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2009年7月

2009年7月25日 (土)

食事は誰かを思って作るからおいしい(~20090725)

…そんな食事、ここ数年口にしたことなどなかったりw
そういう食事を作ってくれる人がいる人は相手を大事にした方がいいですよ?
無駄遣いばっかりしてると愛想をつかされかねません、と、うちのリーダーを見ていて思う…いや、うちのリーダーは逆DVを受けていて家庭の事情を聞くだに『リアル思いっきり生電話』の世界だから、お願いだから嫁だとか家庭の話は職場でしないでくださいねといってみたり。リーダーの被虐待体験を聞くに、仕事する気がなくなるのですよ?
あれは本当にメンタル的にダメージ大きい(苦笑)。

QMADSばっかりやっていて他にやるよとかやりたいなといったことが全然実行できてなくて、こんなネットの末席の駄日記でもアレを期待してたというような方がいらっしゃいましたら申し訳ない感じ。PS3のドラスピも当然といえば当然で順位抜かれちゃいましたし。とはいえ、おかげさまで今月QMADSはわりかしいい位置にいます。過疎っているとはいえ、全国総合2位から3位をうろうろ、ジャンルでアニゲでは1位をキープできていたり。でも、去年の年末や今年の正月ほどの熱気はやっぱり感じません、皆さんやっぱりドラクエIXへいっちゃったんでしょうねぇ。興味はあったけど買ってないしやってないです。面白そうだなぁ、とは思うんだけど。実は阿梨はドラクエを1本も買ったことがないです。友人から借りた1と2をファミコンで、小中学生くらいのころにやったという記憶しかありません。だから転職とか花嫁とかいわれてもさぱーりなのですよ。そこらへんでやめてる理由は、2終盤の陰険ダンジョンにいい想い出がなかったのと、借りて遊んでいた3でセーブデータぶっ飛ばしたトラウマがあるからです。リセットボタン、ちゃんと押したんだけどなぁ…『ざんねんですが あなたのぼうけんのしょは きえてしまいました』というわけで、友人に謝り倒した苦い想い出があるのですよ。まぁ、どっちにしてもRPGはあまり好きじゃなかったし(経験地稼ぎや金稼ぎが面倒くさかった)、そのころからして遊んでいたゲームはシューティングやアクションばっかりであとはアドベンチャー(今的にいうならビジュアルノベルでもいいや)、好みといえばそういうのばっかりだったので。自分ではじめて買ったRPGって、ファミコンでワルキューレの冒険が初じゃないかなーと。値段とパッケージイラストに釣られて。でもあれほとんどアクションゲームだし、いわゆるRPGタイプのゲームはセガマークIIIで覇邪の封印かファンタシースターを買ったのがはじめてかも。それともイースだったかな。
QMADSでもユリを選ぶあたりで性格を察していただけるとよいかも。

