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2010年4月

2010年4月30日 (金)

REAL ARCADE Pro.V3 SAをセイミツ工業のレバーとボタンに換装してSE(Special Edition)化する

※20100504更新:RAPVXの方もやってみました、こちらの記事の方が間違いなく確実な換装ができると思われますので、RAPVXの記事もあとで見ていただけると良いかもしれません。

ホリのリアルアーケードPro.V3 SA…ビュウリックス配置は嫌いだ!だから多分買わないよ!って言ってたわりに、Amazonオリジナルカラー版が出たらあっけなかったですね、赤系の配色だとどうも買う気がしなかったけど、Amazon版は欲しいなーと思ってしまい…つい、やっちゃいました。
「なんで買ったし」とか散々言われたりもしそうなものですが、ホリが旧RAP系のラインナップをオンラインストアからも一掃してしまった今、今後のスタンダードになるのなら手にしておいてもいいかな?と思ったのと、一応中身に興味がなくもなかったこと、Amazon版のベースカラーがちょっといいなぁと思えたことから注文してしまってました。

Photo
Amazon版はこんな箱。あんまり変わらないけど、中身の色とイメージを統一させてあってわりといい感じだと思いますよ。
SONYからPS3の周辺機器のライセンスを取れたこともあって、パッケージもXMBをイメージしたものになっていてなかなかいいです。

_01
改造前の本機。ワイドです。
赤系の配色よりも本体が締まって見えると思います。

_02
RAPV系の特徴、サイドの取っ手です。これが実に便利なのですよ、まさか取っ手が付くだけでこんなに使い勝手が良くなるとは思ってなかった…というわけで、筆者はボタン配置を除いてはRAPV系はべた褒めです。

_03
MadCatsのぱくりといわれているケーブル収納部。これも便利。いいアイディアはぱくれ、ということではないのでしょうが…でも、これで実用新案出願とかは盗人猛々しいと思いますよ?ホリさん、そういうのはどうなんでしょうか?とはいえ、やっぱり便利なものは便利。こういう機構を付けてくれてありがたいですよ。

_04
底面です。今回から分解が正式にアウトになりました。なんでやねん?と思いますが、たぶんレバーやボタンを換装しようとして壊して修理依頼したりする人がそこそこいたのかな?と思います。で、ホリはわりと神対応らしいんですが、採算的に厳しいとかがあったのかもしれないし、基本的に分解・改造や換装はメーカーの保証外なんて常識で考えろよJKだぜと魔理沙風に言ってみる…実際そうだし、あまり分解や改造の失敗でメーカーに迷惑をかけるのはどうかとわたしも思いますよ?
というのはさておいて。

RAPV3の感想を書きつつ、換装記事をすすめていきますよ?…いや、洒落のつもりではありません、たまたまです。

今回換装に使うセイミツ工業さんのパーツは以下のとおりです。
・LS-32-01 しっかりした操作性がプレーヤーの要求に高いレベルで応えてくれるセイミツ工業さんのレバーです。
・PS-14-KN 30φのねじ式のスケルトンボタン。今回は標準カラーを踏襲しようと思ったので、ブルー×6、クリア×2を用意しました。
・PS-14-DN 24φのねじ式のボタン。スタートボタンももちろん交換します。写真の時点では青を用意していたんですが、取り付けてみると微妙に浮いてしまって見えたので、あとで黒に交換しました。最終的な完成写真では黒にしています。
・LB-39 35φのクリアレバーボール。デフォのレバーボールは黒なので黒を用意していたんですが、こっちもクリアにしたいなと思ったので、あとでクリアブルーのレバーボールを用意しました。
Photo_2

用意する工具、用意しておいた方がよさそうな工具は以下のとおりです。
・#2のプラスドライバー
・#5~#7程度のテキトウなマイナスドライバー
・4M(ピッチ0.7mm)のタップとタップハンドル
…こんなところでしょうか。イレギュラー発生時は別の工具が必要になったりします、モンキーレンチとかやっとことかトンカチとか。

それから毎回情報収集などで大変お世話になっていて参考にもなっている家庭用アーケードスティックスレまとめWiki、こちらもひととおり覗いてみるといいと思います。
必要な情報がしっかりまとまっていて、なおかつ現行スティックの情報なども網羅されていてとても助かります。

今回の交換作業は、工程ごとの写真は撮っていないので、動画を見てみてください。



簡単に説明を書きます。
底面のねじ六ヶ所を外します。一箇所、封印シールで隠されているので注意。これをはがすと保証の対象外になるそうです。換装するなら外さないわけにはいきません。自己責任でどうぞ。外してしまった方、こちら側の世界へようこそ。
底板を外したら、もうすぐにボタンとレバーにアクセスできます。そして今回はボタンの端子にスリーブが標準で付いているので、着け外しは今までよりも多少は楽です。
ボタンの端子から配線を外して、ボタンはボタンケースの固定つめを押し込みつつボタンケースを天板外側へ押し出すことで、ボタンを外すことができます。新しいボタンは天板表面から差し込んで、天板裏側からリングで固定します。これまでのRAPだとレバー側に一番近いボタンのリングがステーと干渉するので削らなければいけなかったりしましたが、今回はそういう必要がないので全部のボタンを普通に取り付けることができます。
レバーは、まずレバーボールを外します。レバーシャフトの底面にマイナスドライバーをあてがって、それぞれを逆方向に回せば外れます。そして天板のステーとレバーのベースを固定している四本のねじを外せば、レバーを取り外すことが出来ます。セイミツ製レバーのLS-32-01だとこのステーには上下二本でしかねじ止めできませんが、その二箇所を止めることができれば十分です。ねじ山がきられていませんが、一応は元々の三和レバーを取り付けていたねじをねじ込むことでセルフタップのため固定することができますが、動画の中でも字幕をつけているように、安全に作業するならM4(ピッチ0.7mm)のタップを使ってねじ山を作っておくことをおすすめします。四本止めしたい場合はベースの穴に合わせてステーに穴を開けます。下穴は3.3mmのドリルであけて、そこにさきほど説明したタップでねじ山を作ります。レバーの基板のコネクターは元々の三和レバーがついていたものと同じ方向にあわせて取り付けて、ベースをステーにねじ止めしてレバーボールを取り付ければレバー交換の完了です。
あとは底板を取り付けて終わりです。

完成した写真はこちら。
_01_2
…って、これ、内部ですねw
ご覧のとおり、基板に各ボタンの配線指示が印刷されているので、一気に配線を引き抜いてしまっても何とかなってしまうありがたさはあります。また、見てのとおり天板の内向きの面積がわりと狭く、特にボタン部分は余裕がないのが見て取れます。これはつまり…RAPV系ではこれ以外のボタン配置のバリエーションはあまり望めなさそう、ということです。それと剛性確保のためと思われるリブが各所に走っています。しかし、おそらくはこの詰まった設計のおかげで、旧RAPやRAP Premium VLXのように、ぽこぽこと太鼓のような音が鳴ることはあまりなくなりました。
動画を撮影していたときに協力してくれていた友人がこの内部を見て、ファイティングスティックとあまり変わってない、という話をしてくれました。わたしもその友人が旧X箱用のDOAスティックのボタンを換装しているのを見せてもらったことがあって、確かにそういうイメージだなと思いました。それからサイドの取っ手、そしてこのあとも書くかもしれないけどコンパネ手前の傾斜という工夫…RAPV系は実によく出来ているんですが、つまり旧RAPはアストロやブラストを一人用にアレンジして、なんとかその雰囲気を再現しようとした結果の、本当にこだわりのあるリアルアーケードPro.と名乗れるようなコントローラーだったのに対して、RAPV系はアーケードで採用されているようなメンテナンス性に近づけつつも内部や筐体のつくりはファイティングスティックを進化させていて、それから家庭用周辺機器として使い勝手にもこだわった工夫にあふれた製品といえると思います。
で。
リアルでもアーケードでもないんだけど、使い勝手はとても向上していて操作性に対する配慮も(ボタン配置以外は)しっかりしてる、実にできのいいコントローラーなんじゃないかなぁと思ったわけです。
これは推さねばなるまい、と。いいものなんだもの。
でも、リアルでもないしアーケードでもない。だけどボタンが基板にハンダ付けされているような廉価帯のファイティングスティックよりはずっとアーケード寄りになって…なんていうか、VLXよりもこっちの方が、わたしは出来がいいと思いましたよ。工夫もされてるし。惜しいのはボタン配置と封印シールくらいしかありません。
ところで、レバーを操作したりボタンを叩いたときに音が多少は響いてしまうのは仕方がないことなので、この手のジョイスティックを買って音がうるさいという文句をいう人は買うのやめてください、お門違いもいいところなので。ゲーセンでゲームやったことないのか?とか問い詰めたくなりますよ?それに実際の筐体のレバーを操作しても結構やかましいよ?ということです。静かな家でやるから気付きやすいだけで、ゲーセンでも静かな状態になると結構派手な音がします。閉店後のゲーセンとかでレバーを操作したことのある人はわかるだろうと思いますし、そういう人は少ないとしても同じパーツを使っていて空間自体は筐体のコンパネの方がよっぽど広いので音はわりと響くわけで、少し考えればわかると思うんですが…。この手のジョイスティックを買って音がうるさいという人は、あきらめて普通のコントローラーでゲームやっててくださいですよ。
では改めて、換装後の写真です。
_02_2
元のAmazonカラーのイメージを残しつつ、セイミツパーツ使ってて綺麗に仕上げてみました、という見栄えにしてみましたよ。
で。
ここでわたしが気になったので、他の人はどうかな?というのはさておいて、今までのRAPとのサイズ比較をしてみたいなぁ、と思ったので、やってみました。

Rap3rapv3_01
とりあえず何も考えずに並べてみました。
先代RAPは以前セイミツ化したRAP3SAです。
こうして見るとRAPV3はサイドの取っ手部分がちょっと大きくなった程度で、実際のサイズはRAP3とあまり変わらないのでは?ということが見て取れます。

Rap3rapv3_02
Rap3rapv3_03
この二枚は、下のAmazon箱の左端にだいたいあわせて、あとは同じような位置に置いたらどう見えるかな?という、比較対象があるとサイズもわかりやすいかな?と思って用意した写真です。
横はワイドになりましたが、前後のサイズについては実際はさほどの差はないのかな?という感じです。これ、天板の前後の奥行きやデザインのからくりでRAPV3は前後にコンパクトに見えてしまうんですよね。

Rap3rapv3_04
RAPV3の幅はだいたい43cm。

Rap3rapv3_05
前後の奥行きはだいたい22~23cm。

Rap3rapv3_07
RAP3の横幅はだいたい40cm。

Rap3rapv3_06
前後の奥行きは、これもだいたい23cm。

おおざっぱな比較じゃ納得できなさそうな人もいるかな?と思って、巻尺で測った写真も載せてみましたよ?
これでどうかな?
実はサイズ的にはあんまり変わらなくて、ハンドリングの良さと前後が締まって見えることから、RAPV3はワイドなんだけどコンパクトに見える、ってことなんですよね。
それからRAPV3のフロント部の傾斜についてはいろいろ意見のある方もいらっしゃるようですが、わたしは賛成です。これ、実際に手にしてみるとすごく使いやすいんですよ。操作しやすい。
ひざ置き、床置き、いすに座って位置決めして置いたときのいずれの姿勢でもすごく操作しやすいんですよ。で、なんでかな?って改めて本物の筐体であるところのアストロやブラストなんかのコンパネを見てみたところ、いわゆる今までの家庭用アーケードスティックがレバーやボタンの手前部分にかなり広いスペースを取っていたわけですが、実際のコンパネってそこまで手前のスペースが広いわけじゃないんですよね。実際にはRAPV3のコンパネはボタンから手前の傾斜までのスペースというのがいわゆるアーケード筐体のコンパネの広さに実に近いことに気付いたとき、その操作のしやすさに納得しましたよ。これはよく考えられた工夫だなぁ、と。内部基板のレイアウトとかを考慮しつつも操作性も犠牲にしない設計…ホリさん、すごいがんばったんじゃないでしょうか、すごいわ。
散々リアルじゃないだのアーケードじゃないだのと言っているのにべた褒めなのは、そういう工夫が実感できるレベルでわかるからなんですよ。まぁ、コンパネ表面の材質だとか筐体そのものの材質だとか、そこらへんは仕方ない部分もあると思うけど、12800円という定価のなかではすごくよくやってるんじゃないかと思います。
買ってよかった…と、思っていますよ。ボタン配置以外は

さて。
なんでボタン配置にここまでうるさく言うか、ついでなのでここで残しておきたいと思います。
まずはアストロ・ブラスト配置といわれているRAP3(RAPSA/RAPSE/RAP2/RAP2SA/RAP3SE/RAP3SAなど)の、手を自然に置いたときの写真がこれ。
Rap3rapv3_08
基準は人差し指の一つ目のボタンにあわせて何も考えずに手を載せているだけなんですが、中指・薬指・小指とボタンの配置が自然に合っているのがわかるんじゃないでしょうか。エルゴノミクス・人間工学だのと難しいことをいう気はさらさらありませんが、普通に考えて操作しやすい配置というのは指に無理がかからないで操作できることだと思うので、この配置はありなんですよ、そりゃエアロシティやテーブル筐体のころのゲームはボタンは多くてもせいぜい3つだったからテキトウな配置のコンパネが多くて、ボタン配置なんてここまでとやかく言わなければいけない問題ではなかったのですが(それでもストIIあたりからは配置に工夫と考えをこらしたコンパネになっていきましたよね)。ネオジオ初期とかとんでもない配置で営業してるゲーセンはざらにありましたし。

で、これがいわゆるビュウリックスを模したというRAPV3の写真。
Rap3rapv3_09
薬指が結構きつくて、小指はもう端のボタンから外れちゃってます。これ、押そうと思ったら結構無理な動きをさせて、指をつっぱらからせないとボタンが押せません。
ストII系とかの3ボタン2列のゲームまでならこれでも何とかならなくもないですが、NEO-GEOタイトルとかで横に4ボタン使いたい場合とか、6ボタン標準のゲームでも家庭用だからカスタマイズして横に4つ使いたい場合は、これは結構致命的だったりします。
先に述べたエアロシティとかの時代のボタン数の少ないゲームが多かった時代の話じゃなくて、今、アストロやノワールといった優れた配置のコンパネが出ているなかで、なんであえてろくに操作性も考慮していると思えないようなビュウリックス配置を採用しちゃったのよ?と思うわけですよ。
ま、どうせTE対抗かストIVプレーヤーを購買層として狙い撃ちにしたいからビュウリックスにあわせた程度の話なんでしょうけれど…タイトーの筐体はボタン配置とかろくに考えてないから好きじゃないんですよ、それがホリブログなんかでタイトーも調子に乗って『ボタン、スティックのレイアウトは、多くのアーケードユーザー様から支持を頂いております。以前の筐体よりさらに極めたものとなっております』なんてコメント寄せちゃってるし。いや、たまたまストIVの稼動筐体が基本的にビュウリックスだからそれでやってる人が多いってだけで、汎用筐体としてのビュウリックスの出回りをみればタイトーの配置が支持されてるわけじゃないことくらい普通の人ならわかりそうなもんですが…。ま、同コメント内でタイトー自身がビュウリックスがたいしたものじゃないって認めちゃってるのが突っ込みどころではあるんですが…『操作性、外装の質感は、アーケード筐体と同等レベルに仕上がっております』ってPremiumの話ですが、ビュウリックスってあの程度に安い作りなんだ、作り悪いなぁ、と…実際ビュウリックスってそうだし(そう考えるとPremiumの安っぽい作りの悪さにも納得いくわけで)、Premiumのなんて作りの悪いスティックではユーザー様のアーケード魂が揺さぶられることはないですよ?と。同記事内のケイブの方の気のないコメントも苦笑ものです(そりゃケイブのゲームはビュウリックスで稼動してるのなんてほとんど見たことないしね、三和がデフォのビュウリックスじゃ合わないし)。ホリからコメント寄せてって頼まれて無理やりコメントした感がありありで、もうね。
今回の動画撮影に協力してくれた友人が実はTE(新TEじゃなくて前のモデル)を持ってたりして、わたしも触らせてもらったんだけど、その友人もTEの作りのよさはほめていたけどボタン配置だけはこれはないわってこぼしてましたし。普段ならプレーヤーにもある程度順応性がなきゃダメだろくらい言うかな?と思っていたんだけど、プレーヤーとしてかなりの腕があると思う(わたしなんかよりずっと上手くて操作系にもこだわりのある)その友人がそこまでいう、そしてわたし自身もビュウリックスそのものや、それ以前のタイトー筐体のボタン配置のダメっぷりには辟易としていたので、感覚的には間違ってないのかなーと思ったりもしたので、これはやっぱりはっきりさせておきたいなーと。
ぶっちゃけビュウリックスはゲーセン標準筐体なんかではないし、主流でもないですから。そしてタイトーのダメなボタン配置が今後のスタンダードだなんて冗談じゃないと思うので、こればっかりは金型変更や製作が大変かもしれないけど、なんとかブラスト・アストロまたはノワール配置での新RAPを出せるようにホリにはがんばってもらいたいですよ。
今回の新RAPベースでアストロ配置なりノワール配置のコントローラーが出たら、喜んで買いますよ。だからホリにはそこらへんがんばってもらいたいんですが、Premium VLXなんて斜め上の製品を出してしまう会社だから期待は出来ない?期待したいんだけどね。


…以上、こんな感じでRAPV3のセイミツ化が完了しました。
説明しなかったけど、細かいところではワンタッチスリーブも全部セイミツ製のものに換装しています。やる気があるならファストン端子そのものも換装してもよかったんだけど、そこまで頻繁に開け閉めするものじゃないしー、と思ったので、さすがにそれはやらなかったですよ。
RAPV系は、サイドの取っ手の使い勝手のよさ、ケーブル収納のもたらした収納性とハンドリングのよさ、連射機能の充実、保証外になっちゃうけどメンテナンス性のよさ、そして何より大事な操作性についてボタン配置を除いてはコンパネの広さと手の置きやすさという点でも工夫が見られる傑作コントローラーなので、買って損はしないといえますし、これからのスタンダードだというなら、これはいいものだよーとおすすめしないわけにはいくまい、と思ったりもしました。
惜しいのはくどいけどボタン配置だよなぁ…なぜビュウリックス風を採用したし?と、つくづく残念でなりません。これで天板の設計さえ変わればノワール配置とかも出そうだって思えるならいいんですが、分解して中を見て今の配置以外のつくりにはできなさそうとわかっちゃってる分、切ないですよ?

とりあえずこんなところでRAPV3の換装と感想でした。
スパIVとかBBCSとかのリリースでまだまだこの手の家庭用アーケードジョイスティックコントローラーの需要はあると思うのですが、その中でやっぱりセイミツのレバーとボタンがいい!という人が、換装してみようと思えるささやかなきっかけになれていれば幸いです。


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2010年4月29日 (木)

ひさびさに出されたお題にのっかってみる(どこの牛丼が好きですか?)


