ほしのくず・わかりあえない・きたるべきとき(~20090922)
連休中にいろいろやりたいこともあったけど、気がついたらなにも出来ずにいたですよ。
いろいろ遊びまわってるからだ?そんなことじゃなくて、ぶっちゃけ休み前半は鬱悪化でぐだぐだ寝てました。
なんかもうね、希死念慮がまた波のように。
わからない人に説明しても絶対わかってもらえない感覚なので、わたしの場合は近所の医者も信用できないからって切ってる分、抱え込んで我慢するしかないあたりが結構しんどいわけで。
ひどく落ち込む時もあるわけですが、よく生きてるなーと。
なまきてる(違
自殺するほどの気力もなく、ただ、何もなくなればいいのにと思ってぐでーっと横になって数時間が経過しているとか、そんな感じですよ?
普段のわたしが客観的にわたしをみたらどつきまわしたくなる光景だったろうなと思うんですが、一旦かかるとなかなか、ダメなものですよ…。
連休序盤はこんな感じでした。回復はしましたが。
いきなり重い話ですみません。
連休中盤は友人宅へお邪魔していました。こちらからは00の2期・BD最終巻のコメンタリーを見ようということで。前回お邪魔した時はPC側の設定ミスというより再生ソフトの更新をしてなくて見られなかったので(友人宅にはネット環境がないので…いろいろ大変なのですよ?)。
で、友人が「そういや0083見たことないっていってたから劇場版を用意したよ」ということで、LDで見せてくれました。
前にわたしが見た0083は序盤でウラキくんが「これが俺のガンダムかー」「よーし戦争するぞ!」みたいなことをやったら明るく言っていたので、それがムカついて見るのをやめたって経緯があったんですが、今回は劇場版ということでそのシーンは見当たらなかった様子。友人にその話もしていたので、あのシーンはないよとも聞かされていたし。
さて、問題は山ほどありますね、これ。
まずガトーさん。これ、知らないものはいないなんて説明台詞が入って「いやー、初耳ですなー」なんて思って見てたんだけど、その説明が入った直後にMSデッキを悠然とガンダム2号機へ向かうガトーさん、有名なはずなのに素通ししてしまうウラキくんたち…あれ?有名なんじゃないの?顔くらい当然知ってるよね?なんで素通しですか?これってメロウリンクが法廷から脱出するくらいのレベルでありえねー!と思ったものです。
リアルと評判らしいメカニックについても、全然リアルじゃない気がしたし、ガンダムのフルバーニアンにしても、 別作品だけどラウンドバーニアンを見ている身からすれば、ぶっちゃけ全然リアルに見えない、ただごてごてしているだけの機能性の必然性のないメカに見えてしょうがなかったですよ。ガトーさんの行動原理もいまいち意味不明というか、ほとんど私闘でしかもテロという最悪のかたちだし、それってどうなのよ?と思ったし。
ニナ・パープルトンって最悪ですね、あの作中の人物では。まぁ、他の登場人物もほとんどろくでなししか出てこないなーと思って見ていたわけですが。バズーカに弾がいれられた状態で強奪されてみたりとかのご都合主義が多すぎてしらけるというか、これ、Z以降の話なんじゃないの?って気もしなくもなく。時間軸の流れじゃなくて、メカ描写だの舞台設定だのが。アナハイムとかですよ?あー、この時期にラヴィアンローズあったんだー、これ先行試作ラヴィアンローズってことでいいの?って思わず聞いちゃったし(何でも先行試作ってつければいいと思うなーwwwって友人に突っ込まれましたが)。アルビオンのギミックの必然性もいまいちわからんし。