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2012年3月

2012年3月30日 (金)

RAP.N3(機動戦士ガンダム EXTREME VS. Arcade Stick for PlayStation(R)3)を分解・RAPV3と動作比較してみた

機動戦士ガンダム EXTREME VS. Arcade Stick for PlayStation(R)3を受け取ってきたので、動作比較してみました。





パッケージはこんなです。
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こんなダンボールで届いて…
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パッケージ表面です。
今回は店頭に並ぶものでもないから、パッケージひとまわり写したものを全部載せます。
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背面の説明書きですね。
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パッケージ側面です。
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全体的にはこんな感じ。
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本体です。デザインはトータルではなかなかによさげ。
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スタートボタンのふたを開けたところ。黄色です。
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ケーブル収納部。結構広めなのでわりと雑に入れても大丈夫だし、ゆとりがありケーブルに負荷がかかりにくそうです。
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底面。今回はケーブル収納部のところのシールには印刷はありませんでした。ソウルキャリバーV対応スティックは型番などが印刷されてたんですけどね。
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改めて天板です。これが欲しくて買ったんですよねー。デザインに選ばれた機体が初代でよかった。これが最新のとかだったら絶対買ってません(マジで)。
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中身です。わりとシンプル。空間も大きいです。しかし音は響きづらくなってます。天板と筺体の組み合わせ部分の設計が効いているのかもしれません。
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レバー部分のアップです。基本的にはいつも通り。筺体自体もRAP.NXと同様なので、セイミツレバーでLS-32-01とかに換装すると天板から開くことはできなくなりますね。まあ、底板を外せばよいので構わないんですが。ぶっちゃけわたしは個人的に天板から開けることにあまり価値を見てないので…だって天板が開けるってギミックはゲームセンター用の筺体なら位置の関係から底しかメンテナンスハッチがないとやりづらいから天板が開くことに意味があるわけですが、家庭用のコントローラーならひっくり返せるから天板が開くってことははっきり言って意味ないんですよね。底板を外せばいいんだから。底板を外して部品に直接アクセスできるならそれで十分だし、その方が楽なわけです。某社のコントローラーのファン?な人たちは、やたら天板から開けることに執着してますが、はっきり言ってあまり意味はないですね。RAPN系の作りは開けやすくメンテナンス性も良好なので、かなりありがたいです。
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基板部分です。取り付けられた状態なので裏側ですね。
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基板の部品実装面です。”1673-21 Main PCB (RAPN3) Ver.1.0”、”E156176”とありますね。USBハブが完全にオミットされてるので、PS3用ソウルキャリバーV対応スティックとはまた基板が異なると思われます。ってことは、性能的にも若干異なってる可能性はあるんですが、そこはなんとも言えません。PS3用ソウルキャリバーV対応スティックを持ってないので。基板写真さえ見ることができればいいんですが、基板写真も表面の印刷が読める状態のものってなかなかどこにも掲載されてなかったりするので。

操作した体感面ですが、正直なところRAPV3との比較ではなかなか難しいところです。ただ、体感的にはV3よりもN3のがわずかに速いかな?と思うんですよね。PS3で使うなら個人的にはボタン配置の関係もあってRAPN3を選びたいところ。できればもう一個欲しいなぁ…なんて思ってたり。天板のデザインもいいですしねw
ただ、RAPNXと比較してしまうとPCで利用する場合は遅いので、これはやっぱりダメか…という感じです(まあ、PCで使うとなると実機より選択肢が増えるとはいえ結局RAPVX一択になるんですけど)。それでもSCTEよりは速い感じがするんですが、そういえばSCTEとの比較はやってなかったな…ということで、できればそれをやれたら追記します。といってもうちにあるSCTEは360用ですが、それよりは速い感触だったということは…いや、今のところは明言を避けます(苦笑)。PS3用であるRAPN3と360用のSCTEで全般的に見て360用のコントローラーの方がPS3用より反応のよい現状でSCTEがRAPN3より遅かったら洒落にならない…とは思うんですが、結果はどうなることやら。


一応モノとしてはかなり満足してたり。
こういうタイアップものはデザインがいいと買ってよかったなーって気になれますね。これまでのタイアップスティックはそういうのあまりなかったんで。個人的には初代幼女棒…デススマイルズ対応スティックですが、あれだけはもったいなくて手放せずにいるんですが、その他のタイアップスティックは買ったけどほとんど手放してしまいましたし(置き場がないとかいう切実な問題もあったりするわけですが)。
なんやかやでひさしぶりにコントローラーの箱を開けたり中身を取り出して眺めるときにワクワクしてしまいましたw
ガンダムっていうなら、やっぱりこうじゃなきゃなぁ(別に深い意味はありませんよ?まあ、最近放送してる似たようなタイトルの別のアニメがどうだとかってのはさておいて)。

というわけで、在庫があって手に入るようならひとつ手にしてみては?といえる一品でした。これはなかなかよいですよ。


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2012年3月24日 (土)

RAP.NX(ソウルキャリバーV対応スティック)について知っている二、三の事柄(セイミツ化換装・MadCatz SoulCalibur V FightStick TEとの遅延比較)

春眠暁をなんたらかんたら<挨拶

眠いです。
遅くなりましたすみません。
どうにも『帰宅する→疲れていて眠いのでそのまま寝る』が連日で続いてしまい、素材とか収録はしていてもなかなか加工できなかったりとかで…なんか今年はダメですねほんとすみません。

今回はRAP.NX(ソウルキャリバーV対応スティック)ネタで二本立て。
セイミツ化換装と、MadCatzのSoulCalibur V FightStick TE(以下SCTE)との遅延比較実験。
まずはセイミツ化換装からです。
分解することでメーカー保証がなくなります、自己責任で壊れても文句言わない・あきらめがつく方だけどうぞ。



セイミツ工業さんから購入した交換用のパーツは以下の通りです。
・LS-32-01 毎度おなじみのレバーです。レバーボールはスモークで取りました。ベースはSSベースを指定して注文します…というか、LS-32-01は標準でSSベースなので、初めての注文で心配な人は注文時に確認程度に聞いておくくらいでよいでしょう。
・PS-14-K 30φの差し込み式のスケルトンボタン。今回は標準カラーに合わせて、グリーン・レッド・ブルー・イエローを各1、スモーク×4を用意しました。
・PS-14-DN-K 24φのねじ式のボタン。スタートボタンももちろん交換します。スモークです。
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用意する工具は以下の通りです。
・#2のプラスドライバー
・5~7mm程度のテキトウなマイナスドライバー
・4M(ピッチ0.7mm)のタップとタップハンドル