で、そのQMADS。
いろいろと誤解されてるかもしれないので、読んでる人はいないかも知れないと思いつつ、ここで申し開きをさせてくだちい(?)。
正直申し上げると、ときどき寝落ちしてます。たぶん、○×とか4択とかでも時間切れになってるときは、寝ちゃってるんだと思います…ほんと、すみません。でも、睡眠時間削ってでもやりたい状態でうつらうつらしながらつないでるので、もし寝てそうだったら「あーこんちくしょう」と思いながらお待ちいただければと思います。
回答は、アニゲについてはQMAで回収して得た知識が2~3割、勘で答えて当たってるのが2割くらい、残りが元々持っていたり全然関係ないところから得ていた知識で答えてます。ノンジャンルとすると回収して得た知識の割合がもうちょっとだけ上がるかな?
いまだ積極的には問題を回収したりしてないので、本気でランキングの上にいたいなら、ちゃんと回収しなきゃダメなんだろうなぁとは思っていますが、それやりだすと楽しみたい目的と手段が逆転しそうなので結局やってないというか。地力で勝負するのが楽しいわけで、自分の実力やなんかはこの程度かなぁ、とわかるのも面白さのひとつ。もちろんゲームだから回収して勝ちに行くやりかたを否定はしませんし、そうした方がゲーム内での順位争いという目的では正しいのかなとは思います。新問題に更新されたりして、それが知ってることだったりするとまだまだ結構楽しいので、回収してまで続けるかどうかは今後次第という気もします。去年バグ修正がされた新ROMに買い換えてから、対戦でも結構多彩な問題が出るようになって、マッチングが新ROMの人オンリーだとかなり面白いんですよね。逆に別のプレーヤーさんがものすごくいろいろ詳しかったりすると、素直にすごいなーと思いますし。最近では…ヤンヤンで参加されているれんふぁさん、この人には絶対敵わないなと思いますね。れんふぁさん、本気で強いですよ。回答早いしオールジャンルで強い。隙がないんですよ、回答見てても本当に博識なんだなぁと思うし。わたしみたいにアニゲの特定ジャンルのみに偏った知識じゃなくて、なんでも万遍なく答えてくるので本当に手強いし、れんふぁさんと当たると面白いです。たぶんまだ一度も勝った事ないんじゃないかなあ。去年の年末はそういう人はもっとたくさんいたような、いや、いましたね。皆さんやっぱり飽きちゃったのかな。
仕事の関係上、深夜と早朝しか参加できないのが難点。総合トップのセリアさんとはよく当たるんですが…当たったときの勝率は、わたしの方が上かも知れないです。あまり負けた記憶がないんですよね。でも、セリアさんもムラなく強い方なので、わたしみたいにアニゲに偏ってるプレーヤーとは違って地力がすごいんだと思います。わたしもわかってる問題なのになぜか落とすことが結構あるから、そういうことなんじゃないかなぁと。

先週の頭の方で、ようやっとハゲタカの劇場版を見てきました。やっぱり大森南朋は格好いいなぁ。火消し屋小町でも格好良かったし。でも、キャッチボール屋みたいなののちょっとほんのりしたところもまた見てみたいなぁ。
そのうちサントラ買わなきゃ。あのBGM、やっぱり劇場で耐えるくらいのクオリティだったんだと思うとぞくぞくして嬉しいですね。TVで見てたときから、総集編で劇場版やらないかなーと思ってたんだけど、まさか新作で、しかも昨今の時事ネタ満載での新作というのもハゲタカらしくてよかった。内容的にもスクリーンでの上映に耐えうるもので、堪能しましたよ。こういったテレビドラマの映画化だと、ときどきテレビの特番レベルじゃね?って言われちゃうこともあるけど、ハゲタカに関してはそれは馬鹿にしすぎというか、失礼だなぁと思ったり。派遣問題に関してはちょっと踏み込みが甘いかなという気もしたけど、そこに突っ込むドラマじゃないので。しかして、やっぱり日本は西田先生のいうように、胸を張って堂々と坂をくだらなければならない時期に来ているのではないかなー。
まぁ、老人は働くしか能がないなんていうバカ首相はとっとと消えてもらうとして(俺たちの麻生なんて持ち上げてた考え無しのバカタレもいっそ日本から消えてくれーと思ったりもして、秋葉原の某建物の看板もいい加減恥ずかしいから下ろした方がいいと思われ)、民主もQMAの校名で『みんしゅはばいこく』なんて付ける人がいるくらいの政党だから、自民がダメだから民主だとか甘っちょろいうわずみに騙されて民主を選んでっていうのもどうかと。民主は政権ほしさに甘いこと言ってるだけで、政権とったら実行するとはまったく思えないし、たぶん無理。わたしがどこを支持してるかというのはあえて語りませんが、その2政党ではないです。

