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2010年10月 2日 (土)

ただの日記です。過度な期待はしないでください。(~20101001)

連日終電帰宅…終電だと帰宅途中の乗り換えで15分くらい待たされるから嫌なんですよね、下手すると乗り換え先も終電でトラブルがあって遅延してたりすると30分待ちになったこともあるから勘弁してほしです(涙)。

先日の記事は、深夜に朦朧としながら書いていたので、あとで見返してひどいことになっていた部分だけは削除したんですが、うp前の記事は本当にひどいもので…よくこんなものを公開しようとしてたなあと…その支離滅裂っぷりは酔っぱらってるというかなんというか(苦笑)。ちなみにここ数カ月、一滴たりとも飲酒してないわけで、それはどうでもいいんですが、ここ数日は本当に危なかったです。
業務端末の入れ替えとセッティングを自分でやらなければいけなかったのでOSのセットアップからアプリケーションの導入、ドメイン参加、プリンタ設定、etc、etc...。こういうのはそこそこの規模の現場なら専門の部署がキッティング済みの端末を用意していて自前では何もできないし、セキュリティの都合上その方がいいんじゃない?って気もするんですが、Administrator権限いただけてわりと好き放題セッティング出来る部分もあるので、そういう意味ではちょっと助かっていたり(好き放題といっても別にそんな奔放に無茶したりしませんが…せいぜいライティングソフトなどの環境を整える程度)。業務端末なので出来るだけシンプルに仕上げますし。マシンそのものやソフトの起動が遅くなっては使い物にならないのでレスポンス重視で余計なものは極力突っ込まないってことで(セキュリティ上しょうがないものなどは規定通り入れますが)。

二人対応の案件が一件のあと一人対応二件というスケジュールだったんだけど全件同行しました。行ってよかったです、一件はリーダーが再対応せざるを得ない状況に陥ったものだったんですが、前回の対応が適切だったこともあって依頼時の大元の現象も含めてすべて解決してきました。お客様が「使うのが不安でもうこの端末使いたくない」と仰られていたものを「これなら安心して使えそうです、使い続けたいです」に転じさせましたよ。がんばったよー。ちなみに原因はほとんどが社外品によるもので保守対象機のハードウェア的な問題ではなかったから、その対応もほとんどが「オフレコでお願いします」というものだったんですが、そこらへんは現場判断でいい方向に持っていけるようにしないとダメだろうと…。難しいところなんですけどね。コンプライアンス的な問題もはらんでいるから、だからこういうのは下請けとかにやらせたがるんだろうなというのも理解はしていて。多分クライアントの社員が対応に行ったら「各メーカーへお問い合わせください」で終わらせるかもねと帰社時の車中でリーダーと話していたんだけど、相手が企業や官公庁、学校ならそれが適切な対応だと思うんですが、個人宅の場合は必ずしもそれが正解ではない、と、わたしは思うし、今はもういない元クライアント社員だった先輩の対応も今回やらせてもらったようなものだったし。何のために人が対応に訪問しているのか、その意味がある仕事をしなきゃダメだと教わったし、わたし自身もそう思っていたし。

その前の案件はリーダーがいたのでユーザー的には良かったんじゃないかと。わたしだったらハード的に悪くなければリカバリーして様子を見ろってすませて製品交換しなかった可能性が高いですって話をリーダーにしてました。実際ハードは悪くなくて、OS上のドライバーの不具合の問題だったので、リカバリーすれば直ってしまう問題だったわけです。これはパーソナルエコーセンターの案内不足が引き起こした修理といえなくもなく、お客様にもハードは悪くないですよというのを目の前で動作させて納得していただいたんですが、リーダーがリカバリーも手間と時間がかかるし予防で装置を換えようかと提案したので製品交換対応になったんですが、まぁ、リーダーはやさしいな、と。わたし単独で訪問してたら、そんな話なら絶対に装置交換しない方向で話を進めてますから。だってハード悪くないし。悪くないものは交換しませんし。リーダーからは厳しいねといわれることがありますが、PCって自分から積極的に使おうという意図を持って仕組みを知らなきゃいけない機械だとわたしは思っているし、家電とは違うんですよ、と。ハードにソフトが載って成り立つものだからせめてリカバリーの操作くらいはユーザーが出来て然るべしという考えなので、これを機会にその方法をしらないなら把握しておいてしたかったので、とっかかりだけは説明してきました。

