ただの日記です。過度な期待はしないでください。(~20100715)
MDR-CD900STの消耗品キットがとどきました。
さっそくイヤーパッドとウレタンリングを貼り替えてみる…お、装着感がしっとりとよみがえって、音もヘタってたウレタンリングのときよりダイレクト感が増しました。イヤーパッド自体はまだまだいけるかと思ってたんですが装着感がここまで変わっちゃうとわかると、適度に換えなきゃいけないものなんだなーと痛感。そしてたぶん音質的にはウレタンリングの交換が結構効いてるんじゃないかと思われ…ぼろくなってたのはイヤーパッドのあたりだけなので、修理に出さなきゃなぁなんて思ってたけど、パーツ取り寄せで自分で直すとより愛着がわきますね。
ユニットの左右のバランスなどもときどき見てもらうと良いかも、と指摘されたりもするので、一度点検に出した方がいいのかなー?と思ったりもしています。全然使い込んでない新品だけどMDR-CD900STならストックがないわけじゃないから、修理に出して困るかといえば困るわけではないはずですが、それはまた今度にしようかなーと。
んで。
消耗品購入、どこにしようかな?と色々調べて、こちらのお店にお願いしました。
メイクアップ・カンパニー
プロオーディオ用の道具を扱っているショップさんなんですが、ヘッドホンは唯一MDR-CD900STだけ取り扱いがあり、しかもメーカー正規代理店として、ケーブルの丈詰めや標準プラグからミニプラグへの変更などのカスタマイズも施していただけるようです。
届いた消耗品キットには、イヤーパッドとウレタンリングの交換方法が書かれたお店のお手製と思われるマニュアルが同梱されていました。すごいありがたいです。
次にMDR-CD900STを買うときはこちらにお願いしよう、と思いました。
携帯用に丈詰めしてもらいたいです、プラグもミニなら使い勝手よくなりますし。
持ち歩き用と家用で分けられてよさげです。
ときに『原音再生』とか、CDの目指したところはそこなんでしょうけど、原音ってなんだ?って話は長くなりそうなので軽く流す感じで。
わたしの場合は原音なんてその録音現場にいた人じゃないとわからないんだろうから、『原信号再生』というか、これも誤解を招きそうな気がするので、『収録信号を実直に再生』できそうな装置が良いなぁ、ってことで現在の構成に至ります。
異論は認める(そりゃそうだ)。
送り手・作り手の意図したものがディスクなりデータなりに収録されているという仮定を大前提として、それを高水準で出来るだけ機器側の解釈を挿まない再生ができる機器がいいなぁ、という試行錯誤は必要だと思ってます。だからときどきいわれる美音だとか、ヘッドホン愛好者の方によくありがちな『やわらかい音で聞きたい』とか『暖かみのある音が良い』とか、そういうのはわたしとしては論外だったりします。楽しみ方としては否定しませんけど、それを良いと定義してしまうのはおかしな話だってことで。
コンテンツ製作者や演奏者の意図を無視して自分好みの音にして聞くというのは歪んでる…って見方です。とはいえ、たとえ収録された信号に対して特性的にだったりで真摯に再現できたとしても、コンテンツ製作者の意図する再生機器が携帯電話だのiPodだのといったしょぼい環境だったりするとひどい録音だってことになったりもするから、これはこれでやっぱり作者の意図を無視してることにならないか?って言われると難しい問題なわけで。ただ、CDとして出ているものを聞いたりするには、やっぱりそれなりに環境を整えた方が解像度だったり音場感だったりは再現性が良くなるであろうという仮定のもとに組み上げたのが、今の構成だったりします。まだまだだとは思いますが、ひとまず満足しちゃってるのも事実だったり。紆余曲折はあります。必要なコストは当然かかりますが、むやみやたらに高額な機器を導入すればいいってわけじゃないこともわかってきましたし。だからといって高額な機器を否定するわけじゃないんですけどね、よっぽどのネタ製品ではない限りは高額な理由がちゃんとあって、それに伴った音が出ることもわかってるから。ただ、それはわかっている人がわかったうえで手にするべきものだろう、というようにも思います。
そういう考え方なので、DACについてもいろいろ調べていくうちにアップコンバートやオーバーサンプリングが信号にとってはマイナスなんだという解釈になったので、フィルターレスのノンオーバーサンプリングDACに行きついたというわけです。
わたしが昔聞いていて、一番お気に入りだったシステムのDACがNOS-DACだったというのも決め手だったりします。まさかそういうことだとは思ってもみなかった…「人間の直観は精密ではないが正確だ」とは、良く言ったものだと思います。
それでこちらの方が製作されたDACをオークションで手に入れた、というわけです。USBオーディオもそうですね。
