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2009年10月18日 (日)

サンダーフォースVIの問題点を冷静に考え直す

署名の締切が迫ってきました。
目標数を一桁間違えたのは内緒事項(苦笑)。
しかし、いまいちど残りの期間を使って有効に集められないかと考えた結果、私的感情を排したソフトウェア自体と宣伝活動の問題点を洗い出しておくことは有意義だと考えました。
そのため、改めて以下にサンダーフォースVIの問題点をまとめWikiなども参照(というより引き写し)しながらまとめてみたいと思います。

時系列順にいきます。
まず、宣伝活動の問題点。
・公式サイトでのスクリーンショットに含まれた新篆体・西夏文字に対してこれまでのシリーズの世界観にそぐわないと批判が集中したが、新篆体の表示を削除しただけで西夏文字の採用を強行したこと。
・公式サイトにおける開発者ブログのコメント欄消失。メールでの意見は受け付けるとあったが、これはあきらかにコメント欄での同ソフトに対する批判の封じ込めと受け取られかねない行為であったため、ユーザーの不安を煽る結果にしかならなかった。
・公式サイトのブログに寄せられたコメント自体の非表示。これは当時寄せられていたコメントが同ソフトに対して批判的な意見がほとんどであったことから、完全に批判封じであることが明確で、結果的にこれもユーザーの不安を煽ることとなってしまった。
・開発者個人ブログでのユーザーを中傷する記事の発表(あこがれのナポリタン)。この記事に対するコメントからも、問題があったことが容易に確認できると思われます。
・発売前のイベントにおける開発者の問題発言の数々。効果音が貧相であるとの意見に対して「効果音は修正した」→修正されていないことが発売後のファイルのタイムスタンプから確認された、「サンダーソードなんて短いのは嫌いだよな」というシリーズ4作目のファンの神経を逆撫でするような発言、開発元に関しての虚偽と思われる発言(この疑惑に対してはいまだ公式に明かされていません)、他作品への間接的な中傷(ゼビ語やゼントラーディ語、メルキア文字について「英語をもじっただけだったりしてSFとしてはダメだ」と批判)、古川氏に作曲を依頼したとの虚偽発言(既存の版権フリー曲の流用は作曲依頼に当たらない)、などなど。
・開発者個人ブログでのユーザーを中傷する記事の発表(悪衣悪食)。こちらの記事に対するコメントからも、開発者の言動そのものに問題があったことが容易に確認できると思われます。
・開発者のセガ公式ブログ閉鎖・削除、公式ページにおいてセガストアで在庫があるはずの同ソフトへのセガストアのリンク削除。
…他、いくつもあると思いますが、ひとまずここまで。
次は、製品そのものの問題点。まずはバグ関連。
・自機消失バグ。最終面でとある位置の砲台に接触し1ミスすると消失するというもの。操作自体が不能になってしまう。
・ゲーム中のとある個所でポーズを行うとフリーズしてしまうバグ。
・タイムアタックモードでポーズをすると時間が正常に計算されないミス。
・プログレッシブモード(D端子などで接続した場合に使用可能)がこのゲームにも実装されているが、表示位置の設定が不適切なため使い物にならない。
・メモリーカードのデータ破壊。これはサンダーフォースVIのデータのみが壊れるというものと、メモリーカードそのものが使えなくなる(メモリーカード内の全データ破壊)というもの、PlayStation3の仮想メモリーカードのデータを破壊し削除不能な破損データを生成するという複数のパターンがあるようです。
次に内容面。
・シリーズで培った世界観や設定にそぐわない開発者の個人的趣味を色濃く反映させた演出(西夏文字やモンゴル語の表示、音声)、開発者個人の過去のゲームタイトルやマンガからのキャラクターの引用によるシリーズの世界観の破壊。詳しくはまとめWikiの設定の齟齬の項目を参照ねがいます。
・シリーズ5作目のエンディングを改悪してファンを不快感に陥れるようなエンディングの採用。

セガや開発者に対しての疑問点は、まとめWikiの疑問点の項目を参照願います。

以上、おそらく相当足りないかとは思われますが、できるだけ簡略にわかりやすくしたつもりです。
これらの問題に、セガは真摯に対応する必要があるのではないでしょうか。
かつてセガも続編商売ではいろいろやらかしていますが(ゴールデンアックス・ザ・デュエルとか、ターボアウトランとか、前作とは趣向が変わったためにファンによっては好みが分かれる作品はそこそこありました)、しかしサンダーフォースVIについては雑誌でのランキングの結果などをもってしても掲載開始月から連続で再開を更新し続けていることや、客観的な評価(まとめWikiの評価の項目)としても問題になっていることは明確なので、これに対してはなんらかのかたちで応える義務はあると思います。それだけのお金を取っているわけですから。
ここで改めて各署名のリンクを掲載しておきます。

サンダーフォースⅥについてのセガへの問い掛け

サンダーフォースVIをリリースしたことの撤回・製品の販売停止と謝罪を求めます

ひとまずこちらの署名へご協力いただくわけにはいかないか?というのが、今回のエントリーの趣旨。
わたし自身、至らないところはいろいろありすぎですが、この問題に関しては、きっちり決着をつけたいと思っているので、ソフトを購入された方もされていない方も、サンダーフォースVIの件で不愉快な思いをされた方は、まず上記の署名にご協力をお願いしたい次第です。
また、サンダーフォースに限らず、企業の発表する創作物やこの手の続編タイトルについて今後このようなことが起こらないようにということで、これらの署名をもってセガが何らかのかたちで動いてくれたらという希望をつなぐためにも、今の風潮に一石を投じる意味でご協力をいただければと思っております。
セガが個々のユーザーからのバグ確認や内容についての苦情を定型文などで返答している現状では、セガに対して直接的に問題を突き付けることができるのは、こういった数を集める行為でしか成し得ないことなので、何卒よろしくお願い申し上げます。


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