ただの日記です。過度な期待はしないでください。(~20101023)
最近PCゲームを何本か買ったんですよ(やる暇ないくせに)。
ソーサリアン コンプリート
今見たら販売終了になってるので、買っておいてよかった。
基本的にPC98移植版なので、当時Beepでモヘップさんだったか芋吉さんだったかに『PC-9801ユーザーは(ビジネスマシンユーザーなので)アクションゲームが苦手だから』二段ジャンプが簡単になってるとか、『PC-9801ユーザーは(ビジネスマシンユーザーなので)想像力が貧困だから』キャラクターのイメージグラフィックが追加されていたり、といったことが書かれていたバージョンのWindowsプラットフォームで動作するものの移植版になります…と、今書いていて思ったんですが、今日日存在するゲハ的発想って昔からあったんだなぁ、と(苦笑)。
例によって買って満足して開封すらしてないのでもったいないことこの上ないんですが、基本的にWindows XP(SP3)以降のOSで動作するソーサリアンの移植版としては確かにコンプリートと呼べるものじゃないでしょうか?(そりゃPC-8801mkII SR版入れろってのはわかりますが…個人的にはそれを期待してた節もあるんだけど、後述する値段設定の問題もあるんでしょうし)。
黒一色にソーサリアンのロゴというのが、いかにもらしくてカッコいいパッケージに仕上がっています。
公式のホームページはこちらになるんですが、見ていただければおまけが豊富なわりに値段が安いと思ったので買ってしまったわけです。
税込9801円。これがやりたかったんだろうなぁ(苦笑)。
個人的には当時わたしはパソコン持ってなかった…実際にはSORD M5Jrというパソコンは持ってたんですが、父が産業能率大学から買ったBASIC学習用で(使ってたの見たことない…)BASICカートリッジ自体がSORDのものとはバージョンが違ってPIOやプロポシェ(プログラムポシェットという雑誌が当時あったのですよ)のリストを打ち込んでも動作しなくて涙をのんだのも懐かしい思い出、それを借りてはぽちぽちとテキストタイプのADVなんかをBASICで作って遊んでた程度で、NECやシャープや富士通のマシンはうちには高くて入らなかったです。MSXもうらやましかった。で、店頭デモやBeep・ベーマガ・テクノポリスの記事なんかを読んでPC-88mkIISRやPC-98、X1、MZ-1500にFM-7はうらやましいなーなんて思っていたわけですが、そういう経緯があるのでできればPC-8801mkIISR版の移植だとちょっと嬉しかったかも、といいつつもPC-9801版でも全然おkです。だって当時わたしが遊べたソーサリアンは、メガドライブ用カートリッジの移植版だけでしたから。
そして今回の移植の個人的な目玉。
その、メガドライブ版が収録されてるんですね。
おぉ、これ、買うしかない。
つまりそういうことです。
メガドライブ版が入ってなくても買ったとは思いますけどね。メガドライブでソーサリアンやって面白かったので。
このEGGのプロジェクト、パッケージとしては限定販売なのはしょうがないと思いつつも惜しいんですよね。こういう面白いゲームをもっと宣伝してくれたりすると良いんじゃないかと思うんですが、今のコンシューマー機の方が画面も音も性能的には上で豪華なゲームが出てるから、新しい人はやらないか…ゲーム機って無駄に性能向上しすぎた感じがしますけどね。まあいいや。イース大全集(イースI~Vまで全収録)のダウンロード版なんかもあったりするので、最近のイース新作なんかで興味をもたれた方はやってみてもらいたいですね。イース原作はあんなんです。今やっても十分に面白いと思いますよ、見た目や音にチープさを感じる人はいるかもしれませんが、ゲームってもともとああいうものだしイースなんかはあの方が趣きがあっていいです。ていうか今見てもあの絵と音とゲームそのものは十分に完成度高いと思うんですけどね。都築和彦さんのあの頃の絵もいまでも通用すると思うんですが。PSP版でも原作のPC-8801mkIISR版のイース遊べるからいいんですけど。
それから他に2本ほど、受注限定再販のPCのゲームソフトを買ったんですが、おそらく過去に通常販売されたパッケージ版にはなかったであろう最近はやりの初回起動時のみオンライン認証が必要な仕様になっていました。
オンライン認証って、TMPGEncなどのペガシスといったようなシステム系ならともかく、いつすっ飛ぶかわからないゲーム関係で採用するのってどうなんだろう?と思います。メーカーが飛んでも認証機関が大丈夫なところを使ってるからおkっていうならともかくなんですが、そうじゃない場合はあとでソフトを買ってもパッケージや封入物はともかくとしてソフトそのものが使い物にならなくなってしまうのはどうなんだろうか?と思いますね。
諸事情あっての採用だとは思うんですが、いろいろ残念です。
MDR-EX800STですが、以前変換プラグ比較して一番良かったと思われるビクターのAP-301HFを使ってPCからこちらのUSBオーディオ+DACを経由してHD-1Lという環境へ接続してみました。
宮地楽器さんのソニースタッフさんへのインタビュー記事にもあるように、MDR-CD900STよりも低音の出る音です。一口で言うと濃ゆい音が聞けます。が、ニュアンス的にはCD900STの音にかなり近くて面白いですよ。
ヘッドホンのスタンダードとしてはCD900STの音はこれでいい音だと個人的には思うんですよ。相互比較的に表現するならCD900STから見たEX800STは濃ゆい音、EX800STから見たCD900STはすっきりあっさりした音、でも根底にある解像感や思想みたいなものは同じだと感じました。EX90からEX500のときに感じたような解像感不足ややたらな低音のブースト感は当然感じません。CD900STもそうなんだけど、全体的にストレートな音だな、と。品の良さはもちろん鳴らすソースによりますが、無闇にきらびやかだったり低音がどかどかいうように強調されることはなく、落ち着いた音だと思います。
で、持ち歩きで使うなら…これはもう好みの問題ですが、アウトドア使用としてはライブでの用途と耐久性も考慮されたEX800STがスタンダードになるのではないでしょうか?
