ファイティングスティックV3を分解してみた
※分解や改造、換装は自己責任でお願いします。本記事を参考にされてなにかあっても当方は一切関知いたしません。
お約束の前置きはこのくらいにして。
ホリのファイティングスティックV3をリアルアーケードPRO.V3との比較を交えて分解してみました。
まずはRAPV3のコントローラー基板から。
各ボタンへの配線がホットボンド止めです。ホリ、ホットボンド大好きだな…。
コネクターを抜こうとしたら事故発生w
なんで受け側の樹脂ごと抜けるしwww
(このあと、一応ちゃんとくっつけて直りました)
部品面。
なんだか知りませんが、ナイフ傷っぽい痕はもともと入っていました。なんなんだろう、これは?
で、FSV3を分解。底面のネジ7か所を外せば底板が外せます。
とってもかんたんだ。
底板を外したときの全体図です。
…?
RAPVXとFSVXのときとは違って、RAPV3とFSV3は基板が違うようです。
これは期待がもてますね。(棒)
ボタン配線基板のアップ。
コントローラー基板から配線が来て、それを連射スイッチ基板へ落としているイメージです。
逆かも。わからないけど普通に考えたら連射スイッチへ落としていると想定してよさそうな気がします。ファストン端子化するときはある意味では楽かもしれません。配線材を追加しなくても、基板から切り離した線の先にそのまま端子をつければ良さそうです。
コントローラー基板です。
RAPV3のそれとはまるで違うもののようです。
これはRAPVXとFSVXが同じ基板だったので動作もほぼ同じだった、ということにはならなさそうなので…このFSV3は、遅延具合が結構ひどかったRAPV3との比較が楽しみです。
レバー配線のハーネス化とボタン配線のファストン端子化したら遅延比較の実験はやってみるつもり。
FSV3のコントローラー基板の部品面ですが、どう見てもRAPV3の基板とは別物ですね。なんでわざわざ違うものにしているのかは謎ですが、FSV3専用の基板のようです。実際に基板の印刷にもそうあるし。
レバー部のアップ。これはFSVX同様にホリレバーを外せば簡単にサンワレバーやセイミツのLS-55-01あたりを取り付けられそうです。
ガワそのもののつくりとしてはFSV3とFSVXは結構似たものというかほとんど同じなのですが、まさか360用と違ってRAPV系とFSV系で基板が違うとは思いませんでした。そんなわけでわくわくしながらPCに接続してみましたが、FSVXより遅延してるっぽいのは当然として、RAPV3との体感での比較は微妙な感じでした。今のところ何とも言えません。じっくり比較している時間もなかったので。確かめるなら、ちゃんと実験してみるしかなさそうです。
FSV3は改造用のケースとしてもわりとよくできていると思うので、RAPV3までは買わないよという方や、とりあえずゲームセンターの筺体のコンパネ風のコントローラーが欲しいけど高いのはちょっと…という人が、ジョイスティックを体験するというレベルで購入するならわりとおすすめかもしれません。値段も実売で5000円を割るくらいで売られているようですし。仮にセイミツ化したとしても部品代が3000円かからない程度なのでそれだけで操作性がぐんと向上するのだから改造するのもありだし、作業はRAPV系のレバー・ボタン換装よりも面倒くさいですが、一度換装してしまえば(そうそうないとは思いますが)レバー・ボタンの交換やメンテナンスが楽になります。
以上、こんな感じでした。
セイミツ化はパーツは揃っているのでそのうちやります。
なかなか時間がないのですよ(涙)。
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