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2010年7月20日 (火)

MDR-CD900STを他の系列機のように折りたたみにしてみるテスト

前回の記事MDR-CD900STと現行の各系列機の差を調べてみましたが、そこで気がついた『スライダーのパーツをMDR-7506MDR-V6のものからCD900STに移植すれば、MDR-CD900みたいにCD900STを折りたたみに出来るんじゃね?』という、いかにも素人くさい発想から、実際にやってみました。
前回の記事でいただいたコメントで、バンド部の形状がそれぞれ違うので流用できませんとあったので若干の不安はあったのですが、やってみないと気が済まない性格ゆえにひとまず試してみました。

発注したのが16日(金曜日)で、入荷したと連絡があったのが18日(日曜日)だから、ソニーの対応はえらい早いと思います。凄くありがたいですね。
で、19日(月曜日)、連休だったのでサービスセンターに取りに行ってきました。
こんなんです。
Mdrcd900_slider_01
ラベルでお分かりいただけるかと思いますが、とにかく対応が早い。それと部品の機種名を見てびっくり…MDR-CD900は、まだ生きてます。なんか、すごい、胸が熱くなる…音を聞いたこともない機種なのに、その血が受け継がれていくんだなぁ、なんて…こちらは7506またはV6用のつもりで頼んだのに、なんだろう、この感動。
Mdrcd900_slider_02
そして実際のパーツ。
なんかCD900ST用と比べてえらい湾曲してます。
微妙に不安です。前回の記事にいただいたコメントの、使用できませんよ?という忠告が頭をよぎります…ダメだったらどうしよう?つーか、ダメもとで出来たらラッキーくらいの気持ちでやろう、と、サービスセンターでパーツを受け取って形状を見た時点で気分を切り替えましたね。おかげで工作時は結構気が楽でした。
Mdrcd900_slider_03
こちらがパーツのラベルそのもの。
やはり機種名はMDR-CD900が筆頭でV6がありますが、以下、V4、7504と、馴染みのない機種が続きます。
??DJ用の機種かなんかでしょうか?
Mdrcd900_slider_04
左がCD900ST用、右が今回手に入れた保守パーツです。CD900/V6/7506用は、かなりRがきついですね。側圧きつくなりそうだなぁ…。
Mdrcd900_slider_05
内側にあたる向きから見たところ。
やっぱりえらくまるまってます…これ、本当にCD900STのヘッドバンドに入るんかいな?
ただ、見ていただければわかるように、湾曲してるだけでモノとしては折りたたみ部分以外は同じなので、うまいこと叩くなり伸ばすなりしてCD900ST用のようにぺたんこにしてやれば…というのも考えましたが、まずは無加工で投入してみよう、と思いました。
ちなみに全然関係ないですが、わたしのCD900STのスライダーが若干歪んでいたこともあっていずれ交換しなきゃダメだなぁと思っていたので、これでうまく使えたら特にこのままでもいいかなぁ?なんて思ったりもしていました。
Mdrcd900_slider_06
工作時の参考までに撮影。
左と右のCASE ASSY,CLICKの中身はこんな風になっていて、まんなかにSPRING COMPRESSIONが入っていて、その上にSTEEL,BALL 3が乗っかっています。これがスライダーの段階的固定を可能にしているパーツなんだけど、分解時にすっ飛んで行って無くす恐れの高いパーツなので、作業時は気をつけないとダメだな、と思いました。
Mdrcd900_slider_07
差がわかりやすいように、左側だけ交換してみました。
…すごい湾曲してる、ってか、歪んでる(苦笑)。
そりゃ、あれだけRの付き具合に差があれば当然かな。
Mdrcd900_slider_08
そんなわけで両方交換してみました。
バランス取れて良い感じ、だけどCD900STというより、確かに7506やV6で見たことのあるシルエットに近い感じになりましたね。元祖CD900もこんな感じだったんでしょうか…興味はあるけど、もう手に入らなければ聞くこともできない機種なので…。
Mdrcd900_slider_09
ちょうつがい部分はちょうどこんな感じになります。
CD900STのデフォのパーツのままでおk、無加工で取り付けることができます。やることといえば本当にスライダーの交換だけです。切ったり削ったりの樹脂加工や電気的工作も一切不要。
で、やってみた。
Mdrcd900_slider_10
おぉー。
MDR-CD900STが、写真でしか見たことがない往年のMDR-CD900みたいに、折りたたみになってるよー。
結構使い込んでる個体なので、ハウジングがぼろいとかいう突っ込みは勘弁願います(苦笑)。
折りたたみは機能や音質的にはかなりどうでもいいことなんですが、なんか感動です。これは良いかもしれない。
Mdrcd900_slider_11
おぉー。
良い感じです。
CD900STがコンパクトな持ち運び仕様に。
あとはコードの丈を詰めるだけだ…というか、このCD900STは元に戻して、他のストックの個体を持ち歩き用にスライダー換装してコード詰めようとか考えてます。そうすればこの個体にそっちのスライダーを移植して修理完了って感じにもできるし…どんだけこの機種好きなんだよw…って感じですが、現実的な価格でかなり良い音のする機種なんだから長く使いたいと思うのも当然でしょう?ってことで。
Mdrcd900_slider_12
7506やV6を使われている方には常識かもしれませんが、スライダーはこのあたりまで伸ばすとちょうどよく折りたたむことができますね。良い感じです。

