LOOX F-07C Configuring あそびは続く
F-07Cですが、ついにクレードルと32GBのmicroSDHCを手に入れたので、いろいろ夢がひろがりんぐな感じ。
が。
microSDHCの動作は重いし、クレードルはこれがないと困るわりに結構難儀な代物だったという、なかなかにこの機種らしいオチがついてきました。
今回はいろいろと画像多めです。
まずはクレードルです。
なんかスリットが見えます。クレードル…ですよね?
あきらかに排熱用スリットなんですが…正面から向かって右にはUSBが2ポート付いています。
背面にはUSBが2ポートと、外部出力用のHDMI端子がついています。クレードル?
クレードルというよりは、通常であればポートリプリケーターとかドッキングステーションと呼ばれる類の製品だと思われ。はじめはdocomoショップでクレードルおいくらですかと聞いたときに9980円と言われて「え?」となったものですが、これはしょうがない、しょうがないよ…あくまでもケータイとして扱う以上、クレードルと呼称せざるを得なかったのでしょう。ACアダプターなんか見るとLOOX U系よりもちょっと小さいかな?と思われるものが添付されています。あからさまにPC周辺機器です。で、F-07Cを搭載してPCモードで動作させると、排気時のヒートガイジェイよろしく激しい排気音を発生させます。かなりやかましいです(苦笑)。
しかし現時点で正規でUSB機器を接続するにはこれしか方法がないので。自作ポトリケーブルといったような工作が一部で熱い話題になってたりするんですが、今のところ時間がないのでそれはやってません。いずれやってみたいとは思いますが…。
それから、5V1A出力可能な増槽を手に入れました。
単三型電池を4本使用して田んぼの田の字型に入れて使うバッテリーケースです。スイッチを入れるとコネクタ部がブルーに光る仕様(そこで電力食ってくれるなよとか思ったり…まあいいのか?)。
サンワサプライのBTN-DC2BKです。だいたい1500円前後で手に入るようです、高くても2000円しないかな。これ一つで行動範囲がぐっと広がりますねー。
USBケーブルはローソンストア100とかで売られているスマートフォン充電用microUSBケーブルで十分です。
なお、eneloop満充電時での稼働時間のテストとかは、まだやってません。なかなか時間がなくて。実際には夏祭りとかで試すことになるんでしょうねー。その場合はやっぱりある程度eneloopを数持ち歩かないとダメかもです。
いろいろあって長時間動作させていたらこんな画面が出ました。
長時間動作させていると強制でケータイモードに戻される仕様のようです。どうやら8時間のWindows連続稼働で戻るそうな。バイトかよw…ってのはさておき、あくまでケータイなんですね。ま、docomo扱いなのでやむを得ないことかと。PCを売りにしてるわりにこれかよって残念さはありますよ?
それから初期セットアップ開始時の画面はこれ。
諸事情でこの画面が軽くトラウマになってる人もいるかもだ…。
初期セットアップはメーカー製PCとして使うために必要なことほとんどをやるので、画面にある通り最低1時間は覚悟して、ちゃんと時間を作って臨みましょう。実際にはそんなに時間かからないとはいえ、何かあったときとかろくでもないことにならないように。あと、ACアダプターは絶対に接続しておくのも必須。できれば満充電にしておいてからやった方が安全です。セットアップ中は電力制御とかなんですか?って状態だから。
前回のエントリーでmicroSDリーダーにつけたカードをHDDとして見せかけるドライバーのインストール方法ですが、今回は画像撮ったのでより詳細にというか、わかりやすく残せてると良いなということで掲載。
まずはインストール前の状態を確認ですよ。
ターゲットは『DOCOMO FOMA F07C USB Device』です。
この状態だと無効になっているのですが、実際には有効にして作業進めちゃいます。
で。
悩ましいSDリーダー3分制限の解除なんですが、これ、サービス止めたりしなくても全然OKです。
今回はちょっと回りくどいやり方での説明ですが、スタートメニューからアクセサリを開いてコマンドプロンプトを起ち上げて、”msconfig”と入力してEnterを押すとシステム構成といったウインドウが開くので、そこでスタートアップタブを開いて”FJSDIdle”についているチェックを外します。
図だとこんな感じですね。
これで再起動してくれたら、もうSDの3分制限に悩まされることはありません。要するにSDの3分間制限の制御ユーティリティの常駐を外す、それだけです。前回のエントリーでは別のサービスを止めたりもしていましたが、それはやらなくてもおkです。この方法だけでSDの3分制限を無効化できます。
で、ここからが本番ですよ。
まずは事前にHGSTのマイクロドライブのドライバー『xpfildrvr1224_320.zip』をダウンロードして解凍しておきます。
それから『DOCOMO FOMA F07C USB Device』のプロパティを開きます。
ドライバー自体はこんな感じです。
詳細タブを開き、ハードウェアIDをコピーします。
図のようにハードウェアIDを出して一番上の文字列のところで右クリックをすればメニューが出るので、そこでコピーを選べば文字列を拾えます。