今回、プラスドライバーは動画ではベッセルのNo.220 ボールグリップドライバーの(+)2×150を使っています。毎回毎回毎回毎回毎回毎回、100均のドライバーで突っ込まれてるので、今回は普段仕事で使ってるドライバーを使ってみました。別にダイソーで売られている単品のドライバーなら100円でも構わないんですが(何本かセットになってるものはダメです、必ず単品のものを)、それで納得されない方とかいらっしゃるようなので。一応このベッセルのドライバーなら文句ないだろう、と。ちなみに島忠とかで600円程度で手に入りますし、買いに行くのが面倒くさかったらAmazonでも手に入ります。

こんな感じですね。

毎度お世話になっているのが家庭用アーケードスティックスレまとめWikiです、今回はもう特に見なかったんですが、過去に散々参考にさせていただいて、今こういうことができてる蓄積はここのおかげなので。
それから、Not digitally signed様のXbox 360 コントローラー用デバイス ドライバ、こちらで配布されているドライバーがPCで使用する際にはほぼ必要となります(VX対応の際は大変お世話になりました)。すでに開発終了されているので、今回は新しいコントローラーなので対応させるためにinfファイルに追記する必要があります。ここに書き換え済みのWindows 7 64bit用infファイルを置いておきます。書き換えるポイントはいくつかありますが、他のOSで試される場合は元のファイルと見比べてご自分でどうぞ。インストールするにあたっては先にMicrosoftのドライバーが必要になるので(コントローラーを接続してOS標準で当たるドライバーではダメです)、ダウンロードしてインストールしておいてください。

実際の換装手順や具体的な方法などは動画を見ていただくとして、交換後の中身はこんな感じです。
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結構がらんどうなわりに重量があって過去のRAPほど音が響かなくなっているのは、天板まわりの構造のおかげなんでしょうか。
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ボタン周りです。
RAPVXなどと違って、ファストン端子にはスリーブを採用せず熱収縮チューブで処理されていました。正直スリーブよりもこちらの方が扱いやすいです。ワンタッチスリーブ、壊れますしね(涙)。
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レバー周りです。
あー、前に換装しても天板開けますとか書いたような気がしますが、ごめんなさい、LS-32-01に換装すると天板側から開くことは不可能でした…すみません。いろいろ試したんですが、レバーの基板や端子が引っかかってダメでした。むぅ…。すみません。

せっかく開けたので基板も取り外して撮影してみました。
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照明が反射しちゃってて申し訳ないんですが、印刷が確認できればよいかと。『1657-31 Main PCB (SC5X) Ver1.0』とありますね。SC5X、という扱いなんですね。
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基板の表側です。チップは何が使われているんだか隠されていてなんだかわからないですね、残念。このあたりはこれまでと同じです。

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換装後の天板はこんな感じになります。
わたしの場合は一応実用面も考えて元のボタンの配色に近いかたちで換装しましたが、実際には換装する個々人でお好みの色に取り換えると楽しいと思いますよ。

換装についてはひとまずここまでです。
不明なところがあれば、過去の記事も参考にしてみてください。

ここからはMadCatzのSCTEとの比較です。
検証なんてたいしたものではないです、実験ではありますけど。
「きょうはなにしてあそぶー?」というものの延長上で、興味があったからやってみた程度のものであることを念頭にお願いします。
本人的には至って本気だったりはしますが(苦笑)。
そりゃそうだ、実際にゲームで自分が使うのだから気持ちよく使える方を選びたいですから。理由はそんなところです。
まずは比較の前にSCTEをある程度開けてみました。
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あいかわらず端子台だのなんだのと余計なもので構成されてます。それからレバーについてる配線のコネクターですが、これ、間違ったものが使われてますね。とりあえずサイズは合うし接触はしますが、これ、RAP2SAのかなり昔の再販分だかRAP3だかでホリが使って某所などでも『わかってない』って散々叩かれてた間違いだと思うんですが(一応、それ以降のホリのコントローラーは、わたしが買って分解したものについてはちゃんとしたコネクターを使ってるのは確認しています)、MadCatzはそこらへんはデタラメなんですね…まあ、接触してりゃいいといえばいいんですが、これだと表裏の誤接続の恐れが出てくるので本来はよくないです。素人が作ってるんじゃないんだし、そこらへんはちゃんとやってほしいです、しかもホリ製品より高値付けて売ってるんですから
天板を開けた感じでは、過去に買った旧TEとなんら変わってないように見えました。
基板はこんな感じ。
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表側はコネクターとクリスタル程度しか見えないですね。
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裏側はこんなです。チップはやっぱり盛られてて何だかわからないですね。

RAPNXとSCTEを並べてみました。
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見ての通りですが、重量もRAPNXの方が重いです。ぐっとずっしりきます。安定感もあるし。それとTEが出たときにケーブル収納が話題になったけど、ホリのは確かにそれのパクリなんですが、RAPVXにしてもこのRAPNXにしても収納部のスペースにそこそこ余裕があって、ケーブルを入れやすいんですよ。比較してみてSCTEは収納部のスペースが狭くてケーブルを詰め込まねばならず、ぎっちぎちなんですよ…旧TEならともかく、SCTEはかなり後発なのに、そのあたりもまるで改善してきてないとか、他社製品を研究したりはしてないんでしょうかね…なんか残念です。
それでは動作の比較を。