ブログネタ: どこの牛丼が好きですか?参加数拍手

結果としては最近利用が多いのはすき家です。
実はこれまであまりすき家って意識したことなかったんですが、しっかり量があっておいしく食べられてしかも財布に優しいのはダントツですき家だろう、ということに気付いてからは、どこへ行くにもすき家を探してしまうようになりましたよ。
味だけで比較するなら吉野家は確かにトップなんだけど、いかんせん高いんですよね。狂牛病騒ぎのときに値上げしたまま結局下げられずにいるのが吉野家。で、当時らんぷ亭だとかすき家は、うちは米国産の牛じゃないから大丈夫なんてアピールしてた気がして(すき家は違ったかもしれない、らんぷ亭は確実に米国産じゃなかったので平然と営業してました)、らんぷ亭なんかはよく行ってたんだけど、それは職場が秋葉原だったからのような気がします。
んで。
今いる職場は基本的に外出がほとんどなのでそれこそなか卯から松屋からいろいろ選び放題ではあるんですが、店舗数の圧倒的な多さと味では吉野家、よく見かける店舗としては松屋というのがあるんですが、すき家も意識してなかったけど気が付くと実はいろんなところにあるという…で、吉野家で普通に牛丼一杯で終わる値段で豆腐と味噌汁が付いてくるのはとてもとてもありがたいことです。で、味も結構良いのですよ。
それにすき家はメニューの豊富さと、とりあえず何でも牛丼の具を載せておけ的な面白いメニューがあるのもいいですね。まぐろたたき丼とかもおいしいし。カツカレーもここのはありです。それに150円でがっつりたのしめるフロートがあるお店があるのも魅力的。メロンソーダフロートはわたし的には一押し。牛丼のサイズが豊富なのも魅力的で、以前記事でちょこっと書いたかもしれないけど、キングを取り扱ってる店だとプチがあるという…最近はやめちゃったのかもしれないけど、130円でご飯茶碗一杯分の牛丼が楽しめるんですが、これが結構意外と量があって馬鹿に出来ない…小腹が空いたときにはとてもありがたかったりしました。ミニも並との価格差が50円なので悩ましいところですが、ボリューム自体は並に迫るくらいしっかりと入っていたりするので、並までは食べないけど…というときの需要にもしっかり応えられるサイズになっているのが素敵。あとメガ盛り…知り合いが頼んだときに、食べても食べても終わりが見えないと言っていたのが印象的(苦笑)。キングほどじゃないにしても、恐ろしいボリュームがありますよね。牛丼自体のバリエーションが多いのも魅力的ですよ。まさか小池栄子が宣伝するとは思ってませんでした…あと、キン肉マンのタイアップとか(吉野家・ゆでたまご問題は記憶に新しいかと…なんか双方に問題ありって感じもしましたけど)。
まー、なんでしょうか、すき家はおいしいし量もあるし値段もお手ごろですごくいいです。店舗のつくりもトイレにいかなくても食べる前に手を洗えるような気配りのある作りになっているところがほとんどで、そういう細やかな店舗づくりもナイスだと思いますよ。駐車場も広さは店舗によりますがそこそこ確保されているところが多いし、ドライブスルーもほとんどのお店にあるし。古い店舗だからそういうのはないところなんだけど、わたしが高校のころに『そういえばすき家ってあったなー』と思った店舗がいまだにすき家として同じ場所でしっかり営業していたりとかで、その経営の安定さ加減も良好なんだろうなーと、いいお店・いいチェーンだと思っていいんじゃないでしょうか。
吉野家は頻繁に店がつぶれたりとか会社がつぶれたりとかしてますからね。

松屋は選外。味が気に入らないのと、肉がなんだかやたら牛をアピールしすぎてる気がして生臭い感じがするのと、たまごの入るメニューを頼んだときに大抵殻の破片が入ってたりで調理の雑さが目立つことが多いので、値段の安さはいいんだけど質もそれなりというかその程度どまりなので…カレーの味も嫌だったし、それに最近、牛丼のつゆが最高傑作になったというので食べに行ったら並を普通で頼んであまり肉がのっかってなくてつゆもほとんどきられてからからの牛丼が出てきたというのを2回ほど店舗ばらばらで経験したので、やっぱり松屋は好かん、となりました。
なによりおいしくないし、松屋。残念ですが。いろいろメニュー増やしてがんばってるのはわかるんだけど、口に合わないものはしょうがない。
なのでいくつか選択肢があるなら松屋を積極的に選ぶことはありません積極的に避けることはありますが)。

らんぷ亭はときどき変り種メニューがあるのが良いですね。牛丼そのものもしっかりおいしいんだけど、カツ丼カレーは当たりでした。カレーにカツ丼の具が乗ってるわけですが、これがしっかりたまごも半熟でとじてあって、それがカレーと絶妙にマッチしておいしかったです。それから、期間限定だったらしいので終わってるかもしれないんだけど塩牛丼なんてのも出してましたね。

なか卯は小うどんとかの細かいメニューがなかなか良かったと思います。ここも牛丼は普通においしいです。カレーもおいしいチェーンなので、ふらっと立ち寄ってしまうことの多いお店ですね。蔵前で仕事をしているときはここに結構お世話になりました。

吉野家についてはいまさらわたし如きが語ることはほとんどないんですが、あれだ、最近牛丼バーガーで検索してうちを見てくださってる方がそこそこいらっしゃるようですので、牛丼バーガーについて…あれは駅前とか繁華街の中にある店舗で展開したら結構面白いと思うんですけどね。ぶっちゃけほとんどモスライスバーガーなんですが、それでしっかり牛丼の味がしてる(あたりまえなんだけど)、お手軽に片手でぱくつけるつくりになってるのは魅力的です。ちょっと割高かな?という気もしますが、これはなかなかおすすめだったり。

そんなわけでひさしぶりにお題にのってみましたよ。
すき家はこれからもどんどん店舗数をのばして、がんばって欲しいですね。しっかりおいしくて値段は財布にやさしいのに量をケチってない、というところがすごく好感度高いですよ。


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2010年4月27日 (火)

ただの日記です。過度な期待はしないでください。(~20100426)

とりあえず、LOOX U/C50Nの分解・組立動画は両方うp完了しました。





ピンボケは意図的?な部分もあります(高性能なカメラは欲しいといえば欲しいけど、これでも十分かなぁ?と)。こんなものでも参考にしていただければ幸いです。
ユーザーそんなに多くないPCだろうけど。
同好の士の皆様、こちらの世界へようこそ。

HDDだとかSSDだとか起動時間なんかを比較した動画は、そのうちうpしたいと思います。素材はあるのよ。編集がおっつかない。忙しいのを言い訳にしたくはないんだけど、最近本気できつくなってきました…。

連休前または連休中にうpしたいものとしては、他にはRAPV3SAの換装動画を、とか、ありますね。なんかスーパーストリートファイターIVが出るとかでまたそこらへんの周辺機器が売れてるらしいとかどうとか。ま、いまどきの簡易入力全盛の格ゲーなら三和如きのレバーやボタンでも十分でしょうが、確実な操作性を手に入れたければ結局セイミツ一択なことに間違いはないので。両方に特徴があってそれぞれ良い部分が…なんてきれいごとはわたしは言わないよ?だって三和のパーツに信頼性ないもの。好き嫌いで分けろといわれたら三和のパーツははっきり嫌いって言い切れるし。操作性と信頼性が低いからって裏づけを長々語ってもよし。そのくらい嫌い。でも、大多数の方にはどうでもいいことだろうから、こうするとセイミツのパーツが取り付けられますよーってくらいに本文中では抑え気味にするつもりですよ?(なぜ疑問形?w)

なんだかんだでPCパーツ換装とOS入れ替えもなんだけど、ジョイスティックの記事は見てくれている人が結構いるので、RAPV3SAについては素材の動画もあるわけだし、もっと早くなんとかしたいんだけど、迂闊にもレバー換装時にネジ折っちゃったwww…ってのがあるんで、現在修理のためにストップしてます。修理といっても自力で直すわけですが。とりあえず折れて穴に残ったネジを掘り出すための準備の工具と、それからしっかりタップしてからじゃないと危険だということを身をもって知ったので、ねじ切りのための工具を揃えてきました。全部で1000円したかしないかくらい。M4、ピッチ0.7mmのタップとタップハンドル(チャック式)、穴に残ったネジを抜く工具と切削油あわせてそのくらい。下穴をあけるドリルは電動ドリル用の刃を3.3mmでひとつ、残ったネジを抜く下穴用に2mmをひとつ。これを六角のビットをさせるドライバーグリップに挿して手で回して穴をあけます。人力かよ!…でもちょっとした根気があれば、穴は開きますよ、わりと思ったより簡単に。RAPについてるステーくらいの板になら、10分ほどがんばればひとつ穴があきますよ。二つなり四つなりあけることになりますが、がんばれば何とかならない話じゃないです。ドリル関係は全部ダイソーで揃えたので、これだけなら315円で穴を開けられる工具が揃うことになります。ま、元々あいている穴にねじ切りを行うだけならタップとハンドルと切削油だけでいいと思うので、本当に1000円しません。近所というわけじゃないけど、出先のスーパービバホームで買ってきました。切削油は粘度を見てこれでいいかな?と選んできました。何種類かあったけど、そんなにたくさん入ってても使わない!ってののなかで、同じメーカーさんがちょっと小さめのボトルで安くで売ってる切削油があったので、それもねじ切り用って書かれてたから、これでいいかなあ?と選んできました。これがないと工具傷めちゃうし。ちなみにRAPVXSA発注済(お?)。RAPV系は何度も言ってますが、配置さえビュウリックスじゃなきゃこれで満足できるレベルの出来なのですよ。横にワイドなので置きづらい?と思ったけどそうでもなく、しかもサイドが広く出てるおかげで持ち運びがとても楽。片手でぶら下げて持ち運ぶことも出来ます。旧RAPより少し軽量化されてるのもいい。しかもだからといって安定性がないわけではなく、むしろ逆にしっかりしていたりします。RAPV系は買う前はどうかなあ?と思っていたけど、これならレバーとボタンの配置さえノワールにしてくれれば問題ないレベルです。んだもんで、RAPVじゃなくてノワール配置のRAPNって作ってくれないかねぇ?ガワとかの作りはRAPVの設計変更でいいと思うので。どうせRAPVはタイトーの許諾とってやってるわけじゃないんだろうから、配置変えして出したとしても問題なかろうに、と思うのですがどうでしょうかねー。で、PCで使う際にRAPV3とRAPVXのそれぞれでどちらが遅延がないのかとかが気になったので、とりあえず買ってみようということになりました。あ、RAPVX用に換装用レバーとボタン買わなきゃなぁ…どうせノーマルで使う気はないので。三和のレバーとボタンなんかいらないのですよ。で、V3でミスったリベンジをVXでやろう、というわけです。ネタ的にもタイムリーだろうし。受け取りは30日ごろ予定ですが、連休中になんとかすればいいかなぁ?と。V3はできるだけ早く直したいですけどね。穴に残ったねじが硬くて下穴がなかなかあかないんですよね。手でもあくよ?とはいえ、やっぱり電動ドリル必要かなぁ…安いの買おうかな?なくてもいいものだとは思うんだけど、あれば便利なのは間違いないので。

新型LOOX Uは、興味はあったんだけど結局どうしても買う気になれなくて、手を出せなくなりましたよ?というか、そんなん買うくらいなら今持ってるコンバーチブルなLOOX Uを大事に使うよ、いろいろ手も入れてるし愛着もあるし、新型は搭載できるストレージの容量とかもしょぼすぎるので…ということで。割り切りすぎたPCとしてはがんばってると思うんだけど、いくら数年後にゴミになるといってもバッテリーとかさえなんとかなれば再生できるレベルのゴミなのか、バッテリーが使えなくなったら終わりになってしまう機械なのかという部分で、新型と旧型には決定的な差があるような気がします。そりゃ新型でもLバッテリーにすればいいんでしょうけれど。

WILLCOMCORE 3Gは違約金を払ってでも解約していい気がしてきました。でも宣伝どおりどころかW-SIMでのDDでの通信にすら及ばない速度だったこともあるので、そこらへんはちょっとだけごねてみるつもり。エリア問題だけなら普通にdocomo定額を契約した方がよさげだし。電波をつかめるところで使うならWiMAX一択だし。つか、ソフトバンクがバックに付くならウィルコムやめるなんて言ってる人がいる始末…ほんとソフトバンク嫌われてるなぁ。いくらCMにSMAPを起用してもダメなものはダメでしょう。タレントさんの力が足りないとかじゃなくて、ソフトバンクそのものの負のイメージが強すぎてダメですよ。

たまってる素材を29日のお休みでなんとか結果出せるといいんですが、なかなか難しいですよ?というわけで、オチません。


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2010年4月19日 (月)

ただの日記です。過度な期待はしないでください。(~20100418)

素材はいろいろあるけど、いずれも編集とかが間に合ってなくて上げられないネタが溜まってきました。
そんなんで先週はいろいろがんばってみましたが、どうにも限界が…正直しんどいです、3月も結構いっぱいいっぱいだったんですが、4月も上旬を越せば楽になるかな?と思ったら、全然見通し甘かった…。

というわけで、現在の、本人以外誰も気にしていないであろう進捗状況は…RAPV3の換装動画、素材のどこを使うかだけ検討終了、あとはBGM選別と字幕付け。LOOX U/C50Nは組み立ての動画を載せないことには安心できないので編集していたのにTMPGEncがフリーズして編集結果が飛んだのでふて寝して放置中、これが実は最優先のような気がします。そしてLOOX UはさらにWindows 7化したマシンのHDD機とSSD機での起動比較動画、Windows XP(HDD)とWindows 7(SSD)との比較動画、Windows Vista(HDD)とWindows 7(SSD)との比較動画も素材ができたので編集待ち。実は起動・終了はSSDって遅い?とか。あと、あんまり結果を見ないのでやってみたというものでは、KENWOODのHD60GD9ECのSSD化での音質比較…友人にも協力してもらって、ほぼ似たような感想を得ることができたのでわたし自身の感覚が間違ってなかったことが確認できたのでそれも準備中。信じたくない結果だけどHDDとSSDでは音変わっちゃうんですね…それが良いか悪いかはともかく、好みの問題で片付けてもいい気もするけど、マイスターがチューニングして聞かせたいと意図した音がHDDの音ならば、SSDにしたときの音は、やっぱりHD60GD9EC本来の音ではないのだろうなぁ、とか、試してないけどHDDを違うものに換装すると音は変わってしまうん?とか。SSDで変わってしまうことがわかった以上、HDDの種類でも音が変わってしまう可能性は大きいなというのが現時点での予想。ストレージからデコーダー間のデータのやり取りが、デコーダーに転送して実際の音にされる直前まで一致していることが保証されているのならばそんなことは起こり得ないはずなので、おそらくストレージから読み出してデコーダーへ転送されるわずかな時点でもデータの変容があるってことなんでしょうね。音が変わっちゃうっていうのはそういうことだから。なるほどHDDに振動対策を施しているわけだ、HDD保護の観点というよりは本気で音質対策だったんだ、あれ…。USBケーブルのときにも書いてるけど、デジタルだから音が変わるわけないなんて嘯いてる人のことはわたしは全然信用してないから。でも、納得できる理由がない限りは、むやみに音が変わるとも信じていないので。今回はおそらくHDDからデコーダ間でのデータの一致性がないからストレージの種類が変わってしまうと音も変わるのだろうと予想しています。HD60GD9が内部でどういう処理をしているのか実際にはわからないんだけど、おそらくはそういうことなんだろうなというレベルの話。振動対策でSSDにしたかったのにとんだ誤算です。残念。HD60GD9もHDDからキャッシュメモリへ一旦ある程度のデータをコピーしつつ再生している挙動なんじゃないの?とは思っていたんだけど、その予想が当たっていたとしても、キャッシュデータとストレージのデータの一致性自体はおそらく取ってはいない、とすると、音が変わっても不思議じゃないんですよね。このへん、つっこんだ話をKENWOODから聞きたいところですが、残念ながらたかがいちユーザーのわたし如きではダメでしょう…誰かこういう方向性でKENWOODにインタビューしたりしてる記事はないかな?もしくはそういう方向で今後KENWOODから新しいポータブルプレーヤーは出ますか?みたいな取材をしそうな商業ライターさんとかいないかな?わたしは専門家じゃないし普通の一般ユーザーだから丸の内とかへ行って質問したとしても、そこまでの話を聞けるとも思えないので。なにより4月はもうそこまで動けないし。知りたいけど動けないとか、くやしいったらないですよ。

去年以前からずっと口にしているのに、やるやる詐欺もどんだけだよ?というどらすぴ旧バージョンノーミスのリプレイか動画を残したい件、5月の連休をターゲットに練習開始しましたよ。ただ、やっぱりパターン全然忘れてて前よりはるかにひどい状態になってるのと、やっぱり実機での練習環境が整えられないのでPS3とかでの練習になってしまっていることが残念。PCだといろいろ編集作業してたりするのでそこでやるわけにはいかないし(リプレイ取りと動画撮りはPCでやるつもりだけど)。動画に関しては、なんだエミュかという話もあるでしょうが、現時点で実機環境揃えてやれるかと言われると時間的空間的問題でかなり恵まれた状況じゃないと無理だろう、と。実機からの録画機材だってどうするんだよ?って話になりますし(基板からならそれこそRGBを何らかの形式に変換して録画しないといけないわけで…そこでかなりお金かかるし、やったことがある人はわかると思いますが…機材自体は持ってるんですけどね、通すと遅延かかったりするし)。でも、なんだエミュかという人の気持ちもわからなくはないんですよね、どうせ当時やってないんだろう?とか、エミュで無制限にタダゲーやってるならうまくなってあたりまえみたいな見方もあるんだろうなというのも…でも、当時やってたかやってないかというのは確かにつっこまれたらどうしようもない人もいるんだろうなと(わたしの場合はどらすぴはリアルタイムでやってたので、そういう突っ込みがあっても腹を立てる程度で実際にはちゃんと当時もやってたよって無視できるし)、無制限にタダゲーというのはタダかどうかはそうではないって話になるけどいまやメーカーがほとんどエミュ的な感じで移植タイトルを残していてそれでプレイ数自体はほぼ無制限に出来る時点でナンセンスな指摘だと思うんですよね。移植による挙動の差異もどらすぴの場合は(PS2のナムコミュージアムはダメだけど、PS3とPSPなら)無視できるレベルだし。ま、だから、エミュが忌避される理由というのも理解したうえで、でも、利便性とかを考えてそれでやるしかないからそれでやる、ってことで。連射だって当時から使ってたしね(無しでやれといわれたら…正直きついけど、おそらくそれなりに練習期間を設ければできなくはないと思うんですよね、実際当時は連なしの店でもやってたし。でも基本は連付きですけど)。ま、そういう御託はさておき、やる気になって練習を始めましたので、何とか結果をだしたいですよ。誰も興味ないかもしれないけど。惜しいのはPSP版…どこでも手軽にできるツールに仕上がってるのに、旧バージョンが収録されてない(涙)。それとオート連射が遅くて、速度調整ができないので結構つらい。その二点を改善した状態でベスト版なりダウンロード版なり(できれば後者、DL版)をリリースして欲しいなぁと思うわけです。なんでVol.1だけダウンロード版が出てVol.2はないのかな?と思ったら、売れてないのね、Vol.2…いまだに新品をそれなりの値段で抱えてる店が結構あるっぽい。 収録タイトルは垂涎のものが多いんだけどなぁ、ローリングサンダーとかモトスとかだって面白いし、っていうかPSPの場合はVol.1・Vol.2ともに外れタイトルほとんどないだろうって思うんだけど。2もダウンロード版を出して欲しいですよ。連射速度切り替えと旧バージョン収録はベスト版かダウンロード版を出すなら、どうせどらすぴにはマニアックオプションが元々なかったんだから、こっそり仕込んでおいてくれればいいなぁ、と。デフォのニューバージョンクリア程度の条件にしておけばわりと誰でも出せるだろうし(だってエリアセレクトしてエリア9から始めればそんなにしんどいゲームでもないからね)。ま、基本的にはUMD版とモノを変えたりしないだろうから、UMD版のベタ配信だろうけど、やるならベスト版でのそういう改良を期待したいですよ。

RAPVはボタン配置さえノワールになってくれたらかなり良いものだと思ったり。少なくともコンパネを叩いたときの安定感は旧RAPやPremium以上、軽くて安っぽいと思ったけど実際に使う分にはあれで十分で、前後幅が必要最低限しかないけどそれで十分なので、できはかなりいいものだと思いました。ゆえに現在壊れてる状態だから、早いところなんとかして直して使いたいんですけどね。問題は横に3ボタン以上あるゲームをやるときのボタン配置が微妙すぎる件。こればっかりはいただけない。だからビュウリックス(というかタイトー配置)はダメだとあれほど…ストIVだけをターゲットに作るからおかしなことになるんですよね、それを汎用スティックのベースにしちゃいかんだろう、と。ノワールキャビネットのボタン配置なら問題ないんですけどね。ビュウリックス配置は薬指と小指がつるから好かん。コンパネに手を置いて、指の自然な配置を見れば、アストロやブラスト、ノワールのボタン配置がいかに自然でやりやすくて、ビュウリックスの配置はそんなこと全然考えられてもいない糞配置だってことがわかるはずなんですが…ストIVというかビュウリックス信者にはそうではない人がいるようで。どうでもいいやー。で、RAPV3なんだけど、どうせそんなダメな配置なら、天板の模様も配置なんて考慮することがなかった時代の筐体の模様に貼り変えたいなーなんて思ったり。そう、それこそエアロシティ仕様にしてみたいなぁ、なんて思ってしまうわけです。やれたらネタスティックとしても、実用としてもすごい愛用しそうですけど。わたしなんかだとアストロはもちろんだけど、親しんできた時期でいうならエアロシティのが長いですから。メンテも散々泣かされつつもいろんな部分の出来のよさに感動したりもしたし。今現在でコンパネとかの資料があまりというかほとんど見当たらないのが残念です、RAPV3用にデザインを起こせたら面白そうなんですけどね。で、RAPV3のノワール配置版、これは出ないでしょうね…構造上無理っぽい。一度あの外装で金型を作っちゃってるだろうし、底面を開ければわかるけど、あれはあの配置以外の配置の天板は取り付けられない設計のように思えます、それほど筐体内は余裕がない設計に見えます。ボタンの配置部分は特に。残念。でも、モノとしてはいいですよ。分解してわかったので、もう今までのRAPが作られないのは残念だけど、今後これならボタン配置以外は許容できるなぁと思いました。問題はその配置なんですよね。なんとかしろー、新しい金型作ってでもノワール配置の新RAP出せー、と。原型はRAPVでいいから。ケーブル収納とかサイドが持ち運べるように出っ張ってるとか、何気に便利だし。本体重量は軽いけど安定性はかなりがんばって作られてるし。正直な話、RAP3 Premium VLXより満足度高いですよ。値段差だけの話じゃなく、太鼓みたいな音もしないし、扱いやすさと操作性と値段のバランスがよく取れたジョイスティックだと思いました。いろいろ不満もなくはないけど今後これが作り続けられるならそれでいいんじゃないかなと思ったり。