いや、アニメ的にはそこそこカッコいい線を狙ってるんだろうなーというケレン味的部分は理解できるんだけど、納得はできないなぁと。ガンキャノン的なMSがビームキャノンなのに撃つたびに砲身が前後に動いたりとか、反動のあるビームライフルとか、よくわからん…りある?出力上げると斬り勝てるビームサーベルとか意味不明だったし。核バズーカって実体弾だから命中してから破壊力を発揮するような描写ならわかるんだけど、あれではどう見てもイデオンガンというか小型のメガ粒子砲ですよね…りある…。それからアナハイム女性社員多いっすな。良い会社だねぇ。どんなやねん?と。ていうか、そもそも連邦そんな簡単にアナハイムにガンダムの技術を渡しちゃっていいんかい?みたいなところも疑問だし。デンドロビウムね、りある……?わざわざアームでバズーカだかライフルだか引っ張ってきてガンダムに持たせるとか、意味わからん。ハードポイントに搭載しておいて射撃する、ではダメなの?と思ったし。そうかと思えばビームサーベルはガンダムじゃない外側のデカブツについてるマニピュレーターで操作していたような。意味がわからないし、カッコ良くも見えなかった。物語的にもすっきりしないし、またコロニー落としちゃったんだー、みたいな。あれが男たちの…みたいな美化するセリフがあったけど、あれで何万人(何億?)死ぬと思ってんのよ?とかね。他のUCのガンダム作品じゃ宇宙はそらと呼ぶのが慣例だった気がするけど、この作品だけみんななぜかうみと呼んでるし…そこらへんの整合性の取らなさ加減も腑に落ちない。シーマ様一派はドロンジョ・トンズラー・ボヤッキーだし(明確にそうってわけではないんだけど、雰囲気が、ですわ)。
正直な話、08小隊の方が外伝としては素直に楽しめるしメカ描写も納得できるのが多いし(グフカスタムのワイヤーアクションはカッコいいけどあれはどうかって話もありますがね)、アプサラスとかとんでもメカがでてくるとしても、いろいろ挑戦的な描写もあったし(ビームライフルの長射程時の精度のところとかソナー使って策敵とか)、ガンタンクの運用とかも面白かったし、キャラも行動原理が納得できて素直に見られるのが多かったし。サンダースやカレンとかいまだに好きですから。ギニアスの狂気もノリスの武人としての精神も理解できるし納得できたんだけどね。他のキャラもどれもみんな良い味出してたし、バックボーンもしっかりあるなって見ててわかる描かれ方していたし。対して0083は、ガトーさんとかウラキくんとか、ことごとく薄いんだよね。デラーズとかの思想もいまいちだし、んでギレン崇拝か…と。ニナとか論外だし。どうにも悪い意味でアニメ的に記号っぽいキャラ配置だなというのが鼻についてしまったので、これは別に見返したいとは思わないなぁ、と思ってしまったですよ。面白かったらOVAで全話追いなおそうかなと考えてたんだけど、見るだけイライラしそうな気がしてきたので、考えものです。思いっきり端折って解釈すると、0083を好きなタイプの人って、多分青ベルとか好きなタイプの人なんだろうなーと思いました。ダメだ、そういう人とはおそらく決定的に話が合わないので。0083ってファーストからしっかり見ていれば出てくる話じゃない気がするし、演出とか舞台設定もZ以降のものを無理やり1年戦争直後くらいに持ってきたなっていうイメージしかないので、ガンダムならファースト~Z~ZZの流れが好きで外伝なら08小隊みたいな地に足のついた話、ボトムズならTVシリーズ本編、それとかガサラキが好きなタイプのわたしとしては、0083は好きにはなれない話だなーと思いました。もうストーリーからメカからキャラから全部納得いかない、と思った作品も珍しいですよ?
