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2010年6月14日 (月)

デススマイルズIIX対応スティックをセイミツレバーとボタンに換装してみた

ホリから出ているデススマイルズIIX対応スティックセイミツ工業製のレバーとボタンに換装してみました、という、ここをよく見てくれている方にはいつもの記事です。
前回は分解しただけだったんですが、今回は換装作業してます。
動画は人手不足や機会不足、場所の問題などなどで今回はありませんが、そのうち分解・解説動画くらいは撮れたら撮りたい…のはさておいて、モノとしては鉄拳RAP.EXと同じなので、鉄拳RAPセイミツ化の記事もあわせて参照していただけるといいかもしれません、そっちなら動画もあるし。
用意するものは…
Seimitsu_parts
・LS-55(VFベース)
・PS-14-KN パープル×8
・PS-14-DN 黒(ボディ・キャップ同色)×2
・LB-39(35φのクリアレバーボール) パープル
・ファストン端子(大)10個1セットをひとつ
こんなところでしょうか。
用意する工具は
・#2のプラスドライバー
・#5~#6程度のマイナスドライバー
・7mmのボックスドライバー
・電工ペンチ(ファストン端子を圧着したりします)
・ニッパー
こんなところかな?
それと、レバー固定ネジは今回は切断して短くしてしまいます、それも電工ペンチでやります。
電工ペンチはマーベルNO.300Aという製品を型番指定で買ってます。
詳しくは前作の幼女棒セイミツ化換装記事を参照してみてください。
今回も家庭用アーケードスティックスレまとめWikiにはとてもとてもお世話になりました。
ありがとうございます。

まずは底板を外します。
Dss01
ねじは8箇所でプラスドライバーで外します。
外すときのコツは押し付ける力を回す力よりも強めに。感覚的には7:3とか8:2くらいで回し始めると良いと思われます。
8箇所全部のねじを外したら底板を取り外して、ボックスドライバーで天板を外します。
Dss02
表から見てわかると思いますが、四隅と中央上下の6箇所で固定されています。
天板の表から根角ねじを押さえつつ天板裏からボックスドライバーを回します。
Dss03
ナットが外れたら、ワッシャーと根角ねじと一緒に保管しておきましょう。
ナットもワッシャーも拾いづらいので、他のドライバーの磁力を利用して拾い上げるといいですよ。
Dss04
ちなみにうちのは中央上のナットがケースにめり込んでいてどうにもなりませんでした…ホリの品質管理が低いのはわかってるので、もういいや…って気分になりましたよ?

天板が外れたら、まず、レバーの配線をファストン端子化してしまいましょう。
レバーから配線をニッパーで切り離して、それぞれの先端に端子をつけます。なお、配線を外すときには、どの線がどの方向のスイッチについていたのかをわかるように、付箋か何かでかならずしるしをつけておいてください。レバー交換後の配線の際に混乱して配線がめちゃくちゃにならないように、この時点で備えておけば安心です。
レバーのスイッチ用ファストン端子ですが、このコントローラーだと配線が細いので、圧着するのに少し工夫すると良いです。
Dss05
外した配線の被膜を剥くときに、多少長め(1~1.5cmくらい)で剥いて線をよじってから、上の写真のように少し広めの輪にしておくとファストン端子を配線に圧着したときにしっかり固定されやすくなります。
Dss06
こんな感じでしょうかね。
写真では配線の線材の部分だけ圧着しています、完全には被膜のところも圧着してください。
圧着のやり方については、まず、圧着ペンチの端子より大き目のところでかしめてから、端子のサイズに合わせたところでかしめると綺麗にうまく圧着できると思いますお。

配線の末端処理ができたらレバーを交換します。
元の三和レバーがねじ2本で止まっているのでセイミツのレバーも2本で止めますが、ねじが長いので切断します。電工ペンチのねじ切りの部分でねじを切りましょう。M4のところにねじを入れて適度な長さに切断すればいいですよ。
Dss07
上のねじが元々の長さのもので、その下に置いてあるのが切断したねじです。このくらいまで切っておかないとねじが天板をつついてレバーを固定できないばかりか、天板をいためたりステーを歪めてしまうことが考えられるので、ねじの長さは必ず短めにしておきましょう。
もしくは長さの短いM4のねじをテキトウに買い揃えておいてもいいかもしれません。

LS-55はレバーボールとレバーパッキン、サブガイドを取り外して準備しておきます。で、ステーへ取り付けて配線します。ファストン端子は根元までしっかり差し込みましょう。
Dss08
組み付けるとこんな感じになります。
レバーを取り付けたらサブガイドを取り付けて、ボタンの換装に移ります。

ボタンのファストン端子を抜くには、マイナスドライバーを端子の先端とボタンの端子の根元に突っ込んでこじれば、少しずつ外れます。配線側の端子をつまんで引き抜きながらやると上手くいくと思いますよ?
Dss09
ボタンはボタンのボディに固定つめが付いているので、固定つめをボディに押し込みつつ天板の外側へボタンそのものを押し出せば外れます。
外れたら交換用のボタンを取り付けていきます。今回使うセイミツのPS-14-KNはねじ式のボタンなので、表からボタンをはめたら裏からボタンに付属のリングで固定します。ちなみに初代幼女棒のときはステーに一番近いボタンのリングが固定時に干渉するため多少削らなければならなかったのですが、今回は特にぶつかったりしないので、リングの加工は必要ありません。何も考えずに交換・固定していきましょう。

