おしえて!キャノン先生!(XLR・バランス接続の話)
最近毒性が強いって友人から突っ込まれましたが、いろいろありまして。今回もそんな感じなのであらかじめご了承ください。
以前、ドンシャリの話で昔聞いた話を書いたかと思うんですが、そこにいた頃に、今でも素人ですが当時はもっと素人なわたしから見て不思議なことが当たり前だったので疑問は確認しないと気がすまない性格だったから、そこらへんを例によってその先輩に聞いた話をひとつ。
今回件名に『キャノン先生』と打ってますが、別にゴージャス宝田先生の『キャノン先生トばしすぎ』ではなく(すごく面白いマンガでおすすめなのですが大きなお友達じゃなきゃ読んじゃダメですよ?)、わたしの最高お気に入りな地球連邦軍中距離支援型モビルスーツRX-77-2ガンキャノンでもありません、『キャノンプラグ』と呼ばれるコネクタによる接続形式のことで、俗に『XLR』だとか『バランス接続』とか呼ばれるやつのことです。XLRはそのうちのひとつなのでこれがキャノンコネクターの正式名だという勘違いも往々にしてあるようですがそれはさておいて。
これ、商売抜きの本音で聞いた話ということでひとつ。
まず気になったのは特異なコネクタ形状、あれは何なんですか?ってわたしが聞いたら、「マイクだとかコンサートでの配線だとかで長距離引き回すのに抜けたら困るでしょ?」ってことで解決。なるほど、放送部やってたときによく見かけたのはそういう理由かぁ、と思ったものです。伝送方式自体が外来ノイズに強いつくりになっているのでマイクなんかの微小信号を扱う配線には有効だそうで。では、なんでオーディオに?という点では、「業務用で信頼性の面から使うから。長距離引き回すから外来ノイズに弱いのは困るし、ちょっとしたことで引っこ抜けたら困るでしょ。でも場合によるけど民生オーディオの場合は音質云々では逆にデメリットになることもあるよ」…ぶっちゃけラインレベルで数m程度なら、その先輩いわく普通にRCAのラインケーブルで接続した方がいい、ってことだそうでした。おー、参考になるですよ。言われてみれば当時のそこの最上階にあった”家が買えちゃうクラス”のシステムでも、入出力にキャノンコネクタもついてたけど配線されてたのは普通のピンプラグだったなぁ…ケーブルそのものはアホみたいに太かったけど。では、なんで民生用オーディオにキャノンコネクタが付いてるの?って質問には、「良いと思った人相手に商売になるから」だそうで。実に身も蓋もない話ですが、まぁ、そういうことだそうです。ここからは理屈の話ですが、「構造が複雑になることで逆に悪くなることもあるから元々アンバランスの設計の機器をバランスに改造したりするのは愚の骨頂」「業務機器ならいざ知らず民生オーディオでバランス構成は他の機器とのバランスがアンバランスだ」「でもお客様相手にはそんな話はしないけどね、だって信じてるんだから高い方を売るに決まってるでしょ、こちとら商売だし」ぉぉぉ、ぁぁぁ、つか、この人わたしより毒性きついよ、と思った瞬間でしたね(苦笑)。じゃあ音質的なメリットは?って聞いたら、バランス化の構成に注力するよりもいいケーブルもしくは好みのケーブルを選んだ方がよっぽど効果ある、ってお話でした。なるほど…。
ちなみに当時素人ながら聴き比べた主観では、確かにRCAで普通につないだ方がいいって結果だったような。それでメインのシステムがバランスでつながってないことに納得した覚えがありますよ。
まぁ、でも、ケーブルにしろ電源にしろインシュレーターにしろ(ここら辺はわたしも変わるって効果は実感してるから良いと思うんですけど)、『変わったと思ってる人』に変わらないからむしろ悪くなるからやめておけーっていうのは野暮の極みですし、良いと思ってる人はやってみるのも一興なんじゃないでしょうか。これも一種の信心のなせる業ですしね。信じるものは救われるのですよ?