ヱヴァンゲリヲン・破、また見たいなーと思いつつ、時間の余裕がなくていけない…これは結局ソフト化待ちかな。
前の感想では前向きにいろいろ書いてたので、ちょっと意地悪な見方を。
パチンコから入ったにわかや新しいファンにも気持ちいい楽しいヱヴァを知ってもらうため、そしてさらに気持ちよくお金を落としてもらうためにというのと、そういう新しいファンと古いファンとの意識のすり合わせのために作られたのが、今回の劇場版じゃないかというのは穿った見方かな?なんてね。
どこの感想サイトだったか忘れてしまったんだけど、マリが庵野の嫁という解釈は面白かったです。決してあれはステレオタイプな安い追加キャラじゃなくて、ヱヴァンゲリヲンという物語に別のベクトルからの刺激と見方を与えるキャラなんだろうなとは思っていましたが、なるほどそう捉えるといろいろと裏読みできそうな暗喩が解けてくる、と。
セカンドインパクト以前は青い海に生命が満ち溢れていたというのは、エヴァ以前のアニメの状況だとかいう解釈、これも面白かった。なるほどね、と。ヱヴァンゲリヲンが国際条約で各国3体までというのにもまたアニメ業界的に別の意味を含ませていたりするんじゃないかとか。
今回の新劇場版、物語的には昔のエヴァほどぐちゃぐちゃしてないけど、持ってる意味は前よりずっと進んでるので、これは好感持てます。決して薄味になんかなっていないし、そこは庵野総監督が変わった、アニメファンに冷や水を浴びせて現実を見ろという旧作の痛烈な叫びではなく、もちろん人とのかかわりという現実をみろといったメッセージはあると感じましたが、それはより建設的な方向で示されているんじゃないでしょうか。
それでいてエロゲっぽいあざといカットをしっかり入れてくるあたりのサービスも忘れてないのがヱヴァンゲリヲンのけれんみあふれるいいところなんですけどね。アクションとかでもわくわくさせてくれるし。
…と、まあ、べた褒めしてますが、それだけいいものでしたし。
劇場版Zのときにも思ったことですが、今後ヱヴァンゲリヲンといえば新劇場版、これでいいんじゃないかなぁと。
そりゃもちろんTV・旧劇場版を知ってる人はそれはそれで楽しめてるわけだし、新劇場版を見て旧作に興味を持ったら見てみてもいいと思いますが、わたしだったらあえて旧作を見た方がいいかもとは、今回の新劇場版を見る限りでは言えませんね。ひたすらネガティブだし、どのキャラも『自分が、自分が』という自己中心的な考えで動いていて結局広がらなかった旧作と、人とのかかわりも考えて前向きに捉えている新劇場版では、旧作のネガティブさはあえて見る必要はないと言い切ってもいいレベル。もっとも知識として識っておくということなら見るのは面白いと思いますが、結構嫌な気分になりますよー、とは前置きしておきます。最後、「気持ち悪い」で終わりだし。当時劇場で「ぉぃぉぃ、金払って見に来て気持ち悪いとはなにごとかー」と思ったのを思い出しましたよ。ま、当時のエヴァだからポジティブな終末なんて期待はしてませんでしたけど。
それから今回のヱヴァンゲリヲン、べた褒めはするけど、どれと比べてっていうのはないですね。
何を評価するにしても、何かをほめるのに何かをけなすっていうのはよくないやり方だと思うので。『~は~よりよかった』っていうののことですね。サンダーフォースVIとかいうゴミを作った岡野哲とかいう人がよくやる手法ですね、何かを評価するときに無意識で同じ事やってる人は岡野と同レベルだと思われ。ま、けなす対象を出してそれを恣意的に貶めるつもりでやってるなら話は別ですが。比較論が成り立たないだろっていうレベルの話ではなくて。わたしの場合、比較対象を出してるときは狙ってやってることがありますけれど、それはそれとして。
新劇場版は、これはこれとしてとにかくすばらしい出来なので満足です。次の劇場版も予告をみてわくわくしてますし、本編終盤でのカオル君の「次こそは…」という台詞にも期待を寄せたいですし。友人がこの台詞を頼もしいといっていましたが、まさにそうですね。