PCってOSインストールと自分で使うための設定を持ち主ができて当然で、それが出来ない人は所持すべきではない機器だとわたしは思っているので。厳しいでしょうか?
ショップにお金を出してもらって設定してもらったからソフト的に障害が起きたら何もできないって方が結構いらっしゃるように思うわけで、先日そういうのでかなりひどい感じのお客様にあたったんですよ?メーカーからは製品交換指示だったんだけど、依頼書に装置を置いてくるだけでいい、初期セットアップは午後に来るソフト対応の者がやるからということだったのでとお客様に説明したら「あんたが来た意味ないだろ、配送業者に送らせれば充分だろ」というので、はぁ、ごもっともなんだけどあんたがゴネたからわたしが来る羽目になったというように依頼書からは読めるんだけどなぁ…と思いつつ管理部に連絡し、「初期セットアップやっちゃっていいか?」「おk」ということだったので一応やりましたが、そのときのお客様の言い分で少々カチンときてしまいましたよ?(普段は結構我慢してます)。「デスクトップ画面が出るまでなんて聞いてない、金払ってやってもらってるんだからわかるわけないだろ」…ぉぃぉぃ(苦笑)。「ヤフーの画面出せ、そこまでが初期セットアップじゃないのか?」とか言い出す始末。うちら的には初期セットアップは電源投入してOSの初期セットアップが済んでデスクトップが出るまでで、その後の設定はしませんよって前置きは電話受け付けの時点で案内してるのにこの理解力のなさです。そういう方がかなりいらっしゃいます。基本的にはわれわれはそこまで触れないことにはなってるんですが、この『ヤフーの画面出せ』って要求、結構どこ行っても多いですよ。ポータルとして認められてるからいいんじゃないでしょうか孫さん(棒)。わたしは嫌ですがね、とも言ってられないので、だいたい勘のいい方なら察しがつくでしょうが、要するにネット接続できてIEで起動時にYahoo!Japanのトップ画面が出ないとこういうお客様は納得しません。上から目線でこういう物言いをするのは、大抵はいい歳こいてひきこもり気味にネットでデイトレやってる方が多いなってのも印象的。ま、それはさておき。ネットについてはLAN線を接続するだけでおkだったのでやっておきましたが、メールの設定だとかもやれというので基本的にはうちらは触れないとお断りしたんですよ。個人情報絡みの関係もあるし。しかし、やれと言ってきかないので管理部にふたたび問い合わせて、「しょうがないからやっていいよ」って話になったので一応やったんですが、そのときにまたひと悶着。メール設定をやれと言っておきつつ、必要な情報がまるで用意されてなかったんですよね。あれだけ偉そうにやれやれといいつつ、設定に必要な情報が提示されないとわたしでなくても午後に来るソフト対応の者でも設定できませんよ?ということで、仮にもおそらくわたしの倍近い年齢のお客様に説教ですよ…ありえねー、とか思いましたよ(涙)。極力お客様のプライドを傷つけないように、かつ、人に設定を頼むのならそれなりの準備は必要でしょっていうのと、PCというのはまだスイッチポンでなんでもできるほど家電のような性質のものじゃないんだから自分でシステム周りは見られないと何かと不便するから他人にお金を払ってやってもらうのではなく自分でそのへんを出来るようにならないと困りますよというのをやんわりと説教ですよ…正直イライラしますよ?(涙)。でも仕方ないですね。訪問修理はユーザーのメンタルケアも多分に含まれていると認識してるので…保守対応員のメンタルケアはどうでもいいらしいですが(涙)。