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2010年4月15日 (木)

REAL ARCADE PRO.3 Premium VLXをセイミツ工業のレバーとボタンに換装してSE(Special Edition)化する

REAL ARCADE PRO.3 Premium VLX(リアルアーケードPro.3 Premium VLX)、買っちゃいました。
とりあえずどんなものか興味があったのと、その昔友人宅で見たバーチャスティックプロがあまりにもバカバカしくも本気度あふれるアイテムだったので、それに近いものでシングルコンパネ仕様でバーチャスティックプロの雰囲気を味わえるなら、ちょっとコンパクトだけどよさげで面白いかな?と思ったので。
届いた箱が大きすぎてしばらく放置気味になっていましたが、とりあえず先日ようやく開封して、開けたらやっぱりセイミツ化しなきゃという意味不明な義務感にかられて、ついカッとなってというレベルでやりました。反省はしていない。
RAP3 Premium VLXはタイトーのビュウリックス筐体の半端な再現でもあるのでセイミツ化するのは実際の再現に反する部分もあるのですが、だからって操作しづらい三和のレバーとボタンをわざわざ家でも使わなきゃならないってこともないだろう、オーナーが自分なら好きなようにパーツ換えてもいいし、ということで、操作しやすく信頼性の高いセイミツ工業さんのパーツに換装しようといういつもの記事です。
ウチの家庭用アーケードスティックのカテゴリの記事を見ていただいている方にはほぼおなじみなので、今回もまた同じようなことをやりますが、よろしければご覧いただけると幸いです。
また、換装に際しての情報収集などは、毎度ですが家庭用アーケードスティックスレまとめWikiと家庭用アケステスレにお世話になっています。ありがとうございます。

まずは箱を手にして、開けたときの感想からぼちぼち書こうかと思いますので、しばしお付き合いください。

大きい…バーチャスティックプロほどじゃないけど、半端じゃない。重さも大変。これはひざの上で…とかいうのは考えられないですよ?石抱きかよ?って話になります。流石兄弟じゃないですが。
というか、箱の写真からいきましょう。

Rapvlx_seimitsu_03
箱だけでもかなり大きいです。それでもバーチャスティックプロには敵いません(あれはアストロシティのコンパネをそのまま切り取ったようなものだから大きいのはあたりまえなんですが)。

Rapvlx_seimitsu_04
箱の裏側、いろいろ書かれています。

Rapvlx_seimitsu_05
注意書きのアップ。
そこまで露骨に中国製をアピールしなくても…あ、産地偽装の問題とかもあるから慎重になっているのかしらね(違

Rapvlx_seimitsu_06
パッケージのふたを開けたところ。
ちょっと感動的?な文章が書かれています。
まずはなぜ対象を格闘ゲームファンに絞っているのが意味不明。主流狂態の再現なんて話も、ビュウリックスが主流だなんてまず嘘ですから。ストリートファイターIV限定で主流とか、そういう話ならわかりますけど、ゲーセンがビュウリックス一色になってるなんてまず無いですから。逆に普通においてある筐体の中ではビュウリックスは少なくてあまり見かけない方だし。いまだにアストロ・ブラストとかの方が多いだろうし、鉄拳あたりの影響力を考えると今ならノワールなんかもそれなりに数ある汎用筐体なんじゃないでしょうか。その中でなんでビュウリックス?って、しかもそれが主流と言い切れてしまうなんて、視野狭窄もいいところです。
そして、御託を並べられてはいますが、頂点はどう見てもバーチャスティックプロで、VLXはタイトーのビュウリックスをモデルにしてミニチュア化って時点ですでに頂点ではないのですが…現行機で頂点という意味であれば別にいいんですが、今まで出た家庭用アーケードスティックではバーチャスティックプロが頂点なのは誰もが認めるところだと思います。
RAP3 Premium VLXが頂点だなんて…面白いな、わしは認めんが、面白いな(またそれかよ)。
ホリがそういうのは勝手だと思いますが、とりあえず値段なりのものは見せてもらおうかということで、これから本体を開けていくのですけれども、ばらしてしまうとその期待は数分後に打ち砕かれて、ああ、ホリと三和はまたいいネタ提供してくれたなぁ(苦笑)、という感想に変わりますよ?

とりあえず箱のふたを開いたらこんなんです。
Rapvlx_seimitsu_07
説明書です。いままでのRAPではこんなのついてませんでしたね。
これにはメンテナンスの方法とかが書かれています。配線の説明とかも。ボタンからテキトウに配線を引っこ抜いてしまっても、元通りに戻せるように丁寧な説明が書かれていますので、あわてんぼうのおバカさんでも失敗なくボタンの交換作業が出来るようになっています(そういう人は説明書も読まないだろうから結局やっぱり失敗すると思いますが)。それと家庭用のスティックでボタンを外すことにどれだけの意味があるのかとわたしは思うのですが(まぁ、好みと雰囲気の問題だから全否定するつもりもありませんが)、ホールプラグが2個ついています。

Rapvlx_seimitsu_08
底面に取り付ける安定性を向上させるためのオプションボードです。
これもまたかなり重たいですよ。

Rapvlx_seimitsu_09
外観です。
なんか値段のわりに天板の加工が安っぽい気がするのは気のせいではないと思います。色むらが結構あるんですよ、写真だとわかりづらくて申し訳ないのですが…。
なんかレバーボールからたれてるものががが。

Rapvlx_seimitsu_10
なにこの削りクズ?www
おーい、ホリだか三和だか、どっちがやらかしたんだかわかりませんが、いや、どっちもクオリティ低すぎるだろwwwww
3万円出させる製品でこれはないわ。
天板の色むらもそうなんだけど、それはつまりビュウリックスのクオリティもそのレベルってことで、タイトーもクオリティ低いと解釈してよろしいか?ということになりかねません。許諾出してOKしているわけだしね。
もう、どうみても家庭用アーケードスティックの頂点はバーチャスティックプロですありがとうございました。

Rapvlx_seimitsu_11
天板の色むらのアップです。
おわかりいただけるでしょうか?
…なんだかなぁ。
別に貶したくて製品を買ってるわけじゃないんですよ?ビュウリックスなのはこのご時勢だししょうがないとしても現時点で最高のものを作ったよ!ってホリががんばったっぽいから、それにも期待して、今までRAPで散々楽しませてもらったというのもあったし、半分はご祝儀的感覚で買ったのに、これですよ?
そりゃつっこみたくもなりますよ?

Rapvlx_seimitsu_12
底面です。
これは確かに安定性よさそうです。ちょっとにおいますが、くさいくさいといわれているほどくさくはないと思います。

Rapvlx_seimitsu_01
換装用に用意したのはこれです。
・LS-32-01(SSベース、レバーボール・白)
・PS-14-KN(30φクリアカラーボタン。クリア8個)
・PS-14-DN(24φネジ式ボタン。ケースとキャップ同色・白)
そして必要な工具は以下の2点だけで十分です。
・#2のプラスドライバー
・#5~#7程度のテキトウなマイナスドライバー

天板はケーブルを収納しているところを開くと、ローレットスクリュー(手回しねじ)がみっつついているので、それを外せば簡単に筐体手前側(と書いてみる)の方向へ開きます。だいたい90度の角度まで開くことができます。ちなみにローレットですが手回しで開け閉めできるけど、固定とか考えたら普通にドライバーで開け閉めした方がいいです。というか、はじめは手で回る固さじゃなかったのでおそらく組み立て時はドライバーで軽めに締めたりしてるんだろうなと思われます。
天板を開くとこんな感じです。
Rapvlx_seimitsu_14
作業性はかなり良好で、換装自体はさくさく終わります。順調に問題なく出来たとすればレバーとボタンを全部換装しても30分もかからないんじゃないかと思われます…と、うまくいけばの話。ボタンの端子に全部スリーブが取り付けられていて、とても作業しやすそうなんですが、このスリーブが罠ですよ。スリーブを引っ張ると端子からスリーブがすっぽ抜けて、ボタンにファストン端子が残っちゃうんですよ。もうね、バカかと。何のためのスリーブかと。セイミツのスリーブならこんなことはまずないんですが、このスリーブは三和のなのかホリがわざわざ作ったのか知りませんが、とにかくクオリティ低いです。だから3万円出させる製品ならもうちょっと何とかしろと。スリーブ20個の値段くらいケチるなよと。量産したときの値段云々でいっても元が取れないレベルでコストが嵩むわけではないでしょうに、こういうことしてるから信用落とすんだと…まあいいや。
で、今回は換装の説明もそんなに難しくないのでさらっと動画だけで説明します。何せ底板や天板を外す工程がほぼ無いに等しいのと、それならばあとはボタンから端子を引っこ抜いて取り替えるだけで、レバーも結構固いんだけどねじを緩めて、一応セルフタップねじのようなので、セイミツレバーだとLS-32-01のSSベースで2点止めになるので、それで固定して完了になりますよ。ちなみに2点止めだと心配という方もいるかもしれませんが、強度的には2点止めでも全然問題ありません。今後テストは必要ですがおそらく1点止め(!)でも固定さえ出来ていれば支障はないレベルだと思われます。ゲームプレイで人の力でそこまでレバーに負荷がかかるほどむちゃくちゃな力を加えることは無いと思われますので(もしあるしたらギンくんのつりばか必死とか天地を食らうIIのボーナスステージとか、そんな感じでしょうか?それでも大丈夫だと思いますけど)。訂正。PAPV3の一点止めしたレバーで友人が天地を食らうIIのボーナスステージ、わたしがギンくんのオレとジャンプとメタンガスをやったらレバーの固定が緩んでぐらつきだしました…一点止めはやはりダメです、最低でも二点止めしないと…あたりまえと言えば当たり前ですね。

というわけで、説明用の動画をうpしてみました。
(YouTube用はまた後日)



Rapvlx_seimitsu_13
換装後はこんな感じに。
操作性や感触は当然換装前のものよりも良好になります。ことさら三和を貶す気もないんですが(嘘をつけ)、やっぱりセイミツ工業さんのレバーとボタンの方が確実な操作ができて楽しく遊べます。斜め方向に入りづらいレバーとか軽すぎてボムが暴発したり押していないつもりで指を軽く乗せているだけなのにOFFにならないボタンというのはダメだと思うんですよ。
それはさておいて。
とりあえず換装自体は他のRAPよりもはるかに簡単にできます。そこをウリにしているだけのことはあるという製品ですし。残念なのはその値段と、それだけ取っていながらのこの低クオリティ。そして、天板を叩いたときの太鼓っぷりは今までのRAPと比較にならないくらい響きます、つまり太鼓っぷりでは頂点です(誰がうまいこと言えとry)。天板、薄いですから。せめてもうちょっと厚みを持たせてもいいんじゃないだろうか?と。
ただ、天板を開いたとき、撮影に協力してくれていた友人のコメントですが、中身もちゃんと塗装しているのか焼き処理してあるのか(おそらく塗装だとわたしは思うんだけど)、金属むき出しじゃないところはしっかり作ってあってよいかなーということで、そこはわたしも同感です。設計面でもいろいろがんばってるのは認めたいんだけど、いかんせんクオリティ低すぎるんですよね。せっかくがんばって作っていても、詰めが甘すぎてもったいないですよ?
ホリの開発者の方はうちの記事なんて読んでないでしょうけど、もし見てるのなら4月29日出荷分のものに間に合うかはわかりませんが、クオリティチェックしてまずければ延期も辞さない覚悟で何とかして欲しいです。
この初期ロットのRAP3 Premium VLXはスピード違反の罰則金の足しにするためにレバーもボタンも元にもどしてドナドナしてしまったので、二次出荷分注文済みなのですよ(クオリティ低いのわかっていてまた買うの?って話ですが、ものとしては面白いのでやっぱり欲しいんですよ)。それで初回分よりもしっかり作ってあって、それも固体差のばらつきを感じさせないほどに工業製品としてクオリティ上がってたら、ちゃんとここの記事も訂正しますし。
多分、一度売って売れてる以上はホリはクオリティアップのための見直しなんてしないでしょうけれど、もしがんばってるなら期待したいところです。
追加生産という話ですが実は売れ残りを捌くだけだから追加生産でもなんでもないらしいとの噂があり。ガッカリクオリティのものが届く可能性が高いよなんて思われるわけだけど、それはまた来月上旬のお話ということで。


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2010年4月14日 (水)

FMV LOOX U/C50NにWiMAXを搭載してみるテスト(写真による本体分解手順あり)

※あくまでテストです。
大がかりな分解を伴う作業になるので、記事の内容も書き方も、意図的にハードル高めにしてあったりします。質問は投げていただいても構いませんが、応える気があまりありませんよ?
本記事は改造を推奨するつもりはまったくなかったりするただのお遊びのつもりなので、いろいろと察しのつかない方、自己責任で作業できない方、わからなくなったら自分で調べるということをすっ飛ばして他人に質問しないとダメっぽい方は、こういう風にPCに手を加えることはご遠慮ください
逆に問題が起こったとしても自力で解決する自信のある方、多少壊したとしても後悔しない方、有償修理も覚悟の上という方は読み進めてみておkですよ。

ソフトウェア面の説明はあとでまとめてしますので、まずは写真を見てください、ですよ?

Looxuc_wimax_01
まずはこれが今回搭載のテストに使おうとしている、インテル® Centrino® Advanced-N + WiMAX 6250です。
こちらのカードに関する詳細はメーカーであるインテル以外に、こちらが非常に詳しく、参考になりました。
無線LAN普及プロジェクト
貴重な情報をたくさん提供されていらっしゃいますので、すごく参考になりますよ。
カードの入手もこちらの方の出品からになります。
購入手段はオークションですが、これが運悪く?相場が上がってる状態だったので、めちゃめちゃ痛い出費でした。今現在(4月13日)はそこそこ落ち着いているようです。

Looxuc_wimax_02
カード裏側です。

Looxuc_wimax_03
まずはLOOX U/C50Nをひっくり返します。
HDDやmini PCI Expressのワンセグカード(U/B50のみ)の搭載されているスペースのふたを開けるため、7本のねじを外します。

Looxuc_wimax_04
ふたを外したところ。
HDDや冷却ファンを外さないと筺体を開けることができないので、外します。

Looxuc_wimax_05
HDDとファンを外したところ。ファンは結構簡単に外れます、埃がたまったりしたと思ったら断線やコネクタ破損に気をつけて適度に外して掃除しましょう。

Looxuc_wimax_06
筺体の上側、キーボードベゼルというか、メーカーによって呼称がいろいろ変わるのですが、アッパーカバーとかいったりトップケースとかいったり、それはさておいて、とにかくこれを外します。で、外すときの注意点としては、筺体の縁を外側へ引っ張るような感じで外します。ボリュームを壊しやすいので、ボリュームの上の位置のキーボードを押さえつつ筺体の縁を外側へ引っ張って、外れたらボリュームの部分はそのまま押さえながら筺体を上に引き上げるとよいでしょう。

Looxuc_wimax_07
キーボードの右側は無線LANスイッチがキーボード下に入る感じでついているので、取り外し・取り付け時に折ってしまったりしないように気をつけましょう。具体的には筺体左側が外れたら、外れた筺体全体を右へスライドするように外せば、スイッチを傷めません。

Looxuc_wimax_08
キーボードベゼルというかアッパーカバーを外したところ。
キーボードはここでメイン基板上のコネクタにフレキでつながっているんだけど、特に細工のあるコネクタではないので、ひっこ抜けばおk。

Looxuc_wimax_09
本体左側のクリックボタンやキーボードライトが搭載されている基板。ねじ1本で固定されています。キーボードライトが接触不良気味にちかちかしだしたら、この基板の固定ねじを締めなおしてやったりすると改善することがあります。困っている方はとりあえず試してみると良いかも、良くないかも。自己責任でどうぞ。

Looxuc_wimax_10
本体右側のスイッチとキーボードライトの載っている基板。ねじ2本で固定されています。これも締めなおすとキーボードライトが正常に動作したりするようになったりすることがありますよ?

Looxuc_wimax_11
LCDパネルをメイン基板から取り外したところ。
ねじ2本でヒンジのフレームが下部本体と固定されています。
LCDはこのねじを取り外す前に、右側のLCDケーブルをメインボードから取り外しておきましょう。

Looxuc_wimax_12
フレキをコネクタから外したりなど、あとはねじなどを外せばメインボードをボトムケースまたはロアカバーとも呼ばれる筺体下部のケースから外せるようにした状態ですよ。

Looxuc_wimax_13
メインボードを固定している左側のねじは、この白い樹脂製のブロックを取り外せば見えます。このブロックはただの粘着テープでくっついているだけなので、慎重にサクッと外せば取れます。

Looxuc_wimax_14
メインボードを取り外す前に、ACアダプタとメインボードを接続しているコネクターも外さないとメインボードを筺体下部から外すことができません。外しておきましょう。

Looxuc_wimax_15
筺体下部からメインボードを取り外したところ。
右上の方に見えるmini PCI Expressカードが、標準搭載品のAtheros AR928Xです。

Looxuc_wimax_16
AR928Xを取り外してIntel 6250を取り付けてみたところ。
これで認識すれば、WiFiもWiMAXもひとつのカードでいけるんですが…。
CMOSクリア直後にOSを起動した場合ならESCDの情報が飛ばされていると思われるためIntel 6250を無線LANの装置として認識はするんですが(ドライバーインストールして動作させることも可能)、それでOS側から見えるのはWiFiのみなので、もしこのスロットで認識できたとしてもWiMAXは使えない可能性が高いです。CMOSクリア後でもBIOSで設定確認したあとなどで再起動してしまうとESCDの情報がしっかりメーカー設定値にされるようでWiFiとしてもWiMAXとしても使えなくなりますし。で、CMOSクリア直後でもWiFiでしか使えない理由としては、もしかするとUSBラインがきてないかもしれないし、そこらへんは未調査ですよ?(というか、ワンセグ向けのスロットで使えてしまっているので、もう調査する気がなかったりします)
BIOSのESCDのデータを書き換えたりできれば面白そうですが、メインボード有償交換という危険を冒してまでやるほどのことではないと思われます。だってワンセグが搭載されるためにあるmini PCI Expressスロットへ搭載すれば、WiMAXの装置としては使えるわけですから。

Looxuc_wimax_17
ちなみにCMOSをクリアするには、この写真のファンの右下のシールに注目。CLと書かれていて矢印のついているパターンがお分かりいただけますか?で、そのすぐ下の基板部分を見ると、あきらかにそれっぽいむき出しのパターンが確認できると思うのですが、要はそういうことです。ここで察しのつかない方はCMOSクリアとか考えないでください。

Looxuc_wimax_18
取り外したり組み立てるときは、このようにLCDを90度ほど横に向かせた状態にすると取り外したり組み立てしやすいですよ。

Looxuc_wimax_19
LCD側の説明ですよ。
まずはヒンジカバーとLCDベゼルまたはLCDフロントカバーともいわれる部品から、ねじ隠しのシールを少しずらしたところです。

Looxuc_wimax_20

Looxuc_wimax_21
2枚続けてお見せしました。そのココロは…いや、そういうわけではないんですが、LCDパネルの底面に滑り止めのゴム足が4個付いていまして、これが小さくてなくしやすい部品なので、かなり気をつけて慎重に作業しないと、LCDパネル底面のゴム足については無くしてしまうと精神的ショックがかなり大きいことになってしまうよ。
LCDフロントカバーを取り外すときも慎重に、取り外したらこのゴム足はひとまず外しておいて、何かのケースに組み立て時まで残しておいてあげればいいと思われ。

Looxuc_wimax_22
LCDフロントカバーの爪の位置、正面から見たときに下の縁の部分になるところです。

Looxuc_wimax_23
LCDフロントカバーを取り外したところ。
ちなみにLCDフロントカバーの取り外し方は、液晶側から外側に向けて指を入れて、外側へ枠を引っ張るようにぱきぱきと外していけば取り外せます。ただし底面の爪のみ上の写真のような位置にあるので、底面のみ、上と左右が取れたら、下側から開いた隙間を徐々にこじるような感じで、あまり無理をかけずに開けていく、というやり方になります。液晶画面に手が触れて液晶が多少汚れますが、そんなのは後で拭き取ればいいですから。
そして見るからにアンテナの入れられそうな場所がありますが、このときわたしが持っていたアンテナはフィルムアンテナで面積が広いタイプのものだったので…

Looxuc_wimax_24
カバーからLCDパネルを外したところ。
マグネシウム筺体でしょうかね、電波の通りがよいわけがない…な、感じです。サイズが小さくて強度を稼がなければいけないなら、これはこれで仕方ありません。

Looxuc_wimax_25
これでいけるかなー?と思いつつ、アンテナをセットしてしまいましたよ。
結果はかなり悲惨だったのですが、それは追って説明しますよ?

