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2010年9月 6日 (月)

ファイティングスティックVXを分解してみた

※分解や改造、換装は自己責任でお願いします。本記事を参考にされてなにかあっても当方は一切関知いたしません。
セイミツ化換装記事をうpしました。よろしければそちらも参照願います。

お約束の前置きはこのくらいにして。
ホリのファイティングスティックVXを分解してみました。
写真を交えて大雑把ですが感想を書いてみたいと思います。
リアルアーケードPRO.VXとの比較も込みです。

Fsvx_01
まず本体の写真ですが、こんな感じです。
RAPVXと違って手前側が結構広めにとられています。サイズはそこそこコンパクトで重さは軽いんですが、後述する足の作りもあって安定性はしっかりしています。また、膝の上に置いて使う場合はこのワイドさが生きてきてなかなか使い心地はよいです。
Fsvx_02
底面です。
RAPVX同様の足がついていて、平らな台の上ではしっかりと足が食いついて安定性はかなりいいです。RAPV系に触れていていつも言ってることなんですが、ジョイスティック型コントローラーの安定性の肝はただ重量が重いだけではダメで、そのバランスと足の作りの方が肝ですよ。FSVXとRAPVXを見てるとそれが実感できます。
そしてこの底面のねじ7か所を外すと、底板を外すことができます。
Fsvx_03
底板を外したところです。
かなりシンプルにできています。
ボタンはやっぱり基板に半田で直接つけられています。ボタンを換装するには、半田を吸いとったりした処理後に基板を取り外す必要がありますね。レバーは上下左右それぞれにこれも直接配線がつながれています。いわゆるホリレバーとホリボタン。コントローラー基板は後述しますがRAPVXと同じものです。各配線のコネクターだけ、RAPVX仕様になるかFSVX仕様になるかで付け替えられているようです。
Fsvx_06
そんなわけで基板のアップです。
どこかで見たような…。
Fsvx_10
レバー部分を取り外すと、こんな風になっています。
なんか上下に穴がありますね。
もしや?と思って、セイミツ工業のLS-55-01を仮置きしてみました。
Fsvx_11
ぉ?ベースのネジ穴を見てください、LS-55-01のMSベースが筺体につけられている穴の位置にぴったりですよ。
わたしとしては、FSVXについてもできるだけ大掛かりな改造にはせず、作業の容易性も持たせた状態でホリレバーからセイミツなりサンワなりのレバーへ換装できればいいなと思っていたので、このようにおそらくネジ止めのみで他の加工が必要なしで換装可能なのはいいですね。
Fsvx_12
サンワのJLF-TP-8YT-SKも、このとおりほぼ無加工で取り付けできそうです。LS-55-01よりは取り付け時に若干の工夫と調整が必要に思われますが、固定そのものはかなり容易に可能だと思われます。
セイミツレバーの場合はLS-32-01などを取り付けたいというのもあるんでしょうが、取り付けには結構派手に筺体の樹脂部分を削らなくてはいけないので、ここは簡単に取り付け・取り外しのできるLS-55-01などのコンパクトタイプでもセイミツの操作性を手に入れることができてメンテナンス性も良くなるので、LS-32-01を取り付けられるほどの大幅な加工は今回はやりません。もしかしてREベースなら無加工で取り付けられる?というのは未確認なのですが、レバーが短くなるので、いずれにしてもSSベースで筺体側とベースそのものを加工しないと難しいと思われます…ので、そこまでやりたい方は自力でなんとか工夫を…という感じですよ?うちではそこまではやらないけど、取り付け簡単でホリレバーより操作性が上がればいいよね?という換装をやります。
Fsvx_13
左がLS-55-01、右がJLF-TP-8YT-SKです。
ベースからレバーボールまでの長さに注目してください、ほとんど同じ長さです。何が言いたいかというと、RAPVXSAなどで標準で付いているサンワレバーとLS-55-01を同じ条件で取り付けた場合は、シャフトの長さも同じですということなんですよ。なのでLS-55-01でいいんじゃないかなー、と。

さきほど書いていたコントローラー基板について、RAPVXと比較してみます。
Rapvx_04
いつもどおりのRAPVXです(セイミツ化済みなのですでにSAではないです)。
Rapvx_01
取り付けられた状態からコネクターを一通り外したRAPVXのコントローラー基板です。
さらに…
Rapvx_03
RAPVXの筺体から取り外してコントローラーのパターン面を撮ってみました。基板の印刷には『1509-24 PCB Ver1.0』『E156176』とあります。
それでは改めてFSVXのコントローラー基板を見てみましょう。
Fsvx_06
パーツ実装面はこんな感じです。
で、裏面は…
Fsvx_09
こちらも『1509-24 PCB Ver1.0』『E156176』と印刷されています。基板としては、まったく同じですね。
で、まだ厳密にボタン同時押しなどの接続をしての比較はしていませんが、基板が同じということは普通に考えれば動作も同じなので、遅延云々の動作についても同じと思われます。
それと、FSVXをPCで使うにあたり、Not digitally signed様のドライバーをインストールして使えるようにinfファイルを編集したので、それを置いておきます。
Windows 7用x360c.inf
Windows XP用x360c.inf
Windows 7(32bit)とXP(32bit)用のみ作ってみました。上記のファイルをダウンロードして、morii様のところからダウンロードしたドライバーのinfファイルと置き換えて使っていただければ問題ありませんが、ファイルの使い方などの質問はご遠慮願います&ご利用は自己責任にてお願いします、わかる方のみどうぞ。自前でinfを編集する場合は、FSVXのPIDがF503なのでそのあたりの記述を追加するだけですね。
一応動作確認はしていて、問題ありませんでしたが、自己責任でのご利用をお願いいたします。

ざっくりと見てきましたが、以上のような感じです。
購入後の標準状態でもそこそこ使えるコントローラーです。でも、ちょっと手を入れて…となると半田作業は必要になるけれど、さほど難しくもなくボタンとレバーを換装できそうですよ。それでいて定価6980円なら高くはないんじゃないでしょうか。レバー・ボタンを換装するとなると追加でざっと2000~3000円ほどの出費になりますが(工具は別途必要です)、それでもRAPVXを買ってそのまま使うとかセイミツ化して使うよりも安上がりです。
要するにこのファイティングスティックVXは、標準でそこそこよくて改造ベースとしても実によくできていると思います。
旧来のRAPやFSから世代交代した今回のRAPV系やFSV系は、ボタン配置以外は、よくできているコントローラーだなと思いました。それで、RAPVXほどまでは必要ないとか、手に入らなかったけどまずはアーケードスティックタイプのコントローラーを欲しいという人は、FSVXを買ってみてもいいんじゃないでしょうか?
なかなかにいいものだと思ったのでおすすめですよ。


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コメント

コメントも初めてであつかましいですが
.infファイルがとても助かったので
感謝の気持ちを伝えるためにコメントをさせていただきます。
かなり前の記事ですが本当に助かりました
ありがとうございました。

投稿: とおりすがり | 2012年3月18日 (日) 22時21分

とおりすがりさん
コメントありがとうございます。
レスが遅くてすみません。
infファイルについては、HORIやMadCatzのソウルキャリバーVスティックのものもいずれ追加しようかなと思っています。Windows 7 64bit用のinfなら書けてるんですが、掲載はもうちょっと後になりそうです。
何はともあれ、こんな拙い記事のファイルでもお役に立てたなら幸いです、ご覧いただきありがとうございます。

投稿: 釘町阿梨 | 2012年3月22日 (木) 23時50分

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