ハイレゾ対応機種中、バッテリー持続時間最長のwalkman NW-ZX100を買いました
ながらくご無沙汰です。
更新が滞っていてすみません、諸事情あって放置になってましたorz
NW-ZX100、買いました。
発表からずっと気になっていて、予約開始されたらその時点でケースとともにポチってました。
どれだけZX2に我慢ならなかったんだよ?って話ですが…。
今読み返すとZX2の感想が欺瞞に満ちていて頭抱えたくなる次第ですが、4極のせいで散々悩まされて騙し騙し使ってきたのも、これで終わるかと思うとスッキリします。
それはさておき。
このところのソニーストアで買うと必ず入ってるごあいさつ。
パッケージ斜めから。ZXシリーズなので、相変わらず分厚いです。
パッケージ正面。ノイズキャンセラーのロゴが…orz
あと、LDACが追加。
パッケージ背面。aptXも対応。BTに関しては充実してます。
開封すると保証書がこんな感じで入っています。
内箱が…ZX1は、もっと凝ってた気が…気のせいかも?
内箱。それなりに豪華感あります。
内箱をあけると、こんな感じで本体が入っています。またハイレゾシールが…邪魔くさいので、はがしてどこかへ貼り付けておきます(苦笑)。
ポータブルアンプを使用するときの段差埋めのためのスペーサーと、予備のWM PORT用ラバーキャップ。今回、ラバーキャップは、イヤホンを通す穴のない、汎用タイプです…これ、絶対なくすぞ…というわけで、ZX2のものが流用可能なので、流用することにします。ZX2の記事でも書いていますが、ソニーのサービスで1個税抜100円で買えますので。
そういえば今回は付属ケースがありませんorz
なんか残念ですね。いつもなら箱の中でケースが入っている場所が開かないので、なんでかなーなんて思っちゃいました。ケースは各自用意しろってことみたいです。まあ、ZX1/ZX2ともに付属ケースは使わなかったので、これはあり。
エージング…とありますが、バーンインについてのガイド。
うちでは相変わらずXLO Reference Recordings Test&Burn Inのバーンイントラック、これの吸い出したものと左右チャンネルを入れ換えたものを1本のWAVファイルにして鳴らしてます。
100時間とありますが、ZX1とZX2でのこれまでの経験上、200時間は必要と思われます。ということで、まだまともな音は聞けてないのと、最低でも来週末くらいにならないと、それまでに上がってきているZX100の音質の感想はあてにならないと考えていいと思われます。
それから再生するコンテンツ等は関係ないとの記載がありますが、んなこたーねーよ!と思います。これは考え方として、わたしも『まみそコラム-まみコラ-/まみそ的エージング論』の考え方に比較的近いというか、こちらの考え方には同意するものなので。音源や環境等を整えないと、テキトウなバーンインには、効果が薄いと考えます。そこらは語り出すと長いので割愛しますが、メーカーが音質にこだわっていると言っておきながら『関係ない』と斬ってしまうのは、ちょっとなんだか残念だなあ…と思っています。
本体底面。このラバーキャップは失くすでしょ…たぶん。なので、ZX2のイヤホン穴付きのものを流用するようにします。一応また在庫追加しなきゃな…。
ストラップホールもここ。それからイヤホンジャックの真鍮ガードは、かなりおとなしくなりました(苦笑)。ZX2では恐ろしいまでの存在感でしたが。
本体背面。背面のデザインはほぼ引き継がれています。一応、基板上のパーツ収納等の意味もあるので、無駄ではないのですが。ポタアンと組むときが、ねー…。それとラバー部分のテクスチャーはサイズにあわせてかなり細かくしたというこだわりがあるようなんですが、個人的には本体サイズが小さくなっても、あのシボはそのままでよかったんじゃないかなー?という気もしなくはないです。まあ、これはこれで。
ケース。今回はサイズも小さいので安くてよかったです。
ケース箱背面。こだわりの革ケースですが、表面処理とかはZX2のケースの方が好みだったかな…。あと、相変わらず手帳開きなんですが、これ、確かF800かF880のときにも書いた気がするけど、A860のソフトケース同様に、上にフリップして開くケースにしてよ!って思うんですけどね。特に今回は本体サイズ小さいんだし、本体横に操作キーがないんだし。操作しづらいのです。