そのあと先ほど解凍したものの中にある”cfadisk.inf”を開いて編集します。
図では35行目となっていますが、要するに途中まで上と同じように記述して、上の行でIDE~となっている部分に、先ほどハードウェアIDからコピーしたものを貼りつければいいです。
これで準備が整ったので、ドライバーを更新します。
ドライバータブに戻って『ドライバーの更新』ボタンを押します。
開いた画面で、
『コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します』を選んでクリックします。
『コンピューター上のデバイスドライバーの一覧から選択します』を選んでクリックします。
『ディスク使用』のボタンをクリックします。
図の画面が出たら参照ボタンを押して、さきほどの”cfadisk.inf”がある場所を指定してOKを押します。
そうすると…
モデルのところに『Hitachi Microdrive』と出るので、『次へ』を押して進めます。
そうすると署名がないドライバーなのでこんな画面が出ます。
署名がないのでインストール危険みたいな判定での警告です。
詳細を開くとこんな説明が。
しかし無視して『このドライバーソフトウェアをインストールします』を選んで進めます。
こんな感じでインストールが進んで…
完了です。デバイスの名前もHitachi Microdriveになりました。
プロパティを見るとこんな感じです。
これで完了です。
microSDHCをHDDとして見せかけられるようになりました。
これでいろいろmicroSDにインストールできるようになりますね、便利。
そんなこんなで積年の夢だった『終末の過ごし方ポータブル』が実現しました、ばんざーい(バカ)。
終末は初回のCD版と後発のDVD版、両方持ってるので仮想ドライブを2個にして両方起動してみた(バカ者)。
カメラでの撮影だとタイトルバーが飛んじゃうので、スクリーンショット拾ってみました。
どうでしょうか?(どうでしょうか?じゃねえよw)。
タイトルバー見ていただければわかる人にはわかるかと。片方はCD版でアップデートパッチ適用済みです。
DVD版は発売されたご時勢がら、高校という表現が自主規制されています。
どうですかこれ。
ねんがんの しゅうまつのすごしかたぽーたぶるを てにいれた!
なんかもううれしいですね。Ad[es]を手に入れたときに携帯終末できないかなーなんてx86のWindowsのソフトをCE機に移植できないかいろいろ書籍を読んだりもしたんですがプログラムには疎いので断念してたんですよ、でもこれで真・終末の過ごし方が動くわけで。なにせ本物ですから。
このサイズでWindowsがしっかり動くことに価値がある!というのは、こういうわけで(どういうわけだよ?)。
ちなみに負荷がめちゃめちゃ高いので同時起動でしばらく同時でやってみたんですが、どっちにしても片方は必ずフリーズしてしまうので、CD版・DVD版同時進行というのは、やっぱり無理でしたね(当たり前だ。ってか、同時にやらないだろ普通…)。
環境にはgdippが入れてあったりするんですが、CD版のゲーム中のテキストには効いてないですけどDVD版にはしっかり有効なようで、文字が見やすいのはDVD版になりますね。でも当時の雰囲気という意味ならCD版なんですよね…DVD版って前述の学校の記述だとかが訂正入ったくらいで、ビジュアル面やゲームそのものが大きく改訂されたわけではないので、それだったらCD版でも十分だし。
…というのはさておいて。
もしかするとポータブルX68000なんてこともできるんじゃないかとわくわくしてたりします。こりゃ5インチFDD吸い出しを何とかしないとなぁ…。
それから、GMA600ディスプレイアダプターの初期導入のものより新しいドライバーはこちら。
インテル(R) ディスプレイドライバー Ver.8.14.6.3067
FM Worldの法人向けのダウンロードのところで、STYLISTIC Q550/CのドライバーがF-07Cと同じものなので、それを見ておけば更新されればそれが素直に入ると思われ。今回のは正常に入りました。
正直な話、ハードスペックだけ見れば、わたしが自作PCを初めて作ったのがWindows 98SEのころでCPUがPentium III 500MHz、メモリ128MBでHDDが25GBと20GBが1基ずつだから、それよりも全然性能的に高いと思われるものが手のひらサイズに…というだけで感動ものではあったりするんですが、当時とはOSもその他も違うので制約やなんかはそれなりに大きかったりもするのがなんとも。
でも、別にゲームが云々はさておくとして、とにかくweb閲覧用の端末としてケータイやスマートフォンではどうやったってまだまだダメな部分をこれで使える、それだけで全然おkです。そういう部分では普通にPCだし、動作が多少遅いくらいどうということはないです。
こういう端末を待っていたんだ!というのは、手にして使ってみてやっぱり実感しています。本当に買ってよかった。
まだまだいじり足りないですが。
もっと時間があれば…。
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