Looxuc_wimax_26
このアンテナのときは、配線も結構硬めで長かったので、仕舞い込むのにすごく苦労しましたよ?
ケーブルの収納スペースが稼げないんですよ、しかも配線硬いし…。

Looxuc_wimax_27
で、その失敗を受けての別のタイプのアンテナに変えてみましたよ。
冒頭で紹介させていただきました無線LAN普及プロジェクトさんがオークションで良さげなアンテナを出品されていらっしゃいましたので、そちらに入札して手に入れました。すごくいいアンテナですよ。日立製で、コンパクトだけど受信性能はかなり高いです。
※日立電線の資料(PDFが開きます)
HFT44-LG01という型番で、こちらでも購入できるようです(日本国内から買えるかどうか、そこまでしてのコストメリットがあるかどうかはわたしはやってないからわまりませんが)。 LCDパネルの右上と右横に見えるのが搭載したアンテナですよ。これ、LCDのカバー周りでプラスチックむき出しのところはどこかな?ということで品物の選定、選考しましたよ。設置場所もここがいいだろうと搭載前から考えていたので、良い結果がでるとうれしいなーとテスト実施に向けてわくわくしながら組み立てをやりましたよ。配線はLCDパネルの裏をまわってヒンジカバーの中を2軸とも通ります。上側のアンテナはLCDとともにねじで固定して、右側の縦向きに置くアンテナは何もつけずにそのまま置いただけで組み立てて問題ありません。

Looxuc_wimax_28
すでにSSDに乗せ換えてあったりします。で、搭載するのはこのスロットになります。WiMAXの装置としては認識してドライバーを要求してくるのでWiMAX用のドライバーとユーティリティをインテルからダウンロードしてインストールすれば動作するけど、WiFiとしては使えません。OS側からはWiMAXの装置としてしか見えませんし、WiFiのドライバーも入りません。無理やりWiFiのドライバーを入れても動作しません。もっとも目的はWiMAX内蔵化なので、とりあえずこれで動作しているから問題ないんですけどね。ちなみにここに搭載するだけならBIOSの改造とかを考えなくても一切不要です。というか、しなくていいんだよ、できなくていいんだよ、って感じでした。ここならメインボードを外す手間も必要ありません。アンテナ搭載のためにアッパーカバーとLCDを外して、LCD側を分解する程度の工作で済みます。そして、この日立製の小型のアンテナにしてからは、配線も細くやわらかく扱いやすくなったので、この写真くらいの巻きでうまく収まるようになりましたよ。

さきほどアンテナ設置位置での感度の問題をちょこっと取り上げましたが、アンテナ設置の場所移動前と移動後の感度の差をお見せしますよ?
まずは失敗の方の、フィルムアンテナをLCDケースににそのまま貼りつけた場合の感度。
Looxuc_wimax_03
こんな感じで、同じこの場所では何度計測しても97%が最高でした。ちなみに計測場所は大宮駅前ですよ。
で、アンテナを日立製の小型のものに交換したあとの感度は…
Looxuc_wimax_15
ごくごく当たり前に100%が出ています。
測定地付近をうろうろしても、100%から下がることはありませんでした(前述のフィルムアンテナのときは、結構すぐに感度が下がってしまっていました)。アンテナの力と設置位置の関係おそるべし、といったところです。
アンテナ自身の出来の問題もあるのでしょうが、設置位置の問題も当然あります…前回は思いっきり電波を妨害する素材のところに貼りつけていたわけで、日立製のアンテナは2本とも電波を阻害する恐れの少ないパーツの樹脂むき出しのところへ設置するように場所を考えたので、それでかなり改善したというのはあると思われます。
フォローしておくならば、アンテナむき出しの状態であれば、先のフィルムアンテナでも結構な感度で受信できていたりはしたのですよ。
それでもわたしの自宅内だとほとんどWiMAXに接続することは出来ないんですけどね…USBのNECアクセステクニカ製のアダプタだとかろうじて接続できたりするんですが、そもそもわたしの自宅はウィルコムもdocomoも受信感度がきわめてよくない家なので、WiMAXが入らないのは仕方がないか?と思っていました。

ちなみに、大宮でテストしたときにとったスクリーンショットなのですが、接続できているときはこんな感じで拾えます。
Looxuc_wimax_12
LenovoのThinkVantage Access ConnectionsそのものがIntel Centrino WiMAX 6250に対応しているので、このように制御することができます。AR928Xもコントロールできているので、ネットワーク切り替えツールとしてもWiMAX接続ユーティリティとしても、LOOX U/Cで使うのにとても重宝します。
※インストール後に、こちらのファイルを使って該当装置のチェックを抜けるようにしてください。使い方は解凍したら出来たファイルをダブルクリックで、そのまま追加すればおk、ですよ。

そして受信感度の問題ですが、わたしの自宅内は電波の状況があまり良くないため、いろいろと外出して機会があるたびにそこそこテストしてみました。
アンテナ換装前はかなり厳しかったんですが、アンテナ換装後はかなり実用的に電波を拾うことができるようになったと思います。大宮駅前はもちろん秋葉原でも中央通りのあたりなどで車の中にいてもしっかり100%あたりで電波を拾えていましたし(秋葉原で拾えなかったら問題だろうという気もしますが)、アンテナ換装前は大宮でも駅を少し離れるとアウトだったのに換装後はわりとしっかり拾えて、かつ、某ファミレスなんかでも普通に実用レベルで通信できましたし、浦和から某所へ向かう途中の車中でも移動でもハンドオーバーもそこそこ問題ない感じで使えました。
で、今回の写真ではメインボードを取り外すところまで分解してしまっていますが、実際には底面のふたをはずしてmini PCI ExpressスロットにIntel Centrino WiMAX 6250を搭載して、あとは液晶部分にアンテナを設置すればそれで十分です。
WiFiとしてはAR928Xと交換してCMOS飛ばした直後ならWiFiの装置としても使えるので、AR928Xと同条件で比べてみましたが、無線LANとしてはAR928Xの方がよさそうというかあからさまに感度高いことと、WiFiとして使うにはBIOS書き換えが必要になると思われることなどがあるため、Intel 6250はWiMAXのカードとして割り切って搭載すれば気分的にもすっきりするなと思いました。U/B50の場合はワンセグが搭載されているけれど、ワンセグなんてどうせほとんど受信できない役立たずのチューナーだったので、取っ払ってIntel 6250を搭載してみても面白いんじゃないかな、と思ってしまうよ?
ソフトウェア的には、インテルから6250用のWiMAX接続ユーティリティをダウンロードしてインストールするとドライバーとユーティリティが同時に入るので、動作確認はそれでも行えますが、すでにThinkVantage Access Connectionsをインストールしている場合はドライバーだけが使われてユーティリティは排他でAccess Connectionsが優先されるため、そのままAccess ConnectionsでWiMAXの設定と接続テストを行ってもよさげです。
また、実際の使用においてはコールドブート・再起動・休止状態からの復帰の場合は問題ないのですが、スタンバイ(スリープ)からの復帰だとほぼ100%の再現性でWiMAXのアダプタがWindowsから見えなくなり、デバイスマネージャーで表示の更新などを行っても復帰してこないことが確認できたため、Intel 6250搭載での使用時は電力設定でスタンバイに入らないようにしておいて、PCを止めるときは基本的には必ず休止状態で停止するかシャットダウンするようにしないと再起動の必要性が出てしまうので面倒でした(設定でスタンバイに入るのを360分後くらいにしておいて、休止状態に入るタイミングをそれより短くして、それとパネルクローズや電源スイッチの動作がスタンバイになっているようなら休止状態に設定しておけばよろしいかと思われ)。
いろいろ調べてみたんだけど原因はよくわかりませんが、対処法としては休止状態を使うことで解決できるので、こればかりは運用としてそうするしかなさげです。

ちなみにアンテナ換装後、自宅でなんとかがんばって接続してみたら…かろうじて接続できることがありましたので、こんな感じになりました。
Looxuc_wimax_16
感度は最大で24%か何かを見たことがありますが、たいていは10%あたりか0%ですぐに切れてしまう、という感じです。もともとUSBの端末でもかろうじてつながるかつながらないかという部屋なので、仕方ないかなぁという気はします。UQにリクエストしたら基地局建ててくれるのかなぁ?という気もしますが、そこまでして自宅内で使いたいかというと…というのもあるので、そのうち使えるようになるといいなと思いつつ放置気味。リクエストしてみてなんとかなるなら問い合わせしてみたいですが、なかなかそういう暇がありません。
でも、応えてもらえるならリクエストしてしまうよ。

とりあえずこんな感じで分解したり組み立てたり、ということで、WiMAXを内蔵してみるテストは終了です。
そこそこ実用的に使えてしまうので、Windows 7化してWiMAX搭載テストしてSSD化してしまった状態のわたしのLOOX U/C50Nなら、現行モデルのU/G90を買おうという気はなくなってしまうよ?U/G90は液晶画面も尿液晶とか言われるくらいひどい色合いの液晶になってしまったようだし(実際に店頭機だけではなく、いくつかのユーザーさんのU/G90も拝見しましたが、そのどれもが残念な黄色い液晶だったので、わたしははじめはそれは故障しているのか?と勘違いしたくらいですよ?)。この尿液晶といい新型のつやありキーボードといい、海外モデルではそんなことはないらしいと知ってしまうと、やっぱり富士通は日本国内のユーザーをバカにしているんだなぁと思わざるを得ない、U/B50が出たときにBluetoothも内蔵していて802.11n採用で液晶解像度も上がって、やっと富士通は国内ファンの方向も見てくれてるんだなと思ったのは、結局はただの勘違いだったってことでF/A?のようなのですよ。
まったくもーってくらい残念ですよ。

というわけで、もう日本の富士通はお家騒動だの東日本テクノの質がガタ落ちだのとまるであてにならない状況なので、必要な時だけ利用するようにしてあとはまたしても自分たちで使い勝手を向上せざるを得ないという、初代LOOX Uと同じようなことになってきてしまっていますよ?
そんなこんなでU/B50・U/C30・40・50ユーザーで同好の士の方々はこれからもいろいろがんばりませう。

拙い記事ですが、こんなものでも参考にしていただければ幸いですよ。
やっていていろいろおもしろかったし、その時点で十分遊びきっているので、目的は達成されているわけですけれど。
それと分解・組立に関しては動画も撮りました。とりあえず分解の方だけ。組み立てについては編集がまだなので、そのうち公開します。なかなか編集する時間がないのですよ…公開時は新しくエントリで上げるのではなく、ここにこっそり追記する感じでやると思うので、興味のある方はよろしくおねがいします、なのですよ。
両方ともうp完了。組立の方は遅くなってしまってすみませんでした(201004270412更新)。






追記
Looxuc_wimax_17

Looxuc_wimax_18
朝の京浜東北線、出勤時の南浦和から大宮間でリアタイム更新してみるテスト。
アンテナ交換前は話にならなかった感度が実用域ですよ、これならおk。
Looxuc_wimax_19
日立製アンテナすごいですよ。
このくらいそこそこ電波をつかめたら使えるような気がします。
本当はこの機体を持ってもっといろんな場所を歩き回らないとどのくらい使えるのかはわからないけど、とりあえず実用域なことがわかったので有意義なテストでした、で、締めくくりたいと思いますよ。


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2010年4月13日 (火)

FMV LOOX U/C50NのHDDをSSDに換装してみた

Windows 7化したときに、そういえばWindows 7はSSDに対応してるって話だったかなぁ?と思ったのとUMPCで本気出す、本領発揮させるならSSD入れるしか!ってことで、SSDに乗せ換えてみました。

御託を並べるよりも写真見てもらった方が早いと思ったので、以下写真だらけですよ?

Ssd_01
今回選択したSSDはRunCore Pro IV 1.8" 5mm PATA Zif Solid State Drive SSDです(開いたページから1.8" 5mm PATA Zifの詳細をたどってください)。メーカー代理店で46800円、送料・代引き手数料込み(というかサービス)。
付属品はUSB外付けケースにドライバー(工具)、フレキ2種、取扱説明書、データ移行ツール(Acronis Migrate Easy for PC)。
なぜこんなに至れり尽くせり?と思ったら、どうやらまず外付けケースにSSDを入れてその中にデータ移行ツールが入っているので、それを動作させて環境を元PCからSSDへ移行させて、それから換装してくださいという意図のようです。
しかも換装元のPCについて、いくつかの機種の動作確認をSSDメーカー自身で行っていて、それをしっかり明記してくれているところがとてもありがたいです。某社(バレバレ?)のSSDのように相性問題でガクガクブルブルしながら買わなきゃいけないわけではありませんのだ。
お店はこちら。換装に自信のない方向けに、有料で換装サービスも行ってくれるようです。

Ssd_02
マニュアルです。
Ssd_03
付属のUSB外付けケースへの接続方法がわかりやすくしっかり記載されています。
ここでSSDに収録されているデータ移行ツールを使ってHDDからSSDへ環境を移してくださいという説明です。
Ssd_04
こちらはPCへの搭載方法の一例。
Ssd_05
実物はこんな感じです。
Ssd_06
背面です。
Ssd_07
殻割りしたところ。簡単に外れます。
Ssd_08
基板のメモリ実装面。ちょっと見づらくてすみませんが、どこのどんなチップを使っているかは、わかる方にはお分かりでしょうということで詳細説明は省きます。
Ssd_09
LOOX U/C50NからHDD接続用フレキを外してSSDに取り付けたところ。先に外しておいてからSSDに取り付けた方がいいです。本体にフレキを取り付けたままSSDをつなごうとすると、フレキをぐにぐに曲げることになり断線の原因になりますよ?
フレキの取り付け方はここで説明するまでもないでしょう。ZIFやLIFの使い方がわからない人は換装はあきらめてくださいですよ。
Ssd_10
LOOX U/C50Nに搭載したところ。
ぉよ?もうWiMAXが搭載されてますね?ということは、次の記事は…?(ひっぱるなって?)
Ssd_11
BIOSでもちゃんと認識しています。
そしてHDDとの比較は必要だよねってことで、一応ベンチ取りました。
まずは標準搭載のHDDのベンチから。
Cdi_hdd_2
まずディスクの情報
Cdm_hdd
計測結果。1.8インチHDDだし、こんなもんでしょうか。
そして今回搭載したSSDは…
Cdi_ssd_2
ん?なんかインターフェイスがSATA/300になってるのは気のせい?
そして計測結果は…
Cdm_ssd
比べるまでもなく超速ですよ?
搭載して良かったー。
そういえばPhotoFastのV4ですが、それのベンチ結果ってこんなんだったような。
V4-ZIF-BENCH
※リンク見てもらうとわかるでしょうが、直接PhotoFastを参照してますよ
こうして見るとランダムライトがRunCoreのものはPhotoFastより比較にならんってくらい全然速いですよ?…値段差が1万3千円近く高いし動作の確認もメーカーで取れてないから相性に心配があるうえにSSD単体であの値段で環境移行するのにUSBケースやケーブルや工具やソフトも付いてこないPhotoFast買わなくて良かったー(ひどい言いようだねwww)。
過去にPhotoFastのSSDで痛い目にあってるのでこのくらいは言いますよ?管理領域ごと何度ぶっとんだことか…それにファームウェア書き換えも本体によってはままならないとか、ZIFコネクタの位置がおかしいうえに反転してたからまともに接続できなかったとか、せめて規格どおりに作ってくれないと使い物にならないよと思ったものですよ?V4はその辺マシらしいですが、今回のベンチ結果見て、もう買わないと思いましたね…やるとしたら256GBが気になるくらいですが、遅いんじゃねぇ…RunCoreは256GBのものは出さないと思うけど出したらそっち買うよって、この結果を見たら当然そうなりますよね?

実際の体感速度としてはそこまでめちゃくちゃ早くなるわけではないんですが、あたりまえだけどHDDよりは全然快適です。無音でWindowsが動作しているというのがある意味気色悪いんですが(苦笑)、感動的ですらあります。速いし。今のところプチフリもないようです。ときどき「ん?」と思うような挙動が全くないわけではないんですが、しばらく使ってみて不満に思うほどのプチフリに遭遇したことはありません。

実際には無音といってもLOOX U/C50Nの場合はわりと頻繁にファンが回るのでファンが結構うるさかったりするんですが、HDDの駆動音がなくなるだけでも精神衛生上かなりよろしいですよ?
搭載時点での本体重量も若干軽くなりますし。
これは搭載して本当によかったですよ。
当然、改造扱いになるのでおすすめはしませんが、興味のある方は自己責任で換装してみるのも面白いんじゃないでしょうか。

なお、Windows 7インストール時は少々注意点があるので気をつけろー、という感じ。実はWindows 7のインストーラーからのフォーマットを行うことができないので(インストーラーがフリーズするんですよ)、あらかじめWindows 7が走っているマシンで外付けケースに入れてフォーマットするとか、Windows XPのCDから起動してフォーマットだけを行ってからWindows 7をインストールするとかしないと、Windows 7をクリーンインストールすることができません。要するに事前に他PCまたはXPとかのCDからのフォーマット必須。
はじめインストールしようとしてWindows 7のインストーラーがフリーズして条件再現100%だったのでハマりました。参考にしたところはこちらです。
beatsync.net RunCore SSDに換装したMacBook AirにWindows 7をインストール(解決編)
とても参考になりました、ありがとうございます。
なので、まずは他にWindows 7やその他NTFSでフォーマットできるPCがあるのならそれでNTFSでフォーマットしておいてから作業に入るとよいと思われます。


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2010年4月12日 (月)

FMV LOOX U/B・LOOX U/C系列にWindows 7をインストールしてみる覚書(確定版)

ようやくLOOX U/C50NのWindows 7での運用が固まってきました。
HDDからSSDに換装して実際に運用してのテスト中ですが、インストール順などについてはこれでひととおり固まった感があるので、あとで見てわかりやすいといいなと思いつつ記録を残しておきたいと思います。
静観してたんですが、もう富士通がLOOX U/C系(U/B含む)へのWindows 7のサポートを一切行わないようなので、国内では完全に過去のマシンというか、見捨てられた感じになります。ぁん?VistaやXPで使えってか?XPならまだわかりますが…結局、富士通は変わってませんでしたよね?アスコラとかをやらなかっただけマシで、U/B50の発表でBluetooth内蔵してきたり802.11n内蔵して液晶解像度上げてきたときは富士通がんばるなぁというか、やっとユーザーの方へ向いてくれたのかな?と思ったんですが、はっきり言ってやっぱり富士通はダメでしたね。出しっぱなし・売りっぱなしじゃあねぇ…入れ物はいいもの作ってると思うんだけど、なんかこう、投げやり感が漂うというか。
それはさておき。
いつものとおりなんですが、メーカーサポート外のOSのインストール作業となるため、この件でメーカーへ問い合わせたりしてメーカーその他へ迷惑をかけることは強くご遠慮願います。また、当方への質問も出来るだけ控えてください。『~ができませんよう』といった質問であれば、コメントをいただいても多分ろくな回答はしませんので、自己責任である程度自力で解決出来る方のみ、作業を進めてください。
いろいろ考えるの面倒くさいけどとりあえずやってみようとか、わからないし自己解決する気はないけどやろうと思っている方は、この手の作業を行うべきではありません。
とりあえずこれでも見て頭冷やしてください。





…頭、冷えましたか?(無茶言うなって?)
※どう見てもミスってるとかのご指摘などのご意見や、本記事そのものへのご感想はお待ちしておりますのでよろしくお願いいたします。

それでははじめます。
今回、リストも作ったんですが、ココログのフォーマットだと表示できるレイアウトで作るのが面倒くさいので、別ファイルを用意しました。
FMV LOOX U/CまたはU/BへWindows 7をインストールするときのドライバーリストなんですが、解凍してこれを参照しながら作業してみてください。
リストの説明をすると、Singapore(U2010/U2020)の欄はほとんどがドライバーファイルへの直リンで、クリックすればそのままダウンロードできます。U8270(国内法人向け)とあるのは国内向けに富士通が提供しているドライバーがある場合をピックアップしてみました。で、なんでこんなリストになっているかというと、Singaporeと国内で同様に提供しているファイルがある場合は、精神衛生上の問題とか言語の問題とかもありますが、一応国内向けのドライバーを使った方がいいんじゃなかろうか、ということです。で、法人モデル向けドライバーの欄はそれぞれの解説とダウンロードページへのリンクとなっています。他、とあるのは、Singaporeと国内法人向け以外、たとえば国内の普通のコンシューマモデル向けだったり、Intelなどの社外のものだったりのドライバーの場合には、この欄に納めています。優先順としては『国内法人>Singapore>他』と考えていただければいいんですが、ときどき他の欄に入れてるドライバがよい?と思われる場合もあるので、適宜判断してください。
Fujitsu Singaporeとかリストのドライバーがリンク切れ起こしてると面倒くさいことになりそうなので、一応念のため、もとのページのリンクをこの文に貼っておきますよ。

インストールについての解説は前回の記事同様にここから行います。かなりコピペちっくになりますので前回も読んでいただいている方にはすみませんが、説明としてはほぼ間違ってないと思ってますのでそれなりにあてにしていただいてよろしいかと思います。

フォーマットしてWindows 7をクリーンインストールという手順でやるので、元々インストールされているもので必要なものがある人とかは必ず読み出せる形でバックアップを取得しておいてください。
まずは電源投入したらF2を連打しておいてBIOSの設定画面に入ります。で、BIOSの設定でタッチパネルモードからタブレットモードへ変更します。XP Tablet化とかで変更済みの人はそのままでおk。やり方は、BIOSの設定画面に入ったら、『詳細』を選んで『各種設定』を開いて、『タッチパネル設定』を『タブレットモード』にしてください。これでLOOX U/C・U/BをWindows 7でタブレットPCとして使うことができます。また、どうしてもUltimateやProfessionalを入れてXPモードを使いたいという人は、『CPU設定』を開いて『Virtualization Technology』を『使用する』にしておきましょう。
それからLOOX U/CかU/BにUSBで動作するブート可能なテキトウな光学ディスクドライブを接続して、光学ディスクドライブから起動できるように電源投入後にF12を連打してメニューを出して、Windows 7をDVDから起動してインストールします。アップグレードじゃなくてクリーンインストールです。
パーティションとかをテキトウに設定したらインストール開始です。ネットワークへの接続はこのあと説明する段階でつなぐことになるので、ここではまだネットにつながらないようにしておいてください。

ドライバーのインストール順序ですが、リストの上から順番に入れていってください。また、リストにインストール後再起動と書かれているところは、面倒だけどいちいち再起動していただいた方が安全だと思われます。
ダウンロードしたファイルは、それぞれフォルダを作って入れておいてください。フォルダを作らない状態で展開すると結構面白い目にあうので、ダウンロードしたファイルごとに同じ名前のフォルダを作ってそこに入れておくとよいでしょう。やり方はWindows Vista以降はファイルをリネームしようとすると拡張子を除いたものがハイライトされるようになっているので、ダウンロードしたファイルをリネームしようとしてから選択された文字列をコピーして新しいフォルダを作ってそれをリネームするときにペースト、では如何でしょうか?(こういう細かい使い勝手の仕様変更、Vistaは良いところもあるのに評価されなかったんだよねぇ…残念ですよ?)