型番的にEX900STとならなかったのが微妙に惜しい気もしますが、何か今後の展開がソニー的にあってのことでしょう…と邪推してしまうよ(苦笑)。
エージングというかバーンインというか、他のイヤホンやヘッドホンやアンプなどでも経験はしているので否定はしない方なんですが、今回のEX800STについては今のところそういった変化は感じないです。EX1000もこれも初期暴れがあるというような話もあるようなんですが、今のところそう大きく音質が変化したとは感じられません。使っていても結構安定していて、解像感もアタックも引きもレスポンスの良さを感じさせるいい音です。
付属のイヤーピースの遮音性も適度で、無音時にそこそこ外の音が入ってくるので装着時もそんなに危険ではなかったり。我慢しきれなくてE500で使っていたトリプルフランジの茎を詰めて取り付けたりもしてみましたが、遮音性は上がるものの低音が微妙に厚くなるとともに明瞭さが下がり若干なまった印象になってしまったため、標準付属のものに戻しました。
クールというほど冷たくはなく、暖かいというほどぬるくもない、落ち着いているが瞬発力のある音で、メリハリが効いているかというとソースがもっているものをストレートに再現しようとしていてそれ以上に演出がかったメリハリを強調することはない…こういう特色のようだから、少し聞いただけでは地味な印象だと思うんですよね。ですが、聞けば聞くほどにその解像感の高さ、レスポンスの良さに気付くだろうし、それゆえに聞きやすい、聞き疲れしないということもわかると思います。
いいイヤホンです。
上位でMDR-EX1000の存在を想うとやっぱり試聴せねば、場合によってはやっぱり欲しくなるんじゃないかなーと思うわけですが、ひとまずはEX800STをじっくり楽しんだうえで試聴してからにしたいです。
で、80年代あたりから90年代前半が元の録音のCDを聞くと楽しいですねー、録音が良くて。最近のもののようにインパクト重視で音を大きくしすぎたり圧縮しまくってないのですごい楽しいです、聞いていて気持ちいいですよ。ま、昔のは昔のでボーカルが微妙なのの音程をいじってるっぽいのがわかりそうな感じでそれはそれで面白かったり。ライブで聞くとあからさまにヤバい歌手の方いらっしゃいますよね、好きなだけに名前は出しませんが(涙)。ああ、レコードでは録音とかで修正されてたんだなぁ、さすが某音楽工房(あーあーあー)。
そういえばEX800ST、イヤホンという形態上、手軽に扱えて、PCなんかに挿しても使い勝手が良くて、コードも1.6mの長さがPCなどに挿している場合はちょうど使い勝手がよかったりするので、これはこれでいいのかもと思いはじめました。音質的バランスもおそらくこの標準のケーブルで取られているのでしょうし、そうするとEX1000の7N-OFCのケーブルをEX800STで使うことに疑問が…まあ、いいや。
実はテキトウな普及価格帯の機種を買うとか、以前買ったEX500の箱からケーブルアジャスターを引っ張り出してきて使うとかすればいいんじゃないの?って話に。多分それがいいんじゃないかと思います。わざわざ高いケーブルを注文する必要はなかったんじゃないだろうかと…。まあ、いいや。
NW-A846使っていてひとつだけ不満が。
WM-PORTなんです。
長いことKENWOODのDAPを使っていたからなんでしょうけど、汎用のUSB-miniBのケーブルを使えないっていうのはちょっと面倒くさいなーと。サイズ的には搭載できそうなんだから付けてくれてもいいと思うんですけどねー。
独自ドックとかとの拡張性を考えての仕様なんでしょうけど、ちょっと面倒くさい。いちいち専用ケーブルを用意しなければいけないとか。充電用のACアダプターにケーブルを挿しっぱなしだと、PCとのデータのやり取りをするときに結構面倒くさかったりするんですよね。なんだかんだでもう一本買っちゃったりとか。USB-miniBケーブルなら、最近ならダイソーなんかでも手に入るレベルだし不便じゃなくていいんですが、専用ケーブル…できればそんなのなくてもいいのが良いんですけどねー。
音質的にはもう慣れました。というか、EX90のときはHD60GD9ECじゃなきゃやっぱり物足りないなと思ったんですが、EX800STとは結構マッチしていていい感じなので、DAPの運用も本格的に移行という感じになりそうです。
