このベッセルのドライバーなら文句ないだろう、と。ちなみに島忠とかで600円程度で手に入りますし、買いに行くのが面倒くさかったらAmazonでも手に入ります。

こんな感じですね。

毎度お世話になっているのが家庭用アーケードスティックスレまとめWikiです、今回はもう特に見なかったんですが、過去に散々参考にさせていただいて、今こういうことができてる蓄積はここのおかげなので。
それから、Not digitally signed様のXbox 360 コントローラー用デバイス ドライバ、こちらで配布されているドライバーがPCで使用する際にはほぼ必要となります(VX対応の際は大変お世話になりました)。すでに開発終了されているので、今回は新しいコントローラーなので対応させるためにinfファイルに追記する必要があります。ここに書き換え済みのWindows 7 64bit用infファイルを置いておきます。書き換えるポイントはいくつかありますが、他のOSで試される場合は元のファイルと見比べてご自分でどうぞ。インストールするにあたっては先にMicrosoftのドライバーが必要になるので(コントローラーを接続してOS標準で当たるドライバーではダメです)、ダウンロードしてインストールしておいてください。

実際の換装手順や具体的な方法などは動画を見ていただくとして、交換後の中身はこんな感じです。
P1001215
結構がらんどうなわりに重量があって過去のRAPほど音が響かなくなっているのは、天板まわりの構造のおかげなんでしょうか。
P1001216
ボタン周りです。
RAPVXなどと違って、ファストン端子にはスリーブを採用せず熱収縮チューブで処理されていました。正直スリーブよりもこちらの方が扱いやすいです。ワンタッチスリーブ、壊れますしね(涙)。
P1001217
レバー周りです。
あー、前に換装しても天板開けますとか書いたような気がしますが、ごめんなさい、LS-32-01に換装すると天板側から開くことは不可能でした…すみません。いろいろ試したんですが、レバーの基板や端子が引っかかってダメでした。むぅ…。すみません。

せっかく開けたので基板も取り外して撮影してみました。
P1001218
照明が反射しちゃってて申し訳ないんですが、印刷が確認できればよいかと。『1657-31 Main PCB (SC5X) Ver1.0』とありますね。SC5X、という扱いなんですね。
P1001220
基板の表側です。チップは何が使われているんだか隠されていてなんだかわからないですね、残念。このあたりはこれまでと同じです。

P1001236
換装後の天板はこんな感じになります。
わたしの場合は一応実用面も考えて元のボタンの配色に近いかたちで換装しましたが、実際には換装する個々人でお好みの色に取り換えると楽しいと思いますよ。

換装についてはひとまずここまでです。
不明なところがあれば、過去の記事も参考にしてみてください。

ここからはMadCatzのSCTEとの比較です。
検証なんてたいしたものではないです、実験ではありますけど。
「きょうはなにしてあそぶー?」というものの延長上で、興味があったからやってみた程度のものであることを念頭にお願いします。
本人的には至って本気だったりはしますが(苦笑)。
そりゃそうだ、実際にゲームで自分が使うのだから気持ちよく使える方を選びたいですから。理由はそんなところです。
まずは比較の前にSCTEをある程度開けてみました。
P1001221
あいかわらず端子台だのなんだのと余計なもので構成されてます。それからレバーについてる配線のコネクターですが、これ、間違ったものが使われてますね。とりあえずサイズは合うし接触はしますが、これ、RAP2SAのかなり昔の再販分だかRAP3だかでホリが使って某所などでも『わかってない』って散々叩かれてた間違いだと思うんですが(一応、それ以降のホリのコントローラーは、わたしが買って分解したものについてはちゃんとしたコネクターを使ってるのは確認しています)、MadCatzはそこらへんはデタラメなんですね…まあ、接触してりゃいいといえばいいんですが、これだと表裏の誤接続の恐れが出てくるので本来はよくないです。素人が作ってるんじゃないんだし、そこらへんはちゃんとやってほしいです、しかもホリ製品より高値付けて売ってるんですから
天板を開けた感じでは、過去に買った旧TEとなんら変わってないように見えました。
基板はこんな感じ。
P1001223
表側はコネクターとクリスタル程度しか見えないですね。
P1001224
裏側はこんなです。チップはやっぱり盛られてて何だかわからないですね。