・BIOS
これを更新するかどうかは各自の判断にお任せします。リリースノートがないので更新したからどうってわけではないんですが、気分的な問題で最新版にしておくといいかもしれない程度にやってます。更新した場合は一度初期設定を読み込ませてから、『タッチパネル設定』を『タブレットモード』にするのを忘れないようにしてください。そうしないと後述するタブレットドライバが入りません。

・GABI
BIOSドライバーです…特に不明なデバイスとかで出ているものではないんですが、入れておいた方がよいだろうということで。インストール方法はデスクトップかスタートメニューの『コンピューター』を右クリックして管理を開いて、メニューバーの操作から『レガシハードウェアの追加』を選んで、次へで進めて、『一覧から選択したハードウェアをインストールする』を選んで次へで進めて、検索が終わったら次へで進めて、『すべてのデバイスを表示』が選択された状態で次へで進めて、『すべてのデバイスの一覧を取得しています』と表示されていても結果を待たなくてよいので『ディスク使用』をクリックして、『参照』でこのダウンロードしたファイルを展開したフォルダを選ぶと『FBIOSDRV.inf』というファイルを選べるので『開く』で『OK』をクリック、そうするとモデルの枠内に『Fujitsu BIOS Driver』が出ているので次へで進めてインストールします。これでFujitsu BIOS Driverが追加されます。

・チップセット
チップセットドライバーです。
まずこれを最初にインストールしてください。
ダウンロードしたファイルを実行すると”infinst autol.exe”が生成されるので、それを実行してインストールを進めてください。

・FUJ02B1
おそらくWindows 7をインストールしたあとに当たってなくて残ってる不明なデバイスがこれ。
確認方法は、デバイスマネージャを開いて不明なデバイスのプロパティを確認していただければ、それっぽい文字列が見つかります。ずばりFUJ02B1と書かれていたりするわけですが、インストール方法は、ダウンロードしたファイルを実行してファイルを展開し、次いで不明なデバイスの開いたプロパティからドライバータブを選んでドライバーの更新で『コンピュータを参照してドライバーソフトウェアを検索します』を選び、『参照』でこのFUJ02B1をダウンロードしてファイルを展開したフォルダを選択します。そうすれば自動でFUJ02B1のドライバーが当たります。

・FUJ02E3
こちらもWindows 7をインストールしたあとに当たってなくて残ってる不明なデバイスがこれ。
確認方法は、デバイスマネージャを開いて不明なデバイスのプロパティを確認していただければ、それっぽい文字列が見つかります。ずばりFUJ02E3と書かれていたりするわけですが、インストール方法は、ダウンロードしたファイルを実行してファイルを展開し、次いで不明なデバイスの開いたプロパティからドライバータブを選んでドライバーの更新で『コンピュータを参照してドライバーソフトウェアを検索します』を選び、『参照』でこのFUJ02E3をダウンロードしてファイルを展開したフォルダを選択します。そうすれば自動でFUJ02E3のドライバーが当たります。

・Video
GMA500のビデオドライバーです。
ダウンロードしたファイルを実行するといくつかのファイルとフォルダが展開されるので、その中にいる『Setup.exe』を実行してインストールしてください。

・Audio
ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると展開されるので、展開されたファイルたちの中にいる”Setup.exe”を実行します。インストールウィザードの注意点は特になく、とりあえず次へ次へとクリックしていけばおk。

・System Extension Utility
システム拡張ユーティリティです。WindowsをLifeBookシリーズおよびLOOX Uシリーズに最適化するためのものなので必須です。
FUJ02E3を先にインストールする必要がありますが、リストの上から順にインストール作業を進めていれば問題なく入っているはずなので入れてしまいましょう。
インストール方法はダウンロードしたファイルを実行するといくつものファイルとフォルダが展開されるので、そこにいる『setup.exe』を実行してインストールを進めてください。

・Hotkey Utility
ホットキーユーティリティです。
これ、インジケーターユーティリティもコミなので、入れておかないと画面輝度変更時のインジケーターが表示されません。
国内法人向けだとずばりIndicatorUtilityと記載されていますが、間違いないのでダウンロードしてください。
FUJ02B1が入ってないと動作しないということなので、あらかじめFUJ02B1をインストールしてからインストールしてください。リスト順に作業していただいていれば、問題ないです。
ダウンロードしたファイルを実行するといくつかのファイルとフォルダが展開されるので、『setup.exe』を実行してインストールを進めてください。

・Power Saving Utility
省電力ユーティリティです。
インストール方法はダウンロードしたファイルを実行するといくつものファイルとフォルダが展開されるので、そこにいる『setup.exe』を実行してインストールを進めてください。

・バッテリーユーティリティ
バッテリーの充電閾値を変更したり出来ます。
インストール方法はダウンロードしたファイルを展開したフォルダに入っているsetup.exeを実行してください。

・Touch Panel
タッチパネルドライバーです。
BIOSの設定がタブレットモードになってないとインストールに失敗するので、必ず変更しておいてください。
ダウンロードしたファイルを実行するとファイルがいくつか展開されるので、そのなかにいる『TPSetUp.exe』を実行してインストールします。
ちなみにタッチパネルの調整はこのドライバーを含めてある程度セットアップが終わった段階でキャリブレーションを行ってくださいということで、まだこの段階でパネルをタッチした位置がずれていても気にしません。また、Windowsの機能を使って(コントロールパネルのTablet PC設定のディスプレイオプションで)キャリブレーションして結果を保存してしまっている場合は、それもずれが生じる原因になるので、保存した結果を削除しておいてください。

・Button Driver
タブレットボタンのドライバーです。
ダウンロードしたファイルを実行すると展開されるので、展開された中にいる”DPInst.exe”を実行してインストールしてください。
ちなみに、これが不明なファイルで残っているFUJ02BFなので、FUJ02BFは不明なままでこの段階まで放置しておいてかまいません。

・Button Utility
タブレットボタンユーティリティです。
これを入れておくと、コントロールパネルの『Tablet PC 設定』からボタンの設定を行うことができます。うまくインストールされていれば、非常に小さいのですがボタンの場所や詳細表示といった場所にLOOX U(なぜかU/CやU/Bではない旧LOOX Uの写真)が表示されているはずです。
インストール方法はダウンロードしたファイルを実行するといくつものファイルなどが展開されるので、『setup.exe』を実行してインストールを進めてください。

・Mouse
スティックポインターのドライバーです。
ダウンロードしたファイルを実行するとフォルダが生成されるので、そのフォルダを開くとファイルがたくさん入っていますが、その中から『Setup.exe』を実行してインストールします。

・Finger Print
指紋認証のデバイスドライバーとツールですが、のちほどWindows Updateでインストールするので、この時点ではインストールの必要はありません。

・Bluetooth
Bluetoothのドライバーです。
ダウンロードしたファイルを実行して展開されたら”setup.exe”を実行してください。

・WebCam
webカメラのドライバーです。
ダウンロードしたファイルを実行するといくつかのファイルとフォルダが展開されるので、そこにいる『DrvSetupX86.exe』を実行してインストールしてください。

・FMトランスミッター設定
製品に添付のCDからインストールしてください。
EzInst.exeを実行したらメニューが出ると思うので、あとはそこからドライバーのインストールへ進んでインストールするだけです。

・Atheros Wireless LAN (For model with Atheros wireless)
Atherosの無線LANのドライバーです。
ダウンロードしたファイルを実行するといくつかのファイルが展開されるので、そこにいる『setup.exe』を実行してインストールしてください。

・Mobility Center Extension
Windowsモビリティセンターの拡張です。
インストール方法はダウンロードしたファイルを実行するといくつものファイルとフォルダが展開されるので、そこにいる『setup.exe』を実行してインストールを進めてください。

ここまで入れたら無線または有線LANを設定してWindows Update実行して、各種アップデートや指紋認証のデバイスドライバーが入っていることを確認してください。
また、そのあとでCDを開いて『EzInst.exe』を実行して『FM かんたんインストール』を開いて、必要そうなものを適宜インストールしていくとよいでしょう。
一応のおすすめは『FMVサポートナビ』(とりあえず不慮の故障とかでサポートが必要になったときに入っていた方が便利ですよ)、『電子辞書』『スーパー統合辞書+学研(以下略)(辞書コンテンツ)』『スーパー統合辞書+学研(以下略)(辞書検索ライブラリ)』これらはせっかく搭載されていたのだから、Windows 7でも便利に使おうというものです。インストールしてみたところ、Windows 7でもばっちり動作するようです。便利です。そのくらいでしょうか。
タブレットボタンの設定はコントロールパネルのハードウェアとサウンドの中からTabet PC設定から『タスクの実行用のタブレットボタンの設定』を開いて、ボタンIIが真ん中の辞書ボタンに当たるので、ここに『プログラムを起動する』を選んで、プログラムの場所に”C:\Program Files\Fujitsu\DicMenu\DicMenu.exe”を設定しておく、という具合で辞書がボタンで起動するようになりました。これはU/Cの辞書を使った場合で、U/Bの場合はもうちょっと違うのですが、U/Bの辞書をインストールした場合はEBWinというおすすめの辞書閲覧・検索ソフトがあるので、そちらを使ってみてはいかがでしょうか?
タブレットボタンへの設定方法は同様で、通常でインストールすればプログラムの場所が”C:\Program Files\EBWin\EBWin.exe”となります。わたしは別途購入した広辞苑第6版や第5版、第4版やその他の辞書なども持っていたので、ボタンの動作を押すでEBWinが起動、プレスアンドホールドでU/C標準の辞書検索ツールが起動するようにしてみましたよ。
それからボタンIの動作にキーボードライトを設定してみましたが、これも押すでプログラムを起動するを選んでおき、プログラムの場所に”"C:\Program Files\Fujitsu\utils\LEDCTRL.exe" /TOGGLE”と設定しておくと、ボタン1を押すことでキーボードライトのON/OFF動作をするようにしました。拡大鏡は今のところ入れていません。どうせ入れるならもっと便利な拡大鏡があったような気がするので、それを入れたいなぁと思ったり。
で、拡大鏡、見つけました。
Microsoftおすすめ?です。ZoomItというのがありまして、これをダウンロードしてテキトウなところに解凍して、たとえばProgram Filesフォルダにでも入れておくとよいでしょう、そしてショートカットを作ってスタートアップに放り込んでおきます。デフォではCtrl+1でただの拡大表示で拡大中はマウス(スティックポインタ)で表示位置をいろいろ移動したりカーソルキーの上下で拡大倍率を自在に変えることができます(もう一度Ctrl+1を押すかEscキーで解除)、Ctrl+4でLive Zoomといって拡大表示しながらもマウスカーソルや入力が生きた状態で操作することができるようになります(再度Ctrl+4を押すと解除)。Live Zoomは便利なんだけどLOOX U/C50Nでは若干重い印象なので、わたしは軽快な拡大だけを普段使いに、拡大だけではなく入力したくなったりしたときにLive Zoomと使い分けるようにしています。
で、設定方法なんですが、タスクトレイにZoomItが常駐してる場合はまずExitで実行を止めて、コントロールパネルのハードウェアとサウンドに入ってTablet PC 設定の中のタスク実行用のタブレットボタンの設定で、ボタンIのプレスアンドホールドの設定に『キーまたはキーの組み合わせを押す』を選んで、下のキーのボックスにカーソルを合わせたら、Ctrlと1を同時に押せばそのように表示されるので、OKを押して出れば設定されます。ZoomItが起動して常駐しているとここで機能が働いて拡大しちゃうので、ひとまず切っておくわけです。で、このときにTablet PC 設定が『指定されたパスは存在しません~』といったダイアログを吐いてくる場合は、おそらくボタンIの『押す』の設定でプログラムを起動するに設定したプログラムの場所の中の表示が”C:\Program Files\Fujitsu\utils\LEDCTRL.exe /TOGGLE”といった形になってしまっていると思われるので、”"C:\Program Files\Fujitsu\utils\LEDCTRL.exe" /TOGGLE”というように、プログラムの場所を半角のダブルクォーテーションで囲みなおしてあげてください。
ここらへん、製品の標準設定だとタブレットボタンIを押しただけで解像度変更が発動したり、キーボードライトを点けたいのになかなか点灯しなかったりなので、こういう自前でインストールした場合は動作は使い勝手のいい方に変えた方がよいかと思います(お好みの問題なので、このあたりはご自由にどうぞといった感じです)。

ネットワークの切り替えはThinkVantage Access Connections (Windows 7)を使います。
ダウンロードしたファイルをそのまま実行すればインストールできます。
インストール後に、こちらのファイルを使って該当装置のチェックを抜けてください。
内蔵の無線はもちろん、他の接続も基本的にこのツールで制御できます。WiMAXもOK。それぞれの通信端末のユーティリティを起動させて連動させる場合もありますが、切り替えツールとしては使い勝手がいいのでおすすめします。

フォント関連では、今回もgdi++を使用しています。これを常駐させたからといって特に動作が重くなるようなこともなく、フォントの視認性も上がるのでおすすめです。
GDI++専用アップローダーにある、gdi0885.7zのファイルを使わせていただいています(これはあえてリンクしません、いろいろ他にもあるのでよさげなものをそれぞれ探していただければ)。使い方としては解凍したフォルダをProgram Filesフォルダにそのまま放り込んで、gditray.exeのショートカットを作成してスタートアップに放り込んだだけです。今回はiniも特に何もいじってなくて、設定せずに素の状態で使っていますが、非常に良好です。

それと最後になりましたが大事なセキュリティ問題、ウイルス対策ソフトはMicrosoft Security Essentialsが無料で使えて更新料もかからないので、ありがたく利用しましょう。お好みでノートンとか選んでも別にかまわないと思うんですが、Microsoft Security EssentialsもOneCareのサービスで実績を重ねてかなりいいものになっているのと、OSとの親和性も高い上にPCに対する負荷がさほど大きくないということで、Microsoft Security Essentialsをおすすめしてしまうよ。
ウイルスバスターとか重い上に使い物にならない、選んだあなたは大失敗みたいなセキュリティ対策ソフトをわざわざお金を払って使ってる場合じゃないです。ノートンくらいなら支払う価値も多少はあるかもしれませんが、それでもOSのメーカーがMicrosoft Security Essentialsというサービスを提供しているなら、使わない手はないわけですよ。


ひとまずこれで完了です。
LOOX U/C50Nですが、Windows 7にしてから見違えるように快適になりました。
XPでもいいんですが、フォルダ管理や表示などの使い勝手も考えると機能的にはやっぱり7を選んでおいた方がいいのかなと思います。
というか7で慣れるとXP使う気がしません。さすがに古さも感じますし。
USBまわりのレスポンスの良さ(取り外しの反応がすごく早い)とか、とにかくかなりよくできたOSだと思うので、使い勝手は飛躍的に向上するんじゃないでしょうか。SSDにも標準で対応してるようだし(これについては後日書きます)。

こんな拙い記事ですが、参考にしていただければ幸いですよ。


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2010年4月11日 (日)

進捗メモ(~20100410)

WiMAX内蔵化実験はひとまず完了、実験はとりあえず成功ですが、インテルの無線装置の感度の低さが浮き彫りになった感じです。
アンテナを換えることで感度は確かに上がったのですが、それでもUSBの装置では受信できるのに内蔵で受信できない場所では根本的にアウトです。
ただし接続できれば速度は出ます。なので、局地的に…もしくは、これからのエリアの拡充に期待して、というところではないでしょうか?
現状ではまったく問題なく受信できたのが秋葉原周辺と大宮駅東口駅前くらいしか確認していません。いずれにしても受信感度が悪すぎて、感度90%以上の場所から少し離れただけですぐ切れてしまうよ。
内蔵させた方が便利に使えて感度もいいんじゃないかな?と思ったのにUSB外付け装置の方が感度がいいとなると、もうがっかりです。USBのユニットを分解して内部結線引き回して内蔵できないかな?とも考えましたが、それはそれで無駄な作業っぽいのでやりませんよ。

SSD化は、これも完了。
搭載からOSのインストールまで、わりとスムーズに進行しました。
Windows 7インストール時のフォーマットで少々苦戦しましたが、その程度。
SSD化もWindows 7インストールも、今度は暫定じゃなくてちゃんと検証済みとして改めて書き直します。
ちょっと時間がかかりそうなので、しばしお待ちを…といったところです。
ドライバーなども表を作ったんだけど、ココログのフォーマットだと表が収まりきらないのでファイルで上げて別ページとして開くようにできないか考えています。

RAPV3SAとRAP Premium VLXのセイミツ化は完了、V3壊しましたw
いや、壊れてはいないんだけど、ネジは壊した…でも取り付けは出来ていて強度的にも問題なさそう、ただ精神衛生上よくないので、そのうち手をうつ前提で、参考までに公開予定。

以上が現在進行中のネタです。

RAPV3SA、思ったよりも良かったので、これで配置がノワールならなぁ…残念です。

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2010年4月10日 (土)

リアルチェイスH.O.ごっこ(~20100409)

某所からの帰還中、動きの妙な白いスカイラインを見たんです。
気色悪いなぁと思いつつも急いでいたので、灰のゲシュペンストを無視する昴冶のように「かまってられない」とばかりにスルーしようとしたら…パスしたそのあと、ミラーで見てたら、なんか屋根に見慣れない赤色灯を載せだして、無理やりかまわされました(w
両方のまどから「あっち、あっち!」をしながら、わたしの乗ってる車の前に躍り出たそのスカイライン…。
そう、なんか、この光景、どっかで見たなぁ、それもはるか昔に…あ、チェイスH.Q.だ!(それも追われる方)まさにそんな感じ。止められたときにチェイスH.Q.のステージクリア曲が頭の中で響いていたのはいうまでもありません(もうヤダこの人…)。
えー。はい。13xKm/h記録されて3xKm/hオーバーです。
あちゃーw
ひとまず目前に止まったスカイラインに乗れと指示されたので、乗り換えました。二人の隊員さんから次々と質問が…「急いでたのかい?よく伸びてたよー」「初めて見る顔だね」って…いや、その、初めて見る顔だねってなんじゃそれ?こんなの常連になりたくないし(涙)。
はい、まあ、某所から上尾へ向かうのに、待ち合わせの時間もあったんだけど、先に現場に入っている人を待たせたくなかったので、確かに急いでいました。
しかしまぁ、実際にいるんですねぇ、覆面…。
大宮301 に・703の白いV35?V36?でしたでしょうか。伝説を目の当たりにしたからか、興奮がおさまりません(別の意味で)。反則金3万5千円は胸が熱くなるな(そっちかよ)。
青切符というのも初めて目にしました(実際、いままで違反したことないし)。司法巡査なんていう階級があるんですね、もちろん知らなかった…すごいわ。

