LOOX F-07CでThinkVantage Access Connections (Windows 7)を使ってみる
超いまさらのネタですが、LOOX F-07CにThinkVantage Access Connections (Windows 7)を入れてみようというネタです。
内容的にはLOOX UやLOOX U/Cでやってたときのものとほとんど同じです。
Windowsの基本的な知識などがある方向けでかっ飛ばした内容になるので、意味がわからない方は真似しないでください。また、質問されても答えませんのであらかじめご了承願います。
下準備として上記リンクなどからThinkVantage Access Connections (Windows 7)をダウンロードしてくることと、まずWindowsのSystem32フォルダにmsvcp80.dllをつっこんでおきます。これを入れてから再起動してください。必須です。msvcp80.dllがWindowsのSystem32フォルダに入っていないとインストール時に0x8007041Dエラーが出て何度やっても成功しません。そんなわけで、テキトウにmsvcp80.dllを何とか調達してWindowsのSystem32フォルダにつっこんでおいてください(大事なことなので以下略)。
そうしたらあとはダウンロードしたThinkVantage Access Connections (Windows 7)のファイルを実行してインストールします。所要時間はおおよそ20分くらいかかりました。F-07C、動作がのそいですからね。お茶でも飲むなり音楽でも聞くなりしてぼんやり待ちましょう。
インストールが完了したら再起動します。再起動したら、こちらのファイルを使って装置チェックを抜けてくだちい。念のためもう一度再起動とかしておくとよいかも、必要はありませんが。
こちらのファイルを使うのが心配だという方はダウンロードしたら編集とかで開いてテキトウに手動でレジストリをいじってください。ファイルを見ればわかるのでレジストリをいじる箇所とか内容はいちいち解説しません。気になる方はうちの以前の記事とかよそを参考にしてみてくだちい。
F-07Cの操作の特性上、右クリックというのが結構つらいので、インストールが完了したら、タスクトレイアイコンを表示する設定にしておいて、常時表示させるようにしておくと左クリックで切り替えメニューを表示できるので便利かも。
あと無線LANのドライバーの詳細設定のRFKillをDisableにしておくこと。PowerSaveもMax_Prefにしておくとよさげ。そうしないと無線LAN使えません。
ドコモ コネクションマネージャは機能的に衝突するんでPC起動時起動と常駐を切ってしまいましょう。
ThinkVantage Access Connections (Windows 7)の詳しい使い方はヘルプ見るなりなんなりして自己習得してください。わりと直感的に使えるソフトなんで問題はないと思います。
ここから、導入しようと思った経緯など。
元々はアップデートナビで無線LANのドライバーをアップデートしたことに起因します。アップデートしたら有志の方が作られた無線のON/OFFツールが機能しなくなってしまったんで。ここでギャグだなぁと思ったのが、初期設定時に導入されているオフィシャルの無線LAN ON/OFF切り替えも機能しなくなったこと。まったく何の冗談かと。ってか、作り込み甘くないすか?というのはさておいて、仕方がないので某社の切り替えツールを入れてみたり、無線LANのドライバーを戻したりしてたんだけど、なんか根本的な解決になってない気がしたわけですよ。それにdocomo網にダイヤルアップするときのドコモ コネクションマネージャの挙動が重いわいちいち鬱陶しいわで、ネットワークにつないだり切り替えたりをもっと手軽にスムーズにできたら便利なのに、と、常々思っていたわけです。で、F-07Cでは面倒くさがってやってなかったAccess Connections導入をちょっと本腰いれてやってみっか、と。
インストールで躓きましたね。何度やっても0x8007041Dエラーが出てインストールが完了しないんで。結局はかなり無理矢理っぽくMSVCP80.DLLを持ってる環境から引っ張ってくるなどして解決したですが、その際にヒントになったのが、ordinary everyday -Just another @word weblogさんの記事(大変参考になりました、ありがとうございます)。そのとおりに.NET Framework2.0を入れようとしたらOSに組み込まれてますとか表示されてアウトだったので、やむなくDLL単体で引っ張ってきたり。まあ、.NET Framework2.0のインストーラーから抽出したりとかも出来るんでしょうけど、とにかくMSVCP80.DLLがないと話にならなかったです。
そこから先はわりといつもどおり。
ありがたいことにAccess Connectionsだと無線LANのドライバーが初期のだろうが更新してようが電源を切れるので、わりと簡単に無線の電源を切れてバッテリーを節約できます。無線の稼働状況をモニタすることも出来るし便利。FOMA通信との切り替えもドコモコネマネ使うよりもお手軽でスムーズにこなせて便利。注意点としてはアクセスポイントとかのダイヤルアップ作成自体はドコモコネマネでやった方が確実で楽なのと、Access Connectionsに乗り換えた後の一発目のダイヤルアップではダイヤルアップのパスワードを再設定してやる必要があります。ダイヤルアップ自体はその後でパスワードと電話番号の入力を接続時に求めないようにダイヤルアップのプロパティで設定しておいてやれば、今後の面倒はないです。便利。
タスクバーの表示はタスクトレイのみの方がすっきりしていていいかもしれませんが、タスクバーのツールバーの表示も出しておくと無線LANの電波強度がグラフィカルにわかるのでそれはそれで便利です。
ネットワークの切り替えもかなり素早く便利に行えるようになりました。
やり方や内容的にはいろいろとアレなのでそういったことをご理解いただける方のみに面白がっていただければと思い書いてみたですが、結構便利になりました。興味のある方はチャレンジしてみてもよろしいかと思われ。もちろん自己責任でどうぞ。
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