なんていうか…がっかりです。
正直なところ、RAPVXよりよくなってたら、スタートボタンの位置は気に入らないんだけど常用として使いたいかもっていうことでSCTEを買ってみたんですよ。それだけじゃなくて、旧TEとRAPVXの比較実験でTEが遅延してることがはっきりして、ただ、その古い情報のみでいつまでもMadCatz製のコントローラーが結果を見て実際に触ってない人にまでダメなコントローラーだとか見られたりしてるんじゃないかっていうのも、それもどうよ?ってことで、情報の更新…というつもりもあって、SCTEを買ってみた、というのも理由のひとつです。
今回PCのみでやっているのは、過去にRAPVXとTEの比較において、それまでPCだけでやっていたので実機では結果が違うんじゃないかという疑問に対して、わたしが当初から仮説として立てていた『コントローラーの反応速度(=処理速度)は接続される本体つまりゲーム機またはPCなどのホストに依存しないし影響されない』ということをはっきりさせようということで実機実験して、それが間違ってなかったことがわかったので、まあPCだけでもいいかなーというのと、わたしが360本体を持ってない(苦笑)という理由からです。PC・実機の問題については、RAPVXとRAPV3をPS3に接続したときにRAPVXが変換機を通しているにも関わらず速かったりということでこれまたPCでの実験と結果が変わらないとか、そういう結果の蓄積から実機でやらなくても結果は同じだろう、ということからです。ただしやっぱりやった方が面白いのかな?とは思っているので、360本体を持っている友人に協力してもらえますか?と相談はしていて、お互いの都合があえば実験させていただけるかもです。
分解しての見た目同様に、性能面でも旧TEからまるで変ってないとか、ほんと残念です
ていうか、MadCatzのコントローラーはたぶんもう買わないです。ホリはMadCatzが進出してきてからかなり製品に対する姿勢が変わったと思うんですよね、あいかわらずなところはありますが(苦笑)。ホリにしても旧RAPのころや、また、今にしてもホリのイメージってあるんで、ちょっと知ってるけどそんなに詳しくはないって人にRAPの話をすると「え?ホリコンでしょ?」的なネガティブな反応(失礼だなぁw)が返ってきたりとかいまだにありますし(まあ、そんな反応になるのもわからんでもないですが)。そんなホリでもRAP以降、RAPVX以降は工夫も盛り込んでいろいろ変えてきたと思うんですが(NXがVXより若干レスポンス重いところから、そこはあまり重視してないのかなー?…個人的にはコントローラーなんだからそこ大事だろっていう気はしますけど)、MadCatzは旧TEから結構経っていてホリも対抗商品をいっぱい(といっても基本RAPV系ですが)を出してきているのに、中身同じでデザインとかだけ変えてきて商売してるっていうのは、本当に残念、っていうか、そういうメーカーだとわかったので、もう買わないからいいか…。
一応SCTEでいいところがあるとしたら、その筺体デザインでしょうかね。天板のイラストはモチーフがモチーフなんで若干気味悪いのはしょうがないんですが、その天板のデザインの色合いに合わせて左右のクリアパーツの色がクリアレッド・クリアブルーになっていたり、本体が全体的にスモークだったりと、そういうデザイン面では悪くないです。あと、例によってですが、モノとして所有欲を満たしてくれるようながっしり感はあります。
でも、そこまでなんですよね。スタートボタンの位置はあいかわらずおかしいですし(そこが持ち味なのはわかりますが、経緯を知らない友人とかに見せるとほぼみんな首をかしげますね…なんだこれ?使いづらい、って)、今回はメインのボタン配置もゲームに合わせましたとかいって一般的ではないものになってしまっているし(キーアサインでどうとでもなるじゃん、とか考えなかったんでしょうか)、肝心のレスポンスは旧TEから変わってなくて、やっぱりもっそり遅延してるし。中身開けたら開けたでコネクター間違えて使ってるし…これも旧TEから進歩してません…ていうか、旧TEってダメな時期のRAPのコピーなんじゃないでしょうか、だとすれば間違い続けてるのも納得ですが。でもコネクターの仕様が違うんだから気がつけよって話ですけど。
MadCatzにはもう期待しません。たぶんこれからもダメでしょう

一応両方貼っておこうかと。
ここまでの結果を見て、どちらを選ぶかはあなた次第、的な?

ところで動画中で話題に出したバッファローのコントローラー・BGCFC801ですが、これです。
P1001225
見たまんまですねw
これ、ヨドバシカメラで1300円しないくらいで売られていました。
十字キーやボタンを押した感覚が、あの懐かしいファミコンのコントローラーほぼそのまんまというか、かなり近いです。耐久性とかは使いこんでみないとなんともいえないところですが。
肝心のレスポンスは良好です。こんなに良いものだとは…安物なのに(すみません)。ボタン数はそれなりにで、VLXやTE・RAPNXで危惧していたような登録式の連射装置なんですが、これが思ったより速いというか、公式的にもパッケージにも連射速度が書かれてないんですよ。
ちなみにパッケージはこんなん。
P1001253
実際のパッケージを見ると写真でグレーに見えてる部分があの本体の箱に近いシルバーなんで、懐かしさでもうね…君は刻の涙を見る、っていうかw
ケーブルが上側から出ているのがジョイカードMkIIっていうかメガドラパッドっていうかPCエンジンやらセガサターンパッド的で扱いやすいですね。
ヘアラインの部分は実際にはシールなので本物のアレのコントローラーやジョイカードMkIIのようなしっかりした感じはなくていかにも安物チックな雰囲気を醸し出していてなかなかのものなんですが、その見た目の印象と実際に使ったときの性能との差にびっくりです。連射がつまるほど速いとか(それはそれでどーなのよ?とは思いますがw)、操作自体のレスポンスはかなり良好。ぶっちゃけ上で書いているSCTEよりもはるかに実戦向き・実用向きといえます(苦笑)。てっきりネタコントローラーだと思ってたんですが、これはやられました。
安価で使い勝手もよく見た目も郷愁を誘うこのコントローラー、同人ゲームとかのデジタルパッドが必要なゲームをプレイするのにももってこいです。なかなか良好。
見た目がスーファミのコントローラーそのまんまなBSGP801シリーズというものも出ているので、これの基板のつくりがBGCFC801と同様ならば、それも使えるコントローラーなんだろうなぁと思います。そっちはヨドバシでは980円くらいだった気がします。あぁ、同じ基板の仕様でメガドラっぽいのとか作ってほしいなぁ…出たら買うのに。
値段も安いしダメもとで一個買ってみてはいかがでしょうか。


以上でRAPNXについての換装と実験記事を終わります。
こんなものでも参考になれば幸いです。


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2012年3月11日 (日)

だ日記(ry (~20120310)