実際には他にももっとえげつない速度で走っている車もいたので運なんでしょうけど、運が悪かっただけで済ませるつもりはなくて、身にしみたので以後気をつけます。
まさかこんな歳になって、これを言うことになるとは思いませんでした。
「ごめんなさい、もうしません」
いや、笑い事じゃないんですが(涙)。
こんなことでいろいろ積み重ねてきたものを失うのも実につまらない、もったいないことだと実感しましたよ。
次回更新は青だからねーと注意されましたが、確かにいままで金取れてて…って、単純に走ってなかったから金で更新できてただけの話だということも痛感しましたよ。昨年より前の仕事とでは車に乗る機会が単純に6倍以上、実時間ではそれどころの話でないのだから、そりゃ何か起こる確率は飛躍的に増すわけで…ほんと、もう、気をつけます。
実際には示された速度にプラス3xKm/hは出ていたであろうところをかなりぎりぎりでおまけしてくれたっぽいので、これに懲りてもうしません。
これ、ネタっぽく友人に話したら、「出しすぎ。何もなくてよかった」と言われましたし。誰にも迷惑はかけてなかったんだけどなーっていったらそういう問題じゃない、と。それだけの速度出てたら車なんてポップコーンみたいにはじけとんでしまうよ、とは確かに思うんだけど、まぁ、その、出しすぎでしたよね、反省します。


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2010年4月 8日 (木)

ただの日記です。過度な期待はしないでください。(~20100407)

うちのLOOX Uの修理状況、昨日の朝、富士通に確認したら「診断中です」というので、問い詰めました。「診断中って…現象ははじめっから説明していてヒンジカバーとLCDの前面のカバーのネジ隠しの交換とメインボード交換で直るでしょ、他に何を診断してんのさ?だいたい二日も止める作業じゃないでしょ?やってることおかしいよ?交換作業自体は1時間もかからないし、部品の在庫がないとかか?それならしょうがないけど、在庫がないわけじゃないと思うんですが、詳細調べてもらっていいですか?」と。電話に出たコミュニケーターがしどろもどろに「はい、わかりました、調べて折り返します」といって電話を切ったわけですが、昨日わたしが書いていたとおりで実作業自体は熟練の東日本テクノの人間にかかれば1時間かからない作業のはずで、切り分けにしても二日も止める作業じゃないし、問い合わせるべきことがあるなら月曜の段階でわたしに連絡することが出来たはずです。だから怒りました。そりゃもう普通に。だんだん、ここ最近の再対応のお客様が激怒しているわけがわかってきましたよ?やっぱりフィールドも実感しなきゃダメだ、と…これは、想像以上にひどいことになってますよ?で、その日の某所作業中に折り返しがかかってきました。「ACアダプタが間欠で認識しないのと、別機種のACアダプタを添付されていたようで、診断中でした」ぉぃぉぃw…実は、確かに初代LOOX U用のACアダプタをわざと添付しました、仕様変わらないので使ってたっていうのもあるんだけど、折り返しの電話のとおり、おそらく本体に接続するコネクタ付近の内部断線であろうと思われる原因で導通不良起こしてたので(ちなみに初代もWebMart購入で3年保証期間内)、向こうが気がつけば交換してもらえるといいなってことで添付しました。しかし、そんなのは着荷して開梱して診断時に見ればすぐにわかることで、それを問い合わせもせずに二日も寝かせるとはどういう了見か?と、また怒らざるを得ませんでした。そしてメインボード交換と目隠し交換についてもぐちゃぐちゃと言い訳を始めたので、在庫があるならとっとと交換して今日返却出荷してくれないか?と、このあたりでマジギレ寸前ですよ?普段はそこまで怒らないんですけどね…他の対応中のお客様の手前もあり、さらに怒らざるを得なかったってのもあるんですが。これは後述します(いろいろぼかしたいので後日書くかも)。いや、それにしても、やってることがおかしすぎ。時間かけすぎなのもそうなんだけど、ユーザーに確認事項があるなら即問い合わせするのが基本だろうに、それを診断中とばかりに二日も寝かせるとかどういうことなんでしょうね?もしかして初代LOOX Uのときの対応がたまたま良くて、東日本テクノって普段こんな修理対応されていらっしゃるんでしょうかね?わたしにはよくわかりません。しかし、これはクレームなくならないどころか、火に油を注ぐ対応ですよ?としか思えない、お粗末で杜撰な対応で、正直なところ、前回の初代LOOX Uの修理のときはコミュニケーターもこんなにひどくなかったし、受付の人もちゃんと話を聞いて修理部門に伝達してくれていて、テクノ自体が信じられない神対応だった(普通なら問答無用で捨てられていてもおかしくない筐体へのユーザー後付のシールなどの丁寧な貼りかえ作業や内部増設の見過ごしと組みなおし…普通のメーカーならユーザーが怒られてしかるべき内容も、受付時点で『そのまま出してくれれば見るし故障に関係ない部位ならユーザーの使用状態に復元して返します』って言っていただけて、そのとおりの対応だった)のですが、そういうフレキシブルでユーザーを向いた対応ではなく、今回は完全にもうがちがちのマニュアル対応で、それ以外の話がくると判断できずにうろたえてしまって…という印象でした。東日本テクノ、やっぱり中の人が大幅に入れ替わったんじゃないか?という疑問が去年の夏以降からあるんですが、確信していいのかな?人の直観は精密じゃないけど正確ですよ?滅多に故障しないし、とすると、おそらく間違いない…考えればわかるようなあきらかな故障をろくに直しもせず正常動作確認しましたとユーザーに返却してユーザーを怒らせたり、ケーブル挿し忘れで出荷前動作確認していればすぐに気付きそうなミスを見落として返却したり、ハードテストであからさまにエラー吐いてるのに診断結果問題無しで返しててどう見てもテストかけてないよね?って疑わざるを得ない結果を出してたりとか、いい加減そういうのやめてくれないか?って思ってたんですけど、こりゃもう確信せざるを得ない…ま、末端から云々言うこともできませんから、こうやってネタにするしかないんですけどね(苦笑)。再修理になってしまっている案件はおそらく社内でもデータを蓄積なり、ヤバいエンジニアにはお叱りが行ったりしてるんじゃないかと思うんですが、改善されてないとすればそういう機能が働いてないってことなので意味がありません。あえてつっこむところでもないといわれればないので、自覚がないなら悪評が広まってしまって後悔するがいいにょ!と、あきらめるしかありませんでしたよ?その後改めて電話がきて、目隠し交換とメインボード交換で現象改善しましたので今日出荷できます、しかしACアダプタは装置付属のものをお使いくださいというので、いやいや初代機の保証が生きてるはずだから故障してるって認識したなら交換してくれないの?って確認したら、ACアダプタは別途送付します、とのお約束をいただきました。とりあえず戻ってくることがわかったのはいいんですが、ついでに確認で、「これだけ時間がかかったのってACアダプタだけの問題?まさかメインボード交換でボリュームボードぶっ壊してたりとか、他の部分を作業中に壊したりとかしてない?一応そのへん、こっちでも返却されて調べたらすぐにわかることだから隠さず話してくれないか?」と問うと、「ACアダプタだけの問題なので作業中に部品を壊したとかはありません」というので、ここでごねてもしょうがないのでひとまずわかりましたので返却出荷願います、ということで閉じました。戻ってきてボリュームボードなどの他の部分が壊れてたらマジギレしますよ?(苦笑)って感じです。ま、作業中にどっかしら壊したとしてもテクノなら内部的にパーツ使って壊れてないふりして隠蔽とかできそうですし(言うことがどこまでも黒いな…)、と、そこまで信用を失っていることに気付いてくれ…というのが正直なところ。
とりあえず戻ってくることになったので安心して、帰宅してからwebの進捗確認で見てみたら、使用パーツがメインボードとヒンジカバーのネジ隠し…あれ?LCDカバーのネジ隠しは?…ぉぃぉぃ、これ完全に人の話聞いてないよね?わかってますってコミュニケーター言ってたのにこれ?ふざけすぎじゃないか?ってことで、また電話します…ネジ隠しはこちらで貼りかえるから、もうパーツよこせ、と。こんなことで再修理なんかに出していられません。あたりまえですよね?そもそも依頼時にちゃんと話してるのに、記録もとってあるだろうに、なぜやるべきことができていないんでしょうかね?内部での修理対応がとことんぐだぐだになってませんか?と…これ、よそに委託していて委託先がそんなお粗末な対応したら、恐ろしいくらい叱責するんでしょうに、自前だとこのぐだぐだっぷりですか…というか、自前だの委託だの関係無しに、やってはいけない対応だと思うんですけどね。なるほど修理について怒っている人が多いわけだ、実対応然り、コミュニケーターの対応力(技術も会話も)不足然り…こういうの、改善しようとかって自浄作用は働かないんでしょうかね?ってか、直す気なくて評判落ちてもいいなら知りませんけど。顧客満足度ナンバーワンの評価を受けたことに調子に乗ってめちゃくちゃな対応になりだしてから評判ガタ落ちになった某外資PCメーカーを思い出しますよ?出たり引っ込んだりしてるっぽい名前の某社(バレバレ?)。

すみません、怒りの改行無し更新です。
今回もぎりぎり危ないところ寸前での内容です。読む人が読めばいろいろバレますか…わからない人にはわからないようにぼかしているつもりなので大丈夫だと思うんですが、今回は内容が内容だけに、かなりきわどいところまで明かさざるをえませんでした。大丈夫かな?ま、実名とか出してないし、おkだよね?
いちユーザーとしてメーカー修理にお願いしたらひどい対応だから怒ってみた!っていうだけのことなので。


PSP、本体色(ブロッサム・ピンク)にあわせたシンプルなストラップがほしいなーってことでいろいろ探してたんですが、ラスタバナナさんの出してるシンプルなストラップが色もちょうどぴったり、長さもこんなもんかな?ってことで買ってみたらわりと良かったですよ。
ハンドストラップ 丸ひもタイプ ピンク RB8SE08なんですが、これ、デザインもシンプルで手にも馴染みやすいしゲームするにも操作の邪魔にはならないし、落下防止としてもしっかりホールドしてくれて、紐の接合部もラバー製だから本体にキズがつく心配もない良い製品だと思います。
色もピンクだけど本体色のブロッサム・ピンクに合うような淡い桜色だったのも良かったです(これがショッキングピンクみたいな色だったら買ってなかったかも、それだったら白とかを選んでたかも)。
他にも何種類も色があるので、PSP各色にあわせて選べそう。
取り付けるとこんな感じになりますよ。
Psp3000_01
色も思ったとおりマッチングしていい感じです。
手を通すとこんな感じ。
Psp3000_02
PSPのストラップホールからの距離だとちょうどいいですね。本体をしっかりホールドできて落下防止にもなるし。
こんな風に、手首に通してもいいかも。
Psp3000_03
ヨドバシで380円。ポイント溜まってたのでもらってきました。
シンプルなストラップでカラーバリエーションが豊富なのって、意外となかったりするので、こういうのは貴重ですね。接合部がラバーってのもいいですし。ラスタバナナさんは良い製品作ってるなーってこういうときはいつも思います、いいメーカーさんです。
ついでに6階へ寄ってPSPのコネクタカバー各種とUSBからの充電ケーブルを買ったんだけど、PSPのACアダプタのコネクタって寸法が結構微妙で、汎用品の充電ケーブルのコネクタが結構きつかったりするので(前にW-ZERO3用に使ってたものを流用してみたんだけどきつかった)、本体のコネクタをいためたくもないので一応PSP用として出されてるものを買ってみたんだけど、これもやっぱり本体付属のACアダプタと比べると抜き差しが固いんですよ。ためしにHD60GD9用にも使えるKENWOODのACアダプタをPSPに挿してみたら普通にすんなり刺さるので、PSPのコネクタが特殊ってことではなくて周辺機器メーカーがコネクタサイズを微妙にハズしてるだけなのかな?という気はしました。

…って、いろいろそろえてもなかなかゲームやる時間もないんですけどね(涙)。4月になったら本気出すとか言ってたくせに全然QMADS2もやれてませんし。今月に入ってから一度もやってない…てか、やること多すぎで仕事もきつくなってきたので正直体がもたない感じ。
なんだかんだで勤務時間の平均的に半分いくかいかないくらいは車に乗ってるわけで、これは意外と体にきますね。精神的にも。いつも結構左寄りに走るので、意図せずこつんと音がしたときはまさか電柱とドアミラーにそれぞれ当たり判定があるとは思わなかったちょっと寄りすぎたかな?と思った(危ないっつーの)。

PSP、ナムコミュージアムVOL.2がDL版で出てくれれば、ほとんどUMD持ち歩かなくていいんですけどね。ってか、すでにもうUMD持ち歩いてませんが。そこまでしてやらないってのもあるんですけど、メモステにインストールできるのって便利です。そういやグラディウスポータブルもなぜかDL版はないんですよね。というか、DL版はもっといろいろ拡充してほしいですね。PSP Goとか、あれ壮絶なコケっぷりらしいけど、このラインナップじゃねぇ…という気もします。本体設計的にあのスライドとかコントローラー部はどうなの?とも思うんだけど、それだけじゃなくて、ダウンロードで購入できるソフトがUMDと比較してかなり限られている点であまり使えなくて、結局UMDは搭載してあった方がいいというのがなんとも。既存タイトルをDL版として出すかどうかは各ソフトメーカーにゆだねられているんでしょうけれど、今のままではコンテンツが少なすぎると思います。
というかナムコミュージアムVOL.2とグラディウスポータブルとコナミアンティークコレクション3のDL版出せと。
それとアーカイブスもPSの攻殻機動隊とか出して欲しいですね、ゲームはジオグラフシールからのエグザクトの3Dアクションシューティングの集大成みたいなものでアニメ化された攻殻としては実は劇場版やSACよりもこのPS版が一番原作に近いイメージでしっくりきます。他にアーカイブ化してほしいのはR4 RIDGE RACER TYPE4とかも。PCエンジンのもいろいろ増えてきましたが、これでマジカルチェイス出たらうれしいんですけどね。


いよいよ明日か明後日、LOOX U/C50NにSSD入れられるかな?
やれるとうれしいですよ。


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2010年4月 7日 (水)

ただの日記です。過度な期待はしないでください。(~20100406)

先日注文していたものがちょこちょこと届いて、LOOX Uをもっと快適に使えるようにするのに準備が整いつつあったりなかったり。
某社のSSDなんですが、これ、換装時に明かします。
ちょこっと触れておくと、これだけでわかる人にはわかってしまうことなんですが、なんでSSD単体じゃなくてUSB2.0ケースやケーブル、環境転送用のソフトまでセットなのかな?と思ったら、まずは付属のUSB-HDDケースにSSDを入れて現環境からその転送ソフトでSSDに環境を転送して、それからノートに内蔵すれば移行が完了しますみたいな説明書きがついてきてました。そしてHDDケースを組み立てるためのドライバーやHDDケース内で使うためのフレキも長さ違いが1種類ずつ入っていて、至れり尽くせり。実際に組んでみてから確かめたいですが、これでパフォーマンスも問題なければもうPhotoFastの高くて安定するかどうかもわからないSSDを買う必要がなくなってしまうよ。わたしもPhotoFastのSSDでは一度痛い目を見てるし、動作確認取れてなくて自己責任で使えってこの手のネタではあたりまえのことではあるんだけれど、でもそれにしては高額すぎだろって思ってたし、動作確認や対応状況や、V1のころの話だと設計も甘いのに、あの価格はないわと思ってたけど、今回買った別メーカーのものはそのようにケースやケーブルや工具類もついてPhotoFastより全然安いのだから、もうPhotoFastのSSDは買わないなと思いました。各メーカーのノートPCでもSSDメーカー側で動作させて動作確認機種に掲載してくれていたりというのも安心感が大きいですね。

で。
肝心のLOOX U/C50Nはというと、ちょっと気になるところがあって富士通に修理で引き取っていただいているのですが、修理状況の確認ができずにいます。
Repairservice
いつアクセスしてもこれ。
朝も昼も夜もいつでも混雑中。
どんだけ修理あるんだよ?というよりは、どんだけしょぼい鯖に管理させてるんだよ?天下の富士通様だよ?と。
あー…これでは意味がないしイライラさせられるだけだから、このサービスやめたら?って思いましたよ。そうでなければ鯖強化してちゃんと状況を見られるようにしておいて欲しいですね。
パーツ在庫がないはずがないのはわかっているので今日明日くらいには返却されてもおかしくないんですが、なにせ調べられないのでなんとも…といったところですが、伝票番号からなら状況確認ができたので見てみたら、いまだに診断中とのこと。
登録機種で見ようとするとエラー吐き出すのに伝票番号からなら見られますって、意味がわからない。やっぱり登録機種から見られるサービスは、やめた方がいいんじゃないかな?ほぼ常にエラーしか吐かない…少なくとも今回わたしが見た限りでは正常に表示されたことは一度もなく、常に混雑状態だったので、そんなことなら登録機種からの状況確認なんてさせない方がマシ。伝票番号から検索すれば見られるのだから。
で、診断中ってどういうことよ?って感じです。福島のテクノ(修理センター)ってやっぱり去年の夏あたりから劇的にレベルが下がった印象が強いですね。診断中て…とっととパーツ交換して返却しなさいよって感じです。なにをもたついてるんだか。
状況からしてわたしからは交換パーツもどれでいけるかわかってるのでそれを換えるだけで完了するから1日もかからない修理のはずなんですが、何をやってるんだかって感じです。で、土曜に依頼かけて日曜引取り、月曜には福島に到着しているはずなので、以前のテクノならもう修理して返却出荷していてもおかしくないレベル。もしユーザーに問い合わせが必要なことがあるとして止めてるなら月曜か火曜には電話がないとおかしいはずで、やってることがおかしいですよ?やっぱりテクノのレベルは如実に下がってると感じざるを得ないですよ。修理ミスも多発してるし。ユーザー的にも、その他的にも、いい加減にして欲しいですね。こりゃクレーム起こして当然だし信用もなくなるさ。初代LOOX Uのときに対応の早さとサービスの良さ、その内容で感動させてくれた福島テクノはもうありませんのだ。残念。
てか、とっとと直して返せ。
今日確認の電話をして、まだ診断中などと回答してくるようならクレーム上げますよ?やってることがおかしいですから。自前での修理だったらのんべんだらりとやるんですね?技術ないんじゃないの?と、嫌味の一言くらいも付け加えてやろうかと。

システムトークスさんからSUGOI-HUBの新型が届きました。
前のモデルからいくつか使ってるんだけど、ここのUSBハブは本当にすごいです。なかなか店頭で取り扱いの見ないものなので通販で買うんだけど、バスパワーで動作する光学ドライブやHDDなども普通につないでバスパワーで動作します。他社製のハブではときどき痛い目見てるんですが、SUGOI-HUBは本気ですごいので助かります。
動作も安定しているし電源供給もしっかりしてる。で、新作ではACアダプタ使用時にPCの電源を切っていても2ポートが電力供給可能でUSB電源アダプタとして使える機能もついたりと、なにかと便利になっています。
これはおすすめです。

最近、KH-K1000の出番が多いです。
普段はMDR-CD900STとかで聞いてるし、じっくりってときはやっぱりAH-D7000を使うんだけど、ふと落ち着きたいときにKH-K1000だと…この主張のなさがすごくいい。これはこれで個性なので。でも、クセがあるわけじゃないので、わりとなんでもそつなくこなすんですよね。インパクトはないけれど、なんでもしっかりできるし、落ち着きがあって良い感じ。装着感もゆるいけど悪くはないし、なによりいろいろ聞いても楽しいけど落ち着く良い音というのが良いです。すごく自然なんですよね。マイスターが調整に加わったということですが、納得。もうちょっと注目されても良いヘッドホンだと思うんだけど、いかんせんそのキャラの薄さというか地味さ、主張のなさがインパクトがないことも手伝ってイメージとともに目立たない存在になってしまってる気がしてもったいないです。地味とか薄いといってもそういう性格というだけで中身はしっかりしていて、良い意味での地味なんですよね。楽しい曲はしっかり楽しく聞かせてくれますし。世の中には悪い地味もあって、ただただ平坦平板なだけの音を出す機器もあるんだけど、KH-K1000の地味はそれとは違う良い地味さなので、この主張の少ない薄味さがこの機種の特徴なので、なかなか他のヘッドホンでは得難いキャラクターだと思うんですよね。手放さずにずっと使ってきててわりと日常だったので敢えて書くこともなかったんだけど、これはいずれしっかり感想書きたいなぁとも思ったり…でも、難しいんですよね、主張が薄いから(苦笑)。これのよさは長く付き合って体感してみて欲しいですというのが一番な気がします。店頭試聴とかだと目立たないからよそに注目されがちで損な性格だと思うけど、買ってじっくり付き合うとすごく良いヘッドホンなので。2万円台の機種で悩まれている方は、候補にして手にとって見ていただけると面白いと思いますよ?


