おいしいとこどりでVistaごっこ(QTAddressBar・その他)
Vistaって巷ではダメOS扱いされてますが、実際使ってみるとこれはこれで便利なのですよ?
で、よくVistaと比べてXPの方が使い勝手がいいなんていう人がいるけど、それは単純にパワーの足りないマシンでVistaを使ってるか、単に順応性がないだけじゃないのかと思うのですよ?
まぁ、パワーの足りないマシンにVistaなんてのは確かに嫌がらせで、るっきゅんにプリインストールして売るなんて半ば犯罪じゃないかと思うのよね。そう思うよなぁ、あんたも!(違)
だからって富士通にシェルブリットをかますわけにもいかないので、そこはなんとか工夫するわけです。
というか、ハイパワーなマシンならVistaの利便性はしっかり利用することができるから、それでVistaを使っていれば、間違っても機能的にはXPの方が使い勝手がいいなんて言えなくなるはずなんだけど、まあ世の中そううまくはいかないわけで。
世の中すごい人はいるもので、「なければ作る」ってことでXPでもVistaの使い勝手を取り入れることができるフリーソフトを開発されてる方がいるんですねー。
ならわたしはXPの軽快さを損なわない範囲でのXPのVista化を試してみたというわけですよ?
やってみたらこれが快適。というわけで、Vista化を紹介しているサイトを参考にちょこっと手をいれてみましたですよ。
ただ、調子に乗っていろいろVista化してたら結果結構重くなったので(アホだ、アホすぎるwww)、軽い順に。
参考にしたのはこちら
FENIX-PC
まずは使い勝手の向上に一番寄与するアドレスバーのツール、QTAddressBarから。
インストール方法は、ダウンロードしたファイルを解凍してできたQTAddressBar.exeを実行して再起動、そのあとフォルダウィンドウ(エクスプローラ)のメニューバーの表示のツールバーからQT Breadcrumbs Address Barにチェックを入れてアドレスバーのチェックを外せばおk。配置とかはお好みで調整してください。
表示設定はここで変えます。
展開するとこんな感じですねー。Vista風でありながらVista標準の機能よりも表示の設定が細かく出来たりサブフォルダの表示ができたりと実に高機能で便利。
オプションへはここから入ります。
各メニューの設定項目。
□ドロップダウンメニューのサブフォルダ表示:チェックを入れると表示します。
□システムファイル表示:チェックを入れると表示します。
□隠し属性ファイルの表示:チェックを入れると表示します。
□標準のアドレスバーとQTAddressBar表示の切り替えのショートカットキー設定:ボックスに設定するショートカットキーを入れます。
□???(添付のテキストにも他の紹介サイトにも記載がありません、というか他の紹介サイトでオプションまで説明してるのはFENIX-PCだけでしたが、そこにもない…頭悪くエキサイト翻訳すると”ナビゲーションの後の焦点フォルダー眺望”…ますます???あてにならなくてすみません)
※この下は各表示設定です。
上から順にメニューの最大で開く長さ(ピクセル単位で指定)、アドレスバーのフォントとメニューのフォントの指定、テキストと背景の色指定、メニューのレンダラの選択。面白いのがメニューのレンダラで、XP味とVista味とデフォが選択できるので、お好みのデザインの設定でどーぞ。個人的にはデフォでいんじゃね?って気がします、でもXPも見やすいっちゃ見やすいのよね。以下スクショ。
デフォ。すっきりしてていいデザインだと思いますよ?
XP味。OS側の色設定に依存するけど、結構見やすいんじゃないでしょうか?
Vista味。うーん…w Vistaですねー。これはこれで。
…と、こんな感じでアドレスバーを階層メニューで表示・移動できるので、超便利。しかもOS重くならない(展開先のフォルダにフォルダがクソたくさんあればそれはメニューを開くのに時間がかかりますが、そりゃ当り前っつか整理してくださいですよ?)。
ぜひぜひ使ってみてくだシャクティみてください。
ここからはちょっと重くなりますが拡張しとくとなにかと便利&楽しい方向で。
タスクバーの実行中アプリのボタンにカーソルをのせるとVistaではサムネイルを表示するんだけど、それをXPでも再現するソフトがこれ。
Visual Task Tips
これもVistaっぽくするわりには軽量です。しかも設定細かく出来るからVistaよりも面白いし、視覚的に便利になるからおすすめですよ?
インストーラーをダウンロードしたら、それを実行すれば適用されますよ。設定はタスクトレイのVisual Task Tipsのアイコンを右クリックしてCustmize...を選べば開きます。サムネイルのサイズやマウスオーバーしてから表示されるまでの時間、更新頻度を設定できます(更新頻度は高くするとシステム重くなるから注意ですよ?)。
次にVistaのFlip 3DをXPで実現する東京階下さんのWinFlipです。
これも視覚的にわかりやすいだけでなく、なにかと便利です。マウスオーバー起動の設定は意図せずフリップが暴発することがあるので注意ですが、これも設定しておくとホットキーを押さずにフリップを表示できるから、タブレットモード時のるっきゅんでも重宝すると思いますよ?
フリップの画面はこんな感じ。なかなかいいですよ、選択しやすくて実用的。
あとこれは単純に視覚効果なんだけど、タスクバーを透過させるTransBarなんてのがあります。
いじくるつくーるとかでも同様の設定はできるけど、透過させるだけならこっちの方がお手軽です。
全画面の壁紙を使ってる時なんかはいいんじゃないかな?
サイドバーもVistaのモノホンが使えます。さすがに構成が違うからガジェットすべてが完全に動作するわけじゃありませんよ?
でも便利なので入れておいてもいいと思います。
XPがSP3になっているのを前提で、Interenet Explorer 7とWindows Media Player 11をインストールして、その後Gadget Installerをインストールします。
サイドバーをダウンロード、解凍したら、解凍されたフォルダの中の”svcpack”フォルダに入っている”Alky_XP”を実行します。実行しても画面上は何も起こらないけど、HDDのアクセスが収まるまで、だいたい1~2分待ちます。
で、一旦再起動したのち、さきほどのサイドバーのファイルを解凍したフォルダの中の”Sidebar セットアップ情報”というファイルを右クリックしてメニューからインストールをクリック、”Windows サイドバーをインストールしますか?”というダイアログが出るので”OK”をクリック、再起動の指示には”はい”をクリック、インストールが終了するまで待ちます。終了するとダイアログが出るので、”はい”を選択して、再起動。起動後サイドバーがデスクトップに表示されていればおk。
あとはお好みのガジェットを探してきて追加してやればおk。
…と、こんな感じでXPの軽快さをそこそこ保ったままVista化することができますん。
アイコンとかログオン画面もVista化してしまうツールもあるにはあるけれど、やりすぎると結構重たくなるので注意ですよ?
QTAddressBarはとても便利なのでおすすめです。あとはお好みに合わせていろいろ入れてみると面白いんじゃないかと思いますよ?
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