きょうはなにしてあそぶー?<挨拶

というわけで(どんなわけだ)、友人宅でいろいろやってきました。

先日載せたオレコマンダー・ブラックは、友人にもバカ受けでした。
あれは大抵の人が実動してるところを見ると笑うんじゃないかなぁ?
実際面白いですし。
PSアーカイブスの雷電をソフト連射を切ってやったりしたんですが、感動モノでしたねw
硬めの中型機も速攻で破壊できるのは、やっていてなかなか楽しいです。
カタカタと音を立て振動し続けるオレコマンダー・ブラックとPSP(苦笑)。長時間の使用は人体にヤバいので、ある程度使ったら長く休憩をとらないとアウトなんで気をつけないとダメなんですが。

RAPVXRAPNX(ホリのソウルキャリバーV対応スティック)とMadCatzのソウルキャリバーV アーケード ファイトスティック ソウルエディション Xbox 360(以後はソウルTEと記載します)を持ち込んで、二人していろいろ比べてみました。
先日わたしが自宅でテキトウに触ったときは、RAPNXとソウルTEは大差はないかも、ソウルTEは旧TEよりもよくなってるかも?くらいに感じたんですが、そのときはRAPVXとソウルTEを比べただけで、RAPNXはいっしょには動作させなかったんで大まかな感覚での感想だったんですよ。今回改めて三機種揃えて比べてみると、はっきり差がわかりました。
RAPVX>RAPNX>>>ソウルTE
操作に対する画面内のキャラのレスポンスは、こんな感じですかね。VXが速いのは当然なんですが、NXはそれとくらべてやっぱり若干もたつく感じ。ソウルTEは、話にならないレベル。旧TEを触った時の感触がこんなんだったなーと思いだしました。なんだ、旧TEから何も変わってないんじゃ…?
みっつ揃えて並べられてどれを使いたいか?と聞かれたら、少なくともわたしだったらソウルTEは避けたい、積極的に選びたいのはRAPVX、という結果でした。友人にはそういう話をする前にいろいろ触ってもらったんですが、やっぱり同じ意見で。その友人は格ゲーもわりとやる方なので、いろいろ別のタイトルでも試してもらったんですが、見てから反応するような挿し合いの場面だとソウルTEだと間に合わない場合もRAPVXなら反応が速いので間に合うしやりやすい、ということでした。RAPNXはその・中間くらいだとかで。ガードキャンセルとかも同様で、ソウルTEだと成功しづらいけどRAPVXだとかなりやりやすいということだったので、TEは格ゲー向きというわけでもないんだなぁ、と。
ただ、ここで一応強調しておきたいのは、わたしとこの友人とはわりと考え方が近くて『他人はどうあれ自分はこれがいいと選択して、それがたまたま他人と同じだった』という結果になっただけだったりします。誰かがこう言ってるからこうだ、というのはあまりないんですよね。
それは自分が使うものだからその性能や使用感については他人の意見は参考にはしても結果や選択は自分の感覚で決める、そういう選び方なので。
アクセサリーやグッズならだれかが薦めてるからっていうので選ぶのはありだと思うんですが、ゲームのコントローラーは『有名な誰かが使ってるから』で選ぶものではないだろう、と、わたしは思います。その誰かが使ってる理由はこちらにはどうでもいいことだし、実際に触って使い勝手や性能面での良し悪しを判断するのは使用者本人であって、その有名な誰かではないので。
…というわけで、ソウルTEを手にしたときは、できれば前のものよりはよくなった…と書けると良いなというくらいには考えていたんですが、結局は改めて引導を渡すことになりそうです。やっぱりダメなものはダメなんで。
ホリにしてもVLXだとか、今度出るファイティングエッジだとかはどうなのかなーというのは出していますが、スタンダードモデルとしてRAPVXやRAPV3といったモデルはそこそこそつなく作られていて、適価で売り続けてくれているのはありがたいことです。MadCatzは中身がダメなままのものをガワだけ変えて商売を続けてるのがちょっと悪質かな、とは思いますね。もちろんHORIにもRAPV3の基板を変えて低遅延にしてくれればと思ったりもしますが、MadCatzの場合はそれ以前の問題で、ガワやパッケージに凝る前にまずコントローラーとしての基礎であるレスポンスをきっちり考えた製品を出してくれないと…と思いますね。正直な話、ソウルTEを買おうと思ったのはそのあたりに少しでも期待したから、ということもあるんですよ。改善されていればいいな、と。スタートボタンの位置こそ狂ってますが、ガワの出来自体はTEは面白い作りなんでしっかりしてるわけで。パッケージの化粧箱なんかは正直どうでもいいんですが。で、ソウルTE。まだ分解してないんで何とも言えませんが、たぶん基板は初代TEと同じか、ほぼ変わらないものでしょうね。PCに挿した時に一応”SoulCalibur V FightStick TE”と表示されていたので、そのあたりはソフト的に書き換えてはいるんでしょうけど。そしてMadCatzで今後出るこの手の商品は、同様のコンパネを採用しているものに関しては、やっぱり同様なんじゃないかということで、そこらが変わらない限りはもう買わないでおこう、と判断せざるをえないです。連装が同じ作りでレバー切り替えとかが同じ構造で、というものである限りは、MadCatzのこの手の製品は中身はほぼ同じだろうという読みは、今回ソウルTEを買ってだいたいあってたみたいだし。
それと連装やレバー・ボタンなどの機能切り替えがあるものは若干でもやっぱり遅延するという仮説は、RAPNXがRAPVXよりもわずかに遅いことから今まで通り成り立ちそうだ、ともいえるので、これはホリに対しても同様なので似たような機構があるものは買うならある程度は覚悟しておいた方がよさそう、というのも変わらない感じです。
それでもファイティングエッジは面白い製品だなーと思いますけどね、興味深いし正直欲しいけど今回はタイミングも悪くて買えません、残念。天板の何やら評判悪いらしい”刃”の文字も、サイドラインのエッジライト的な演出も、個人的には結構ああいうの好きだったりして(苦笑)。ただし、アーケード環境再現という意味ではVLXのつくりやRAPVシリーズの筺体設計の方がレバー・ボタンの下端からコンパネの手前端までの長さがゲーセン筺体のコンパネに近く操作もしやすいので、またしてもパームレストの広くなったファイティングエッジは残念ではあります(そこはホリのキャリステも同様…配置は好きなのにあまり使ってないのは遅延とこれが原因)。受注販売ならせめて受付期間をもうちょっと長めにとってくれればなぁ…360用は欲しいなーと思ってたんだけど。