でも、これ、ファン多いんですってね…んんん、そういう人たちとはうまい酒は呑めなさそうですよ?なーんて話を友人としたわけです。
話は変わってイデオン。
今、CSで再放送やってるとかでその友人がずっと見てるわけですが、前回お邪魔した時にちょうど『故郷は燃えて』をやっていて見てたわけですが、ベス救出に向かい今後の身の振り方に悩むギジェに同行していたカララが「あなたがソロシップに必要な人であることを示さなければなりません」みたいなセリフを言うんですよ。
あ「そういや次回で都合よくモエラが退場するよね」
レ「ちょwおまwww」
あ「だってさー、それでパイロットが必要だって話になってギジェがBメカに乗ることになるじゃん」
レ「いや、だけどそれはネタ的に黒い解釈だよwwwww」
あ「いやー、すまんすまん、でも次回も見どころ満載だよ、突然発情するラポーとモエラとか、ファードの呪いの人形とか」
レ「やめいw」
…いつもこんな感じです。
Blu-rayディスクがラッシュで出るような感じで結構厳しいのですが、鴉 -KARAS-が全話収録ですっごい安価で出るのでおすすめです。
(※ホームページが微妙に壊れ気味です…なんとかしたってくださいよ…せっかくBDでるのにー。)
DVD初回の特典付きで全巻買ってってところで応援していましたが、これ高解像度で見たいアニメだったのと、DVDでのフォーマットの限界が見えてたアニメでもあったので、こういう作品のBlu-rayディスク化は素直にうれしいですね。ただ、すごいためになるというか限定版についていたような、ここまで苦労して作られてるのかとか、裏側がすごいよくわかる面白い映像特典は、今回はばっさりカットされてしまうようで残念ではあるのですが。2Dと3Dの作画の融合とか、演出面での気配りとか、モーションはキャプチャーじゃなくて手で動かしてアニメーションさせてるとか、エフェクトの重ね具合とか、メイキングを見るとこのアニメすごいことになってるなーってのがわかって、ますます面白いんですけどね、そこらへんは今回収録されないようなので残念です。恐ろしく手間のかかってるアニメなので。鴉後のタツノコのアニメにはこれの技術が微妙にいろんなところに活かされてるかな?と思うところもありましたが、恐ろしく手間のかかる作りのOVAだったので、ほとんどテストケースというか、こういう作り方は今後できないんじゃないかなぁ?というくらいのものでした。
しかしメイキングは見られなくても実際の本編からもすごさというのはびんびん伝わってくるので、これはぜひぜひ未見の方も見てみていただければなーと思います。
鴉、超カッコいいですから。話数がすすむにつれてわかってくる乙羽のバイオレンスな設定に燃えるもよし、ゆりね様に萌えるもよし、鵺の兄弟愛に泣くもよし。見どころは山ほどあります。ほとんど止まることのないモブとかね。背景もほとんど3Dで構成されていてすごいよくできてるし。
全6話と短いんだけど、見ごたえはたっぷりあるので、ぜひどうぞー。
いっつもいろいろと失礼なことばかり言っているわけですが、わたしが失礼に当たっている筆頭の遠藤さんにお詫びをしなければいけないことが。
以前のエントリーで遠藤さんもそんなにたくさんのゲームをやってるわけじゃないだろうし的なことを書いてしまいましたが、すみません、制作者としてまた研究者として普通の人どころかいわゆるゲームマニアとかよばれるような人なんかよりもずっと詳しい数をプレイしてるはずですというわけで、本当にすみませんでした。
これは申し訳ないです。失言でした。すみません。
ご本人のところでお詫びしたいと書いたことはこれとはまた別件なので機会を改めてその件はお詫びしたいところですが、それはさておいて、ひとまずこのことについてはごめんなさいでした。
ちょいと前にどこかでネタにされていたGoogle八分、これはわたしも感じることがときどきありますね。
つい先日まで普通に検索にひっかかっていた記事が突然全然ひっかからなくなったりするというのを見たことがあるので。経験として。
これはやっぱりなんらかの力が働いているのかなーと思ったことはあります。
でも、まあ、一企業のやることですからしょうがない気もしますね。
結局なんだかんだで世の中銭次第で検索結果だってどうとでもなるようですので。
でもそういうことをしても淘汰されたりっていうのは見ますしね、Googleの検索技術はやっぱり抜きんでていて使いやすいし、おそらくときどき発生するGoogle批判は他のYahoo!とかのやっかみじゃないのかなー?という気もしました。
mh256、快調ですよー。
これは良い買い物をしました。
エージングでどうなるか?って話がちらほらあるようで、これはわたしがAH-D1000やAurvana Live!を使っていての経験からなんだけど、この機種に関してはさほど驚くような変化はないんじゃないかなーというところです。使い込んで高域が滑らかまろやかになったりとか低音が押し出し強くなったりするとか太ましくなるとか、そういう変化はあまりないんじゃないかなーという気がしています。
結構鳴らしてますが、今のところ、感想のエントリーで書かせていただいた『AH-D1000より軽めだけど軽いわけじゃなくニュートラル』って感触は変わっていません。使い込むことでAH-D1000みたいな低音になるのかとも思ったけど、そんなこともないようだし。
あいかわらず、すっきりさわやかな音で楽しませてくれています。聴きやすいということもあって、しばらくはこれメインで楽しんでそうな気がします。
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