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2010年7月17日 (土)

気になって調べてみた今更ながらのMDR-CD900STとMDR-7506/MDR-V6の主だった差についてのメモ

きっかけはうちのMDR-CD900STも一個持ち歩き用にコードの長さを詰めて、というのはまあいいとして、折りたたみにしてみたいなーという単純な好奇心から。

初めはMDR-7506/MDR-V6が折りたたみだし、肝心の音の部分はユニットが違うからだろう、その肝さえ外さなければヘッドバンドは交換しても大丈夫?->じゃあ7506買ってニコイチで折りたたみにしちゃえばいんじゃね?という発想に至ったわけですが、そこは分野が違うとはいえ修理屋さんなので、サービスマニュアルが手に入れば部品単位で折りたたみ機構を手に入れられるかも、CD900STも蝶番にあたる部分はそのまま組み込める構成になってる様子なのに気がついたので、部品番号を調べてみよう、となりました。
じゃあ、ってことで『MDR-7506 Maintenance Manual』だとか『MDR-7506 Service Manual』でぐぐってみたら…わりとあっさりPDFが手に入りましたw
(7506とかを買えば付属してるらしいですけど)
そんなこんなでMDR-V6の方にも興味がわいたので調べてみたら、こちらも手に入りました。
ネットは広大だわ…(違
CD900STのは残念ながら見つかりませんでしたが、たぶんこれも調べればどっかにあるんでしょうね。いろいろ検索してみましたがこれはちょっと断念。ただ、CD900STに関しては主だった補修部品はメイクアップ・カンパニーさんやサウンドハウスさんなどで手に入るので、特にサウンドハウスさんなら品番も書かれてる…ということで、参考にさせていただきました。

それぞれ音のキャラクターが違うということで、わたしはMDR-CD900STしかもってなくて7506やV6の音は聞いたことはないんですが、それぞれの部品番号を見ればどういった差があるのかは聞いた人にはわかるんじゃないかなーと思った次第。
で、ぱらぱらとPDFとサウンドハウスさんのページを見て、音質的に関係ありそうな部分の差だけをメモっておいてもいいかなーと思ったのが今回のネタ。
さすがにこれだけの機種なのですでにどこかでやられてそうな気がするんじゃないかってことで調べてみたけど、品番を出すレベルで比べてるところはなかったので、覚書として残しておこうということです。

7506とV6のサービスマニュアルを比較して、重要なところでまず気がつくのがドライバー。
CD900ST:1-542-492-31
7506:1-542-492-11
V6:1-542-492-11
品番で見ると、7506とV6は同じものですがCD900STはドライバーそのものが違います。
次に音質的に影響の出そうなのがイヤーパッド。
CD900ST:2-115-695-01
7506:X-2113-124-1
V6:2-115-668-03
…各機種ともに違いますね。7506とV6は実機を見たことがないので何ともいえませんが外枠だけではなくドライバーユニット部分のメッシュ地のところの厚みなんかも違う部品のようで、ここらへんがそれぞれの音のキャラクターに影響していそうな部分に思えますよ?
ちなみにウレタンリングは各機種共通で2-113-149-01でした。
それからハウジング。
CD900ST:不明
7506:X-4941-333-1(LEFT)/X-4941-334-1(RIGHT)
V6:X-2113-114-1(LEFT)/X-2113-113-1(RIGHT)
CD900STのハウジングは単体で購入できるショップがいくつかあるものの、品番を出しているサイトが見当たらないため不明でした。しかし、これは各機種ごとに違うでしょうから、これも音質やキャラクターの違いにつながってくる部品だと思われます。
それから、ケーブル。
CD900ST:1-574-171-13(標準プラグ付きコード)
7506:1-580-792-21(ミニプラグ付きコード)
V6:1-580-792-12(ミニプラグ付きコード+標準プラグアダプター)
ちなみに7506とV6の標準プラグアダプター単体は共通で1-506-589-11でした。
上記以外のハウジングまわりやヘッドバンドなどの部分は7506とV6でほぼ共通で、CD900STはこれまた品番がわからないものの、その二機種とは多少違う部材で構成されているはずです(そもそもヘッドバンドそのものが違うしね)。
気になる主だった違いというのは以上です。

