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2010年4月15日 (木)

REAL ARCADE PRO.3 Premium VLXをセイミツ工業のレバーとボタンに換装してSE(Special Edition)化する

REAL ARCADE PRO.3 Premium VLX(リアルアーケードPro.3 Premium VLX)、買っちゃいました。
とりあえずどんなものか興味があったのと、その昔友人宅で見たバーチャスティックプロがあまりにもバカバカしくも本気度あふれるアイテムだったので、それに近いものでシングルコンパネ仕様でバーチャスティックプロの雰囲気を味わえるなら、ちょっとコンパクトだけどよさげで面白いかな?と思ったので。
届いた箱が大きすぎてしばらく放置気味になっていましたが、とりあえず先日ようやく開封して、開けたらやっぱりセイミツ化しなきゃという意味不明な義務感にかられて、ついカッとなってというレベルでやりました。反省はしていない。
RAP3 Premium VLXはタイトーのビュウリックス筐体の半端な再現でもあるのでセイミツ化するのは実際の再現に反する部分もあるのですが、だからって操作しづらい三和のレバーとボタンをわざわざ家でも使わなきゃならないってこともないだろう、オーナーが自分なら好きなようにパーツ換えてもいいし、ということで、操作しやすく信頼性の高いセイミツ工業さんのパーツに換装しようといういつもの記事です。
ウチの家庭用アーケードスティックのカテゴリの記事を見ていただいている方にはほぼおなじみなので、今回もまた同じようなことをやりますが、よろしければご覧いただけると幸いです。
また、換装に際しての情報収集などは、毎度ですが家庭用アーケードスティックスレまとめWikiと家庭用アケステスレにお世話になっています。ありがとうございます。

まずは箱を手にして、開けたときの感想からぼちぼち書こうかと思いますので、しばしお付き合いください。

大きい…バーチャスティックプロほどじゃないけど、半端じゃない。重さも大変。これはひざの上で…とかいうのは考えられないですよ?石抱きかよ?って話になります。流石兄弟じゃないですが。
というか、箱の写真からいきましょう。

Rapvlx_seimitsu_03
箱だけでもかなり大きいです。それでもバーチャスティックプロには敵いません(あれはアストロシティのコンパネをそのまま切り取ったようなものだから大きいのはあたりまえなんですが)。

Rapvlx_seimitsu_04
箱の裏側、いろいろ書かれています。

Rapvlx_seimitsu_05
注意書きのアップ。
そこまで露骨に中国製をアピールしなくても…あ、産地偽装の問題とかもあるから慎重になっているのかしらね(違

Rapvlx_seimitsu_06
パッケージのふたを開けたところ。
ちょっと感動的?な文章が書かれています。
まずはなぜ対象を格闘ゲームファンに絞っているのが意味不明。主流狂態の再現なんて話も、ビュウリックスが主流だなんてまず嘘ですから。ストリートファイターIV限定で主流とか、そういう話ならわかりますけど、ゲーセンがビュウリックス一色になってるなんてまず無いですから。逆に普通においてある筐体の中ではビュウリックスは少なくてあまり見かけない方だし。いまだにアストロ・ブラストとかの方が多いだろうし、鉄拳あたりの影響力を考えると今ならノワールなんかもそれなりに数ある汎用筐体なんじゃないでしょうか。その中でなんでビュウリックス?って、しかもそれが主流と言い切れてしまうなんて、視野狭窄もいいところです。
そして、御託を並べられてはいますが、頂点はどう見てもバーチャスティックプロで、VLXはタイトーのビュウリックスをモデルにしてミニチュア化って時点ですでに頂点ではないのですが…現行機で頂点という意味であれば別にいいんですが、今まで出た家庭用アーケードスティックではバーチャスティックプロが頂点なのは誰もが認めるところだと思います。
RAP3 Premium VLXが頂点だなんて…面白いな、わしは認めんが、面白いな(またそれかよ)。
ホリがそういうのは勝手だと思いますが、とりあえず値段なりのものは見せてもらおうかということで、これから本体を開けていくのですけれども、ばらしてしまうとその期待は数分後に打ち砕かれて、ああ、ホリと三和はまたいいネタ提供してくれたなぁ(苦笑)、という感想に変わりますよ?

