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2010年7月 4日 (日)

とびだせ大作戦(違

3Dテレビが話題になっていて、うちの部署にも保守対応時にこれこれこんなことに気をつけろーといったような通知が回ってきました、うちの扱いはPCなんですが、3D機能搭載だとかで。
まだ保守依頼自体は来ていませんが…っていうか来ないでくれー、修理自体本当は発生しない方がいいんだよー、食いっぱぐれちゃうからアレだけど、機械故障なんて本当は発生しないに越したことはないんです、家庭用機はメンテナンスフリーじゃなきゃ。ま、そういう万一のときのためにわたしらみたいな保守対応員がいるわけですが。

それはさておき。

さて、3Dテレビなんですが、ぶっちゃけあまり期待はしてませんでした。で、実際に見てみて予想通りだったので、まぁ、こんなもんかと。
基本的には飛び出しません、引っ込みます。
そこらへんはコンテンツ次第なんだけど。
要するにデモコンテンツとかのつくりがしょぼい(言うかー?)から、引っ込んで見えるんじゃないですかー?と。モノによってはちゃんと作ればちゃんと飛び出して見える効果を得られるのは知ってるんで。
アトラクション的面白さはあるけど、映像の綺麗さを見ようとか、映画の画作りをしっかり堪能しようという場合においては、3Dの効果はノイズですね(って、言い切るか…)。
んで。
3DサンダーセプターIIやザクソン3D、スペースハリアー3D、アウトラン3Dにメイズウォーカーなんかで経験して、当然当時キャプテンEOなんかも見に行ってる世代的には、今更何を騒いでんの?ってくらいなんですよね。液晶シャッターとそうじゃない方式での差はあるわけだけど、だからって立体視の見え方に変わりがあるわけではないなーというのが実感。まぁ、シャッター方式だと像が薄暗くなるという副作用はありますけど(それを防ぐためにモニタの明るさを上げたりしてやるって調整はありです)。シャッター方式ではないタイプならキャプテンEOがそうだしね。
色彩があまりなくて良いなら、昔懐かしの赤青メガネでもいいわけです。最近だとSEGA AGES2500のスペースハリアーIIにおまけで付いてきてたスペハリ3D用メガネなんかがそうですねー。
赤青はさておいて、液晶方式が流行らなかったのはシステム的にコストがかかるからじゃないかと。液晶メガネもアダプターとの接続が必要で面倒くさいですし。LDなんかでも立体視のシステムがあったはずだけど、たしかX68000でも似たようなことやってなかったかな?ですが、あんまり流行らなかったのは、高かったからという問題があると思いますよ?敢えてここまで出さなかったけど当時のファミコンだって液晶シャッターメガネ方式の3Dシステムを出してましたしね。スーファミ以降、セガでいうならメガドラ以降、そういうのが出なかったのが、一般受けしなかったからってことなんじゃないかと。

で。
今、3Dがこれだけもてはやされてるのは、液晶シャッター方式とは違って、メガネ自体にそういう電気的仕掛けが必要なくなったからじゃないでしょうか?というか、キャプテンEO当時、液晶シャッターじゃないメガネで立体視できるんなら家庭用機にもこういうのが導入されたらいいのになーと思ってはいたんだけど、なんやかやであれからおおよそ23年、ようやくそういった土壌ができましたってことなんじゃないかと。でもねぇ、物珍しさとしてときどき経験する分にはいいけど、しょっちゅう見るものじゃないよねとは思います。
うちは買わないなぁ…機能的におまけで付いてくるなら買ってもいい、程度のものですね。

そういえば3DサンダーセプターIIで思いだしました、当時忠実屋フランツ(懐かしいなー)のナムコランドに設置されていた3DサンダーセプターIIは純正の3Dメガネだったんだけど、それから10年以上後でトライタワー(復活前の古い方)で設置されていたときは、3Dメガネが純正じゃなくてファミコン用のものが接続されてましたね。単純にステレオシャッターだから動きます。で、わたしも昔3DサンダーセプターIIの基板を持っていたことがあったんですが(手放したのをかなり後悔してます…入力系のD/Aコンバーターも自作したのに…モデルIIほどじゃないけどクソでかい基板だったので保管場所に困って売ってしまいました…残念)、それも3Dで遊ぶ時はセガマークIIIの3Dメガネを使って遊んでましたね。これが結構効果あって面白かった。上の方で言ってることと違うじゃんか!って、そんなことはないです、アトラクション的効果は認めてるけど、ゲームとして画面をじっくり堪能するとかドット単位でとか考え出すと立体視の効果って邪魔にしかなりません。解像度とか立体視のシャッターの速度の問題はあるんでしょうけど。基板上のディップスイッチで3Dに設定して、基板についてるステレオミニプラグに3Dグラスを接続するだけで堪能できたのは面白かったですね。原理的に一緒だから出来なくはないだろうと思ってたとはいえ、できちゃうもんだなぁ、と感動したものです。
余談ですがその3DサンダーセプターII、2D設定にしてメガロ50で営業させてたことがありました。立体で見える迫力も捨てがたいですが、50インチで見るサンダーセプターIIはめちゃくちゃすごかった。感動モノです。物珍しさからかインカムそこそこありましたね、ただ、難しいゲームなので長くは続かなかったですが。

マテ。
ハード的にできる下地はできたってことは…バンダイナムコのダメな方(ひどい呼び方だなぉぃw)は、今こそ3DサンダーセプターIIを家庭用ゲーム機に完全移植する絶好の機会ですよ?やれー、やったら買うから。あのゲーム激ムズですけどね。面白いゲームなんだけどなぁ、いかんせんマイナーだから。ストーリーも格好良いしシステムも良いんだけどな。ゆけ、ジムリッター!駆けろ、ジムリッター!ってか。2Dハードでの3D表現だけど、ちゃんと距離計算とか空間の計算もやってるみたいで、フルアクセルでもできるだけ直線で飛ばないと燃料が足りなくなるとか、自機のショットの弾道もスペハリみたいに常に正面に飛んでいくんじゃなくて機首を向けた方向にショットが飛んで行くから、そういう意味での操縦技術を駆使して進んでいくって意味でも面白いゲームだったんだけどなぁ。筺体付属のNASA操縦桿式アナログコントローラーまでは再現しなくていいですけど(プレイしづらいので)。基板買ったときは普通にコントロールボックスのコンパネのレバーでやってましたけど、センターが取れなくて難しかった記憶が。慣性もかかるし、難しいゲームなんですよ。ブラスターはできれば連射装置欲しいですね。ないとつらいです。ほぼ完全パターンゲームだけど、やりこめば結果はちゃんと返ってくるので面白いんですよ、最近そういうゲームあんまりない気がするなぁ。
それからスクエニはとびだせ大作戦をいまこそリメイクしてだな(もういいって?)。


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