マンガをいくつか買ってきたので、それの感想をちょっと。
エナ…面白かったです。こういう創作SF、わたしがあんまり本屋へ行かないからわからないだけかもしれないけど、ひさしぶりに堪能した気がします。凝った設定、丁寧で細かい描き込み、面白い世界観で話もよかったです。実はこの作者さんである磯本つよしさんのマンガは初めて読んだんだけど、人物の描き分けもしっかりしていてキャラも立ってるし、モブやアクションも丁寧で躍動感があって面白かったので、他の作品もありそうだし探してみようかなと思ったですよ。デジタルじゃない、手描きでこのマンガというのがまたよかった。デジタルはデジタルで好きなんですけど、ペンとインクと紙なんだなーというので。
あずまんが大王…実は前のは4巻とも初版で買ってたというか、あずまんが自体、パイオニアLCD時代のLDとかのブックレットのおまけまんがで楽しみに読んでいたのが本にならないかと待ち望んでいたので、単行本化されたときに大きい方もリサイクルも買ってたりして、今回も書き下ろしがあるからということで結局買っちゃいました。満足ぅー。大王はそういえばDVDも全部初回で買って、TVと収録フォーマットが違ったのでなんか微妙な気分になった記憶が(苦笑)。今回もあたりです。
装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES 2巻…これも面白かったです。一応期待の完結ということだったけど、予想の範囲内だったところとそうでないのといろいろ。兄貴はなんだかんだでいい奴だったというのはそうなんだけど、なるほど領域的にはバララントの監視下だったのか、とはいえ1巻の感想でも述べましたが、だからっていまどきブロッカーはないよなぁ、と。そこにギルガメス系のATが結構あるバックボーンがわからなかったし、そういえばギルガメス絡んでないなぁ。ハリラヤは当たり前のようにいい人でした、これはよかった。クエント人の知的で朴訥な感じもよく出てたし。成長したレッカもよいよい。ただ、ATはそこまでパーソナライズせんでも、とは思ったりもして。メカは壊れて当たり前、壊れたら他のありものに乗り換える、といったボトムズらしからぬ部分だけど、イプシロンのブルーAT程度のものだと思っておけば納得できます。これはこれで外伝としては面白かったですね。本道のペールゼン・ファイルズを比較対象に出してあれより面白いとはいえませんけど(あれはあれでTV1話に至るキリコの葛藤やラストレッドショルダーへの伏線なんかが新たに張られていてよく練ってあったし、ATをきっちり道具として描ききったあたりはCGを使った意味が成功してる部分だと思いましたし)。


釣られてますか?(苦笑)
オチません。


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2009年7月13日 (月)

REAL ARCADE PRO.2 SAのセイミツ化動画を撮ってみた

※200908060612大幅加筆訂正
HORIのジョイスティック換装ネタ、いろいろやってますが今回は動画で。
あ、いや、説明書くのが面倒臭くなったとか、そういうことではなくて。
はっきり言って動画作る方が面倒臭いです。
が。
こうして見られる形で残しておけば、レバーはどうやって交換するの?だとか、ファストン端子がボタンから抜けないとか抜き方分からないとか、写真じゃわからないなんて超絶ゆとり世代の方々にも、『これ見ればいいよ』で済むわけで。
…それだけを狙ったわけじゃないんですけどね。
ひとまず今回のターゲットは、HORIのREAL ARCADE PRO.2 SAです。三和電子製のパーツを使用したジョイスティックなのですが、これを全セイミツ工業製のパーツに換装しようというものです。
以前、REAL ARCADE PRO.2の換装記事REAL ARCADE PRO.3 SAの換装記事デススマイルズ対応ジョイスティックの換装記事、そういったところで紹介したものの、写真しか掲載してなかったし、ニコ動に動画が上がっているということで家庭用アーケードスティックスレまとめWikiを参照しましたところ、確かに動画は上がっていたのですが、動いてないのが残念だったので、せっかくだからきっちり動かして分解手順をリアルタイムで見せる動画をうpしたいなーなんて思っていたものです。
ですがうちには動画を撮影できるようなものはないなーと思っていたところ、ずっと使っていたデジカメで動画撮影できそうだってことに気がついたので、友人にカメラマンをお願いして撮影したものです。
内容的には今までの記事とあまり変わりありません、というか、この動画を見ていただければ基本的なことはわかるようにしたつもりです。だから、今回は本文中ではあまり詳しく書きません。まず動画を見てください。
(選曲センスなくて無駄に緊張感煽ってたりとか、すみませんw)