それからアレで対応していた3D表示のサイドバイサイドの動作を見せてもらってきました。友人宅にあるのがプラズマの3DTVなので。結果は…3D表示にはなるし、飛び出方もなんとなく記憶に残っている3DサンダーセプターIIそのものなんだけど、画面が妙に横に長く…つまりTV側がPCから受ける横解像度を二分せずに、そのままの解像度として出力してしまっているのだなぁ、という感じ。アレの出力はディップスイッチを2Dにしていれば4:3ですが、3Dでサイドバイサイドにすると単純に2画面を横に並べた表示になるので縦の解像度は変わらずとも横の解像度は倍になってしまうのでつまり8:3で出力されてる状態になってるので…サイドバイサイドで出力するなら、1画面の横の解像度は動作上は半分にしないといけないのでは?という感じ。つまり、劣化なく表示させるなら通常の倍の解像度で出力して、縦は2倍・横は等倍×2画面という感じで出力しないと、正常に表示されないんじゃないかなーという様子でした。惜しいというか残念。
で、せっかくの3DTVなので、疑似出力では他のゲームはどんな感じで見えるのか試してみようよーってやらせてもらったんですが、いろいろやってわかったのは解像度が低いゲームだと疑似出力での3D効果はあまり得られない感じだねってところでした。スペハリとかバーニングフォースとかナイトストライカーといったものは残念ながらゲーム機が古いからというのもあるんですが、疑似効果では満足な3D表示にはならなかったです。
ここで面白かったのがPCから出力した異法少女マガツヒ弐式。タイトル画面からいきなり面白い浮き出方をしてくれて、これは楽しかったですねー。実際のゲーム中もかなりいい感じで効果が発揮されていて、テレビ側の疑似3D出力を使って3Dグラスで見て遊ぶマガツヒは当たりでした。すごい面白かったです。場合によっては普通に見るよりもゲームやりやすいかも…なんて思ったり。それからエーテルヴェイパーReとかもやったんですが、これは3D表現の2Dシューティングだけど、それなりに高低差とかを体験できて面白かったです。
これらの結果から、ソースの画像がそれなりに高精細・高解像度表示じゃないと、3Dテレビの3D化機能を使った疑似3D表示はあまり有効にならないんだなぁ、という感じでした。
マガツヒが面白かったのは収穫ですよ。ほんとすごかった。

ついでに今回より前の先日に友人宅でBaby Princess 3Dぱらだいす 0を見せてもらったときは、わたしは冒頭だけで友人がグラスをつけて全編見るという感じだったんですが、今回は改めてわたしもグラスを借りて全編見てみました。結構細かい部分もしっかり3Dしょりされていて面白かったですね。人体の凹凸(苦笑…こう書くとあんまりやらしくないなー)とか、建物のつくりなんかや自然な背景なんかも上手く飛び出たり奥行きが出るように処理されていて感動しました。見ていてなかなか面白かったです。買ってて良かったw
それとわかりやすいのが、多人数出てくる集合シーンなんかだと、レイヤー的な効果もあるんですが人物の立ち位置とかがすごくわかりやすくて面白かったです。はっきり言って企画ものなのはわかるんですが、これは面白かったので、また出たら欲しいなーという気はしますね。

しかしやっぱり当日一番ウケがよかったのは、オレコマンダー・ブラックでしたね。これはもう動作中笑いっぱなしという感じで。連射が必要なときの最終手段といえば聞こえはよく、実際そのように動作するアイテムとしては最高なんですが、何か違う(苦笑)。たぶん、その『理想』と『現実』のズレが、笑いを誘うんだろうなぁ…。
まあ、感動の連射体験ができることは間違いなく、その宣伝文句に嘘はありません。これはマジ。ただ、それと引き換えに結構な身体的負担を強いられることと(不随意で強制的に筋肉を動かすのだから当然といえば当然)、実際に連射できるよう使いこなすにはそれ相応の慣れが必要なのが難しいところ。ボタンを押すのではなく、指とボタンを軽く接触させる程度のような感覚で使うのがコツ。要は押してないけどボタンに触れていて…という距離感さえつかめれば、たぶんどんなコンパネやゲーム機でも連射できるようになるはず。そこまでマスターできるまえに末梢神経障害を起こしそうですが(苦笑)。


ここから別の話。

テレ朝がやってる311の番組で米兵からの動画を放送したりしてるんですが、テレビで流すならせめてコーミングノイズくらい除去処理しろよと…見づらいって。2倍FPSとかにして除去してからとか手はいろいろあるでしょうに。映像のプロがそういうことやってるというのはがっかり。

あれから1年。

懸念されていた大規模な余震というのは今のところそれほどのものもなく、意外と大丈夫なんじゃないか?という気がしてきました。
なんやかや言いつつ、わりと日常のまま。
ただ、そのときできることをやるしかない、というのを改めて考えさせられる出来事でした。
昨日のことのようにも思い出せるし、ずっと遠い昔のことのようにも思います。


オチません。


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2012年3月10日 (土)

秒間20発の連射を自身の腕に装着できる”オレコマンダー・ブラック”を使ってみた

さあ ふるえるがいい<挨拶

オレコマンダー・ブラックを買ってみました。
PSPのナムコミュージアム2に収録されている【どらすぴ】のソフト連射がクソ遅くて、後年リリースされたDL版でも何ら改善されてなかったので、これは実際に連射するしかないんじゃないか?ってことで買ってみました。
ちなみにオレコマンダーで検索すると、いろいろ出てきます。
製品自体が結構昔のものなのでいまさらのネタではあるんですが、実際に使ってみたってことでわたしも感想を書いてみようかなーと。
パッケージの写真がこれ。
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こんな感じです。なかなかよさげ。
P1001147
人体に装着するものなので、注意書きは真面目です。
ちゃんと守らないとたぶんろくなことにならないです(迫真)。
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パッケージ裏。
説明書にもなってます。実際にはちゃんと説明書も中に入ってます。連射は指を曲げたときに発動したり、発動しっぱなしにしたりと、設定もできます。連射速度は段階がありますが大抵は最速の秒間20発で使うことになるでしょう。
P1001149
実際に腕に付けるとこんな感じ。
P1001150
PSPで使うので今回は親指に取り付けてみましたが、実際には親指以外にも人差し指とか、ある程度任意の指に取り付けられます。取り付けは付属のバンドでオレコマンダーの連射装置部分が指に密着して、関節が曲がるくらいにして取り付けます。密着してないと連射がうまく働きません。
で、使ってみた。