昨日ふと気がついた、上の話とは全然関係ない話。
MDR-CD900STをリスニングには向かないなんて言ってる人がいる件。
わたしはそういう風に思ったことはないんですが、つまりこういうことか、と納得してしまいました。
MDR-CD900STがリスニング向けではないという人は上流がしょぼいんじゃないだろうか、ということですね。それはつまりCD900STがリスニング向けじゃないんじゃなくて、その上流が出口で化粧してやらないと聞けないほどひどいとか、聞いてるソースがひどいとか、そういうことじゃないかなぁ、と。これは決してわたしが持ってるシステムが高いとかいいとか言ってるわけではないんですが、とはいえHD60GD9ECとかNW-A846とかそこそこのものは使ってるかなという自負もあったり。でも、PSPでもCD900STなら相当いい音でリスニングに向いてない音だとは思わないんですが、どうにもどこやらのレビューかなにかで『CD900STはリスニング向けではない』なんて書かれたのが独り歩きして、そういう認識が広まっちゃったんじゃないだろうか?というのがわたしの思うところですよ?
実際には全然そんなことないと思うんですけどね。
普段聞きでもすごくいい音してますし。
くっきりはっきりしていて同価格帯のヘッドホンで別のものを買うならCD900ST買っとけといいたくなる程度の実力もあると思いますし、聞き疲れするようなきつい音でもないと思いますし(どちらかというとオーテクのヘッドホンの方が聞いてて疲れますよ、わたしはね)。
ただ、CD900STを使っていて、上流の特性みたいなものを素直に出してくるヘッドホンだなーと思うので、それで上の考え方にたどり着いたというわけですよ?
もしくはどこぞのレビューに毒されてプラセボ効果で思い込みでリスニングに向かないと吹聴してる人が結構いるんじゃないかと。
あと、業務用として出されているからって部分もそういう話に拍車をかけているのかも。プロが使っているから云々とかモニター用だから云々といったくだりです。先入観でレッテル貼りすぎだろう、と。
わたしが使っている理由は、買ったきっかけは確かにいろんなところでよく見かけるからいいものなのかもって興味からでしたが、実際に手にしてみてからは結構自然な音で聞けるいいヘッドホンだなと思ったからで、素直に音の面で信頼できるからというのと、なるほどモデルチェンジされずにずっと作り続けられているのと使い続けられている意味がわかったからっていうのがあります(バージョンが何回か変わっているということらしいですが、そう大きく音が変わってしまうということはなかったんじゃないか?と思います)。そして、モデルが変わらなくて製造が続けられているというのが一番大きいですね。保守も修理もパーツ単位で持ち主が自分でできるというのもいいです。細かい調整にこだわるならメンテナンスはちゃんと業者さんにお願いするって手もありますし。で、コンシューマー向けのようにころころとモデルチェンジされてしまうと、それはそれで楽しいことではあるんだけどある意味では困るし。一定以上の水準でしっかり聞ける機器として変わらないものというのは必要だと思うし、たまたまそういうものが好みの方向性と合致したってこともありますが、CD900STはいいヘッドホンだと思います。リスニングに向かないなんてとんでもないです。側圧も適度ですしね。
で。
前置きが長いなーと思いつつ、MDR-EX800STの取り扱い店が見つからないなぁという…EX800STもSMCからの製品というなら安易なモデルチェンジはしないでCD900STのように長く作り続けてくれるでしょうから、安心して長く使えるといいなと思っているので、発売日にすぐにでも欲しいんだけど、いろいろなお店に問い合わせしてるんですが、まだどこでも予約できない状況で、早くなんとかならないかな?と思っていたりします。
早く聞いてみたいんですけどねぇ…。

それとは別で。
SRH840いいですわー。
値段が値段だからAH-D7000のように取り扱いに神経質になる必要もないし、結構ラフに扱ってますが普段使いとしてはこれもいいヘッドホンで。AH-D7000のように一聴してはっとするような音質ではないんですが、SRH840はこれはこれですごく自然ないい音の鳴るヘッドホンだなぁ、と。音場的には作ってるかなって思うところは多少ありますが、不自然に作ってるような印象はないんですよね。これはこれであり。
実売も落ち着いてきているようでCD900STとSRH840とで選べるような状況で。それで、CD900STがリスニングに向いてないという話じゃなくて、どちらが?という程度比較の問題なら、好みで選んでいいレベルだけどがっぷり芯まで再生するソースを楽しみたいならCD900STだと思うし、ゆったり流し聞きしたいならSRH840だと思いますよ。どちらもいい機種です。

RAP2SAのプレオーダー終了で発売決定しましたよーってメールが届きました。これでおそらくPS2用のアーケードジョイスティックコントローラーの販売は最後でしょうね。プレオーダーして良かったです。注文されたみなさんのおかげですね。数が集まって良かったです。あとは10月4日の販売の本受け付けを待つばかりですね。

シルバーホークバーストのプラモは、あみあみさんとホビーサーチさんから2つずつ届くことに…(涙)。やっちまいましたよ?どうしよう…買い取りに出すっていうのもなんだかなぁ…。ホビー系専門店はAmazonみたいにお気軽にキャンセル効かないからきついんですよね、うっかり誤発注してると。Amazonのキャンセルはお気軽すぎて商習慣的にどうなんだろう?と思いますが、Amazonから予約品をキャンセルしてkonozama発生ってこともあるのでお互いさまってことで。というか、あみあみさんの通販は、そろそろ注文履歴を確認できるようにしておいてもらえるとありがたいです…。


オチません。


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コメント

>PCってOSインストールと自分で使うための設定を持ち主ができて
>当然で、それが出来ない人は所持すべきではない機器だと
>わたしは思っているので。厳しいでしょうか?