もっともバランス接続でアンバランスより音質が良くなるかについては、この記事でリンクしてる先から見ていただいてもわかるとおり、わりかし否定的な意見が多かったりはします。実際は商売のネタで信心深い人からケツの毛ばまで毟り取るって寸法ですよ(糞真面目に作られているコストと物量投入型のしっかりしたシステムをフルで組む場合はその限りじゃないんですが…それだと家が建つまでいかなくても安い新車くらいは買えちゃうんじゃないかという感じです)。
それにバランスっぽく見えていてもキャノンでつながってるだけで実はアンバランスだとか、フルバランスではない簡易バランスで実質的にはアンバランスだったりとか、知れば知るほど『実は幸福の壷か?』的なものしか見えてこないというのも面白いところ。
もちろん真面目に設計されている業務用機器においての有効性を否定するものではありません(そりゃ当然ですよ、あちらは真面目にノイズがのったりすると困る用途だし、当然それなりのコストもかけられていますから)。が、ことホビーレベルや趣味のオーディオにおいてのバランス接続ほどぁゃιぃものはない、ってことのようですよ?
プロ気取りの馬鹿が使うのがバランス接続…って話もあるくらいで(あーあーあーまた喧嘩売るようなこと言っちゃってからに)。
CDプレーヤーやDACからプリアンプ・パワーアンプ間の接続ならまだしも(これにしたってそれぞれの機器が内部的にフルバランスになっていなければ無意味どころか…って話です)、流行り?のバランス接続のヘッドホンって駆動力向上とGNDを分けることによるクロストーク低減が目的なのは理屈の上ではわかりますが、電気的にフルバランスになってなかったらはっきり言って意味ないですよね?つまりヘッドホンのユニット自体がHOT/COLD/GNDを受けられなければ無意味では?そしてユニット側にはそれを受けられる、つまりHOTとCOLDを合成してノイズを打ち消す云々って仕組みは入ってるんでしょうか…物理的につながっているだけではなくて仕組みとして、ということですよ?クロストークを避けるだけならアンプまではデュアルモノで持ってきて左右のユニットにスピーカーよろしく別配線にすればいいだけでは?(それでも大元の機器の内部からちゃんとチャンネルセパレーションができてなくて、どっかしらでL/RのGNDが一緒になってるとかだとほとんどまるで意味が無いと思うんですよね)というか、プレーヤーからアンプまでフルバランス構成にしなければその間の接続で変換回路を経由しまくるわけで、混成や変換での接続または似非バランスの場合は最低でも2回は変換過程を経るそのシンプルでない信号が影響を受けないわけはないっていうのは普通に考えてわかりそうなものですが、世の中そういうわけでもないんですねぇ不思議。手軽に楽しめるはずのヘッドホンを音質劣化のリスクを負ってわざわざ取り回し悪くして喜んでいるというのはどうにも解せない部分が…(言いすぎ?)。無駄な変換回路を通るということでは確実に劣化するわけで、それなら電源やケーブルで煮詰めた方がいいのでわ、とはいえ信心深い人には何を言っても無意味なので堂々巡りなのですよ?