…。
実際、連射はかなり速いです。
動作しているところを目の当たりにするとたぶん笑えます。わたしもしばらくは爆笑したし。
これはネタアイテムだw
説明書きにある『3分使用したら15分休憩を…』というのは、冗談抜きで。実際、購入当日に面白がってしばらく使っていて、一応ヤバそうなんで休憩はちゃんととってたんだけど、それでも翌日一日は右腕に妙な違和感が残りましたね。おっかないw…って、わりと冗談になってないじゃん(苦笑)。耐性は個人差あると思うんですが、不随意的に強制で指を高速で振動させるので、説明書きにある末梢循環障害や末梢神経障害の恐れというのは気をつけておかないとマジで危険な気がしました。
某所のレポートだと、付属の動作確認用マンガン電池よりもアルカリ電池の方が力強いとか、オキシライドを使うともっと速くなるとか面白そうなことが書かれてましたが、そこまで試す気力はありませんでした。
つまりです、【どらすぴ】で本気で使おうとしたら、順調にクリアできていけたとしてエリアひとつで休憩を1~2回程度は挟まないとダメなので、ALLするには短くてもだいたい6時間程度かかる換算になります…って、ぉぃw
そんなわけでPSP【どらすぴ】で高速連射してちゃんと遊ぼう計画は頓挫しました(涙)。

とはいえ、高速連射を腕に装着できることは事実なので、耐性のある方とかはいいんじゃないかなぁ、と。ネタアイテムとしても何かと使えそうな気がしなくもないので。HORISTORE限定でしか購入できませんが、これで2000円なら安いんじゃないかと思います。興味のわかれた方はおひとつどうぞ、いろいろ捗るかも。

予告
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P1001160
P1001161
P1001162
そのうち比較とかやります。
スケルトンなのはカッコいいですね。
これで操作性やレスポンスが悪くなくて、STARTボタンやBACKボタンがちゃんと天板に配置されていれば良いんですけどねぇ…。


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2012年3月 8日 (木)

だ日記(ry (~20120307)

さあ ふるえるがいい<挨拶

オレコマンダー、PSPのどらすぴでソフト連射が役立たずなんで買いました。
写真とか撮ってあるんですが編集する時間がなかったので後日。
ひとまず感想を。
超ふるえます。秒間20連射を腕に装着するというのは伊達じゃない。
これはすごいw
おもしろいです、ネタとしても実用としても。なんで今まで買わなかったんだろう。
しかし、パッケージに3分使ったら15分安めと書いてあるのも伊達じゃないですよこれ。いや、まあ、ついにPSPのどらすぴですごい連射がー!と感動はしたんですが、うまく連射状態で使うには結構コツが必要。あと、本当に適度に休みを入れないと腕がきついです。ぶっちゃけ使用翌日は結構右手がダルかった(苦笑)。
詳しくはまたそのうちに。

MadCatzのソウルキャリバーTE360用買いました。
ざっくりと感想を。
RAPVXよりは確実に遅いんですが、ホリのキャリステより遅いかはじっくり比べてみないとなんとも。少なくとも過去に白TEを使ったときに感じた「これはレスポンス悪すぎて使えない」というほどではない気がしましたが、ホリキャリステにダメ出しくれた先日の友人とか厳しめの人に触ってもらったらたぶんアウトというレベル。比較はそのうちきっちりやります。可能であればまだ白TEを持ってる別の友人にお願いしてそれとの比較もできると面白いかも。面白くないかも。
モノとしての所有欲を満たしてくれる作りではあります。筺体側面はパネルデザインに合わせてキャリバー側とエッジ側にそれぞれ赤青と色の違うクリア素材を使ってたりとか、全体的にクリア素材だったりとか、なかなか面白いです。でも、ゲームのコントローラーって、そういった部分が本質じゃないし。結局のところ操作性とレスポンスがすべてだと思うので、いくら箱が凝ってようがガワがよかろうが…ってのはあります。相変わらず無駄に重いし。重量については耐震ゴムとかで接地面に圧着できれば安定するし、筺体の作りも重さも必要十分なレベルならRAPVXが到達してるんで、TEはそこらへん過剰だなぁと思うんですが、それは方向性の違いということで。
それとあいかわらずケーブル収納スペース狭いっすね。あるのはいいんだけど、結構きつきつになるんで実用性は厳しいところ。ないよりマシなのかもですが。ぶっちゃけこれをパクったRAPVXやRAPNX(キャリステ)はスペースは広めにとられていたから、パクリつつ使い勝手を向上させてきてましたし。RAPVXより後発のキャリバーTEが、それやってないっていうのは、これもホリとは方向性が違うからなんだろうということで理解するしかなさげ。
詳細はまた後日。

2月あたりから買っていて時間がなくてPCに取り込んでなかったCDをまとめて取り込んでwalkmanへ転送したら、ざっと20枚超えてた…そりゃ面倒にもなるし時間もかかるわけだ(苦笑)。中古もあるし半分以上は同人だからそんなに高かったわけではないんですが。原曲依存でも原曲がダメでも料理次第なんだなーと思ったり。もちろん原曲が良ければもちろん聞きやすかったり良かったりはしますが。コンピアルバムに入ってる曲は基本的に良曲なんだなぁ、と…そこから面白そうな作家さんを探すのが楽しかったり。

家電量販店にド平日の昼間に来てる客層でそ地域の治安というかガラの良し悪しがなんとなく見えてくる気がする話。
わたしは仕事で出入りしているだけなんで観察する立場ですが、いろんな地域のいろんな量販店を見てるとなかなかに興味深いです。
どこがどうとか敢えて書かないですけど。


オチません。


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2012年3月 4日 (日)

ただの日記です。過度な期待はしないでください。(~20120303)

今月はなんたら防止月間らしいです<挨拶

ひさしぶりにゆっくりした休日、ぐったりしてたので昼過ぎまで寝てました。体力落ちたなぁ…無理がきかなくなってきた感じ。いつまでも若くはないんやでーという亀山助清のセリフを痛感するところ。