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2010年4月 6日 (火)

ただの日記です。過度な期待はしないでください。(~20100405)

ようやく時間が出来たので、装甲騎兵ボトムズ 幻影篇の1巻を見ました。
すごいです。
見たかったボトムズはこれ。
ニヤニヤが止まりません。
見ていて全編ニヨニヨしっぱなしw
まだまだ皆さん健在なのがうれしいです。
そして、世界観も、中の人も、視聴者であるわれわれも、ほぼ同じだけの月日を重ねている…という仕掛けがニクいです。
うまい、うますぎる。
いろいろ懐かしすぎて涙出る。ビデオで、LDで、DVDで、何度も見返しているとはいえ(当時、LDは高価だったのでわたしは買えませんでしたが…正直なところ、ボトムズ全編を手にしたのは北米版のDVDが初なんですよ)、懐かしいものは懐かしい。そして見たかったものは、思い出に残っているのは、あの日あのとき。
CGで表現されるATもペールゼンファイルズに引き続きなんですが、今回のATは、バカっぽいコミカルな動きもあったり、かといえばリアルバトルでのシリアスでカッコイイ挙動もありで、動きの引きやタメというような重みの部分も少しずつ良くなってきていて、見ていて十二分に楽しめるものでした(こういうの見てると、ペールゼンファイルズの序盤あたりは作り直して欲しいなぁと思いますね…ソースデータがあるんなら処理の速いマシンとかで再度レンダリングして…とかで、リマスターしたものをBD化とかして欲しいところです)。
謎を引っ張る演出もなかなかなんですが、懐かしい面々が揃って、あまり変わってないだけでも楽しいです。
そして散りばめられたセルフパロディ。もうTVシリーズ好きな人ならニヤニヤが止まらないと思いますよ。
作中のBGMもほとんど当時のTVシリーズの楽曲が使われていて、聞いていてわくわくします。
アニメを見ていてここまで満足できたのは、本当に久しぶりです。
これは面白い。
ただ、TVシリーズを全部見て、いろいろ覚えてないとどうなんだろう?っていうのはあるんだけど、そこは今ならTVシリーズのDVD-BOXがすごく安価でリリースされていますし、あわせてTVシリーズもどうぞ!というところです。
とにかく面白いです。やっぱりボトムズは良いですよ。
メニューからインフォーメーションで新作のPVとかも見られるんですが、それ見た感じだとアーヴィンやファインダーも別物として楽しみにしてみてもいいのかなぁ?と思いました。前の日記で散々けちょんけちょんに言った記憶があるので申し訳ない次第なんだけど、キリコの物語が、そしてTVシリーズを主軸とするもの自体が幻影篇・孤影再びで終わってしまうのなら、割り切って楽しみにしてみてもいいのかな?と思いました。

LOOX U/C50Nに搭載したいSSD、SuperTalentかPhotoFastか、どちらにしようか悩んでいたんですが、まったく別のところに選定し直して、今取り寄せ中です。
いろんなところで見られるベンチマークを見ると、速度はおそらくPhotoFastより上、耐久性なんかのフェイルセーフ的な部分もSuperTalentやPhotoFastより良い感じで、しかも値段はPhotoFastの同じ容量のものよりも1万円以上安い…だったらそれを選ぶのは当然かなぁ、と。おまけにメーカーがちゃんとLifeBook U2010(つまりLOOX U/BまたはU/C系)での動作確認を取っている…他二つはユーザーレベルでの動作報告しか上がってないところを見ると、メーカーや他の取扱店がちゃんと対応を表明してたりベンチマークの結果を掲出していたりするので、安心できたというのもあります。
というわけで、搭載するのが楽しみです。
どのくらい快適になるのか、わくわくしますよ?

アニメの話に戻って。
LDのころはボトムズは買えなかったということなんですが、別のシリーズにハマって、そっちが高くついたので買えなかったというのもあります。
スタジオぴえろの魔法少女シリーズなんですが…面白いシリーズなんでこれもおすすめではあるのだけど、子供向けとはいえ対象をバカにしないつくりだと後から見ても耐えられるなぁというのが正直な感想。中途半端に子供だましなのは後で見て結構つらかったりするんですが。とはいえ、やっぱり子供向けだし、当時というのもあるので、作画も安定してないし話的にはつらいところもなくは無いんだけど、面白いシリーズです。個人的にはシリーズどれがどれって優劣は付けられなくて、それぞれがいろんな意味で一番。確かに至高はマミなんだけどペルシャの天然っぽいところも捨てがたいし、エミの何かありそうで何もないけど本人は最後にしっかり成長してるとか、ユーミの芯の強いキャラクター性も好きだし、ララはOVAもTVもそれぞれ面白かったんですが、このシリーズはぴえろがファンの足元を見ているのか、商売に汚いシリーズだったなという残念な印象もあります。映像化されたソフトが軒並みやたら高いんですよね。しかもソースがわりと悲惨な状態でノンテロップOP・EDもDVDでは収録されなかったりとか…LDの時点でソース紛失のEDもあったし、そもそもそのシングルLDですらVAP時代のLD全BOX購入者への応募特典で(といってもマミ・ペルシャ購入で応募できたようです)、わたしも新品では手に入れられず、中古屋で運よく12800円で見つけて喜んで即買いって経験をしましたし。ここらへん、もう最近全然LD再生してないから再生できなくなってるかも…いつか時間を見つけてデジタル化しておかないと、えらい後悔しそうな気がします。想い出のベストテンとか。ファッションララも。DVD化すらされなかった映像が結構あるので。
で、そこらへんの中古商品、当時はやたらプレミアがついていて高かったんですね。先ほどのシングルLDなんかはまだ安い方で、想い出のペストテンのLDとか蝉時雨とか、軽く3万円くらいしてたように思います。TVシリーズのBOXも高かったし。そういえば艶姿魔法の三人娘とか魔女っ子クラブ四人組とか、今だったら絶対単品では買わないであろうLDなんかも必死で探して買ってたような。新品リリース時はそういうのを手に出来る環境もなかったからしょうがないんですが。今ならDVDのBOXに映像特典としてついてきてますよね、あれを見て、なんでこんなのにそんな数万も出したし?と呆れてしまわれてもしょうがないような(涙)。当時のムックで絵師の高木弘樹さんも語られてますしね、なんで四人を墓から掘り起こして出せば売れる的なスポンサー要求でこんなOVA作らなきゃならなかったんだ?みたいな。そしてVAP版のLDボックスの解説書は作品への思い入れがすごくわかる貴重な解説書だったんだけど、バンダイビジュアルのLDの解説書は各話解説がピント外してたりパンチラ特集みたいなのを載せてたりとかしたので、当時からバンダイビジュアルのそういう部分は大嫌いでしたね(でも新品で全巻買ったけど…全巻購入者の応募特典で、生地が微妙でごわごわする微妙な抱き枕カバーをもらったのも痛々しい思い出です…今、あの絵柄で今のメジャーな材質で普通に作り直せばそれなりに売れるようにも思うし買ってもいいけど、微妙だなぁ…)。後年に出たDVDの解説書では比較的落ち着いた解説になっていて不満は多少収まりましたが…。
まぁ、そんなこんなでもう新シリーズは出ないであろう、そういえば新マミというかマミ・アゲインなんて企画もあったけど頓挫したようだし、なんだかなぁという同シリーズですが、PSPでいろいろ遊んでてProject Witchというゲームでこれらの衣装が配信されているというので、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ楽しみにして見てみたんですが、あぁ、モモ(空モモ・海モモ)やマリーベルもあるのね、優・マミやペルシャ(これはトラ柄のあれだけかい!ってのはあるんですが)、舞・エミと、揃って…揃って?またか?またあれか?ユーミはハブられましたか?いやちょっとまてよ、なんでユーミディスってんのよこの企画?ふざけてないかい?ぉぃぉぃぉぃ、またかい…わたしは悲しいよ、ユーミかわいいのに(脱線気味ですねすみません…ユーミ好きなんで)。
いつもいつもいつもいつもいつも、どいつもこいつもユーミ無視しやがってー!!!
(長々と引っ張って要はこのPWネタを書きたかっただけだったり)

そう、PSPですよ?
UMDで持ってるんだけど結局ほとんどのソフトをダウンロード版に買いなおしました。CFWとか入れません。で。沙羅曼蛇とかリッジとかプリンセスクラウンとかいつでもやれるのはうれしいんだけど、ダライアスバーストももちろんDL版で入れてみたんですが、これは確かにDL版の方が安い上に快適かも。まだまだロード待ちがある部分はあるんですが、UMD版よりは速いです。実測してないけど。した方がいいのかな?してみるか。UMD版だとXMBから起動してタイトルロゴの音が鳴り終わるまでが約40秒、機体選択決定からゲーム開始までが約24秒。DL版だとXMBから起動してタイトルロゴの音が鳴り終わるまでが約29秒、機体選択決定からゲーム開始までが約14秒。だいたい10秒くらいの短縮になってます。これだけで買い換える価値があるのか?と言われると難しいところですが、わたしは少なくとも携帯ゲーム機で光学ドライブの心配をしながらゲームをするということから開放されて、それで速度向上もあるのなら全然おkって感じですよ?複数のUMDを持ち歩かなくてもすむようになりましたし。バリューパックのおまけのメモステだけで、わたしがやりたいゲームは今のところ収まりきってるので。残容量が微妙なのでいずれ買い換えるかもしれませんが、4GBってやっぱり大きいなと思いました。PSP開始当初はおまけ32MBで買えてもせいぜい1GBとかが大容量だなって言ってたレベルだと思うので。当時PSP用にエンコードしたリヴァイアスやガサラキをメモステに入れて外で見るのに、話数のやりくりに苦労した記憶がありますよ?メディアコンバーターもDVDから吸い出した映像にうまく対応してなくて、当時ソニーのサポートの方といろいろやり取りしたのも今思い出しました。本来の用途的にはアレなんだけどそういうソースのものがうまくコンバートできないので、メディアコンバータのファイルリーダなのかエンコーダなのかの挙動を見直してはくれないか?みたいな相談をしたのを覚えています。結局はリーダの問題だったんだけど、バージョンが変わるまでは暫定的にバイナリエディタでプログラムの一部を書き換えてくれだったかファイルリーダのフィルタをメディアコンバータ標準のものを使わせない方法にするのでSystem32内だかProgram Files内のその手のファイルを一個リネームしてみてほしいみたいなサポートだったような…あのアドバイスはわたしは何とかなったけど、それがわからない人だったらアウトって感じですよ?(おかげで当時は助かりましたけど)。
それはさておき100万トンのバラバラが4月7日までキャンペーンで1000円安くで買えるというので買ってしまいました。これ、面白いのでおすすめですよ。ただ、名前のついた仲間がリアルに死んで出てこなくなるのは結構つらいですけど。ディグダグIIというかQIXというか。気になっている方は、まず体験版をやってみて欲しいですよ。

で、PSPで直接DL版を落とすよりもPCの方が早いのかな?と思ってMedia Goを入れてみたんだけど、あんまり変わりませんでしたよ…一応PCからPlayStation Storeのものを購入するにはこれを入れなきゃダメってことだったので入れたんだけど、QuickTimeを無理やり入れる仕様なのはなんとかならないのかと。あれ、大っ嫌いなんですよ。関連付けおかしくするし。そういうところも含めてApple大嫌いなんですけどね。
しかしこれでうちでもようやくPSPとPCで連携とれました。わたしの場合、あまり遊ぶ時間もないのでダウンロードしたりしたいコンテンツはそんなに多くないはずなので、そこまでヘビーに使わないにしても、こういうのはあった方が便利だなと思ったので、ソニーにはこういう面はがんばって欲しいなと思いました。

リアルアーケードPro.V3 SA(Amazon.co.jpオリジナルカラー:「ブラック×ダークブルー」)リアルアーケードPro.3 Premium VLXが届いたので、換装用にパーツを買いに行ってきました。
セイミツ工業さんへいつものように電話したんですが、某スレにて直接お伺いして大丈夫だったという話が書き込まれていたので、わたしもたまたま行けそうだったので、大丈夫なら直接取りに行けば送料もかからないからいいかな?と思って引き取りに伺ってよいか確認したところ、大丈夫ということなのでお伺いしてみました。
Seimitsu_01
こっちは配送センターで、
Seimitsu_02
こちらが事務所。
入り口を入ってすぐのショーケースに、見本がいろいろ飾られていました。
玄関から上は土足厳禁です。 ホームページに記載されていた住所から、そんなに大規模な企業さんではないと思っていたんですが、結構小さなところだったので、それはそれで驚きました。えらくアットホームな雰囲気の事務所で、やっぱりお邪魔してよかったのかどうか最後まで悩んでしまいました。
次からは送料かかっても通販にした方がいいのか、とにかく個人ユーザーなのでお邪魔にならないように、アポとかも気をつけてとった方がよさそうですよ。
直接でもすごく親切丁寧に対応していただけて感激だったんだけど、本来は業者向けの商売の会社なので、あまりお邪魔しても…というのは思ったので、次回何か頼むときは念のためしっかり確認したいです。
もしこれから直接受け取りに行ってみようという方も、礼節や常識をわきまえた上で相手方の都合を優先で、大丈夫であればお伺いしてみたいことをお伝えしてみて欲しいです。
ここがアーケード全盛期のパーツの主力だったと思うと感慨深いです。
現役オペレータ時代に散々お世話になった会社はこういうところだったのか、と。

RAPV3SAとRAP3VLXの換装はそのうちまたネタにしてみたいと思います。
パーツ買っただけでまだ準備も何もしてませんのだ。
箱を開けて中身を見ただけ。プレミアムはでかすぎて大変です。
バーチャスティックプロよりは小さいわけですが…。


オチません。


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2010年4月 4日 (日)

Prodino(CORE-A55・KAF-A55)でUSBケーブルの違いを聞いてみる

USBケーブルで音なんて変わらないんじゃないの?なんて話もあるようですが、わたしはUSBケーブルでも音質は変わるよって感じている人なので、変わらないという話はまず信用してません。
でも、いつも聞き比べしてる機器ってiHA-1 V2SXとか、ND-S1経由で高めのばっかりだよね、あんまし参考になんないよねって言われると、そりゃそうですねーと言わざるをえないわけで。
じゃ、もうちょっと手の届きやすい価格帯でやってみようか?というのが今回のネタ。
iHA-1 V2SXでも、それにND-S1を付加した程度でも、高く無い人にとっては高くは無いものではあるんですが、やっぱり絶対的価値としては7万3千円という金額は普通の人的には高額な部類に入るよね?ってことで、今回はKAF-A55(Prodino。CORE-A55も含みます)です。
あー。ちなみにぶっちゃけ、わたしにとってもiHA-1 V2SXは高い買い物でしたよ?
HP-A7とかもね。正直痛かった。でも、izoのアンプはそういう金額を出してしっかり応えてくれることを知ってたから、がんばって出す気にもなれたんですよ(HP-A7は博打だった。んで、負けましたし)。
それはさておいて。

比べたケーブルは三種。
・HDDに付属してきたテキトウなUSB(A)~USB(miniB)ケーブル
・ダイソーで買ってきた『パソコン No.80』って書いてある長さ約50cm程度のUSB(A)~USB(miniB)ケーブル(105円)
FURUTECH GT2 USB-mB 0.6m(確か7480円くらいだったかと…若干の誤差はあるかも)

まぁ、GT2以外は音質的にはどうなのよ?というなめきったラインナップですが、これくらいの方がわかりやすいだろうと。
で、ヘッドホンはmh256で試しています。
これも普段ならMDR-CD900STを使うところですが、価格が1万円超えるヘッドホンなんか一般的じゃないよって話があるだろうってことで。そもそも通販以外ではなかなか入手難だし(そりゃmh256も同じですが、値段的によりお手頃なのは…ってことですよ?)。

Kafa55mh256gt2
とりあえずこんな感じ。実際にはちゃんと置いてますが写真撮るからこんな風にまとめてみました。
KAF-A55にくっついてるのがGT2ですね、青くて太いUSBケーブルです。取り回しはあまりよくありません(苦笑)。横のパッケージがダイソーの100円USBケーブル。

三種類あげておいてなんですが、とりあえず一番わかりやすいのは、やっぱりダイソーの100円ケーブルとGT2との比較だと思うので、それを主軸に話をすすめていきますよ。

まずダイソーのケーブルなんですが、これ、この値段ですごいことにちゃんとUSB2.0 Hi-Speed対応です。PSPとか携帯音楽プレーヤーなんかのデータ転送にもしっかり対応しています。
そして、音質はというと…聞けなくは無いです。
あたりまえか。
比べなければという話でならUSB音源を普通に動かせるので、デジタルで音源と接続してると音いいねーって話になります。
じゃあ比較でシビアな話にすると、一言で言うなら『雑な音』です。
雑音までは言いません。あたりまえですがちゃんと鳴るんだけど、あくまでPCからKAF-A55にとりあえず再生信号が仕様の許容範囲レベルで入ってるのかねー?という感じ。
とりあえず音が鳴っているってレベルといえばわかっていただけるでしょうか?
で、音量の差があるような音が出ようとすると音が痩せます。たとえば普通に伴奏が鳴っていて、そこでボーカルが入ってくるような場面で、ぐっと音が引っ込んだ感じになってしまうよ。
安いラジカセとかでそういう経験のある人はいるんじゃないでしょうか?
あと、全体的にとにかく粗雑な印象。アタックもキレも伸びも粗いんですよね。響きもあまりないですよ。
その声が聴きたくて…だと、みなみけ三姉妹が「あしたもきっと会えるね」って揃うところでぐっと音が引っ込んじゃう。R4-RIDGE RACER TYPE4のURBAN FRAGMENTSではもっと顕著で、冒頭で音が痩せまくるのね。後半のオケヒが入るところとかも残念な感じ。AIRのサントラだと鳥の詩で聴いてみたけど冒頭のピアノからLiaのボーカルもあわせて全体的にぺったんこで平面的なサウンドに聞こえてしまい、生気が感じられないですよ?響きも伸びないし。Y.M.O.だとPerspectiveでも同じように痩せるんだけど、ドラムやベースが鳴るたびに、ボーカルが入るたびにと微妙に痩せまくるので、これも引っ込んで平面的に聞こえてしまうんですよ(でもこれリマスター盤だし元がそこそこいいからそれなりに聞けてしまうんだけど)。中谷美紀のクロニック・ラヴも、後半盛り上がるところで全然メリハリつかないまま平板に進んでしまうよ。冒頭はもともと静かに始まっていく曲だからこんなもんかな?とも思うんだけど、実は全然そんなことないことがケーブルを換えるとわかってしまうよ。

では、GT2に挿し換えてみました、どんな感じかというと…
音そのものに芯とエネルギーが備わって、しっかりと鳴ります。窮屈さがなくなって帯域を広く使ってのびのびと豊かに鳴らせてるってイメージになります。
これ、デジタルケーブル換えたときとかにいつもわたしが感じたよって書いてることと同じなんですけど、実際そういう風に変化します。
その声が聴きたくて…では、みなみけ三姉妹がぐっと生き生きとしてくるし、R4でも音がきっちり分離しつつそれぞれのパートが痩せることなくしっかり鳴ります。AIRのサントラの鳥の詩では冒頭のピアノからもうメリハリが違う感じでぐっと迫ってきて、Liaのボーカルも生気を取り戻したような感じで、響きもよく、ぐっと伸びて生々しくなります。音像もくっきりしてメリハリがついて、立体感も出ます。Y.M.O.のPerspectiveでもそれぞれがつぶれたり痩せることなくしっかりと帯域や空間を使って鳴ってるって感じさせる音になります、元々良いのでダイソー100円ケーブルでもそこそこには聞こえてしまっていたんですが、本来のポテンシャルはこうだ!というのを感じさせてくれます。中谷美紀のクロニック・ラヴでも同様の変化で、100円ケーブルだと終わりまで平板で淡々とした曲だなーって思えるところが冒頭からいきなりそれぞれの音が生き生きとして実在感が増して、ボーカルもぐっと迫ってくる印象に変わります。こんなに盛り上がる曲なのかー!と驚くこと請け合いなんじゃないでしょうか。