RAPNXとSCTEを並べてみました。
P1001211
見ての通りですが、重量もRAPNXの方が重いです。ぐっとずっしりきます。安定感もあるし。それとTEが出たときにケーブル収納が話題になったけど、ホリのは確かにそれのパクリなんですが、RAPVXにしてもこのRAPNXにしても収納部のスペースにそこそこ余裕があって、ケーブルを入れやすいんですよ。比較してみてSCTEは収納部のスペースが狭くてケーブルを詰め込まねばならず、ぎっちぎちなんですよ…旧TEならともかく、SCTEはかなり後発なのに、そのあたりもまるで改善してきてないとか、他社製品を研究したりはしてないんでしょうかね…なんか残念です。
それでは動作の比較を。



なんていうか…がっかりです。
正直なところ、RAPVXよりよくなってたら、スタートボタンの位置は気に入らないんだけど常用として使いたいかもっていうことでSCTEを買ってみたんですよ。それだけじゃなくて、旧TEとRAPVXの比較実験でTEが遅延してることがはっきりして、ただ、その古い情報のみでいつまでもMadCatz製のコントローラーが結果を見て実際に触ってない人にまでダメなコントローラーだとか見られたりしてるんじゃないかっていうのも、それもどうよ?ってことで、情報の更新…というつもりもあって、SCTEを買ってみた、というのも理由のひとつです。
今回PCのみでやっているのは、過去にRAPVXとTEの比較において、それまでPCだけでやっていたので実機では結果が違うんじゃないかという疑問に対して、わたしが当初から仮説として立てていた『コントローラーの反応速度(=処理速度)は接続される本体つまりゲーム機またはPCなどのホストに依存しないし影響されない』ということをはっきりさせようということで実機実験して、それが間違ってなかったことがわかったので、まあPCだけでもいいかなーというのと、わたしが360本体を持ってない(苦笑)という理由からです。PC・実機の問題については、RAPVXとRAPV3をPS3に接続したときにRAPVXが変換機を通しているにも関わらず速かったりということでこれまたPCでの実験と結果が変わらないとか、そういう結果の蓄積から実機でやらなくても結果は同じだろう、ということからです。ただしやっぱりやった方が面白いのかな?とは思っているので、360本体を持っている友人に協力してもらえますか?と相談はしていて、お互いの都合があえば実験させていただけるかもです。
分解しての見た目同様に、性能面でも旧TEからまるで変ってないとか、ほんと残念です
ていうか、MadCatzのコントローラーはたぶんもう買わないです。ホリはMadCatzが進出してきてからかなり製品に対する姿勢が変わったと思うんですよね、あいかわらずなところはありますが(苦笑)。ホリにしても旧RAPのころや、また、今にしてもホリのイメージってあるんで、ちょっと知ってるけどそんなに詳しくはないって人にRAPの話をすると「え?ホリコンでしょ?」的なネガティブな反応(失礼だなぁw)が返ってきたりとかいまだにありますし(まあ、そんな反応になるのもわからんでもないですが)。そんなホリでもRAP以降、RAPVX以降は工夫も盛り込んでいろいろ変えてきたと思うんですが(NXがVXより若干レスポンス重いところから、そこはあまり重視してないのかなー?…個人的にはコントローラーなんだからそこ大事だろっていう気はしますけど)、MadCatzは旧TEから結構経っていてホリも対抗商品をいっぱい(といっても基本RAPV系ですが)を出してきているのに、中身同じでデザインとかだけ変えてきて商売してるっていうのは、本当に残念、っていうか、そういうメーカーだとわかったので、もう買わないからいいか…。
一応SCTEでいいところがあるとしたら、その筺体デザインでしょうかね。天板のイラストはモチーフがモチーフなんで若干気味悪いのはしょうがないんですが、その天板のデザインの色合いに合わせて左右のクリアパーツの色がクリアレッド・クリアブルーになっていたり、本体が全体的にスモークだったりと、そういうデザイン面では悪くないです。あと、例によってですが、モノとして所有欲を満たしてくれるようながっしり感はあります。
でも、そこまでなんですよね。スタートボタンの位置はあいかわらずおかしいですし(そこが持ち味なのはわかりますが、経緯を知らない友人とかに見せるとほぼみんな首をかしげますね…なんだこれ?使いづらい、って)、今回はメインのボタン配置もゲームに合わせましたとかいって一般的ではないものになってしまっているし(キーアサインでどうとでもなるじゃん、とか考えなかったんでしょうか)、肝心のレスポンスは旧TEから変わってなくて、やっぱりもっそり遅延してるし。中身開けたら開けたでコネクター間違えて使ってるし…これも旧TEから進歩してません…ていうか、旧TEってダメな時期のRAPのコピーなんじゃないでしょうか、だとすれば間違い続けてるのも納得ですが。でもコネクターの仕様が違うんだから気がつけよって話ですけど。
MadCatzにはもう期待しません。たぶんこれからもダメでしょう