というわけで、バランス接続に関してはマイナスの実感しかなかったのでわたしもわりと否定的だったりします(効果としてよかった経験があればここまでめたくそには書きませんよ?)。
もっとも先に述べたように信心の問題でもあるので、信じれば救われますから「バランスの方が良いに決まってるからふざけたこと言ってるよこの人は」と思う人は無視していただいて結構ですし、わたしもそういう人相手にわざわざダメだよっていうのは野暮もいいとこなんでやりませんですよ。じゃあなんで今回のエントリー…というのは、一種のブーム的にキャノンプラグがネタ扱いされてるのでとりあえず乗っておくかというミーハーな理由だったりしますよ(嘘ばっかりw)。ネタ的に商売人はこう見てるって話もネットの片隅にあってもいいんじゃないかと思ったのも理由のひとつですけどね。
もちろんド素人の意見なので、詳しい方からのご高説があればぜひご教示賜りたいと思います。
オチません。
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以前、ドンシャリの話で昔聞いた話を書いたかと思うんですが、そこにいた頃に、今でも素人ですが当時はもっと素人なわたしから見て不思議なことが当たり前だったので疑問は確認しないと気がすまない性格だったから、そこらへんを例によってその先輩に聞いた話をひとつ。
今回件名に『キャノン先生』と打ってますが、別にゴージャス宝田先生の『キャノン先生トばしすぎ』ではなく(すごく面白いマンガでおすすめなのですが大きなお友達じゃなきゃ読んじゃダメですよ?)、わたしの最高お気に入りな地球連邦軍中距離支援型モビルスーツRX-77-2ガンキャノンでもありません、『キャノンプラグ』と呼ばれるコネクタによる接続形式のことで、俗に『XLR』だとか『バランス接続』とか呼ばれるやつのことです。XLRはそのうちのひとつなのでこれがキャノンコネクターの正式名だという勘違いも往々にしてあるようですがそれはさておいて。
これ、商売抜きの本音で聞いた話ということでひとつ。
まず気になったのは特異なコネクタ形状、あれは何なんですか?ってわたしが聞いたら、「マイクだとかコンサートでの配線だとかで長距離引き回すのに抜けたら困るでしょ?」ってことで解決。なるほど、放送部やってたときによく見かけたのはそういう理由かぁ、と思ったものです。伝送方式自体が外来ノイズに強いつくりになっているのでマイクなんかの微小信号を扱う配線には有効だそうで。では、なんでオーディオに?という点では、「業務用で信頼性の面から使うから。長距離引き回すから外来ノイズに弱いのは困るし、ちょっとしたことで引っこ抜けたら困るでしょ。でも場合によるけど民生オーディオの場合は音質云々では逆にデメリットになることもあるよ」…ぶっちゃけラインレベルで数m程度なら、その先輩いわく普通にRCAのラインケーブルで接続した方がいい、ってことだそうでした。おー、参考になるですよ。言われてみれば当時のそこの最上階にあった”家が買えちゃうクラス”のシステムでも、入出力にキャノンコネクタもついてたけど配線されてたのは普通のピンプラグだったなぁ…ケーブルそのものはアホみたいに太かったけど。では、なんで民生用オーディオにキャノンコネクタが付いてるの?って質問には、「良いと思った人相手に商売になるから」だそうで。実に身も蓋もない話ですが、まぁ、そういうことだそうです。ここからは理屈の話ですが、「構造が複雑になることで逆に悪くなることもあるから元々アンバランスの設計の機器をバランスに改造したりするのは愚の骨頂」「業務機器ならいざ知らず民生オーディオでバランス構成は他の機器とのバランスがアンバランスだ」「でもお客様相手にはそんな話はしないけどね、だって信じてるんだから高い方を売るに決まってるでしょ、こちとら商売だし」ぉぉぉ、ぁぁぁ、つか、この人わたしより毒性きついよ、と思った瞬間でしたね(苦笑)。じゃあ音質的なメリットは?って聞いたら、バランス化の構成に注力するよりもいいケーブルもしくは好みのケーブルを選んだ方がよっぽど効果ある、ってお話でした。なるほど…。
ちなみに当時素人ながら聴き比べた主観では、確かにRCAで普通につないだ方がいいって結果だったような。それでメインのシステムがバランスでつながってないことに納得した覚えがありますよ。
まぁ、でも、ケーブルにしろ電源にしろインシュレーターにしろ(ここら辺はわたしも変わるって効果は実感してるから良いと思うんですけど)、『変わったと思ってる人』に変わらないからむしろ悪くなるからやめておけーっていうのは野暮の極みですし、良いと思ってる人はやってみるのも一興なんじゃないでしょうか。これも一種の信心のなせる業ですしね。信じるものは救われるのですよ?