で、折りたたみ機構のある部分は、
X-2113-101-1 SLIDER(LEFT)ASSYとX-2113-102-1 SLIDER(RIGHT)ASSYで、これらは7506とV6共通です。ソニーサービスセンターに問い合わせたところ在庫はあって購入もできるということなので、お願いしました。お値段は1本1150円?だったかな、左右1本ずつで2本になるので2300円くらいでもしかするとCD900STを折りたたみできるようにカスタマイズできてしまいます。

とりあえず本記事のパーツナンバーなどはおそらく現行品と思われるもので記載していて、7506のバージョン違いとかには考慮を入れてないので、そこらへん不満な方は調べてみて、結果を教えていただけたりご指摘もらえると幸いです、適宜訂正します。
また、CD900系機種の比較において、具体的にわかりやすかったサイトがありましたので紹介リンクさせていただきたいと思います。
InternetStationさん
もしかしたら機会があれば7506やV6を買うかもしれないというときに参考にさせていただければと思っています。
内容もうちと違って(あたりまえか)、よくまとまっていて、わかりやすくて読みやすい良いサイトでした。
CD900STを買ってみたいけど値段が…とか、7506やV6に興味のある方は参考にされてはいかがでしょうか?

そんなこんなで、ちょっとしたきっかけから興味がわいた各パーツの比較メモはここまで。
CD900STの折りたたみ化がうまくいったら工作手順とともにまた載せていければと思っています。
ヤフオクなんかでCD900STを探すと折りたたみ改造やカールコード改造を施して売りますという業者の方もいるようなので、出来なくはないんでしょうね。それがスライダーのパーツのみでできるのか、それ以外も取り寄せなきゃいけないのかは、手元にパーツが届けばわかるだろうから、パーツが届くのが楽しみです。


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ヘッドホン類・アンプ類」カテゴリの記事

コメント

CD900STの折りたたみ化ですが、7506とはバンド部が違うので、内部の金属部品の形状が異なっています。
なので7506のスライダーは流用出来ません。
ヤフオクの業者さんの改造は無理やりって感じでしょうか

投稿: 通りすがり | 2010年7月17日 (土) 15時12分

通りすがりさん
コメントどうもです。
流用不可ですか…部品取り寄せしてしまいましたねー、どうしようかなぁ…。
届いたら分解してみようと思っていたんですが、ひとまず手元のCD900STのスライダーを取り外してみました。バンド部に通す部分の金具を見てみましたが、いわゆるヘッドバンドASSYそのものに差があるからか、それともBAND,HEADかCUSHION ASSY,HEADが違うのかがPDFと見比べただけではわからなかったので、パーツが届いたら寸法測ったり比較したりしてみて交換を試してみようと思います。
実際にバンド部のパーツの比較写真でもあれば試さず納得できもするのでしょうが、そういう資料がどこにもないので、やってみないと何とも言えないなーと思っています。
7506/V6のスライダーをCD900STのヘッドバンドに入れてみて、無理があるようなら元に戻しますし、常用できそうならそれはそれで満足できそうなので、いずれにしても試してみるまでは何ともいえなさそうです。
せっかくご助言いただいたのに踏みとどまれずすみません。

投稿: 釘町阿梨 | 2010年7月17日 (土) 21時39分

はじめまして、MDR-7506の保守部品の情報を探している最中にたどり着きました。

MDR-7504というのは、MDR-CD900(無印)が現役で販売されていた時代の廉価モデル『MDR-CD500』の海外版らしいですよ。

これは私の勝手な推測ですけど…上級モデル『CD900→7506→V6』に対応した廉価品『CD500→7504→V4』という感じの商品展開になっているのだと思います。

CD900の廉価モデルにはMDR-CD700という機種も存在するのですけど、こちらはドライバーやケーブルの仕様を変更して折りたたみ不能にした物なので外見上は現在のCD900STとソックリです。

(もしかして…コストパフォーマンスに優れたCD700の品質を向上させて、CD900に匹敵する音質にしたのが現在のCD900STなのかな?)


