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2010年7月26日 (月)

MDR-CD900STを折りたたみにしてコードを短くしてステレオミニプラグ化してポータブル化してみた

※20100727追記
ソニーのヘッドホン、MDR-CD900STをどうにかして持ち運びに便利なようにできないかな?ということで、思い切ってコードの長さも詰めてみました。
折りたたみにする加工は前回の折りたたみ化スライダー換装の記事を見ていただければわかると思います。
というわけで折りたたみにする工程は割愛させていただきます、というか、今回は本当に結果こうなった…って感じのお話。
それだけではどうなんだろう?と思ったので、スライダー交換時の注意事項なんかもちょっとだけ。
まずはスライダー交換時にCASE ASSY,CLICK(左右ともに)を外すときの注意なんですが、これが一番の難関です。
ヘッドバンドの2本ある金具についているCASE ASSY,CLICKを外したり、またはその金具に通すのですが、そのときにCASE ASSY,CLICKをスライダーに押しつけながらゆっくり慎重につけ外ししてください。
そうしないと、CASE ASSY,CLICKの中に入っているSPRING,COMPRESSIONとSTEEL BALL 3がすっ飛んで行って無くす恐れがあります。この作業はかなり気をつけないと危ないですよ。取り外しのときだけではなく、取り付けのときも要注意。
Cimg2101
こんな感じで、本当は両手でしっかり押さえながらつけ外ししてみると上手くいきます。
CASE,HINGE部分など、他のどの部分も未加工でそのままで折りたたみに出来ます。
Cimg2102
それから、今回コードの長さを詰めた後で取り付けるプラグは、これを選びました。
Cimg2105
オヤイデ電気さんのP-3.5 SRHPです。
音質的な意味もあるんですが、注目したのはその形。
他の自作用プラグはミニプラグの根元がいきなり太いんですがこのプラグだと段階的に太くなるし、段差が付いているので、保護カバーを付けたDSiとかでもカバーに干渉することなく使えるということでこれを選びました。
ヒントはmh256のプラグですよ?
Cimg2306
要するにこういうことです…左が今回ミニプラグ化したMDR-CD900ST、右がmh256です。これならジャックの周りが狭い機器にも結構対応できます。mh256のは、同系機の他の機種がこういうプラグではないので、地味に見える部分だけど良い工夫してるなって思っていた部分です。
Cimg2310
配線の中身はこうなっていて、黒がマイナスで白が左、赤が右というように非常にわかりやすいです。簡単なはんだ付け工作ができる人なら、ちょっとがんばればCD900STのコードの丈詰めは簡単にできますので、ポータブル向けにステレオミニプラグに換装したい人はがんばってみると良いかも。自己責任でどうぞですよ?
完了後の仕上がりはこんな感じです。
Cimg2108
コード長は約1mにしました。
延長させたいときはMDR-EX90SLなどについてくるコード、単体ではRK-G111Sを使えばいいかなということにしました。音質的な影響はあるにはあるんですが、この際しょうがない、と。だから延長コードを挿んでも挿まなくても使える適度な長さということで1m。これがEX90SLなどと同様のショートリードで0.5mにしてしまうと延長がほぼ必須になってしまうし、1.5mだと長すぎるんですよね。ただしホームユースでは間違いなく短いので、家では今まで使っていた個体の方を今まで通り使うことになります。
ちなみにプラグの根元はこんな感じ。
Cimg2109
プラグ内でコードを被膜の上からかしめているのでずれることもないし、プラグとコードの根元の部分に特別な加工も不用でした。こういうのを気にされる方はヒシチューブとかで強化しておいてもいいのかもしれません。
ノーマルのMDR-CD900STとの比較はこんな感じ。
Cimg2107
持ち運びを考えると、やっぱり折りたためた方がいいのとコードを詰めてあるので収納とかはかなり楽になります。
折りたたみから広げて使用状態にしたところとの比較はこれ。
Cimg2110
うーん…スライダーの形状から当然わかっていたことではあるんですが、デフォのMDR-CD900ST(右)が縦長の楕円を描いているのに対して、今回持ち歩き用にしたMDR-CD900ST(左)は真円に近くなっちゃってるのがわかると思います。
つまり側圧上がっちゃった。
で、これが音質面に影響ないのか?というと、
比べてみたら大ありでした…_| ̄|○
低音がすごい盛り気味になって全体的に音が厚みを増して、CD900STのすっきりした音とは違うものになってしまいますた(涙)。
モバイル用としては外れにくさも考えるとこの側圧のきつさはありなんですが、CD900STの音を持ちだしたいというコンセプトでやってる話だからこれはNGだよねぇ…ということで、ヘッドバンドを叩いてCD900ST同様のものに近付けるべく平らにする工作はそのうち必須だと思いました。おそらく音質的にはそれで同等になるはずです。
ただ、興味がでてきたのは、MDR-7506とかMDR-V6はこのスライダーでこの側圧なわけで、スライダーのパーツ袋のラベルの記載からMDR-CD900もこういう側圧がかかっていたわけだから、だとするとそこに近くなった?として、むしろ喜ぶべきなのでは?なんて考えたりもしたんですが、それは違うだろう、と(苦笑)。
そりゃCD900は聞いたこと無いし興味のある機種ではあるけれど、今わたしが持ち歩きたい音はCD900STの音なんだから、ということでそのまま使う案は却下です。
近日中にスライダーを加工します(涙)。普段家でデフォのCD900STを使っていて、スライダーの位置は4が見えていて5が隠れているくらいの長さで使ってるんですが、それだと側圧がきつすぎてダメでした。7が見えるくらいでちょうどの軽さになります。音的にもデフォに近くなるんですが、それではダメだろう、と。
音的には他にもEX90SLと比べてみました。
結構硬めでかっちりした音のEX90SLに対して、低音を主に盛り気味になるのですごい重みと厚みが増してウォームな音だった…あれ?
便宜上テキトウな変換プラグをかましたデフォのCD900STとEX90SLとの比較だとやっぱりEX90SLは硬めの音ですが、なるほどCD900STがモデルでこうなった、というのはわかる音だなーと思います。これで慣れてしまっているとCD900STの音が柔らかめに聞こえてしまうかな?というのはありますね、でも、自然さとかはCD900STの方が上なので、やっぱり持ち歩けるならCD900STを使いたいかも、というのはありますね。EX90SLは販売終了したからできるだけ温存したいってのもありますし。
ただ、夏場は蒸すんですよね…_| ̄|○
作ったのはいいけど、秋まで出番なし?
いやいやいや、せっかくだから使います。
ポーチも買ったしねぇ。
Cimg2300
MDR-7506のマニュアルを見て注文したんですが、実際にはMDR-V6って印刷してありますね。
土曜に頼んだら翌日の日曜正午くらいに到着しましたと電話が入ったので取りに行ってきました。
Cimg2301
結構しっかりしたポーチのようで、そこそこ長持ちしてほしいなー、と。ダイソーかなんかでソフトケースを買って、それで使おうと思っていたんだけど、純正品があるならその方がいいかな?と思ったので買ってしまいました。1300円なら妥当かな?と。
これ、昔のだとSONYロゴの印刷がシルバーだったりしたようですが、わたしが買えたのは白でした。
実際に入れてみると結構いい具合におさまります、あたりまえですね。こうなるとV6や7506も気になってきます。