一応両方貼っておこうかと。
ここまでの結果を見て、どちらを選ぶかはあなた次第、的な?

ところで動画中で話題に出したバッファローのコントローラー・BGCFC801ですが、これです。
P1001225
見たまんまですねw
これ、ヨドバシカメラで1300円しないくらいで売られていました。
十字キーやボタンを押した感覚が、あの懐かしいファミコンのコントローラーほぼそのまんまというか、かなり近いです。耐久性とかは使いこんでみないとなんともいえないところですが。
肝心のレスポンスは良好です。こんなに良いものだとは…安物なのに(すみません)。ボタン数はそれなりにで、VLXやTE・RAPNXで危惧していたような登録式の連射装置なんですが、これが思ったより速いというか、公式的にもパッケージにも連射速度が書かれてないんですよ。
ちなみにパッケージはこんなん。
P1001253
実際のパッケージを見ると写真でグレーに見えてる部分があの本体の箱に近いシルバーなんで、懐かしさでもうね…君は刻の涙を見る、っていうかw
ケーブルが上側から出ているのがジョイカードMkIIっていうかメガドラパッドっていうかPCエンジンやらセガサターンパッド的で扱いやすいですね。
ヘアラインの部分は実際にはシールなので本物のアレのコントローラーやジョイカードMkIIのようなしっかりした感じはなくていかにも安物チックな雰囲気を醸し出していてなかなかのものなんですが、その見た目の印象と実際に使ったときの性能との差にびっくりです。連射がつまるほど速いとか(それはそれでどーなのよ?とは思いますがw)、操作自体のレスポンスはかなり良好。ぶっちゃけ上で書いているSCTEよりもはるかに実戦向き・実用向きといえます(苦笑)。てっきりネタコントローラーだと思ってたんですが、これはやられました。
安価で使い勝手もよく見た目も郷愁を誘うこのコントローラー、同人ゲームとかのデジタルパッドが必要なゲームをプレイするのにももってこいです。なかなか良好。
見た目がスーファミのコントローラーそのまんまなBSGP801シリーズというものも出ているので、これの基板のつくりがBGCFC801と同様ならば、それも使えるコントローラーなんだろうなぁと思います。そっちはヨドバシでは980円くらいだった気がします。あぁ、同じ基板の仕様でメガドラっぽいのとか作ってほしいなぁ…出たら買うのに。
値段も安いしダメもとで一個買ってみてはいかがでしょうか。


以上でRAPNXについての換装と実験記事を終わります。
こんなものでも参考になれば幸いです。


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コメント

毎度ご苦労様です。参考になります。

投稿: グッジョブ | 2012年3月28日 (水) 05時13分

グッジョブさん
コメントどうもです。お役に立てたようでなにより。

投稿: 釘町阿梨 | 2012年3月30日 (金) 03時44分

大変参考になりました。大会でキャリバースティックを触ってみてやたらモッサリしていましたが、やっぱり遅延していたんですね。

投稿: DOA勢 | 2013年6月22日 (土) 09時43分

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