《追伸》

…私が現在でも愛用し続けているヘッドホンMDR-Z900(無印の初期型)の事なのですけど…

SONYが『フラッグシップモニター』と宣伝して、レビュー記事やヘッドホン愛好家達から『低音が強過ぎてモニターには使えない』『篭る』と評価されていたこの機種は、ちょっとした改造をすると低音が激減してモニターヘッドホンらしい音になるのですよ。

ドライバーの前面に貼られている2つの音響パーツ『ウレタンポンジ』と『前面レジスター』を剥がしてしまうと、低音の音量と篭り感が激減してモニターらしいすっきりした音になるのですよ。

この状態でも低音はMDR-7506より少し強い音圧で出ていますけど、一般向けの民生モデルとしては十分過ぎるほどフラットに近くバランスの良い音に変わります。

もしかすると…当時の開発担当者がMDR-CDシリーズのアンケート結果『リスニング用に使うには低音が弱すぎる』という苦情に対処しようとして音響パーツを追加し、結果的に本来のモニター系とは掛け離れた低音バカスカなDJモデルに仕上がってしまったのかも知れませんね。

投稿: 野良犬 | 2012年1月 5日 (木) 13時56分

野良犬さん
コメントありがとうございます。
掲載・返信が遅くなりすみません。
7504、CD500ってハウジングがCD900STなどと違って真円のものですね。実物は見たことないです、興味ありますが手に入れるのは大変そう…というか、CD900STで満足できてるので買えても買わなさそうですが…。
CD700は画像を見ると確かにハウジングからヘッドバンドへのケーブル処理以外はCD900STの原型といってもよさそうなつくりなんですね。
現状、部材が例の洪水の影響で生産が止まってしまっているようですが、このままディスコんなんてことにならずに生産再開されてほしいですね。
CD900STのことだから、そこは問題ないと思いたいところですが…。

Z900は初期のものではないですが無印と、その後のZ900HDを聞いたことがあります。Z900HDがあまりにも低音が薄くて別物だったのは印象的で、これは後継とは言い難く、Z900愛用の人は難儀しそうだなぁ、と思ったですよ。
パーツをはがしたりイヤーパッドを変えたり詰め物したりすると音質が変わるのは面白いですよね。
今回の次の記事でも書いているように、ヘッドバンドの側圧が変わることですら音が変わってしまうので、個人的にはそういった改造は開発者の意図した音質から外れてしまうことからあまり好まないんですが(個人で使う場合はもちろん嗜好品なのでカスタマイズはありですが、まずは開発意図を汲んでその音で聞きたいというのは当然だったりするので)、ホビーの方向性としてはそういったパーツの付加・削除やリケーブルなどといった改造は面白いと思いますね。
ただ、それで聞いた音については、もはや元機種の型番を出して語るべきではない、とも。
プラグですら音が変わってしまうので、なかなかそのあたりは難しいものです。
また、モニター用=低音薄いというのも結構な偏見だなぁと思っていたりもして、CD900STって言われているほど低音が出ていないとは、わたしは思わないんですよね。確かに他の一般のリスニングヘッドホンに比べれば薄いですが、現実の低音ってそんなにがつがつ厚かったりどんどこいうわけじゃないですしね。CD900STでも出るべき低音はきっちり出てるとわたしは思うので(EX800STなんかだと盛ってるかな?という印象ですが、ソニーじゃないんだけどポニキャンのスタジオへ行ったことがあって、モニタールームだとああいう音なんだというのも理解できます)。
化粧されて低音がどかどか出る音が好きという人もいるし、そこは好みの問題でもあるのでいろいろあっていいと思うんですが、個人的にはやっぱりCD900STやEX800STの音は地味だとかあっさりしてると言われても好きですね。
ときにはSRH840みたいな、さらっとした上品な音も聞きたくなりますが、あれはモニターというにはどうかなー?と思ったりもしますね(苦笑)。音はCD900STとは別方向でとてもいいんですけどね。

投稿: 釘町阿梨 | 2012年1月21日 (土) 07時29分

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