本体情報。115GBで、これまでのAndroid機と違ってシステムがそこそこ食ってるとかは無さげなんですが、ハイレゾ聞かないにしてもFLAC運用始めると、128GBという容量は手狭感ありますね。やはり本体内で256GBは欲しいところ。
プリロードされてるデモ曲はこの4曲。店頭で従来機と試聴する際の選択の幅が狭いのでちょっとつらいところですね。
転送速度ベンチ。
実質的には9MB/secくらい出るでしょって思うんですけど、ZX2からPC経由でZX100に転送してるときは、6MB/sec程度で、105GBの転送に4時間強かかりましたねorz
PCから直接転送した場合は、9MB/secは出るんじゃないか?と思います(まだ試してないです)。
さて。
音質ですが、現時点での換装はあてにならないことを踏まえたうえで、開梱直後としてはとりあえずまあまあ。ZX1のときみたいに「1か月育てたF887より、なんだかひどいんだけど?」とか、ZX2のように初手から気持ち悪い?とかはありません。
念のため…音質についてはMDR-EX800STの素の状態のもので、ノイズ確認はC710で行っています。
懸念されているノイズキャンセラー搭載によるノイズは、ないようです。鳩は飼われてないようで一安心。
ホワイトノイズとかいわれてる残留ノイズは、残念ながら、あります。これはC710だけでなくてEX800STでも聞こえちゃうレベルなので、イヤホンによっては、気になる人は気になるかもです。大きさは、ZX1やZX2よりも抑えられてるんじゃないかな?とは思うんですが、皆無ではないのが本当に残念。ここがクリアになれば、海外製他社音楽プレーヤーに音質面で対抗できる土俵に立てる感じなんですけどね。
バーンイン後の音質には期待したいところです。現状でも、おそらくZX2超えくるか?という感じなので。
いわれていた音質の方向性は、ZX1寄りに振り戻されていると感じます。ただ、ちょっとZX2っぽい雰囲気も感じるので、現時点での判断は迂闊かなあ…という気も。200時間経過後で、改めてここらの感想はアップデートしたいです。
方向性的にZX1寄りに戻っているのであれば、各種イヤホン・ヘッドホンや、ポータブルアンプをつないだときに、それらの音をきっちり楽しめるつくりになってるのではないかな?と思います。現時点でもZX1だと、そういう個性を持ってますので、この稀有な個性がきちんと受け継がれていれば…ですね。ZX2はそこらへんが本当に残念だったので。
ひとまずは慣らしが終わるまで、音質の部分はまた後日…ということになります。来週…くらいかな?現時点でも一応27時間くらいは鳴らしっぱなしなんですが、バッテリーが1目盛りも減ってないのは驚愕です。
そう、ZX100の最大の売りはおそらくは音質やノイズキャンセラーなどではなく、ハイレゾをそれなりの音質で再生できるプレーヤーとして、最長のバッテリー持続時間という性能だと思われます。ここ大事。なにげにどこのメディアでもあんまり触れてない気がしますが、そう、現時点でのハイレゾ対応機が数ある中で、トップのバッテリー持続性能なんです。この方向性を見ると、walkmanが音質重視といいつつも、やはり最優先は携帯性なんだなっていうのはわかるような気がします。それが別にダメということではなく、ポータブル機器としては大事な性能ではあるので、一つの方向性がはっきりしていて良いかな?とも思うのです。ガチで音質重視勢からは、walkmanはもう開発からダメだ…って感じで見られてる面も否定はしませんし、わたしも一度は、一機種でもいいから、ひとまず他社を圧倒するような音質のものを出して欲しいとも思いますが、ZX100という回答を見ていると、まずはマスに向けて…って志向なのだろうなーということもわからないではないので。
ではまた、来週あたり、改めて聞き込んだ感想を書けると良いな、ということで。
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