…と、まぁ、こんな感じで結構変わります。
先入観とかプラセボじゃね?って話もあるかもしれないし、ブラインドでわからなかったら意味なくね?という意見もあるのは承知で書きますが、ブラインドテストはいずれのケーブルについても熟知して、かつ、良い音ってどうなのかを知っていないと話にならないので(わかりやすく言うならジャンクフードばっかり食ってちゃダメでたまにでいいから本当にいいもの食わなきゃダメだし、知ってることと知らないことの差は大きいよ?ってこと)、その条件を整えた上で判定しないとあまり意味が無いし、対象機種(ケーブルでも機種と表現しますよ)を知らない状態でのブラインドテストはただの個人の好みの判定にしかならないから意味が無いので、ここではブラインド云々の話は切り捨てますよ?
KAF-A55自体がもう2万円を割るくらいの価格でGT2に8千円近くもの投資はどうなのよ?って話はあるかもしれませんが、とにかくこれだけ変わってしまうのですよ。
デジタルケーブルだから音は変わらないなんて幻想や妄想や先入観や思い込みを抱いている人には、そろそろその考え方を捨ててくれないか?って気もしますが、それはまあその人の価値観だからどうでもいいんだけど、わたしに対して『そんなのデジタルだから変わるわけない』と言うのは無駄ですよ?とはっきりしておきますよ。
デジタルでUSBでも送信後のデータとの整合性を取りつつ音を鳴らしているわけではない伝送方式なのだから(詳しい説明は面倒くさいので割愛します)、音は変わっちゃうんですよ。で、なんでケーブルでそこまで変わるのかという部分はわたしもわからないにしても、変わるという事実は理屈の上でも理解しているから、変わらないと言っている人の意見を理解する気にはなりませんよ?
USB含めデジタルケーブルで音は変わらないという人の価値観をあえて変えようとも思いませんけど、もしわたしの感想を読んで興味を持ってくれたり、USBやデジタルケーブルでも音質は変わるんだと、少しでも疑問を持って試してみようと思ってくれた方は、実際にやってみてくれると面白いと思いますよ。
別に信じるものは救われるじゃないんですが、実際変わってしまうので。正直言って以前はわたしもデジタルケーブルやUSBケーブルで音が変わるわけないと思っていたクチなんですが、実際にやってみなければわからないだろうってことで手を出してみて、その変化を体感して、否応無しに認めざるを得なくなった…ってところもありますし。

さて、ところで放置気味になっていたUSB-HDD付属のUSBケーブルですが…これ、驚いたことにそこそこの品質があるようで、さすがにGT2並とはいいませんがダイソー100円のUSBケーブルよりはいい音出してくれてます。
ちょっと驚きましたよ?
ただ、やっぱり実在感とか芯の有り無しで言ってしまうと、ダイソーのケーブルよりはあるんだけど、GT2には及ばないかな?という印象。
KAF-A55にはUSBケーブルは付属しないので、もしPCとの接続用にUSBケーブルを買うなら、ちょっとがんばってGT2にしてみるとか、ワイヤーワールドもこういった趣旨のケーブルを出しているのでそちらもよさそうですし、そうでなければHDD用ケーブルでもノイズ対策とかのしっかりされたものを選んでみると音質的には良いのかもしれませんよ?
そういえばiHA-1 V2SX付属のUSBケーブルはそこそこ良かったと思います、標準添付でもそこそこのこだわりと品質のものを付けてくれるメーカーは良いですね。HP-A7のUSBケーブルは何の冗談かと思いましたから(苦笑)…いくら添付品でも製品の値段も結構高いのにあれはない、あれなら付けない方がマシ、添付品で本体の評価落としてどうすんのよ?と思ったし(その本体も微妙でしたが…)。ND-S1くらいの値段の機器であの付属品なら笑って済ませられるんですけれどねー。

おまけ的にこんな実験を。
Cdm
いや、だから、USBで音源に音を流すのとHDDとのデータ転送は方式が違うから。データ転送では仕様さえ満たしていればそうそう差は出ないと思われ。
音質では差が出ましたが、PCやPSPとかとのデータ転送ケーブルとしては問題なく使えるということでダイソーのケーブルのフォローも出来てよかったよかった、ってところです。100円でちゃんとパフォーマンス出るんだから安いもんです。緊急用やPSP用に1~2本買っておいて損はないケーブルですよ。
音で差が出ちゃうのは前述したように送信先と元データの整合性を確認しつつ送ってるわけじゃないからデジタルでも違いが出るわけで、HDDとかのデータコピーでそんなことが起こったら困るっしょ?ということでそこらへんはPCのデータのやりとりはうまく仕組みができているわけですよ?これも面倒くさいから説明しませんが。

というわけで、いろいろ試してみましたよ。
なんでも疑問を持って試してみることは大事だと思いますよ?
エイプリルフール向けのネタだなーと思って温存していたんですが、4月1日にこれで更新したら本気で冗談だと思われかねないので、一応、本当に変わるんだよってことで日をずらしてちゃんと書いてみました。
忙しかったからってのもあるんですけどね。

あ、それから最後に、オヤイデさんの4N純銀USBケーブル自作セットも興味ありますよ。これ、BならND-S1に使えるし、miniBコネクタが手に入るならiHA-1 V2SXやKAF-A55にも使えますね。
面白そうなキットです。


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2010年4月 3日 (土)

ただの日記です。過度な期待はしないでください。(~20100403)

日記なのにLOOX Uカテゴリなのは、例の件を引き続きってことで。

LOOX U/C50NにWiMAXを内蔵してみよう計画は岐路に。
実験ではあるので確認したら撤去するとは思うんですが、撤去とかどうとかというより、分解慣れしてきたw
LCDパネル側もネジの目隠しを外すのがちょっと苦労する程度で慣れてきた。埃取りも。うまくやれば結構綺麗に取れるようになってきて、掃除もうまくなったもんだ、と。あんまりうれしくない(苦笑)。

とりあえず現状で確認できている内容は、こんなところ。
Intel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250内蔵自体は底面カバーを外したワンセグ用の空きスロットに増設。これは修理対応とかでメインボード交換になったりした際も、初代LOOX Uのようにモデルごとにメインボードの仕様を変更していないようなので、mini PCI Expressの空きスロットは必ずひとつは確保されていることになります…というのを修理時に確認しています。保管されている保守部品もどうやらそのようなので問題なさそうです。
で、そのmini PCI Expressスロットに6250を挿すと一応USBデバイスとしては認識するのと、IntelのユーティリティまたはLenovoのThinkVantage Access Connectionsを使ってのUQとの接続と利用ができることを確認、MACアドレスを機器登録しての利用も可能。
アンテナは適宜用意してLCDパネルの樹脂むき出しの部分へ貼らないと受信感度が弱そう(これは弱いのは確認済み、樹脂部分へのアンテナの実装結果はこれから…たぶん来週になりそう)。
元々インテルの無線LANカードは感度が弱いというのはThinkPadのころにも経験していて、今回のLOOX U/C50Nでの実験時にも、CMOSをトばしてWiFiとして動作させたときに、6250はAtheros AR928Xよりもあきらかに感度悪かったので(同じデフォの内蔵アンテナを使って同じ場所でという同条件での結果です、AR928Xが300Mbpsでルータとリンクしてちゃんと通信できているのに、6250は100Mbps程度のリンクでとどまっていたんですよ)、WiMAXで利用するにしても、そんなに強い感度は期待できないかもしれません。場合によっては邪魔になるけどUSBアダプタでやるしかないか、もしくはモバイルルータ型のWiMAX端末と無線LANで接続して使うというのが感度良く利用するやり方になってしまいそうです。
WiMAXを内蔵して手軽に通信してみたい、できたらいいなという目的で実験してるだけだからなんとも言えませんが。それだけだったら素直にLOOX U/G90買えってのはナシで。タブレットスタイルでブラウジングしたいんですよう。わかってくださいよぅ(ブレードランナーのうどん屋さん風に)。
そしてWindows 7においての動作で、休止状態なら問題ないようですがスタンバイだと復帰時にWiMAXアダプタそのものを認識しなくなってしまっていることがあります。現状での現象再限度はほぼ100%なので条件や回避方法を模索中。ダメならスタンバイは使用せずに休止状態を使用するようにしないとダメだと思われ。ハイブリッドスリープでどうなのかは未確認。

とりあえずこんなところですよ。

で。
スタンバイ問題でハマったので、再びBIOS書き換えの方向性を模索してみていたり。
とりあえず、先日の日記で書いた気がする、Fujitsu SingaporeとかからダウンロードしたBIOSのファイルを実行している途中で”C:\Users\UserName\AppData\Local\Temp”を開くと存在するFlashAid40.tmpフォルダをそのままコピーしてきて、BIOSData.romというファイルがBIOSのファイルそのものなのでこれを編集すればいいんですが、Phoenix BIOS Editorだとおそらくはブートブロックがまずい状態のBIOSファイルを生成するようなので、他の編集方法を模索中。目的としてはmini PCI Expressスロットに対してリソースをそれなりに普通に与えられればそれでいい、と。つまりESCDにあるデバイスだけじゃなくて、それ以外のデバイスが挿されたときにもちゃんとリソースが与えられるようになればそれでいい、んだけど、言うのは簡単やるのはわからん、そういう状態ですよ?
そして、書き換えたBIOSファイルをLOOX U/Cにフラッシュする方法。これはFlashAid40.tmpフォルダ内にあるBIOSHeader.iniの中のChecksum=0の記述を書き換えたBIOSData.romに応じた値に書き換えてFlashAid.exeを実行すればLOOX U/BまたはLOOX U/CのBIOSを任意に改造したものに書き換えることができそう、ということまでは確認しました。肝心のChecksumの値をどう割り出すの?ってことについては、fujflashck.exeという計算ツールが存在するので、これを用いればすぐに割り出せます。ただしツールはがんばってぐぐって手に入れてくださいってところです。結構苦労しました…なかなか見つからないし、あった?と思っても403とかで手に入らないので、ようやく見つけてFlashAid.exeが書き換えたBIOSData.romでもまともに走ったときの感動は、もうね(ry
そんな感じでBIOSも編集後のものをフラッシュできるようになったので、BIOSのファイルのどこらへんを編集すればmini PCI Expressのスロットに何を挿してもリソースを与えてやれるようにできるのかとかの情報、もし可能なら、力のある方のお知恵を拝借したいと思います。わたしの記事を見てfujflashckの入手法や使い方を質問してくるとかのレベルだと勘弁願いたいところなのですが、逆にこの記事を見ていてBIOS書き換えくらい当然出来てしまうしバイナリエディタも使いこなせるし逆アセも余裕という方なら力になってもらえるとうれしいですよ。わたしはそういうソフト方面には、とんと疎いので(ハードも得意というほどではないですけれど)。

これでBIOSを書き込むことに関する問題はひとまずクリアされたんですが、FlashAid.exeはWindows上でしか走らないプログラムなので、OSが起動しない状態とかだとアウトです。Windows PEとかで起動して使うという方法でやるしかないです。USB接続の光学ドライブかUSBメモリなんかが必須。ま、メーカーが頒布するBIOS書き換えツールも実際はWindows PEにFlashAidと対象機種のBIOSを焼きこんだもののようですが(保守対応はそうらしい…らしい、って白々しいよとか言わない!)。
PEでのブートディスクの作り方についてはぐぐれば出てくるだろうから割愛します。

…というわけで、BIOS書き換えの問題についてはほぼクリア、あとは書き換えるBIOSのファイルが正常に動作し、かつ目的を満たせるように編集できるかどうかと、スタンバイ時の挙動の安定性と、アンテナの敷設ですよ?
スタンバイ時の問題は解決しないかもしれません。
アンテナの敷設に関してはすでに改善案を考えているので、実際にうまいこと設置できたら写真つきで紹介します。

で、うまくいったら満足して撤去する、と(苦笑)。

このへんの一連のことをやっているので最近会社終わってから付き合い悪いってことをうちのリーダーに話して、「やりたいことができなくて、でも、手に入るものでできそうなら、なければ自分でつくったりいじったりするしかないでしょ、お仕着せのものばかりでは満足はできないし、そういうの、やれそうなのにやれないとか理不尽に思える制限が付けられてるのって、あきらめられる?」って言ったら、人種が違うと言われてしまいましたよ?(涙)。普通はそこまでしない、って。あれ?そういうもんですか?

よく読む雪風の中に好きな一節があるんですが、ジャムのECMに対しFAFはより高度なECCMを開発し、ジャムはそれをECCCMでかわし、FAFはそれを大出力レーダーでぶちやぶる…という。そういうもんでないのかな?と。ミサイルには高速ミサイルを、高速ミサイルには超高速ミサイルで、レーザーガンで、重粒子ガンで対抗するという。アイディアで、ときには力押しで、問題を解決する・目的を達成するというのは、それがあるべき姿だとはいわなくとも、これをやりたい!という目的があるなら通る道だと思うんですけど、どうでしょうか?


重粒子ガンで思い出した。
最近、通勤の社内で『一年中咲く桜を開発した』という技術が開発されたなんて動画が流れてたりするんですが、そのタイトルが『突然変異で一年中咲く桜』とかなんとか。で、その突然変異というのが、桜に重粒子ガンをぶち当てて遺伝子に変化を起こさせて…というもの。桜はもともと寒さをくぐらないと花が咲かないので暖かい地域だと咲かないとかなんですが、それがどこでも一年中咲くようになった、と。
あー、すごいねー(棒)。
なんで冷めてるかというと、こういう技術の使い方は歪んでるよな、と思うからです。
だいたい桜って季語なんだぜ?一年中咲いてたらありがたみないだろ、ってことで。交配による品種改良とかならそんなに不快感は催さないんですが、重粒子ガンをあてて変異させたって、そんな歪んだ技術の使い方は、すごいけど認めたくないですよ。
この年中咲く桜は『仁科乙女』という品種だそうで、これをつくろうという動機が『温暖化で日本でも桜が咲かなくなったらどうしよう』というところに共感しなくもないけれど、だからって桜に重粒子ガンをぶちあてて変異させるというのは、どうなのよ?と思ってしまうよ。
んー、でも、屋外だと二期咲きになるとか、完全に季節感がなくなるわけじゃないし、寒い時期に咲く分には別にいいんでないの?とも思うので、要は年がら年中咲くような桜が普及しまくって今の桜を駆逐してしまうのでなければ別にいいかなぁ、と。
でも、やっぱり桜は冬~春に咲くものだよな、と思いますよ。
秋に桜が咲いてるなんて見たくもない。
限られた時期に咲いて、潔く散るからこその桜なんだと思うんですけど、どうでしょうかねー。


来月まで在庫があったらアレ買う、絶対だー!
(今月はさすがにもう無理なので)
とりあえず覚書的に残しておこうと思った次第。
新LOOX Uじゃないですよ?
ThinkPad X201Tでもないけど。
予備は常に必要なのだということを痛切に感じた次第。
他人に散々言っておいて自分は予備機用意してないとか、どんだけ(ry
…いや、わたしのは遊びだからいいんだもん。
(仕事でPCを運用してる人は、マシンがダウンして絶対に困るのならサブシステムとしての予備機は必ず用意して欲しいです…まったくの同型をモスボールしておくなり)。


オチはまだつきません。
タダではころばんよ。
転ばぬために絶賛無駄遣い中(ダメだろ)。


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2010年4月 1日 (木)

ただの日記です。過度な期待はしないでください。(~20100331)

3月22日の鷲宮町卒業式の写真、こんな感じです。

Washimiya_graduation_01
舞台です。イベントは今回見ることなく帰ってしまったので…時間があれば見たかったんだけど、コインをもらうのでいっぱいいっぱいでした。

Washimiya_graduation_03
埼玉新聞とのコラボのねんどろいど。やっぱりかがみんはいつ見てもかわいいなぁ、というわけで1セット予約。

Washimiya_graduation_04
卒業制作の痛車づくり。

Washimiya_graduation_06
もう一枚。

Washimiya_graduation_07
うしろはこんなです。

Washimiya_graduation_08
反対側はこんなです。。

Washimiya_graduation_09
みきさんがよかったのでちょっとアップで。

Washimiya_graduation_10
合併…しちゃうんですね。これはこれで良いことも、というのが友人の話だったりするので、一概に合併が残念とも言えないんですよね。難しいです。地名が消えたりするのは残念なんですけど。名ってただついているっていうだけのものではないですから。

Washimiya_graduation_11
これももうなくなっちゃってるんでしょうね。ちなみに庁舎玄関のひさしの文字は、すでに久喜市になっていました。

Washimiya_graduation_12
記念コイン!
これが欲しかったので並んできました。
引き換え待ちの列の捌き方がすごく手馴れていて、コミケの大手サークルの手際がそこそこ並のところ程度にさくさく進みました。鷲宮、イベント慣れしましたよね。
横のはコインケース、コンプティークブースで販売だったんですが、こっちは列の裁き方が悪かったですねー。最後尾向けにお品書きくらい用意すべきだったんじゃないかと…何を売っているのかとかわからずに並んでる方もいましたよ。この列の捌き方の遅さは、これまたコミケの企業ブースのレジ捌きの遅い企業を髣髴とさせる感じで(苦笑)。

Washimiya_graduation_13
コインのパッケージの裏側。
55年の歴史があったんですね、こういうのがなくなってしまうという点では残念。でも、これから合併の効果で発展とかしていくんでしょうね。

…と、まあ、こんな感じでした。
友人宅でPC組むというスケジュールが控えていたので本当にコインもらってくるだけ程度で終わっちゃったのが残念。時間があれば住民票とクリアファイル買ってきたかったし(お正月のときに買ったんですけどね…新・久喜市でまたそういうの作るかどうかはわからないですし…商業的に作りそうな気もしなくもないですが…出たら買うw)、イベントも見たかったんですけどね。


LOOX U/C、WiMAX内蔵は、今のところ少しだけ成功ですよ。
アンテナを換えないとダメっぽいので、今、別のアンテナを待っています。搭載については写真ありで詳しく書きたいと思うんですが、WiMAX自体が電波がそんなに強くないのでUQから買ったアダプターでもわたしの家の中ではなかなか受信できたりできなかったりですよ。だからLOOX U/Cに内蔵したアンテナは、多分筐体の素材の問題でうまく受信できて無いんだと思うので(現にアンテナを外に出してぷらぷらさせてるとそこそこ受信するんですが、アンテナ自体の性能の問題もあると思われるので現在試行錯誤中)、それに加えて液晶パネル側、アンテナを貼り付ける前に気付けって感じだったんですが、トップカバー(天板部)はおそらくマグネシウム複合材っぽいので電波が通らないんじゃないかとすると、プラスチックのみの部分にうまく付けられるアンテナじゃないとダメな気がするんですよね。そりゃ電波拾わないわ…。ちなみに屋外で大宮駅出てすぐなら結構拾いましたので、内蔵自体はうまくいってるのですが、あとはアンテナだな、と。だから分解はメインボードは取り外す必要はないんだけど、アンテナ敷設のためにLCDパネル側は開ける必要が出てくるので(下部筐体に内蔵することも考えたんだけど、クリアランスがあまりなかったりキーボード下の敷設だとこれまたキーボードに邪魔されて電波拾わないとか、敷設できても拾わなきゃ本末転倒…まさしく現状なんですが)、手先が器用で自己責任で開けて壊したら有償修理も覚悟できる人じゃないとおすすめしません。内蔵したら結構快適になるので面白い工作ではあるんですが、いろいろ問題もあるので(電波を使うことなので、いろいろなしがらみが…あえて小難しいことは言いませんが)、実験レベルにとどめておくのが無難でしょう。
予告写真。
Yokoku_looxuc_wimax_01
ここまでは分解する必要はなかった…って感じです(BIOS書き換えとかしてWiFiとしてもIntel 6250を使いたいなら話は別のようですが、そのときはWiMAXとして使えるかは依然不明…USBラインが来てるかは調べてないし、来てなきゃどのみちアウトですよ?)。

Yokoku_looxuc_wimax_02
LCDパネルのフロントベゼルを外したところ。できればあまり何度も分解したくない部品です。埃入るし。LCDパネルとタッチパネルのすきまにどうしても埃が入りやすいんですよね、構造上。密着はしてませんから。しょうがないんですけど。逆に考えれば埃が入った程度なら分解清掃すればなんとかなる、と言えなくも無いんだけど…難しいからおすすめしませんよ?ネジの目隠しを外すのもデザインナイフとか使って慎重にやらないとダメだし(実際の修理対応じゃネジの目隠しは使い捨てのパーツなんだけど)。

こんな感じで分解手順も交えてやる気ですが、注意としては自己責任の作業として行って壊したら有償修理になる覚悟がある人だけおすすめの実験ですよ。LCDのフロントベゼルとか、外すの大変だからね。コツを知っていてもこの機種は苦労するんですよ?


正直者がバカをみる、こんな世の中だからー。
(いろいろありました。そしていろいろあります、毎日。誰だってそうですよね?)


先日のネタっぽいネタじゃない話。
某所にて某企業さん対応のPC設置で、結構なゴミがでてしまうんですよね。そりゃそうだ、新品のPCを箱から出して設置したりするんですから。梱包材とかは保管しないのであればゴミになります。
で。
設置する施設と取引をされている企業さんがお客様になるわけですが、お客様の言うには「この施設さんも某企業の傘下でエコ意識が高い企業なのでゴミを出せないから持ち帰ってもらえますか?」…こういう場合は普通ことわらないしことわりませんし持ち帰りましたが、これ聞いた瞬間、吹き出したいのをぐっとこらえるしかなかったですよ?
よーく考えてください。
このPCを使うのは、誰かな?
そして、それを梱包していた包装材は、本来は、だれのゴミかな?
小学生とか幼稚園児ですらわかる話だと思うんですけどね。
ポテチを食べたあとの袋を「ぽっくんはエコ意識が高いからゴミを出せないんでキミが持って帰ってくれろ」といってるようなものですよ?
エコをいいわけにするエゴイスティックもいい加減にしなさいよ?なんて思ったりもするんですが、あまり笑えない冗談なんだけど、こういうネタを提供してくれるなら、いいかな?
なんてな。


オチません。


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