前からやろうやろうと思っていた工作だったので、ひとまず実現して満足でした。
あとは持ち歩いてガンガン使うしかー!ですね。


そんでもって…ここから先は、やっぱり側圧に我慢できなくていじりなおしたので追記ですよ?
まずはスライダーを取り外して、デフォのMDR-CD900STと同じようにぺたんこにします。
Cimg2302
あんまりやりすぎると今度は側圧そのものがゆるゆるになって装着感まで損なってしまう上に音質もかけ離れてしまうので、慎重にデフォのスライダーに合わせるように角度を比較しながら少しずつぺたんこに伸ばしていきます。
まぁ、全く同じに…というのは難しいんですが、ほぼ同様の音質を確保できればおk、という目標で。
左右のスライダーを両方とも調整して、組みなおした比較写真がこれ。
Cimg2304
どないでっか?
上の方に掲載した7506・V6用スライダーをそのまま取り付けたときの比較写真と比べてみてもらえれば一目瞭然ですが、デフォのCD900ST同様に縦長の楕円になりました。
で、聞いてみた。
ぉー、すっきりとしたCD900STの音に戻ってきましたよ。
そりゃあたりまえといえばあたりまえかもしれませんが、側圧が音質に与える影響って結構大きいんだなぁというのは一つ経験として得られたのは面白いです。
基本的にも何も同じ構成でドライバーも同じなのに、側圧が変わるだけであんなに音質が別物になってしまうとは…本当に低音盛りですごく厚みのある音になってたんですが、あれはかなりCD900STの音ではなかったですね。すごい濃かった。ああいうのが好みの方もいらっしゃるのでは?とは思うのですが、わたしはCD900STの音を折りたたみにして持ちだしたいという趣旨でこの換装をやっていたので、それはちょっと目的がずれちゃうな、という感じです。
ちなみにこの状態のスライダーで折りたたむとこうなります。
Cimg2305
ぁー、まぁ、しょうがないっすね。
コンパクトになることには変わりないし、別にたたんだ時のスタイルを優先しているわけではないですから。