自殺対策強化月間だとかでやたらCM打たれてる気がしたのでちょっと。
前から思うんですが、自殺まで至る人は考えに考え抜いてのことだと思うので、それを止めるとか余計なお世話だと思うんですよね。そりゃ、自殺されることで周りが被る被害や迷惑を考えたら止めた方が…っていうのは、生きている周りの人間のエゴですやん。それに生きていた方がいいことあるよなんていう人もいますが、それは自殺しようという人には当てはまらないんじゃないかと。価値観の押し付けも甚だしい。そりゃ原因が外部にあって自殺に追い込まれる人もいて、相談することで止められることはあるのかもしれませんが、それを助けたというのは手を出した側の自己満足にすぎず、結局自殺できなかった人にとっては生きながらえたことで苦痛も長くなるかもしれないなんて考えも及ばないんじゃないかと。それに自分から命を絶つなんて、よっぽどの勇気と決断力がなきゃできないことです。別に自殺そのものを賛美するわけでもなんでもないんですが、そういう決断に至った人の意志は尊重すべきじゃないかと。周りがとやかく言って止めることではないと思うんですよ。それに原因が周りにあって自殺する人もそれが抗議の一手段だと考えれば、そういう表現方法もあるだろう、と。それが当事者たちに及ぼす影響は本人が死後に知ることはないのだから、表現として全うできれば当人的には本望だろうし、それを阻止する資格は周りの人間にはないのだとわたしは思います。
生きることは素晴らしいなんて考えは人によって違うってことを自殺対策しようなんて押しつけがましく宣伝する側も考える必要はあるんじゃないでしょうか。人は望むと望まざるとにかかわらず生まれてくるのだから。

HORIが面白い商品をいくつか出すようです。
ファイティングエッジ
まずはファイティングエッジ EX、そしてファイティングエッジ 3です。
広いコントロールパネルにレバーと操作用の8ボタン、それにしいたけまたはPSのHOMEボタンだけが配置された仕様。で、重量3.5kgとか、いろいろ面白そうです。あと、いままでの高額コントローラーによくあったセイミツやサンワの業務用パーツを使うのではなく、HORIの新規設計のレバーとボタンというところが興味深いです。いままでのホリレバーやホリボタンといえば粗悪品の代名詞的なところがあって、RAPでもそれらが搭載されていたタイアップスティックやファイティングスティックは、やれるひとはセイミツやサンワのパーツに換装するのがよくあることだったんですが、それを操作性重視と称して敢えて自社開発してきたということは、業務使用のパーツにこだわるのではなく、あくまで家庭用のジョイスティック型コントローラーとして操作性を研究して精度を上げたパーツを自社開発した、という解釈でよいのかな、と、わたしは考えています。それならば、この異様に高い値段設定などにも納得がいこうというものです。これまでのホリオリジナルのパーツの精度で考えるとありえないし、業務使用のパーツを選定していないところから、今までの常識的に考えると期待値もそんなに高くない製品になりそうな気がするんですが、表面には連射関係のパーツを載せてないとか、余計なものを省いてシンプルにつくってきてるとすると、操作性としては低遅延とかも期待できるのかな?なんて考えてしまいます。
完全前金制なのと発売時期が悪いんで余裕ないから買いませんけどね。
予約期間が延長されて二次予約できるようなら欲しいです。
ただ、心配なのは、ホリの開発はいつもがんばってるのはわかるんだけど、その工作精度が工場にちゃんと伝わってないと、新規設計のレバーやボタンも無駄になるんじゃないかって心配があること。RAP VLXの例なんかでもそうでしたが、志は高いのにできてきた製品はつくり悪いとか工作が雑とか当たり前にあったんで。
もう一つは、バーチャファイター5 ファイナルショーダウン 対応スティック
個人的にはこっちの方に興味があります。
なんでPS3用だけなんだ?360用は?ってのはあるんですが、RAPV系が出たときに、このケースでアストロ・ブラスト配置のコントローラーが出たら買いなのになぁ…と言っていたのがリンドバーグ筺体コンパネならほぼ互換なので、ようやくという感じ。VF5のタイアップでイラスト付きなのが残念と言えば残念なんですが。これ、シンプルに無地というか、そんな感じのが出たら嬉しいんですけどねぇ…。ないものは仕方ないとして、とりあえずようやくセガ配置のが出てくれた、というところ。買ったら当然基板をVXのと入れ替えるにきまってるやないですかー、というのはさておいて、一応これは買おうかなぁ、と。値段もそこそこお手頃だし、発売も当分先なので、念のため予約は入れておこうかと。
できれば無地のものを一般販売してほしいですね、360用とPS3用、両方。出してくれたら、ビュウリックス配置が気に入らなくてRAPV系を買わなかった人にも売れるんじゃないでしょうか。ぜひぜひ欲しいですね、期待してしまいます。

録画してたまってたモーパイを8話まで一気に見ました。
面白かったです。ハイテンポと言えば聞こえはいいがぶっちゃけ描写の粗い最近のアニメに比べて丹念に描かれる物語そのものが見ていて心地よいです。じっくりゆったりなんですが、情報量は多いですね。とはいえ、それをセリフで説明するのではなく、演出で見せてくれるところが、これまた最近のセリフによる情報過多なアニメと違って面白いです。ほんと、丁寧につくられてるなーと好感持てました。BD当然予約済み。こういう作品は応援したくなりますね。

最近の作品にしては収録話数も値段も良心的、かつ、特典も充実しているのがうれしいところです。
こういう丁寧なつくりでちゃんと面白いアニメがまだ出てくれたというのがうれしいですね。しっかりSFしてるところも、原作が原作なんで当然なんでしょうけど、面白いしうれしいです。考証とかよりも字面優先の厨二的設定が横行してる気がした最近のSFっぽいアニメの中にあって(なにがどうとかそういうことじゃないですよ?)、ひさしぶりに正攻法のが来たなぁ…といううれしさもあったりして。2クールということでじっくり楽しみたいですね。今までのところ作画も丁寧で乱れることもなく、アクションもよく動くし、いいものにしようという意気込みも画面から感じます。
こういう良作が単に『昭和のノリ』だとかいまどき珍しいなんて型にはめられて評される現状は残念ですね。本来TVアニメって刹那的短絡的に1クールで終わるようなものじゃなくて、もっとじっくり描かれていいものだと思うんですよ。いつしか2クールですら長いといわれるようになってしまったのは残念としか言えないんですが、逆に1クールで描き切れてしまうとか、1クールですらもてあますようなのがぽろぽろ出てきてるのは、粗製濫造以外の何物でもないと思うのですよ。全体の放映本数なんて減ってもいいので、じっくり良作がつくられる土壌が戻ってくるとよいんですが。アニメ制作も慈善事業じゃないから難しいんでしょうけど。