コツなんかも全部説明字幕を入れてます。

で、今回の使用パーツ。
・LS-32-01(SSベース)
Ls3201
(正面図)
Ls3201_2
(底面図)
もうおなじみですね。基本はこれです。
・PS-15
・PS-14-DN
Ps15
PS-15のアップです。
Ps15ps14dn
PS-15とPS-14-DNを並べたところ。ちょうど使用配置にあわせて並べてみました。
このPS-15ですが、まとめWikiのパーツデータにも現在(20090806時点)で掲載のないパーツですが、リーズナブルかつ見た目も三和の標準的なボタンに遜色がなく(というより三和のボタンデザインがセイミツのPS-14-GN等のパクリ同等品なわけですが)、押した感触はセイミツの他のボタン同様に確実な感触と信頼性のあるボタンです。今回これを使うことにしたのは、とある理由が…後述します。
さて、動画の方はいかがでしたか?
わかりやすくやったつもりですが、もしこれでもわからないということであれば申し訳ないというか、理解力のなさを悔いてくださいというか、フォローが難しいですね。やりたいことがあるならそのために頭を使うことも必要かと(厳しい?)。
せっかくなのでというわけじゃないんですが、よく見かける『セイミツレバーと三和レバーの見分け方って外見で判別つくの?』ということですが、それ、写真で説明しまふ。
まず、セイミツレバー。
Photo
それから、三和レバー。
Photo_2
一番わかりやすいのは、レバーの根元に付いているレバーパッキンの形状と表面処理ですね。セイミツレバーの場合は表面が梨地仕上げでレバー根元付近に少し段差がつけてあります。三和レバーの場合は表面が皮製品みたいな仕上げで平坦です。それと三和の場合はシャフトカバーが付いていることが多いです(レバーのモデルにもよりますが)。
外見上の見分けはこんなものですね。あとは各社のレバーボールの色を覚えておいて、それで判別するという手もありますが、レバーボールって相互に付け替えることに特に問題がないので、レバーボールの色だけでの判断は難しいかも知れません。
次についでにボタンも写真撮りました。
まず、セイミツボタン。
Photo_3
次に、三和ボタン。
Photo_4
ボタンは見ただけではなかなか判別できません。特にPS-15とOBSF-30の判別は、外見では相当難しいんじゃないかと思います。つか、多分無理。押せば感触でだいたいわかりそうな感じです。ちなみに台パンしてボムが誤爆したら三和ボタンです(爆www)。
半分冗談ですが。
んで、これが今回換装後のRAP2SAと換装前つまりデフォのRAP2SAを並べたところです。
Rap2
さて、見分けはつきましたか?
ぱっと見だけじゃなかなかわからないんじゃないかなぁ?…というのをやりたくて、しかもセイミツのネジ式ボタンは取り付け面倒臭いとか(わたしは全然そう思わないけど)、そういう話もちらほら聞くから、いい機会だからPS-15を使った記事も書いてみようかな、と思ったので今回こういうパーツセレクトで仕上げになりました。
レバーパッキンとかで見分け付きますけどね。写真でもわかるかもしれませんが、レバーボールやボタンなんかもセイミツのパーツはわりと垢ぬけてはっきりした色だけど三和は微妙にくすんだ暗めの色だったりするので、そこらで分かる人にはわかりそうな気がします。あとは肝心の操作感で、これも触って分かる人とわからない人がいるかもしれませんね。2台並べて予備知識のない人に触らせて、さぁ、どっちがどっちだ?ってやらせたいですねぇ(意地悪?)。
というか、実際そういう目的もあったりして。友人とかに試してみてもらいたいなーなんてね。
ちなみに何人かにこれ触り比べしてもらった感想は、特にこちらからベクトルの偏ったお勧めはしてないんですが、おおむねセイミツ換装済みのものの方が操作しやすいとかで評判良いですね。というか、操作しやすいのはどっち?って答えて選んでもらった方がセイミツ換装済みのものという結果です。
最近のゲームセンターは主流が三和に移行してしまったという話も聞きますが、操作性の面を考えるとやっぱりセイミツ製のレバーとボタンを使ってほしいとも思いますね。ゲームセンターが衰退しちゃってるからしょうがない部分もあるんでしょうけれど、ビデオゲームがまだ盛んでゲームセンターの花形(これも古い言葉かな?)だった2000年初頭くらいまではセイミツのレバーやボタンが圧倒的シェアだったはずで、ゲームセンターの筺体のみならず基板をご家庭で遊ぶためのコントロールボックスに採用されているレバーとボタンも基本的にはセイミツ製だったものです。実際、うちにあるパナツインなんかはセイミツのレバーとボタンですし。
今のゲームセンターの感触を家に持ち込むなら三和レバーでもいいかもしれませんが、もともとの操作性向上という点にこだわって家でやるなら良い操作環境をと求めるならセイミツパーツを選ぶということでいいと思います。
三和の普及は…悪貨は良貨を駆逐するといいますし(苦笑)。
わたしもゲームセンターで仕事していたころは予備パーツはほとんどセイミツしか見かけませんでしたし、アストロの交換用コンパネも基本はセイミツだったので、まさか現在のように三和レバーなどがここまで広まるとは思ってなかったですね。ビデオゲームが衰退しちゃったからなのか、操作性にまで気を配るオーナーやメーカーが減ったからなのか、そもそもゲームセンター経営を行っている企業なんかがそこまで重視してなくて政治的に三和を使ってるとか。
いずれにしても個人的には残念な状況なので、リーズナブルで頑丈で操作性もいいものを作っているセイミツ工業さんにはがんばってもらいたいですね。応援しています。