とりあえず箱のふたを開いたらこんなんです。
Rapvlx_seimitsu_07
説明書です。いままでのRAPではこんなのついてませんでしたね。
これにはメンテナンスの方法とかが書かれています。配線の説明とかも。ボタンからテキトウに配線を引っこ抜いてしまっても、元通りに戻せるように丁寧な説明が書かれていますので、あわてんぼうのおバカさんでも失敗なくボタンの交換作業が出来るようになっています(そういう人は説明書も読まないだろうから結局やっぱり失敗すると思いますが)。それと家庭用のスティックでボタンを外すことにどれだけの意味があるのかとわたしは思うのですが(まぁ、好みと雰囲気の問題だから全否定するつもりもありませんが)、ホールプラグが2個ついています。

Rapvlx_seimitsu_08
底面に取り付ける安定性を向上させるためのオプションボードです。
これもまたかなり重たいですよ。

Rapvlx_seimitsu_09
外観です。
なんか値段のわりに天板の加工が安っぽい気がするのは気のせいではないと思います。色むらが結構あるんですよ、写真だとわかりづらくて申し訳ないのですが…。
なんかレバーボールからたれてるものががが。

Rapvlx_seimitsu_10
なにこの削りクズ?www
おーい、ホリだか三和だか、どっちがやらかしたんだかわかりませんが、いや、どっちもクオリティ低すぎるだろwwwww
3万円出させる製品でこれはないわ。
天板の色むらもそうなんだけど、それはつまりビュウリックスのクオリティもそのレベルってことで、タイトーもクオリティ低いと解釈してよろしいか?ということになりかねません。許諾出してOKしているわけだしね。
もう、どうみても家庭用アーケードスティックの頂点はバーチャスティックプロですありがとうございました。

Rapvlx_seimitsu_11
天板の色むらのアップです。
おわかりいただけるでしょうか?
…なんだかなぁ。
別に貶したくて製品を買ってるわけじゃないんですよ?ビュウリックスなのはこのご時勢だししょうがないとしても現時点で最高のものを作ったよ!ってホリががんばったっぽいから、それにも期待して、今までRAPで散々楽しませてもらったというのもあったし、半分はご祝儀的感覚で買ったのに、これですよ?
そりゃつっこみたくもなりますよ?

Rapvlx_seimitsu_12
底面です。
これは確かに安定性よさそうです。ちょっとにおいますが、くさいくさいといわれているほどくさくはないと思います。

Rapvlx_seimitsu_01
換装用に用意したのはこれです。
・LS-32-01(SSベース、レバーボール・白)
・PS-14-KN(30φクリアカラーボタン。クリア8個)
・PS-14-DN(24φネジ式ボタン。ケースとキャップ同色・白)
そして必要な工具は以下の2点だけで十分です。
・#2のプラスドライバー
・#5~#7程度のテキトウなマイナスドライバー