ひさしぶりにガンダム00の劇場版BDを見返してました。
公開当時は異星体との対話というテーマに唖然としたりで本放送時の熱をひきずっていたこともあり微妙に思っていた部分も多かったんですが、落ち着いた今、改めて見ると、この映画は傑作なんだなぁ、と感動しました。
個人的には思いの違う他人との相互理解なんて百万年たっても無理無理なんて思っているわたしとしては、逆にこういうわかりあうためにという物語は、わたし自身にない部分なので憧れます。対話を重ねればわかりあえるというのは理想でしかないと言ってしまえばそれまでなんですが、そういう可能性をも人は内包しているし分かり合おうと努力することはできる、という意味では、泣かずには見られない作品です。ガンダムという名を冠したタイトルが敢えてこれまで行ってこなかった(むしろそれまでのロボットアニメが一方的な異星体との勧善懲悪的な戦闘というスタイルをとっていたことから脱却した)ことを真正面からぶつかってみたということでも画期的な作品だったな、と思います。元々のTVシリーズ自体が挑戦にあふれた作品だったし、作画もTVのころから劇場版並に綺麗と思っていたものがさらにグレードアップしてというつくりなので見ごたえありますし。

賛否両論ある作品ではありますが、一見の価値はあります。また、繰り返し見たくなる話でもありますね。一度見て…というのは結構難しい作品なんじゃないかな?とも思いました。作中に込められた意味も多いですし。展開はスピーディーなんですが、テーマが大きい分、2時間でも実はまだ足りなかったんじゃ?と思えるところも少なくないですし。

最近めっきり感想を書かなくなったガンダムAGEですが、一応毎週欠かさず見てます。
なんだろう、ぶっちゃけ面白くはないんですが、なんていうか、ガンダムというタイトルを冠していながらどこまでダメな作品を作れるのかという実験をされているようで、こちらもどこまで堕ちていくのかを見ているという感じ。
日野も大概にしろって感じですが、この日野を呼んだ鵜之澤こそ、もう降格などという生温い対応ではなく、バンダイから解雇、追放しないと、またこういうことを繰り返すんじゃないかという心配しかありません。よくよく考えたら鵜之澤ってピピン@を失敗させたりとかPS2の一年戦争で小売店をいくつも潰したりとか、ろくなことをやってないわけで。よくこんなのが役員でいられるな、バンナムって甘い会社だなと思いますけどね。今回のAGEについては、日野の創作能力のなさというものが露呈したってことで今後のレベルファイブにまったく期待できないとかそういうのもありますが、正直いままで騙されてた人もご愁傷さまというか、よくこんな子供騙しにもならないダメな人の創作物に金払えたねってのもあるんですけど(AGEで子供騙しは子供すら騙せないってことがはっきりしましたし)、そんな日野を呼んできてこともあろうかTVシリーズ本編をやらせることにGoを出した鵜之澤こそが諸悪の根源でしょう。それもまたゲームを100万本売るだとか寝言を言ってる始末。この鵜之澤って役員を降格どころかバンダイから追放しない限りは悲劇は再びどころか三度以上繰り返されると思われ。バンダイの株主も頭悪いんじゃなければこの鵜之澤の罪状を徹底追及して鵜之澤を解雇に追い込んで欲しいですね。

そういえばいまさらながら先日店頭で3DSを見てきて、裸眼立体視の技術はすごいもんだなーと感心しました。ただ、3D映像の例にもれず目が痛くなりますね。長時間凝視するようなゲームには、あまり向かないものだなぁ、と。
それはさておき、アレで過去に液晶シャッター方式で稼働していた3Dのゲームがサイドバイサイドに対応していたのは驚き。これで基板を持っていてもセガマークIIIやファミコンの3Dグラスがないと3Dで遊べなかった3DサンダーセプターIIがお茶の間で手軽に3Dで遊べるわけですね。すごいなぁ…といってもうちにはそういうTVはないので、持ってる友人宅で試させてもらえればなぁ、と。
3DサンダーセプターIIといえばそのスペイシーな音楽は今聞いても新しいしカッコいいですね。サウンドテストだとループで聞けなかったりするんで編集するしかなんですが。昔のCDは流れで聞きやすいようにうまく編集されていたなぁと思いますね。コイン投入音は源平討魔伝と同じなんですけど、そこは同じ作曲者(中潟憲雄さん)なんで。ゲームは基本的に無駄に動かずできるだけ直線で飛び、アクセル踏みっぱで極力ミスせず進まないと後半で燃料が足りなくなってクリアできなくなるシビアなゲームでした…家庭用にまるで移植されなかったのが本当に残念。WiiのVCAで出てくれれば買うんですけどねぇ…。数年前に秋葉原のトライタワーで筺体で稼働してる所は見たんですが、残念ながら結構すぐに消えてしまって。そりゃ難しいゲームだししょうがないか、とも。
店舗勤務だったころはこれを普通のデジタルレバーで遊べるようにハーネスを作って、メガロ50に入れて稼働させてたこともあったんですけどね。いまや家庭環境の方がその環境を軽く超えてしまえるところにある種の感動と涙を誘うものが…まあいいやw
そういや3D手描きアニメが売りのBaby Princess 3Dぱらだいす 0を先日友人宅で見たんですが、内容はないよう!的なもので水着回と温泉回とお泊りを1話に詰め込んだような、ほんっとにどーでもいい感じでしたが(苦笑…でもこういうの嫌いじゃないです)、3D表現は結構頑張ってて面白かったです。多間接的なんだけど結構レイヤー切ってるなーっていうのもあり、部分的に球表現みたいなものもあったり。
キャラの多さやキャストなんかからTVでの展開とか絶対無理な企画ものだなーとは思いましたが、面白かったです。一見の価値あり。

DVDだと2Dのみなので、ここはやはり3Dで見てもらえると面白いんじゃないかと。ただ、人数分のメガネが必要なので、友人が見てるあいだは隣でメガネなしで見てたんですが、エンディングがみんな猫口みたいに見えてて面白かったです。これ、TVによってブレ方が違って、その後別の友人宅で見てたらそうは見えなかったのも興味深いところ。


オチません。


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