いろいろ解説動画とかあげてる人、すごいですよね。今回やってみて、かなり大変だなーと思いました。
でもあと一応幼女棒の開き方だけ録画してあるから、編集できたらそっちもうpするつもりです。
他にはRAP3SEの天板開いたところとか、買ったよ報告はいろいろ見たけど開けてる人がいないっぽかったので、そのうちやってみようかと。なかなか遅くてすみません。これらも近いうちになんとかします。



最近時間がないんですよー。QMADSもやりたいのに全然できなくてランクだだ落ちなんじゃないでしょうか。おかげさまで7月は全国総合2位、ジャンルでアニゲ1位、地域(関東)1位、所属校のランキングが4位という好成績?を残すことができました。念願のジャンル1位を取れたので、しばらくお休みして他のことをやろうかなと思っています。
なにせ先週はほとんど朝8時過ぎに事務所に出たら帰りはほとんど終電とか。ありえん(涙)。
仕事ないー、とか言ってたのが嘘のように忙しくなり…それでもこういうネタは仕込みますよ?
先日ナムコミュージアム.commのどらすぴ見たら、そっちも抜かれてたしなぁ…○学生並みの夏休みがほしいなぁ(ダメ人間ですね、はい!)。


ああ、余談なんですが、秋葉原のHeyでこの前テトリスでセイミツレバーと三和レバーがそれぞれ付いてますよってわざわざ書いてある筺体があって、やっぱりここはこだわってるのかなと思ったんですが、ボタンが色で判別するに三和ボタンなんですよね。パズルゲームやるにしても、というか、それならなおさらボタンもセイミツにした方がいいんじゃないかなぁ、と思った次第。パズルゲームならレバーも大事ですが、ボタンも誤反応しやすい三和製より確実な回転をということならセイミツボタンの方がいい気がするんですけどね。あのお店はこだわっているのかそうでないのか、いまひとつわかりかねます。いいお店なんですけどね。店員さんフットワーク軽いし。今後も頑張ってほしい貴重なお店です。


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2009年7月 6日 (月)

ヱヴァンゲリヲン・破を見てきました(ネタばれにならない程度に感想)

休日出勤の代休で行こうと思っていたのですが、友人からのお誘いがあったのでヱヴァンゲリヲン・破を見てきました
前置きします。ストーリーの展開や内容については、ネタばれを極力したくないというのもありますし、見たことをそのままなぞって書いても仕方がないので、何がどうなったとかいうことについては基本書かないつもりなので、どのキャラがとかストーリーがどうなったとかいうことを知りたい方は実際に見に行かれるか、そういうことを書いているところをごらんいただくのがいいかと思います。