47研究所のDACの説明に共感するとはいえオーバーサンプリングされた音を「死臭」とまでにエキセントリックなことは言えませんが、手元に届いたNOS-DACといまどきのDACを比較してしまうと、いまどきのDACの方は確かに生気を抜かれた味気ない音だとわたしは感じました。理屈で考えてみても確かに筋は通ってる、オーバーサンプリングすればきめ細かさや解像度は上がることは理解できますが、それはつまり元の信号にないものを足したり元の信号にあるものを削ったりして解像感を出しているわけで、トータルで出てくる音の中で元の信号の情報量が占める割合は当然減ってしまいます。CDに符号化される時点で元の音というものからいろいろ削られたりしているわけだからそれをオーバーサンプリングして復元再現してるんだって理屈もあるんでしょうが、ことCDなどの信号なら、いじらずにアナログにできるDACに分がある、というのは実際の音を聞いて実感してしまった次第。超高速演算して数千倍のオーバーサンプリングで凄絶な解像度などを持たせたことを売りにしたりしているDACもあったりしますが、今のわたしにとってはそういうのはあまり魅力ないですね。空気感や音場もDACなどで演算で演出するのではなく、再生機器自体がシンプルな流れで良く整えられたうえで録音がよければ自然と出てくるものだというのも今のシステムになってわかったことなので。なんでも体験してみるものだなーと思いました。「見たり聞いたり試したりの中で、試したりするのが一番大事」というのもよく言ったものだと思います…。一般的には音場感や空間表現とは縁が遠そうな評価が主だっているMDR-CD900STで、ものすごい広がりのある音を聞けていることが何よりの実感できた結果だと思っています。かといって、それが電子的に過剰に演算・演出された結果のものではないことは、上記リンク先のDACやUSBオーディオの中身を見ればおわかりいただけるかと。
ぶっちゃけてしまうとただののろけだったりします(苦笑)。
でもUSBから直接NOS-DACでアンプへ出した音が、間にDDCとかをかますよりも良かったので、それを実感してしまうとこういう感想になってしまうよ。聞けばわかる、だと思いますね。そんなだから、USB-DDCで目新しいことをされたりしても、その中で処理されていること自体を省いてもっとシンプルに出せばいいんじゃないの?と思ってしまうし、出口へ向かう信号の経路は必要なだけのデバイスに抑えてシンプルにした方がいいんじゃないかな?という実感があるので、DDCについては疑問視的な立場に居ることになってしまったり。よくある話ではPCからの音楽再生がPC臭いという表現があり、わたしも以前はそう思っていましたが、それを払拭するためにたとえばND-S1のようなDDCが一般的にはあった方がいいということになるのはこれも実感として体験しましたが、現在の結果としてはUSBから直接DACに流してそこからアンプという構成でそれ以上の経験を得られたので、PC臭い音というのは間に入るフィルターなどがそういう音にしてしまっていたんじゃないか?と思ったりもして。
まとまらない。
それはさておき。
ワルプルギスナイトフィーバー、DVDとCDを受け取りました。
これ面白いーw
収録時間15分で定価2800円だからそれだけを見ると割高な感じがしますが、これで6話入ってるといえばどうかな?
満足感ははっきりいってTVシリーズの2話収録だったりする高いBDやDVDのものよりもずっと高いです。
これは当たりですよー。
ちりばめられたネタが無軌道すぎる&発表の場が携帯電話だからだろうかほんとに自重しないなぁってネタが満載で面白すぎ。
コメンタリーもめちゃめちゃあわただしいですが面白いです。
ガーネット体力魔人だなw
DVDのパッケージのガーネットがええよ(ぉぃ
瞬発的ハイテンション不条理ギャグの連発なので好き嫌いははっきりわかれそうな作品だけど、これは面白いです。2800円なら安い。
コメンタリーでも言ってましたが無駄にHDで作られてるようなので、どちらかというとDVDよりもBD化希望ですよ。BDでリリースされたらもちろん買いますよー。
携帯電話が発表の主戦場だからか、あまり宣伝されてないような気がするのと認知度が低いっぽいところがすごくもったいないんですが、これ、TVとかへ移らずにこのまま無軌道むちゃくちゃっぷりを続けていってほしいですねー。たぶんTVとかになると変な制約がついてつまらなくなりそうな気がするので。こういう無茶は携帯電話だとかネット配信だと実験的にいろいろやれてよさげなんじゃないでしょうか。
昔はTVの深夜アニメなんかだとかがそういう役割を担ってた気がするんですけどね。いつのまにかTVもこういう無茶は許されなくなってるっぽいので。
ま、そういう難しい話はさておいて、わりと頭をからっぽにして楽しめるアニメはひさしぶりだと思うので、とりあえずプレビューだけでも見てみると面白いんじゃないかと思います。
0話の時点ですでにドリムノートだとかニヤニヤしてしまうネタがちょこちょこ入ってるし。
ツボにはまったらぜひDVDをどうぞ。
というか、2巻が出てほしいのでたくさん売れてほしいですー。
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