RAPVXSAのレバーをセイミツ製LS-55-01にしてみる
今日は明日のためにあるんじゃない!<<挨拶
それはさておき。
友人からコントローラーについての考察をいただきました。
さすが物書きのプロ、ともすれば感情的になりがちなわたしなんかの神経を逆撫でしないよう細心に注意の払われた文章で書かれていて、しかも実践に基づく検証の結果での考察で、とても興味深く読ませてもらいました。
ざっくりとした概要はつまり三和とセイミツのレバーについてやジャンルの向き不向き、ゲームの変遷における操作性への要求の変化や遅延について、ビュウリックス配置の適切性などだったんだけど、13KB最後まで楽しく読むことができました。
この考察が個人のメールのやり取りで埋もれてしまうのはもったいないから、どこかで公表したらどうかな?と提案中。
それを読んでいて三和のレバーが現在の主流になっていることなどなど、格ゲープレーヤーの視点からコンボ成立までの入力タイミングなどなどで練習と検証を繰り返した結果の具体的でわかりやすい考察だったので、本人がどこかしらで公表してくれたら結構参考になるんじゃないだろうか?と思いました。
この考察のおかげか、わたしが今後必要以上に三和のパーツについて否定的なことを言うことはないと思われます。有効性も納得してるので。とはいえ営業所から納品された筐体複数台の三和製麻雀コンパネ(新品)がどの台もほとんど壊れてて半田ごて持って徹夜で全台のマトリクスを修正せざるを得なかったり、バーチャレバーがぶっ壊れまくったりしてお客様からクレームもらいまくったりボタンが壊れやすいのに悩まされた苦い思い出が消えるわけではないのですが(苦笑)。
あの信頼性の低さはお客様に出してはいけないレベルだと思ったのも遠い記憶ですよ?
で。
その友人がTEをセイミツ化したようなのですが、操作的にはスパIVをやるならというよりゲームスピードや入力方式が今のゲームは三和レバー向きという話で、それであればセイミツでもLS-32ではなくて、もっと操作感の軽い、たとえばLS-55なんかどうだろうという方向へ話がいっていて、だったらまずうちでRAPVXにLS-55-01を搭載してみようと思ったわけです。
換装した天板裏がこんなんです。
LS-55-01で、MSベースで取り付けます。VFベースではダメですので、発注時にはしっかり確認しないとダメです。それでこの場合はLS-32-01のSSベースと違って4点止めが可能です。
天板の表側から見ると、こんな感じです。
LS-32と違ってシャフトカバー付きです。
さて、実際の操作感はというと…
まず、LS-32-01を搭載したRAPVXと比較してみて、なぜかLS-55のが若干重いかな?と思ったのですが、実際にゲームで使ってみると体感でわかるレベルでLS-32よりも軽いです。さすがに三和レバーほどフニャフニャではありませんが、かなり軽いです。これならLS-32でいまどきの格ゲー向けではないといわれていてもLS-55なら対応できるんじゃないかなーと。LS-33という選択肢もあったのですが、シャフトが短すぎて取り付けられても操作が困難ということで見送っています。
LS-32だけがセイミツじゃない!というわけで、LS-55を載せてみた…といった小ネタでした。
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