というわけで、全体的な所感というか、こまけぇこたぁいいんだよ!ってわけじゃないですが。
まず、序を見たときにも思ったことですが、原典のTV・旧劇場版と違って、今回は明白に娯楽作として意識して作る方向に振ってるかな、というのと、見ていて不快になるようないやらしさは極力排して楽しめるように配慮しているなというのはひしひしと感じました。
不快というのもTVや旧劇場版のそれは、富野監督の言うイデオンの「見ていて気持ちのいいものじゃないからね」というのとはまた質が違う、本当に救いもなく好きにもなれないいやらしさだったので、そういうものが払拭されたのはいいことじゃないかなと思いました。ま、あれはあれで当時のエヴァ独自の雰囲気だったわけで、それをまったく否定したりはしません(TV・旧劇場場あってこその今回のヱヴァンゲリヲンなので)。生理的嫌悪感などを催すようなそういった描写をTV・旧劇場版がやったのがキッカケかなにかで以後そういうことをアニメでやってもいいんだ、そういう『ぱっと見インパクトのあるショッキングなシーンを入れれば話題が取れる』ということがアニメに定着したようなのはエヴァの功罪の罪の部分である気はするのですが…行き着く果てが「誠氏ね」だの「中に誰もいませんよ」だったりするわけで(苦笑)。
そういうのもヱヴァである以上はもちろんあるんですが、今回はあくまでストーリー上避けられない部分で必要なものにとどめた印象で、無闇に残虐性やショッキングさや不快な映像を強調することはないのが原典とは変わった点だなと思いました。
それから一皮むけたパイロットたち。見所はここでしょうかね、それと学園生活とか私生活の描写がとにかく明るく前向きになったこと。序でもシンちゃんがわりと前向きでちょっと達観してるけどTVや旧劇ほどいじいじしてないし後ろ向きでもないなと思ったんだけど、今回はより一層そういう面が見えてよかったですね。それはレイやアスカも同様です。正直なところをいってしまうとTVや旧劇のレイはあまり好きじゃなかったんだけど、今回の新劇場版のレイはすごくいいですね、わずかながらよく笑うようになったし表情も柔らかくて、こういうのなら好みですよ。というか、今回のレイはもう好きすぎてたまりません。前はレイって個人的にはどうでもいいというよりあまり好きじゃないキャラだったんですけどね。被造物で感情の抑制されたそれこそヲタクのお人形だったわけですが、今回のレイは違います。アスカもTVでは一人でがんばる背景にわりとどす黒いものがありましたし破でもちょっと匂わせるような演出はなくもないですが、それよりも相手を馬鹿にするだけじゃなくて自分から歩み寄るような描き方をされていてすごい好感持てました。
レイとアスカ、どちらの料理が…といわれれば、ネタ的にはどちらもまずそうって答えますが、多分どっちもがんばっててそれなりにおいしいんだろうなぁとは思うので…わたしだったらレイにお呼ばれしたいなぁ、とは思いましたね。
そういった前向きになっている部分は、パイロットだけじゃなくゲンドウやミサトさんなど全員にいえます。だれもが一歩相手へ歩み寄るようなところが新しくて、TVや旧劇にあった『他人と触れ合うことを過剰に怯える』ような部分、ヤマアラシのジレンマとも揶揄されていたところが今回のヱヴァンゲリヲンではさほど感じられないんですね。こういうのは多分作り手の心境の変化が如実に出てるだろうことなんですが、ぶっちゃけ娯楽作としては全然こっちの方がいいです。