いやー、私は厳しいとは思いませんよ。
だって、説明書に載ってることですからねぇ…。
目次で該当箇所を確認し、しっかり読んで
その通りすればいいわけで…。
正直、それができないとなると、
PC使用のあらゆる場面で、引っかかりそう。
メールの設定も自分でできないとか…。
え、上から目線で「やれ」と命令しておいて
必要な情報を準備していない? こ れ は 酷 い
PC使わないほうが、その人にとって良いんじゃなかろうか。

>MDR-CD900STをリスニングには向かない

私もHP-53FBという、CECのモニター用ヘッドホン持ってますが、
「モニターだからリスニングは…」などと感じたことは
ないですねぇ。
まぁ、HP-53FBはTR-HP03BのOEMとの話もあり、そのTR-HP03Bは
MDR-CD900STよりも聴き疲れが少ないらしいですが。

情報収集も必要で、それで先入観を持つのも結構ですが、
一番大事なのは「聴いてみろ」と言うことですよね。
ヘッドホンの音がどうあれ、聴く人の好みによって
評価は激変しますから。

投稿: plto | 2010年10月 3日 (日) 13時10分

pltoさん
コメントどうもです。
そうなんですよね、たとえ紙で説明書がないとしてもオンラインマニュアルがありますし、その参照方法は一応紙で提供されているわけで。
わたしに言わせればショップに設定をやってもらってるなんていうのはタクシーに乗ってるのと同じで、PCを所有するというのは免許を取るために勉強して自分で車を運転するということに近いんではないかと思っています。で、PCの場合は車と違って他人の生命にクリティカルに絡んでこないから免許制といったことになってない、と。ぶっちゃけPCを購入して所持するのは免許制にしてほしいとわたしは思ってます。行きすぎた意見かもしれないのは自覚していますが、買うだけ買って使うための基本的な知識すら持たない人を多数見てると、そう思わざるを得ません。サポートコストも馬鹿にならないのに、そのくせ製品が高いだとか修理代やサポート費用が高いという素人さんを見ていると頭を抱えたくもなります。メーカーもショップも売らんがために設定サービスなんかを有償無償問わず提供していますが、ユーザーへの甘やかしが現状を招いていることは想像に難くありません。思いっきりさかのぼりますがPC-88やX1、MZやMSX時代などのパソコンのころはそんなことをメーカーやショップに要求する人はいなかったと思います(ネットなどは無い時代でしたが使うためのセッティングや知識はそれぞれ必要でしたから)。技術料をただでやれだとか部品代を無償でだとか、製品や部品に瑕疵があるならともかく自分の不注意や設置環境におけるメンテナンス不足で壊しておいて、人をバカにしているとしか思えないことを平気で言う人がいますから…「あなたの仕事に相手から金を払いたくないといわれたら、あなたはどうする?」と問い詰めたくなるような人もたまにいます。愚痴ですね、すみません。

モニター向けといわれるヘッドホン、実際に確かにリスニング向けよりも解析的だったりする部分はあるけれど、モニター向けだからリスニングに向かないなんてことはないと思います。逆は真なり、でリスニング向けに味付けされた機器ではモニターには向きませんが…。
そして仰る通り、人の意見を参考にすることはいいことでもありますが、それと同時にそれに飲み込まれないで自ら体験することは必要だと思います。
他人の感想も実際に自分が聞いたものと同じとは限らないですからね。AV機器のレビューなんかは特にそうで、評価者の好みや方向性が近い人の話は参考になりますが、そうではなさそうだとするとてんであてにならないことなんて往々にしてありますし、名の通った人の言うことだからというのもはっきり言ってあてになりません。
やっぱり大事なのは自ら触れて経験して感じることだと思います。

投稿: 釘町阿梨 | 2010年10月 4日 (月) 01時04分

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