ひとまずこれで本当に目的達成、という感じです。 ようやくこれで目的達成!といったところです。
実際はもう少し調整してみたい部分もなくはないですが、まずはこれで快適に使える状態になったので結構うれしかったりします。
HD60GD9ECとかの携帯音楽プレーヤーやDSiやPSPにも直接つなげられてかなり良い感じです。

まぁ、携帯音楽プレーヤーもHD60GD9ECがHDDタイプでそろそろ結構修理とか厳しいらしいので、考えなきゃいけない時期ではあるんですが…音は気に入ってるから本当はこれの後継機でSSDのタイプなどが出るといいんですがねぇ…。


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コメント

昨日オークションで質問しました。価格はいくらですか、よろしくお願いします。

投稿: hairbem | 2012年3月25日 (日) 08時36分

hairbemさん
意味がわかりませんが…オークションって何の?どこのことですか?わたしは現在オークションやっていませんが、何のことでしょうか?価格とは何の価格ですか?何か勘違いされてらっしゃいませんか?書かれている情報量がまったくないに等しい質問なので答えようがありません。そのためこのような返答になります、悪しからず。

投稿: 釘町阿梨 | 2012年3月25日 (日) 10時22分

 MDR-7506の補修部品に関する情報を探している最中、こちらのブログにたどり着きました。

 以前に見たある録音技師のレビュー記事によると、MDR-CD900STとMDR-7506を同じ側圧になるように調整すると低音の強さがほぼ同じになり、音質の違いが僅差になるらしいです。

 高音域・低音域のレンジの広さなどは微妙に違うらしいけど、全体的な音質がほぼ同じになって聴覚に優れた人じゃないと判別不能になってしまうほど似ているらしいですよ。

 (MDR-7506のハウジング内にCD900ST用の吸音材を入れると、音質の違いがほとんど無くなって判別がさらに難しくなる)

 私は以前からCD900STの赤ラベルに憧れていたので、こちらの記事の『スライダー部分は互換性があって流用可能』を参考にして手持ちのMDR-7506をハウジングだけCD900STの物に交換してしまう事を検討中です。

 自宅用として愛用するビクター『HA-MX10-B』の低音がわりと強く出ているので、低音が同じくらい強く出るMDR-7506の音量バランスの方が都合が良いのですよ。

投稿: 野良ベーシスト | 2012年12月30日 (日) 11時21分

野良ベーシストさん
コメントありがとうございます。
参考にしていただけたなら幸いです。
側圧は音質にかなり影響しますよね。それがよくわかったのが、この記事で書いている側圧の調整でした。まさかきつくなるだけで音質までぐっと変わるとはあまり考えてなかったんですよね。しかしよくよく考えてみれば音は空気を通して伝わるわけだから、その密閉度が上がれば伝わり方も変わる…ならば、その調整次第で似たような部材を使っている機種だと似通ってくるのは当然ですね。
わたしが別機種へのCD900STのハウジング換装は試みたことがないのと、ハウジング単体を購入したことがないので詳細がわからずすみませんが、ハウジング使えるとよいですね。
側圧がきつめのCD900STは、低音がかなりぐぐっと出るようになるので、それもなかなかよいなーとは思いました。個人的には元のCD900STのバランスが好みだったのでそれに近くなるように記事中でも調整していますが、低音を求めるなら側圧をきつめにするのはありなんじゃないかと思います。

投稿: 釘町阿梨 | 2012年12月31日 (月) 03時00分

ソフトケースの買い方が知りたいです。

投稿: Uターン | 2014年10月20日 (月) 20時48分

Uターンさん
ソフトケースはソニーのサービスに仕様(部品番号)を伝えれば手に入ります。
…が、おすすめしません。
長年使ってて外装の合皮が結構簡単にボロボロになって崩れてはがれてしまったので、今はわたしはCD900STは結構剥き身でバッグに入れて持ち歩いています。輸送時にこすれてヘッドホンに色移りしないような、染料で染められていない布製の巾着とかがあると良いのになーと思っています。自分で縫うしかないかな?

投稿: 釘町阿梨 | 2014年10月26日 (日) 01時06分

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