新キャラは序の予告から優等生っぽいキャラ?と思っていたらもうこれが…www
ああいうざっくばらんで持てる実力をベースにノリと勢いで突っ込むキャラは好きですね。
使徒デザインは今までのものも踏襲していますが、見ていて劇中に「『ぼくらの。』っぽい?」と思っていたら、スタッフに鬼頭莫宏氏がクレジットされていて納得。ギミックとか。面白かったです。
新使徒もいろいろすごいことになっちゃってます。今だからできるアクションもふんだんに使われていて、見ごたえがあって面白いです。アクションシーンは映画だからこそできるのであろう細かい描写とよく動く小物や背景・エフェクト、とにかく見ごたえがあります。
…まぁ、ヱヴァンゲリヲンくらいの質量のブツが走り回れば衝撃であのくらいの被害は出そうだなぁ、という描写も今回細かいので面白いですね。
ストーリーそのものは、大筋では原典にトレースするような感じなんですが、結構大胆に変更されているところもあり、もう斜め上の方向へ行ってしまったなー、なんでもありだなーという感じですごい楽しめました。序のときはまだそこまでではなかったのですが、破はTV・旧劇場版で痛い思いをしてエヴァはもういいよってなっちゃってる人にも、改めてぜひ見てもらいたいな、と思いましたね。風呂敷広げるだけ広げまくってるのでどう収拾つけるのか今から楽しみです、今回は投げっぱなしじゃなく、ちゃんとケリを着けてくれるだろと信じたいところ。まぁ、投げっぱなしの物語っていうのも世の中ないわけじゃないし、楽しめるのならそれでもありですけどね。複雑だったり意味深に見える謎の提示はエヴァの十八番なので。
サービスも満点です。特にアスカ。缶ビールまでは想定内でしたが、ストローwwwww
いやぁ、今回はなかなか…作画もまたいいんですよ。あざといなーwって思うカットはもうそこらじゅうにあるんですけどね。部分部分でキャプチャなんかしたら「これなんてエロゲ?」ってなるんじゃなかろうかっていう。
こういう描き方は旧作ではなかったところだから、あれからほぼ14年で新しくなった部分ですね。
トータルではとにかく楽しめたのでよし、お話的にも序は旧作にわりと近かったけど破では大きく動いたので、序を見に行っていない「エヴァはもういいよ」っていう方にも、破は楽しくなっているので見てみていただけるといいなと思いましたね。

まぁ、ぐちゃぐちゃしたキャラのドラマが旧作の持ち味でもあったから、そういう嫌な部分を期待してる人も少なからずいるようで、友人もちょっとそういう部分を見たかったというものだから「じゃあイデオン全話と劇場版を。ソロシップクルーのギスギスっぷりは半端ないから。TVでなんか終盤になるまでみんなまとまらないしね」って言ったら「俺が悪かった」と言われてしまい…(苦笑)。
富野御大もそろそろ新劇場版『イデヲン』をですね…いや、やらなくていいです(苦笑)。


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