もっともバランス接続でアンバランスより音質が良くなるかについては、この記事でリンクしてる先から見ていただいてもわかるとおり、わりかし否定的な意見が多かったりはします。実際は商売のネタで信心深い人からケツの毛ばまで毟り取るって寸法ですよ(糞真面目に作られているコストと物量投入型のしっかりしたシステムをフルで組む場合はその限りじゃないんですが…それだと家が建つまでいかなくても安い新車くらいは買えちゃうんじゃないかという感じです)。
それにバランスっぽく見えていてもキャノンでつながってるだけで実はアンバランスだとか、フルバランスではない簡易バランスで実質的にはアンバランスだったりとか、知れば知るほど『実は幸福の壷か?』的なものしか見えてこないというのも面白いところ。
もちろん真面目に設計されている業務用機器においての有効性を否定するものではありません(そりゃ当然ですよ、あちらは真面目にノイズがのったりすると困る用途だし、当然それなりのコストもかけられていますから)。が、ことホビーレベルや趣味のオーディオにおいてのバランス接続ほどぁゃιぃものはない、ってことのようですよ?
プロ気取りの馬鹿が使うのがバランス接続…って話もあるくらいで(あーあーあーまた喧嘩売るようなこと言っちゃってからに)。
CDプレーヤーやDACからプリアンプ・パワーアンプ間の接続ならまだしも(これにしたってそれぞれの機器が内部的にフルバランスになっていなければ無意味どころか…って話です)、流行り?のバランス接続のヘッドホンって駆動力向上とGNDを分けることによるクロストーク低減が目的なのは理屈の上ではわかりますが、電気的にフルバランスになってなかったらはっきり言って意味ないですよね?つまりヘッドホンのユニット自体がHOT/COLD/GNDを受けられなければ無意味では?そしてユニット側にはそれを受けられる、つまりHOTとCOLDを合成してノイズを打ち消す云々って仕組みは入ってるんでしょうか…物理的につながっているだけではなくて仕組みとして、ということですよ?クロストークを避けるだけならアンプまではデュアルモノで持ってきて左右のユニットにスピーカーよろしく別配線にすればいいだけでは?(それでも大元の機器の内部からちゃんとチャンネルセパレーションができてなくて、どっかしらでL/RのGNDが一緒になってるとかだとほとんどまるで意味が無いと思うんですよね)というか、プレーヤーからアンプまでフルバランス構成にしなければその間の接続で変換回路を経由しまくるわけで、混成や変換での接続または似非バランスの場合は最低でも2回は変換過程を経るそのシンプルでない信号が影響を受けないわけはないっていうのは普通に考えてわかりそうなものですが、世の中そういうわけでもないんですねぇ不思議。手軽に楽しめるはずのヘッドホンを音質劣化のリスクを負ってわざわざ取り回し悪くして喜んでいるというのはどうにも解せない部分が…(言いすぎ?)。無駄な変換回路を通るということでは確実に劣化するわけで、それなら電源やケーブルで煮詰めた方がいいのでわ、とはいえ信心深い人には何を言っても無意味なので堂々巡りなのですよ?
というわけで、バランス接続に関してはマイナスの実感しかなかったのでわたしもわりと否定的だったりします(効果としてよかった経験があればここまでめたくそには書きませんよ?)。
もっとも先に述べたように信心の問題でもあるので、信じれば救われますから「バランスの方が良いに決まってるからふざけたこと言ってるよこの人は」と思う人は無視していただいて結構ですし、わたしもそういう人相手にわざわざダメだよっていうのは野暮もいいとこなんでやりませんですよ。じゃあなんで今回のエントリー…というのは、一種のブーム的にキャノンプラグがネタ扱いされてるのでとりあえず乗っておくかというミーハーな理由だったりしますよ(嘘ばっかりw)。ネタ的に商売人はこう見てるって話もネットの片隅にあってもいいんじゃないかと思ったのも理由のひとつですけどね。
もちろんド素人の意見なので、詳しい方からのご高説があればぜひご教示賜りたいと思います。
オチません。
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