もっともEX800ST導入より前から操作慣れしなきゃとかでずっとA846使ってたんですが、HD60GD9ECの音を知っていると確かにもったいなく物足りないと思う面もありつつ、演出がかってない音を素直なイヤホンで聞くということならNW-A系でも十分だなとわかってきたので、これでいいかなと。HD60GD9ECのお留守番率も上がってきましたし。
売却したりはしませんが、HD60GD9ECの記憶媒体がHDDだということを考えるとメモリタイプのNW-A840よりは故障しやすいでしょうし、サイズもでかいし、操作性や検索性・アルバムタイトルの文字数の処理関係なんかも前から散々思ってましたがいまひとつなので、KENWOODはどうやらそのあたりを解消する気はさらさらないようなので(搭載しているチップのハードウェア的制限の可能性もありますね、ハードウェアそのものは東芝のgigabeatの亜種ですしKENWOODのソフト開発力を見ているとその線もありかと)、かといって音が悪いとわかっているiPodへの乗り換えなんかはあり得ないので、そうするとwalkmanしかないんですよね。で、Xシリーズはでかいし余計な機能がてんこ盛りなので、音楽再生だけならNW-Aシリーズがベターな選択かな、と。
A850シリーズは本体でのプレイリスト作成が復活したとかでうらやましいです、840もファームウェアアップデートで何とかしてほしいところ。ま、それをやったら850が売れないじゃないかってことでやらないんでしょうけど。
オチません。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ただの日記です。過度な期待はしないでください。(~20150716)(2015.07.17)
- だ日記(ry (~20150530)(2015.05.31)
- だ日記(ry (~20150504)(2015.05.04)
- だ日記(ry (~20150427)(2015.04.28)
- だ日記(ry (~20150327)(2015.03.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
>WM-PORTケーブル
100均(シルク、セリア等)にWMポート-USBケーブル売ってます。
短いのでノートPCから充電同期する際に重宝しています。
見つけたとき思わず2本買ってしまいましたv
投稿: | 2010年10月25日 (月) 23時43分
コメントどうもです。
近々寄れたら見てきたいと思います。
ありがとうございます。
投稿: 釘町阿梨 | 2010年10月26日 (火) 06時51分
はじめまして。私はマイコン時代をリアルタイムで経験した者です。中学生の頃、同級生がP6やP88を持っていて、良く遊ばせてもらいました。
私自身はP66を買い、その後8ビット機は計10台位買いました。
実は、現在m5系を収集し使っています。勿論、転売屋ではありませんよ。好きで使っているだけです。
もし今もm5Jr.の産業能率大学版(m5Jr.のOEM品が存在していた事は知っています)を、譲って頂けないでしょうか。
代金先払い、送料私持ちでいかがでしょうか。駄目元で敢えてお願いします。宜しくお願いします。
返信頂けたならば、次回のコメントで私の名前、住所等お伝えします。宜しくお願いします。
投稿: けん | 2011年8月16日 (火) 09時24分
けんさん
コメントありがとうございます。
記事中に書いているように、そもそも父の持ち物であり、現在どこに片付けてあるかがわからない状態でもあり、見つかったとしても父の形見というものでもあるので、申し訳ありませんがお譲りすることはできかねます。
せっかく記事を見てのコメントでありがたいのですが、ご期待に添えるような回答ではないこと申し訳ないです、ご了承願います。
そういえばSORDのもそうですが当時はシャープなんかがクリーンコンピュータなんて思想で端末を作ってましたね。主流はNECあたりだったので当時はそういうモノの方が異端でしたが、現在を見るとOSはハードに付随しない…という方向性は先進だったのだなーと思いませんか?
システムはハードウェアとは別途で供給されるというのは…今や手のひらでもそういうコンピュータ類の資源を模擬とはいえ動かすことができたりするのは感慨深いものですよね。もちろん実機にかなうものではないことは重々承知ですが。
m5のコレクション、大事にしてあげてください。
投稿: 釘町阿梨 | 2011年8月17日 (水) 02時43分