天板はケーブルを収納しているところを開くと、ローレットスクリュー(手回しねじ)がみっつついているので、それを外せば簡単に筐体手前側(と書いてみる)の方向へ開きます。だいたい90度の角度まで開くことができます。ちなみにローレットですが手回しで開け閉めできるけど、固定とか考えたら普通にドライバーで開け閉めした方がいいです。というか、はじめは手で回る固さじゃなかったのでおそらく組み立て時はドライバーで軽めに締めたりしてるんだろうなと思われます。
天板を開くとこんな感じです。
Rapvlx_seimitsu_14
作業性はかなり良好で、換装自体はさくさく終わります。順調に問題なく出来たとすればレバーとボタンを全部換装しても30分もかからないんじゃないかと思われます…と、うまくいけばの話。ボタンの端子に全部スリーブが取り付けられていて、とても作業しやすそうなんですが、このスリーブが罠ですよ。スリーブを引っ張ると端子からスリーブがすっぽ抜けて、ボタンにファストン端子が残っちゃうんですよ。もうね、バカかと。何のためのスリーブかと。セイミツのスリーブならこんなことはまずないんですが、このスリーブは三和のなのかホリがわざわざ作ったのか知りませんが、とにかくクオリティ低いです。だから3万円出させる製品ならもうちょっと何とかしろと。スリーブ20個の値段くらいケチるなよと。量産したときの値段云々でいっても元が取れないレベルでコストが嵩むわけではないでしょうに、こういうことしてるから信用落とすんだと…まあいいや。
で、今回は換装の説明もそんなに難しくないのでさらっと動画だけで説明します。何せ底板や天板を外す工程がほぼ無いに等しいのと、それならばあとはボタンから端子を引っこ抜いて取り替えるだけで、レバーも結構固いんだけどねじを緩めて、一応セルフタップねじのようなので、セイミツレバーだとLS-32-01のSSベースで2点止めになるので、それで固定して完了になりますよ。ちなみに2点止めだと心配という方もいるかもしれませんが、強度的には2点止めでも全然問題ありません。今後テストは必要ですがおそらく1点止め(!)でも固定さえ出来ていれば支障はないレベルだと思われます。ゲームプレイで人の力でそこまでレバーに負荷がかかるほどむちゃくちゃな力を加えることは無いと思われますので(もしあるしたらギンくんのつりばか必死とか天地を食らうIIのボーナスステージとか、そんな感じでしょうか?それでも大丈夫だと思いますけど)。訂正。PAPV3の一点止めしたレバーで友人が天地を食らうIIのボーナスステージ、わたしがギンくんのオレとジャンプとメタンガスをやったらレバーの固定が緩んでぐらつきだしました…一点止めはやはりダメです、最低でも二点止めしないと…あたりまえと言えば当たり前ですね。

というわけで、説明用の動画をうpしてみました。
(YouTube用はまた後日)



Rapvlx_seimitsu_13
換装後はこんな感じに。
操作性や感触は当然換装前のものよりも良好になります。ことさら三和を貶す気もないんですが(嘘をつけ)、やっぱりセイミツ工業さんのレバーとボタンの方が確実な操作ができて楽しく遊べます。斜め方向に入りづらいレバーとか軽すぎてボムが暴発したり押していないつもりで指を軽く乗せているだけなのにOFFにならないボタンというのはダメだと思うんですよ。
それはさておいて。
とりあえず換装自体は他のRAPよりもはるかに簡単にできます。そこをウリにしているだけのことはあるという製品ですし。残念なのはその値段と、それだけ取っていながらのこの低クオリティ。そして、天板を叩いたときの太鼓っぷりは今までのRAPと比較にならないくらい響きます、つまり太鼓っぷりでは頂点です(誰がうまいこと言えとry)。天板、薄いですから。せめてもうちょっと厚みを持たせてもいいんじゃないだろうか?と。
ただ、天板を開いたとき、撮影に協力してくれていた友人のコメントですが、中身もちゃんと塗装しているのか焼き処理してあるのか(おそらく塗装だとわたしは思うんだけど)、金属むき出しじゃないところはしっかり作ってあってよいかなーということで、そこはわたしも同感です。設計面でもいろいろがんばってるのは認めたいんだけど、いかんせんクオリティ低すぎるんですよね。せっかくがんばって作っていても、詰めが甘すぎてもったいないですよ?
ホリの開発者の方はうちの記事なんて読んでないでしょうけど、もし見てるのなら4月29日出荷分のものに間に合うかはわかりませんが、クオリティチェックしてまずければ延期も辞さない覚悟で何とかして欲しいです。
この初期ロットのRAP3 Premium VLXはスピード違反の罰則金の足しにするためにレバーもボタンも元にもどしてドナドナしてしまったので、二次出荷分注文済みなのですよ(クオリティ低いのわかっていてまた買うの?って話ですが、ものとしては面白いのでやっぱり欲しいんですよ)。それで初回分よりもしっかり作ってあって、それも固体差のばらつきを感じさせないほどに工業製品としてクオリティ上がってたら、ちゃんとここの記事も訂正しますし。
多分、一度売って売れてる以上はホリはクオリティアップのための見直しなんてしないでしょうけれど、もしがんばってるなら期待したいところです。
追加生産という話ですが実は売れ残りを捌くだけだから追加生産でもなんでもないらしいとの噂があり。ガッカリクオリティのものが届く可能性が高いよなんて思われるわけだけど、それはまた来月上旬のお話ということで。


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