わかってます、業務仕様でわざわざ可動部分を減らして耐久度上げてたりするのに(スライダー自体のRがゆるめなのも音質と側圧の問題とか使い勝手の面でのチューンなんでしょうね)、なんでわざわざ家庭向けにデチューンしてんのよ?って話は…でも、CD900STを持ち歩きにしたいと考えると、やっぱりこう加工したくなってしまうよ?というわけで、確かにいただいていたコメントにあったとおり、若干むりくりっぽい気がしなくもないですがちゃんとヘッドバンド内におさまって、スライダーの調節のときも特にストレスなく使えているので、これで問題ないかな?という気がしています。
ただ、音質的にも若干変化があった?と思える部分があるので、それも感想として残しておきます。
側圧が強くなったのが影響してると思うんですが、低音が結構濃ゆく聞こえるようになった気がします。先日ウレタンリングとイヤーパッドを交換したのも効いているとは思うんですが、それだけのときはまだここまでではなかった気が…スライダーを元のというかCD900STの仕様のものに戻せばわかるんでしょうが、今回はそこまでは試していません。
なにせ交換した方のホールド感が、確かに側圧若干きつくなった気はするけど、このホールド感、悪くないなぁ…という感触なので。
つまりCD900ユーザーの人はこういう装着感で…とか妄想すると鼻血出そうだ(苦笑)。ウレタンリングが各機種共通なのは前回の記事でわかった通りなので、イヤーパッドをそれぞれの機種のものに交換してみて調整して探っていくというのも面白いかもしれない…なんて考え始めてるあたり、まずい兆候が出てるなぁと、われながら心配です(苦笑)。

ダメもとでやってみたテスト的な換装だったんですが、まずまずの結果で個人的にはおkです、問題なし。
これでCD900STを一個、持ち歩き用に加工する踏ん切りがつきました。いや、まあ、加工しなくてもいままでそのままで入るタイプの袋に入れて持ち歩いたりしてはいたんですが、さすがにコード長いのはちょっと使いづらいなと思っていた部分もあり、それと携帯時に折りたためたら…それっぽい機構の名残りはあるのにできないのが残念と思っていたので、なんとか出来てしまってうれしいです。
さて、コードの丈詰め用のステレオミニプラグを選ばないとね…あんまり音質面に影響ないものを探してたり。これも一発で決まればいいけど、色々悩みそうな気がしています。難しいですね。


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ヘッドホン類・アンプ類」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。
なんとなく似た傾向の趣味なので毎日覗いているわけですが、特に器用なのがうらやましいです。
MDR-CD900STは現在は販売されていないようですが、わたしはZ700が気に入っています。
先日、ゲーム機のiPod Touchが故障でリペアセンターに引き取られ別製品に交換されて戻ってきました。アップル(アップルジャパン?)には修理部門が無く修理ではなく交換となるようです。結果は、バッテリーの寿命ということでしたが、指摘部分は直っておらず「仕様」としてあきらめるか、ごねるか考慮中です。交換品は新品ではなく、再生品のようです。
バッテリーくらい簡単に交換できる(半田不要)のに、開腹さえしていないようです。
では。

投稿: mipod | 2010年7月23日 (金) 09時58分

mipodさん
どうもです。
器用じゃないですよ、実はかなり不器用なのでかなり苦労しています(涙)。
MDR-CD900STは普通に販売されていますよ。おそらくこれからも販売継続されるでしょうし、継続されないと困るでしょうし。『変わらない』ことが必要とされる機種なので、モデルチェンジされることもないはずです。

アップル製品はよくわからないですが、製品交換対応の場合は、基本的には構造がはめ殺しで分解すると外観的にもとに戻らないから分解修理しないですとか、バッテリー交換とはいえ分解の手間とコストが見合わないから製品交換で対応するなど、メーカーや製品によって対応姿勢は様々です。
ユーザーレベルで「なぜこれができるのにやらないのか?」と思えるようなことでも、メーカーの理屈では合理的だったりすることはよくある話ですね。
また、修理対応や交換対応の場合は再生品が使われることはよくあることですね。

投稿: 釘町阿梨 | 2010年7月24日 (土) 02時06分

 MDR-V4・MDR-7504というのは、CD900の廉価モデル『MDR-CD500』の海外版派生モデルの型番ですよ。

 上位モデルの『CD900→V6→7506』と同じような感じで、『CD500→V4→7504』という派生モデルになっているらしいです。

(これはちょっとした豆知識)

 CD900STの折りたたみ出来ない仕様やヘッドバンドの曲がり具合など外見的な特徴は、元祖CD900の廉価機種『MDR-CD700』にソックリなんですよ。

投稿: 遊び人の銀次 | 2013年2月18日 (月) 03時56分

遊び人の銀次さん
コメントありがとうございます、公開遅くなりすみません。
なるほど…コード的に型名にも命名の法則があるんですね、そうして見ていくとヘッドホンだけではなくイヤホンなども興味深いですね。
そしてCD900STのヘッドバンドですが、もしかしたらそのCD700のパーツが仕様的に流用されていたり…とかもあるのかも?でしょうか。
そのあたりは今となってはわからないところかもしれませんが、CD900STについては、現在でも生産が続いていて、多少の変化はあれど、基本的にはいつまでも流行りに流されない音を提供してくれている…というのはありがたいことですね。
ともあれ、型名の法則、教えていただきありがとうございます。こうして見てみると面白いものですねー。CD900STは、これからも変わらず作られ続けてほしいですね。

投稿: 釘町阿梨 | 2013年2月28日 (木) 23時43分

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