全部交換したあとの天板裏がこれです。
Dss10
ここまでできたら、天板を開いたのとは逆の順序で、天板をとじて底板を取り付ければ完成です。

Dss11
できあがり。
LS-55なのでシャフトカバーが付いていてちょっと三和チックなレバーですが、実は全然違う…耐久性も操作性もこちらの方が格段に上ですし。それと、LS-32よりも軽い操作感覚なので、いまどきの3Dベースの格闘ゲームなどでも使いやすいと思いますよ?
とはいえセイミツレバーですから大抵のどんなゲームでも問題なく使えます。
LS-32だけがセイミツレバーじゃないですよ。
Dss12
各パーツの配置が鉄拳RAP同様のノワール配置なので、ボタンとレバーの間隔が適度に離れていて、ボタンの配置も自然でプレイしやすいジョイスティックです。
アストロで慣れてると、このレバーとボタンの間隔は微妙に違和感をもってしまいますが、ビュウリックスのテキトウすぎるいい加減なボタン配置よりは馴染みやすいですよ。
セイミツ化するかしないかはさておいて、このタイプのRAPが製造されることはもうないかもしれないので、在庫があるうちに急いでゲットすることを強く推奨してしまうよ。


デフォで使うには欠陥に近いタイプの設計の三和レバーとホリボタンの装備で誰得?なコントローラーですが、セイミツ製に換装することでかなり使い勝手がよくなるので、改造ベースとしてはいいコントローラーだと思います。
そもそも改造といってもレバーとボタンを交換するだけでたいしたことはやっていませんが(苦笑)。

今回はクリーニングクロスとかもついてファンアイテム性をいっそう増した製品になっていますが、これで天板のイラスト保護のコーティングさえされていればほぼ完璧だったのにと思うと惜しいです。
そこらへんは気になる方は各自工夫されてみてはいかがでしょうか?


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コメント

はじめまして。
この記事を参考にさせていただき、ボタンのセイミツ化してみました。
ありがとうございます。

確かに操作性は格段にあがりますねぇ~
スティックのLS-55は秋葉原に売っていませんでしたのでまたそのうち交換しようと思います。
天板のネジも交換しましたので内部アクセスは簡単です!

あと記事にもかかれていますように天板の印刷がとてもモロそうですねこのスティック。
そこで0.5mm厚の塩ビ板で保護しました。
加工に2時間ほどかかりましたがこれで心置きなく使えます。
ツヤが出ますので人によっては好みが分かれそうですけど(^^

投稿: なっとう | 2010年6月20日 (日) 19時37分

なっとうさん
参考にしていただいてありがとうございます。
標準で問題ないのなら換装する必要もないのですが、残念ながら…なので、やった分、快適になったと感じてもらえたなら良かったです。
天板は保護のための加工にいろいろなやり方があると思うんですが、これもそのままだと絵がすぐにはげるんじゃないかというのはもったいないところですね。
そのあたりを気にしない方ならいいんですが、いずれにしてもファン向けコントローラーならそのへんも気を使った作りだったらもっといいのになと思っています。

スティックはLS-55でやってますが、シューティング向けにレバーが短い方がよければLS-33をつけるという手もあります。かなりショートレバーになりますが、その分クイックな操作が期待できるようになりますよ。

投稿: 釘町阿梨 | 2010年6月21日 (月) 01時09分

アドバイスありがとうございます。
実はこのスティック使う前はホリさんのスティック使っていましたので今のところデフォの三和さんスティックでもそこそこ満足していたりします(笑
(ホリさんのと比べちゃいけない気もしますが。。。)

セイミツさんのスティックにも興味がありますのでせっかくですからLS-55とLS-33を買って感触や長さなどいろいろと比較してみたいと思います。

なんかこういう自作で工作するのは久しぶりなので結構面白いです(^^

投稿: なっとう | 2010年6月22日 (火) 19時13分

なっとうさん
どうもです。360用の場合は三和レバーだとマイクロスイッチが固定されていないので入力がかなり不安定になることがあって、それを解消するにはスイッチ部を三和レバーのマイクロスイッチAssy(基板)にして、パターンカットして配線という工作が必要になってしまいます。
そこまでするくらいならセイミツのレバーにした方が耐久性も操作性も向上するので…という意味合いもあったりするんですよね。
LS-55もLS-33も良いレバーなので、ぜひ試してみていただければ…それで操作性がさらによくなったと感じていただければ幸いです。

投稿: 釘町阿梨 | 2010年6月23日 (水) 00時43分

記事を参考にさせていただきました。
鉄拳スティックの記事と動画も合わせて拝見しましたが、とても分かりやすかったです。

RAP VX SEのボタン配置がどうしても手に合わず、人に譲ってしまいましたが、これなら手にしっくりきて満足しています。
ありがとうございました。

投稿: ソマリ | 2012年1月21日 (土) 21時39分

ソマリさん
コメントありがとうございます。
わかりやすかったというリアクションをいただけるのがすごいうれしいです。
換装をきっかけになにかあればいろいろまた工夫してみると面白いかもしれませんね。
セイミツも新製品をいろいろ出してきていますし。

投稿: 釘町阿梨 | 2012年1月22日 (日) 12時04分

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